tag:blogger.com,1999:blog-76364401143735055932024-02-19T13:00:06.603+09:00大八洲徘徊記大阪から奈良、今度はTOKYOに引っ越したので、もう日本のあちこちを徘徊したり益体もないことをしたりするblogにしておきます。無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comBlogger239125tag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-85250510786548543712015-11-03T17:28:00.001+09:002015-11-07T21:55:16.127+09:00blog移転します 一身上の都合により、WordPressを勉強することになりました。<br />
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そのため、今までbloggerで運営されてきたこのサイトですが、WordPressを使ったblogに移行することにしました。</div>
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<a href="http://sfrenatezze.com/wordpress/"><strike>http://sfrenatezze.com/wordpress/</strike></a><strike> が新blogのアドレスです。</strike><br />
あまりにもアドレスが不細工なんで変更しました。<br />
<br />
<a href="http://blog.sfrenatezze.com/">http://blog.sfrenatezze.com/</a> が新blogのアドレスです。<br />
<br /></div>
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「バジル」というタイトルになってます。本当にまったく意味ないですけど。</div>
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過去記事の移設は行いません。</div>
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新blogに、このblogの人気記事へのリンクをまとめた傑作選を用意しています。</div>
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特にこちらに新記事を書いたりすることはなくなる予定なので、RSSフィードの移行など、新blogのほうへどうぞ。</div>
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そういうことでよろしくおねがいします。</div>
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無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-14837099137863914372015-10-29T15:23:00.000+09:002015-10-29T15:23:30.304+09:00ゆるゆり=極左アニメ前から提唱してる陰謀論なのだけど、ゆるゆりは共産主義革命の諦められない極左過激派の夢がサブリミナル的に織り込まれた作品であると。<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
そもそも、主人公が<b>赤</b>座<b>あか</b>りだなんて、「アカ」を二重にしたあまりにも共産主義的ネーミングである。<br />
「もしかしてあれは極左過激派の陰謀では……?」と日々あらゆる物事に警戒心を持っているなら、アンテナが反応しそうなものだ。<br />
気付けないとすれば、過激派の用語や行動についての基礎知識が足りないのではないだろうか。<br />
敵を知り己を知れば百戦危うからず。極左の暗躍に立ち向かうには、しょうもないサヨクの失言をネットでおちょくるようなことではなく、正しく敵を知り的確に戦うべき。<br />
<br />
<br />
アニメや原作のワンシーンを証拠として挙げるのはめんどくさいので、とりあえず主題歌・エンディングなどの歌詞を見ていこう。<br />
<br />
<h2>
<a href="http://www.kasi-time.com/item-54876.html">一期OP・ゆりゆららららゆるゆり大事件</a></h2>
リンク先は歌詞タイム。<br />
<br />
実に、パっと見ただけで非常に左翼的、学生運動家的な歌詞だとわかる。<br />
わからない?それならまず、立花隆「日本共産党の研究」「中核vs革マル」を読んで基礎知識を身につけよう。<br />
<br />
まず、タイトルの「<i>大事件</i>」。極左が数々の<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E5.B7.A6.E7.BF.BC.E9.81.8E.E6.BF.80.E6.B4.BE">大事件</a>を世界規模で起こしてきたことは常識だ。<br />
「<i>今日明日大爆発</i>」というのも、極左が連日のように<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%8F%8D%E6%97%A5%E6%AD%A6%E8%A3%85%E6%88%A6%E7%B7%9A">爆弾闘争</a>を行っていたことを示す。<br />
<br />
「<i>部活動本番</i>」で「<i>学業本業なにそれ?</i>」。<br />
これは、過激派セクトが部活動を装って学校に巣食っている状態を示す。<br />
学校をバリケード封鎖して学業をボイコットするのも、学業より活動を優先する学生運動家がよくやっていたことだ。<br />
その後にすぐ、「<i>そんなのぜんぜん食べれない</i>」と続く。これは当然、学費値上げにより生活が困窮して食事にも事欠く、という学生たちの抗議が、学校封鎖といった<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%94%9F%E9%81%8B%E5%8B%95">過激な学生運動</a>の原因であったからだ。<br />
<br />
「<i>近所のワンコと格闘</i>」、というのも、それはもちろん権力の犬たる警官との乱闘を指す。<br />
このフレーズが特に前後と脈絡なく飛び出すのも、警察のほうが脈絡なく難癖をつけてきている怒りを表現しているといえるだろう。<br />
あいつはどこぞのセクトの人間だから逮捕しよう、となれば、その人間の前で勝手に警官が転び、「こいつに転ばされた公務執行妨害だ!」と現行犯逮捕する。ワンコの<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E3%81%B3%E5%85%AC%E5%A6%A8">常套手段</a>である。<br />
<br />
そして最後のフレーズが「<i>革命起こして卒業</i>」。もはやいうこともない。<br />
<br />
<br />
<h2>
<a href="http://www.kasi-time.com/item-54878.html">一期ED・マイペースでいきましょう</a></h2>
こちらは、さほど極左っぽくは見えない。<br />
が、注意深く見るとそうでもない。注意力は大切である。<br />
<br />
まず、「<i>髪型なんて気にしない</i>」とか「<i>お色気勝負はだめですよ</i>」といった、女性の性的アピールを否定するような言葉が目につく。<br />
連合赤軍の<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6">山岳ベース事件</a>において、女性同志が化粧や指輪などのアクセサリーをつけて男性幹部を誘惑している、といった見解が、総括の理由とされた。<br />
このことであれば、あまりにも恐ろしい。<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%90%88%E8%B5%A4%E8%BB%8D">連合赤軍</a>については、日本共産党どころか<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%A9%E3%83%9E%E3%83%AB%E6%B4%BE">革マル派</a>などでさえ否定している異常集団であるのに。<br />
<br />
しかしまあ、曲全体のノリから見て、まさか連赤肯定の超過激ソングだとは思いにくいのも正直なところだ。<br />
あまり女性性を利用するのは<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0">男女平等</a>に反しますよ、という程度の意味合いだろう。<br />
<br />
<br />
「<i>むちゃぶり</i>」「<i>ねたふり</i>」「<i>うけないくらいじゃくじけない</i>」。<br />
これはもちろん、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%87%E5%8B%95%E8%80%85">アジ演説</a>を行うときの心がけだろう。<br />
一般の<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A2">小ブル市民</a>には、革命の理想は無茶ぶりに聞こえるかもしれない。そういうネタ振りである以上、その場では受けないことが多いのはしかたない。しかし高邁な理想はいつか結実し、市民の連帯を勝ち取れるはずである。決してくじけてはいけないのだ。<br />
<br />
「<i>君と毎日会えるこの奇跡</i>」。<br />
左翼は「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E9%9B%81">連帯を求めて孤立を恐れず</a>」というが、目の前の同志と連帯を求めて得られているその奇跡は大切にしなければいけない。<br />
極左の何より大切なことであろう。それを忘れた結果が<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E3%82%B2%E3%83%90">内ゲバ</a>からセクト間の凄絶な対立、そして<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8F%E6%8B%AC_(%E9%80%A3%E5%90%88%E8%B5%A4%E8%BB%8D)">総括</a>へと繋がり、新左翼は瓦解したのだ。<br />
<br />
この曲が「マイペースでいきましょう」というタイトル。<br />
今はすっかり弱ってしまった左翼たちに送るエールのような、応援ソングではないだろうか。<br />
<br />
<h2>
二期</h2>
で、二期は急に、OP/EDともに極左の陰謀っぽいフレーズが消失する。<br />
スタッフにレッド・パージがあったのだろうか?<br />
<br />
<br />
<h2>
<a href="http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-151028-297">三期OP・ちょちょちょ!ゆるゆり☆かぷりっちょ!!!</a></h2>
リンク先はうたまっぷ。<br />
<br />
二期大人しくなって、ゆるゆりスタッフの間でも左翼が内ゲバで自滅したりしたのかと思ったら、三期でまた極左ソングが帰ってきたのだ。<br />
<br />
<br />
冒頭からいきなり「<i>空いてる部屋をハイジャック</i>」に「<i>夢のアジト作りましょ</i>」。<br />
これだけであれば、カルト宗教系の偽装サークルかもしれない。<br />
が、「<i>ハングリー精神</i>」「<i>せんべー布団</i>」といった貧乏臭さは、カルト宗教系の隠れ蓑サークルとは趣が異なる。間違いない。これはもう過激派セクトだ。<br />
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<br /></div>
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<br /></div>
「<i>毎日ドタバタ交信中</i>」とは、これ私最初は「行進」だと思っていて、だったもう間違いなくデモ行進のことだろうと考えた。が、交信であるようだ。<br />
交信にドタバタするというのは一見ヘンである。<br />
だが、極左セクトであれば電話などは<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%AE%89%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%BA%81">公安</a>に盗聴されていると考えたほうがいいわけで、メッセンジャーがドタバタ行き来して機密事項をやりとりするのは、それこそ戦前の共産党からよくあることだった。(太宰治も小説に書いている)<br />
<br />
あるいは、もっと恐ろしい解釈もある。<br />
かつて、警察無線というのはアナログで、市販の無線機で簡単に傍受できた。私の父も、趣味でよくワッチ(傍受のこと。当時は違法でもない)していたものだ。<br />
しかし、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E7%84%A1%E7%B7%9A">警察無線</a>のデジタル化とともに、一般人が民生品の無線機で傍受するようなことはできなくなってしまった。<br />
ところが、革マル派が警察無線の暗号化をデコードすることに成功した、という情報が流れている。<br />
警察無線であれば、そりゃ交信内容も毎日ドタバタしているだろう。<br />
なぜ、ごらく部はそんな交信を知っているのか……?<br />
<br />
「<i>ノーベル賞</i>」というフレーズもかなり脈絡不明に現れるが、ノーベル賞受賞者が左翼的運動に参加していることはよくある。<br />
日本では<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B1%9F%E5%81%A5%E4%B8%89%E9%83%8E">大江健三郎</a>氏が有名であろうが、他にも、中性子の発見で物理学賞を受賞した<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF">ジェームス・チャドウィック</a>など、反核運動に携わる受賞者も多い。<br />
<br />
<br />
それから「<i>まくら投げ</i>」。<br />
歌の内容だけだと、まくら投げという名の壮絶な暴力闘争を行っているように見える。<br />
<br />
ところで、極左活動家の「ヘルメット・マスク・角材(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E6%A3%92">ゲバ棒</a>)」という典型的スタイルを思い出してほしい。<br />
角材のゲバ棒とは、一見すると確かに武器のように見える。だが、実はあんな安手の細い、しかもかなり長い木の角材なんて、実は殺傷能力は大してない。殴ったら折れる。警官の警棒には全く太刀打ちできず、いわんや機動隊をや。<br />
これは元々、わざと殺傷能力の低いものを選んでいたからだ。しかも、安くて大量に調達でき、長くて威嚇効果も高い。<br />
他のセクトと政治的見解が対立しているとはいえ、殺したり大怪我させたりまでは本意ではない。だからゲバ棒で威嚇し合い、時に怪我なく殴りあう。それが内ゲバだった。<br />
実際、殺す気でやるようになってからは、鉄パイプとかゴルフクラブとか持ち出している。<br />
<br />
歌の中でのまくら投げは、みんな怪我をすることもなく、疲れ果ててゲームセット。<br />
これはつまり、ゲバ棒で殴りあう程度の、互いに怪我をしない・させない清く正しい内ゲバの姿を示している。<br />
<br />
<br />
「<i>空気は読むより作るもの</i>」とは、まったくもって左翼のあるべき態度だろう。<br />
革命情勢という社会的な空気は、読んで待っていてもやってこない。作りださねばならないのだ。<br />
<br />
2015年、大いなる理想のために、ゆるゆり=極左革命アニメが帰ってきた。<br />
<br />
<script charset="utf-8" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fayakahablog-22%2F8001%2Fe7f6738f-5c62-4fdb-b34e-02818573a70e" type="text/javascript"> </script> <noscript><a rel="nofollow" HREF="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fayakahablog-22%2F8001%2Fe7f6738f-5c62-4fdb-b34e-02818573a70e&Operation=NoScript">Amazon.co.jp ウィジェット</A></noscript>無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-63819082483343610072015-10-25T17:25:00.001+09:002015-10-25T17:26:06.363+09:00カメラのファインダー描写について別に今に始まったことじゃないんですけども、アニメやマンガで、カメラのファインダーを覗き込んだ様子を描写してるシーンがあると、どうにもおかしな表示になってるのが多いんですよね。<br />
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<br /></div>
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現代の話でデジカメ使ってたりすると、現物すぐ参照できるせいか、わりとおかしくないのもあるんです。おかしいのも多いけど。</div>
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古いカメラになると、だいぶ苦しいのが増える。<br />
まあ、事実と外してでも視聴者が飲み込みやすい描写にしてるとか、そういう都合があるのかもしれないなとも思いますが。</div>
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<br /></div>
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とはいえ、カメラ好きででもなければ、昔のカメラのファインダー内なんて知らない方が普通だとも思います。</div>
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マンガとかイラスト描いたりする人のために役立つかも知れないんで、私の知ってる範囲でまとめてみます。</div>
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<br /></div>
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<br />
<a name='more'></a><br /></div>
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特定のカメラのファインダーそのものじゃなく、時代に応じて想定されるファインダー表示を描いてます。</div>
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「正しい」ファインダーをズバリ描いているわけではないです。</div>
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同じ時代でも、メーカーや製品によってファインダー表示は違います。</div>
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<br /></div>
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絵やマンガの中に特定のカメラだと設定してるとか、設定しないまでもモデルにしたカメラがあるのなら、そのカメラの実物のファインダーを覗くのが唯一の正解です。</div>
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<br /></div>
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「舞台が80年代なのに、21世紀のデジカメのファインダー像を描いてしまってる」というような時代ズレ、「外見はレンジファインダーカメラなのに、ファインダーが一眼レフ」というような方式間違い、そういったことのチェックには使えると思います。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
<h2>
一眼レフカメラ</h2>
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一眼レフカメラとはどういうカメラか、という説明はいらないと思うので省略。</div>
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<br /></div>
<div>
ただし、デジタルのミラーレス一眼はここでは含みません。</div>
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デジタル一眼レフを、液晶ファインダーで使う場合も含みません。</div>
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ソニー製を中心に、外見は一眼レフカメラっぽいけど、覗きこんだら電子ファインダーが入ってるものも含みません。</div>
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<br /></div>
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フィルム一眼レフ、およびデジタル一眼レフの光学ファインダーについてです。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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あ、一眼レフのファインダーで、シャッターを切った瞬間に見える様子は、「真っ暗になって一瞬で戻る」だけです。</div>
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黎明期に、「暗くなってから手で戻す」とか「シャッターボタンから指を離すと戻る」とかがあるだけで、以後ずっと現在まで変わりません。</div>
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<br /></div>
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「複数枚の羽根が画面外から出てきてそれが中央へと向けて閉じていき、閉じたら逆に開く」というのは、演出として非常によくありますが、そう見えることはありません。</div>
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あれは間違いあるいはマンガ表現です。</div>
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<br /></div>
<h3>
50年代・黎明期のウェストレベルファインダー</h3>
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国産の一眼レフカメラが登場するのは、1952年(昭和27年)発売のアサヒフレックスⅠ型からです。</div>
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旭光学工業、後にペンタックスになって、現リコーイメージングのPENTAXブランド製品群のご先祖です。</div>
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<br /></div>
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とはいえ、50年代にはあまり一眼レフカメラは普及してません。</div>
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1950年代前半は、リコーが仕掛けた二眼レフカメラの価格破壊と大ブームが起きてます。</div>
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ニコンやキヤノンなどは、戦前から王者だったライカに追い付け追い越せと、距離系連動式(レンジファインダー)カメラを50年代いっぱいくらいまで作ってました。</div>
<div>
他にももっと簡素なカメラもあったりするんで、50年代にカメラを登場させるのは、考証ちゃんとしないとツッコミどころだらけになりそうです。気をつけて。</div>
<div>
<br /></div>
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で、50年代半ばまでに、アサヒフレックスのような一眼レフカメラを登場させる場合、まず、今の一眼レフのように、カメラを顔の高さに持ってきて覗きこむような使い方じゃありません。</div>
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ウェストレベルファインダーといいまして、カメラを腰のあたりに構えて、上からファインダーを覗き込みます。</div>
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<br /></div>
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ファインダーの表示は、次のアイレベルファインダー一眼レフと大体同じですが、<b>左右が反転</b>してます。</div>
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<br />
<br /></div>
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二眼レフカメラも、ウェストレベルファインダーを使ってることが多いです。</div>
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私二眼レフは正直全然詳しくないから、二眼に触れるのはこの1行だけとさせていただきます。<br />
<br /></div>
<h3>
50年代末・アイレベルファインダー一眼レフ</h3>
<div>
1957年(昭和32年)に、旭光学工業がアサヒペンタックスAPを発売します。</div>
<div>
これは、今の一眼レフカメラと同様、後ろから覗き込むと上下も左右も反転していない像が見える、アイレベルファインダーを搭載しました。</div>
<div>
ここから、今想像する「一眼レフのファインダー」という形ができます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
最初の頃の一眼レフがどんな見え方かというと、こんなのだと考えられます。</div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5Vtqj5dBHbMFna5zXtl8_OC1CBWdVHDG0YXcH7nH6q3gShsXttHqxBzVSF23f5OcK2J8dUOAOUgNFl-cVbOuHZMBjtfHI-VupasmKwf1OY9fO6KRu1jy3lu85Pn2yIk6rO26gt5s0n4Qe/s1600/finder-01-focus.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj5Vtqj5dBHbMFna5zXtl8_OC1CBWdVHDG0YXcH7nH6q3gShsXttHqxBzVSF23f5OcK2J8dUOAOUgNFl-cVbOuHZMBjtfHI-VupasmKwf1OY9fO6KRu1jy3lu85Pn2yIk6rO26gt5s0n4Qe/s640/finder-01-focus.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">初期一眼レフ、ピントが合った状態</td></tr>
</tbody></table>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPojmLBqImd8ix_7JGkOd7EifejKMVG1gqW_fvxBV-61ZDQZrpwxsic8hIpcPJeGXJFhNHxNlM-HZ2w6Tbk-S5Pq2B6-zwtDzz9l14GKUekHhpbTkVWObVOQJsOO_hTPXQQALlAzoD_Ehx/s1600/finder-01-offfocus.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPojmLBqImd8ix_7JGkOd7EifejKMVG1gqW_fvxBV-61ZDQZrpwxsic8hIpcPJeGXJFhNHxNlM-HZ2w6Tbk-S5Pq2B6-zwtDzz9l14GKUekHhpbTkVWObVOQJsOO_hTPXQQALlAzoD_Ehx/s640/finder-01-offfocus.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">初期一眼レフ・ピントがあってない状態</td></tr>
</tbody></table>
要は、特に表示がありません。<br />
<br />
注意するとすれば、ファインダーのアスペクト比が3:2であること。<br />
<div>
テレビ画面一杯だと16:9になっちゃって、実際より横長です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただし、比率3:2は135フィルム、今でも買えるあのポピュラーな写真フィルムを使った場合で、昔はもっと色んな種類のフィルムがありました。</div>
<div>
特に、120フィルムを使う中判カメラというやつは、風景写真家とかが高画質の写真を撮るためによく使っていました。これは高さ60mmに、幅は45mm・60mm・70mmなど、カメラ側で使い分けます。</div>
<div>
大型カメラを登場させる場合は注意。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
それから、ピントが合ってないと像がボケるのは、<b>一眼レフと二眼レフ</b>です。それと、デジカメの液晶ファインダー。</div>
<div>
レンジファインダーカメラや、フィルム時代のコンパクトカメラは、<b>ファインダーではボケません</b>。</div>
<div>
ここ間違いやすい。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
50年代末以降 マイクロプリズムスクリーン</h3>
<div>
で、上のような、単に全面がボケたりピントが合って見えたりとかするだけだと、ピント合わせるの難しいんですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ピント確認をしやすいファインダーが開発されます。</div>
<div>
フォーカシングスクリーンという部品に工夫を凝らして、ピントが外れていることがよくわかるようにしています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
工夫の代表例のひとつが、マイクロプリズムスクリーンというもの。</div>
</div>
<div>
ピント合ってないとこういう感じに見えます。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQQO1drbTMqRHzxhyphenhyphenaChFfSaFmwKEiJVCtqe44A8GiZwYDAs4qx3Z8euR84yeDS6hFwtHbbgaLs252ligosFZygDQwAbwCnHJOMa1YTHmu3t3MclcCygEdhoFHaq2K19hpNevPcCzVVSm6/s1600/finder-01-microprism-off.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQQO1drbTMqRHzxhyphenhyphenaChFfSaFmwKEiJVCtqe44A8GiZwYDAs4qx3Z8euR84yeDS6hFwtHbbgaLs252ligosFZygDQwAbwCnHJOMa1YTHmu3t3MclcCygEdhoFHaq2K19hpNevPcCzVVSm6/s640/finder-01-microprism-off.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">マイクロプリズムスクリーン・ピントが合ってない状態</td></tr>
</tbody></table>
<div>
マイクロプリズムスクリーンは、ピントが合ってない時に、細かく互い違いの陰ができるようになります。</div>
<div>
ピントが合ったら、この陰がすっと消えて、一様に見えるようになります。</div>
<div>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
私が子供の頃、親がペトリV6というカメラを持っていたんですが、このマイクロプリズムスクリーンでした。1965年発売。</div>
<div>
1964年のアサヒペンタックスSPもこれ。</div>
<div>
ちょっと古めのイメージかな。60年代っぽいというか。</div>
<div>
でも、1971年発売のキヤノンの高級機F-1もこれだったそうで、何かメーカーがコダワリもって選んでたのかも。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
60年代以降 スプリットマイクロスクリーン</h3>
<div>
スプリットマイクロスクリーンは非常にポピュラーです。</div>
<div>
一眼レフカメラがマニュアルフォーカスだった80年代前半まで、主流はこれでした。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ピントが合ってないと以下のように見えます。</div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZle4b_BkNVE3bvw-6dMEcmSUKc46BzLzaLj0SzuBpDX-3rcdSSEsdg4SJCO8gSYZAZFAgFSBUL8djre7Qa2oc5vFYTy7SlACN4yi4wdy_vxhxyvaB0bxuEc721e12Xebo48VLR6DOSA_j/s1600/finder-01-splitmicro-off.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZle4b_BkNVE3bvw-6dMEcmSUKc46BzLzaLj0SzuBpDX-3rcdSSEsdg4SJCO8gSYZAZFAgFSBUL8djre7Qa2oc5vFYTy7SlACN4yi4wdy_vxhxyvaB0bxuEc721e12Xebo48VLR6DOSA_j/s640/finder-01-splitmicro-off.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">スプリットマイクロスクリーン・ピントが合ってない状態</td></tr>
</tbody></table>
<div>
<br /></div>
<div>
丸の外周部は、マイクロプリズムです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
内側のスプリット部がポイント。</div>
<div>
ピントが外れていると、中央のスプリット部で像がズレます。</div>
<div>
ピントを合わせていくにつれて、シャープに見えてくると同時に、像のズレもなくなっていき、やがてぴったり合致します。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
スプリットとマイクロプリズムを両方備えているからスプリットマイクロ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ピントが合うと、全体に一様に見えるようになります。</div>
<div>
といってもまあ、実際にはピントがあっていても、スプリットやプリズムの外周円が見えます。完全に消えはしません。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
だから、ピントが合った状態を次のように描いちゃっていいと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFgWdoJaLd_SIdq65QPy81fs2mHSe_U246EOHC7P1_M2VdDU0_VnSlyxcmD_pQFHMp91AYh7TJSX63yTNo-4iUbfF42kgERDP9NUMWHsHCjzsGueZW1ZbqfZ95X8FXBnZQ7SlBX50wQPT5/s1600/finder-01-splitmicro-focus.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFgWdoJaLd_SIdq65QPy81fs2mHSe_U246EOHC7P1_M2VdDU0_VnSlyxcmD_pQFHMp91AYh7TJSX63yTNo-4iUbfF42kgERDP9NUMWHsHCjzsGueZW1ZbqfZ95X8FXBnZQ7SlBX50wQPT5/s640/finder-01-splitmicro-focus.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">スプリットマイクロスクリーン・ピント合ってる表現</td></tr>
</tbody></table>
<div>
実際のマンガでも、◎に横線の表現はよく見ますね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちなみに、スプリットが水平じゃなくて斜め45度に切れているものもあります。</div>
<div>
私が使ったことあるカメラだと、リコーXR500はそうでした。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
60年代後半 内蔵露出計</h3>
<div>
カメラには、露出というのがあります。</div>
<div>
フィルムに適切な量の光を送り込まないと、明るく写り過ぎて真っ白に飛んだり、暗すぎて何が写ってるかわからなくなります。</div>
<div>
今のカメラでは、勝手にカメラが計って適当に露出を調整してくれますが、そこまで自動化されるまで長く時間がかかりました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
60年代前半までの一眼レフカメラでは、カメラとは別に露出計という、明るさを測る装置を使っていました。</div>
<div>
しかし、同時に使うものなんだからカメラに内蔵したいと思うのが当然。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
60年代半ばになって、一眼レフカメラのレンズを通ってカメラ内に入った光の量を測定し、それをユーザーに表示するカメラが出現します。</div>
<div>
1963年に東京光学機械(現トプコン)から出た、トプコンREスーパーという機種が嚆矢です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
私の持ってたリコーXR500は、1979年とかなり後の製品ですが、「単に露出計だけ入っていて、露出の操作はすべて手動」という、60年代半ばと同じ機構の製品でした。</div>
<div>
こういう手動カメラは、廉価品だとか、写真技術の学習用などに長く作られました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そのXR500の露出計は、こういうシンプルな針で表示されていました。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR5f59lX5D72WuhaescKLT4_GceOUaZA0CioFAR-Ifby5T2IGB2hTu552XSsiqIj2GWTYFPkfHbjNH-VWgRhzmMSDm6K3jGLhc4mEFjsYqc_dkSzAJvx2cMpE5FVJKx8WHLqH_UawudkvB/s1600/finder-02-exp-hand.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR5f59lX5D72WuhaescKLT4_GceOUaZA0CioFAR-Ifby5T2IGB2hTu552XSsiqIj2GWTYFPkfHbjNH-VWgRhzmMSDm6K3jGLhc4mEFjsYqc_dkSzAJvx2cMpE5FVJKx8WHLqH_UawudkvB/s640/finder-02-exp-hand.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">針式露出計・2針式</td></tr>
</tbody></table>
<div>
<br /></div>
<div>
露出は、「絞り」と「シャッタースピード」のふたつの要素で設定します。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
明るさが明るいほど針が上に上がる。</div>
<div>
絞りを開くと、針が上がる。絞りを絞ると、針が下がる。</div>
<div>
シャッタースピードを早くすると、○針が上がる。遅くすると、○針が下がる。</div>
<div>
針が○針の中に入れば、露出はちょうどいい。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjn0nmzQon3d7DY6WilrmN1Uh7Dcu3l5nDFZU1_z9Lur68cw_u5cOLAH_jbdh9R1rDMY3VxQX9Xvaf55f1wemRO3KJ7NgxrmJAxEMEN4wyktJtwiYaLPKyonIUwHn0HdTQprx6jMKhmLLWb/s1600/finder-02-exp-fixed.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjn0nmzQon3d7DY6WilrmN1Uh7Dcu3l5nDFZU1_z9Lur68cw_u5cOLAH_jbdh9R1rDMY3VxQX9Xvaf55f1wemRO3KJ7NgxrmJAxEMEN4wyktJtwiYaLPKyonIUwHn0HdTQprx6jMKhmLLWb/s640/finder-02-exp-fixed.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">針式露出計・固定表示式</td></tr>
</tbody></table>
<div>
単に、露出オーバーかアンダーかだけ表示するタイプもあります。</div>
<div>
+側だと露出オーバーだから、絞りを絞るかシャッタースピードを早くすると針が下る。</div>
<div>
-側だと露出アンダーだから、絞りを開けるかシャッタースピードを遅くすると針が上がる。</div>
<div>
針が水平だと、適正露出。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
PENTAX SPがこれみたいです。1973年の大ヒットカメラで、カメラ店のジャンクコーナーにいまだにゴロゴロ転がってます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
なお、露出計が入ることで、カメラに電池を入れるようになりました。</div>
<div>
今もあるSR44みたいな酸化銀電池とか、当時は売られていた水銀電池とかを入れます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
でも、電池切れになっても露出計が動かなくなるだけで、撮影は引き続き行えます。他の部分はすべて機械的に動作してるので、電池はいりません。</div>
<div>
次の自動露出世代からは、電池切れでシャッターが動かなくなる(ただし特定のシャッター速度だけは電池が無くても使える)とか、電気制御の部分が出てきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
慣れた人なら、露出計なしでも天気とか日のあたり方で大体の露出を目測できるので、それを理由に露出計以外全機械式のカメラを好んで使う人もいました。</div>
<div>
カメラ通の人物を登場させるなら、そんなことさせてもいいかも。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
70年代 自動露出一眼レフカメラ</h3>
<div>
露出計が内蔵できるようになったら、今度はいちいち露出を手動設定するんじゃなくて、自動設定できるようにならんかな、と思うところです。</div>
<div>
1971年にそれが完成し、自動露出機能を備えたアサヒペンタックスESが発売されました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
自動露出がついたら、別に露出計の表示はいらなくなります。勝手に合わせてしまうから。</div>
<div>
しかしまあ、自動露出も手動露出もできるカメラが多く、手動露出用に表示が残ります。</div>
<div>
また、当時一眼レフを使っていたようなカメラに詳しい人の心理として、「自動だからってどういう値になってるか不明では気持ち悪い」と思うこともあり、表示自体の省略は少ないと思います。</div>
<div>
省略してるとしたら、70年代後半以後の自動露出専用廉価モデルだと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、自動露出の計算用にちょっとしたコンピューターが内蔵され始めてもいて、だんだんカメラが電子化しはじめます。</div>
<div>
ファインダー内表示も、LEDによる表示が出始めてきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
<br /></div>
<div>
それから、70年代に一眼レフに自動露出が導入され始めた頃、業界はふたつの派閥にわかれました。</div>
<div>
露出は「絞り」と「シャッタースピード」で制御しますが、当時の技術では、両方自動制御することはできませんでした。</div>
</div>
<div>
なので、「絞りはユーザーが決めて、シャッタースピードを自動で決める」という絞り優先AEと、「シャッタースピードをユーザーが決めて、絞りを自動で決める」という速度優先AE、どちらかになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
各メーカーの考え方とか過去作ってきた製品のしがらみとかで、陣営が分かれました。</div>
<div>
ニコン・ペンタックス・ミノルタなどは絞り優先AE、キヤノン・コニカなどは速度優先AEでした。</div>
<div>
当然ながら、表示も分かれてしまいます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
まず、絞り優先AEカメラの場合。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiebR77QyxxwF60LjfjNRLDz-Ed3SeLpNpzlyC8LfiDqcdbaVLcKZwdYuxbb_dAJ9KTGLvhUOs_B7nFHvWDxFKNwdqGrOOaQdJrhT_UYaqGbP0z6efZFNZeTlrCuzUBEn3FU6ABicb96yOm/s1600/finder-03-ae-pentax.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiebR77QyxxwF60LjfjNRLDz-Ed3SeLpNpzlyC8LfiDqcdbaVLcKZwdYuxbb_dAJ9KTGLvhUOs_B7nFHvWDxFKNwdqGrOOaQdJrhT_UYaqGbP0z6efZFNZeTlrCuzUBEn3FU6ABicb96yOm/s640/finder-03-ae-pentax.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">絞り優先AE一眼レフカメラ</td></tr>
</tbody></table>
<div>
まず、自動設定されるシャッタースピードが表示されています。</div>
<div>
緑LEDがついてるシャッタースピードに自動設定されています。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
絞りは、というと、上に表示されてる 2.8 がそれです。</div>
<div>
ただこの表示というのは、レンズの付け根にある絞り設定リングに刻んである文字を、直接覗きこむように投影してます。電気的な表示ではありません。</div>
<div>
(これはつけるとコストがかかるので、高級モデルにある機構です。廉価モデルだと絞りはファインダー内に表示されません)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
なぜ絞りは電気的表示じゃなくてそんな物理的な表示なのかは、なぜ絞り優先AEのカメラになってしまったかに繋がる理由があるんですが、まあこれは略。<br />
電気的なデータとして絞りの値を取得できなかったから、電気的な表示もできないんです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
シャッタースピードの表示の方法は、この他にもいろいろあります。</div>
<div>
LED表示じゃなくて、文字の並びを針で指し示すとか。</div>
<div>
ファインダー枠外に文字を抜いてあって、裏のLEDが点灯すると見えるとか。</div>
<div>
例は左側にしてますが、右側のもあると思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
PENTAX MEというよく売れたカメラが、左側でLED式だったようです。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEavrDIGe45LQPf9TLRbLkfL2_8AkXGPVRFdUbWwipNvPnR39i6kWd8qf7BdQCR-sZ0kpJL97S82C9ZGCiMgSgNr7J9JuE3KEE1FjJT_9C2Wi8CcQLks8xyjI4x0r6yUBpL0BhScYcSUUk/s1600/finder-03-ae-canon.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEavrDIGe45LQPf9TLRbLkfL2_8AkXGPVRFdUbWwipNvPnR39i6kWd8qf7BdQCR-sZ0kpJL97S82C9ZGCiMgSgNr7J9JuE3KEE1FjJT_9C2Wi8CcQLks8xyjI4x0r6yUBpL0BhScYcSUUk/s640/finder-03-ae-canon.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">速度優先AE一眼レフカメラ</td></tr>
</tbody></table>
<div>
速度優先だと、当然表示するのは絞りになりますね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
速度優先陣営でよく売れた、CANON AE-1が、右側で針式だったようです。</div>
<div>
AE-1がモデルチェンジしてAE-1Pになったら、LED式になったみたいですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
一部の高級機では、絞りもシャッター速度も両方表示していたようです。CANON EFとか。</div>
<div>
CANON A-1なんかもそうなんですが、これは次の電子化カメラの表示に近いです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
絞り優先にせよ速度優先にせよ、初心者向けの廉価モデルとして、「オート露出のみ」「値の表示はしない」というモデルがあります。</div>
<div>
ただ、その場合でも、「あまりにも暗すぎる」「あまりにも明るすぎる」といった、オートで対応しきれない状態にあることを示す表示は必要です。</div>
<div>
そういう場合は、ファインダーの枠外下に赤いLEDが点灯するとか、簡素な表示にされそうです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
「70~80年代に、初心者向けの安い一眼レフを親に買ってもらった高校生」とか、そういう設定があるなら、そういう簡素な表示が適切かもしれません。</div>
<div>
基本的に、ごちゃごちゃ色々表示してるほど高いカメラです。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
80年代 プラ外装電子カメラ</h3>
<div>
70年代の絞り・速度優先AEの争いも一段落して、80年代には、絞りも速度も自動で決めるプログラムオートが出てきます。</div>
<div>
今のデジタル一眼レフでも、プログラム・絞り優先・速度優先・マニュアルの4モードを選んで使えるのが当たり前ですが、それが80年代前半に実現します。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
82年から83年くらいに、露出フルモードで外装がエンプラで、というカメラが各社から出てきます。</div>
<div>
キヤノンTシリーズ、ペンタックスSuper A、ニコンFAとか。<br />
エンプラの採用でデザイン自由度が高まり、今から見るとかなりすさまじいデザインのカメラが生まれたりもしてます。マンガに描いたら目立つと思う。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
プログラムオートを実現するために、カメラにマイコンが入るようになりました。</div>
<div>
よって、ファインダーの中もマイコン的になってきます。</div>
<div>
ファインダーの中に液晶表示が出てきて、電卓などでお馴染みの8セグメント表示とかができるようになってきました。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYJGzQ-nbv0cvC2BrH5gSvaoBMrDT8hihtFd7pXzsfIX3bFpGFE6DrcjuS1RHN8-OhJAAzURMDqknU6_UBFyMiywwZF5QiRZh7NQn9zWFGNNZ35rIj82cPpO2Jdrl9yejIog1uOJfJh0l9/s1600/finder-04-P-8seg.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYJGzQ-nbv0cvC2BrH5gSvaoBMrDT8hihtFd7pXzsfIX3bFpGFE6DrcjuS1RHN8-OhJAAzURMDqknU6_UBFyMiywwZF5QiRZh7NQn9zWFGNNZ35rIj82cPpO2Jdrl9yejIog1uOJfJh0l9/s640/finder-04-P-8seg.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">露出フルモード機・8セグ表示</td></tr>
</tbody></table>
<div>
簡素な描き方ですが、シャッター速度や絞りをこのように電子表示できるようになったのがこの辺、ということで。</div>
<div>
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<br /></div>
</div>
<div>
LEDでバックライトをつけて、液晶で部分的に光を通してセグメント表示してる形です。</div>
<div>
当時なんでLEDは緑か赤です。どっちもあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
高級モデルだと、露出補正の設定値が表示されるとか、マニュアルモードで使うときのために露出計表示があるとか。</div>
<div>
撮影済みコマ数をファインダー内に出してる、くらいはあるような気がする。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ、バッテリーのインジケーターは、わざわざファインダー内には入れないことが多いと思います。</div>
<div>
この時代のカメラはまだまだ消費電力が低く、ボタン電池で相当長い間使え、電池切れにはそう頻々と遭遇しません。</div>
<div>
電池が減ってきたら、ファインダー外の電源ランプが点滅するとか、あるいは警告なしに撮影不能になるとか、そんな感じです。ファインダー内に入れ込んだりはあまりしないと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それから、ストロボ関係の表示もないです。</div>
<div>
この頃はまだ、一眼レフカメラにストロボは内蔵していません。もうちょっとだけ先。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
デート機能がついた一眼レフも、この時代に出てきてます。</div>
<div>
古い写真でよく見かける、8セグの年月日が写真の隅っこに赤く焼きこまれるやつ。</div>
<div>
コンパクトカメラだともう少し前、70年代後半からあったようです。<br />
<br />
とはいえ、レトロな感じだからって、60年代の写真に日付入ってると間違いになります。<br />
デジタル腕時計が売りだされたのは1969年で、これに近い技術がカメラに組み込まれるくらいこなれてこなくちゃいけないんだから。<br />
<br />
デートも、ファインダーには見えません。</div>
<div>
カメラ裏面に、デジタル腕時計みたいな小さな液晶がついて日付が出てます。これがフィルムに直接焼き付けるので、ファインダーには関わりません。</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<h3>
80年代後半 オートフォーカス化など</h3>
<div>
1985年(昭和56年)に、ミノルタがAF一眼レフカメラα-7000をリリース。</div>
<div>
一応世界初のAF一眼レフは、PENTAX ME-Fなんですが、これは「こんなもん手でやったほうが早いわ」という代物で、売れませんでした。<br />
<br />
α-7000は、実用的なAF。素人でも、ちゃんとピントが合った写真をボタン一つで写せた。</div>
<div>
ユーザーもこぞってミノルタに乗り換え、αショックとまでいわれる事態が起きました。</div>
<div>
他社もAF機の開発を急ぎ、数年で各社から出揃います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
オートフォーカスによって、ついに長年慣れ親しんだスプリットマイクロが消えます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、オートフォーカスの他にも、内蔵マイコンの進化で機能が増えました。</div>
<div>
オートフォーカス自体、マイコンでの計算の賜物でしょうし。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
露出については、今のデジカメにもあるシーンモードが追加されてきます。</div>
<div>
できるだけ絞りを開いてボケを活かすポートレートモードとか、絞りを絞って被写界深度を稼ぐ風景モードとか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
それから、オートフォーカスのモーターを駆動するため、電源も小さなボタン電池から、単3・単4電池とか、CR123Aなどのカメラ用リチウム電池へと移行していきます。</div>
<div>
そんなでかい電池が入ることで、内蔵ストロボが搭載できるようになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
同じく電源強化により、ワインダーもつきます。</div>
<div>
シャッターを切ったら、モーターでフィルムを勝手に巻き上げて次のコマまで送ってくれるやつ。</div>
<div>
ワインダー内蔵以前は、レバーを親指で起こしてフィルムを送っていました。</div>
<div>
あるいは、カメラの下部に外付けワインダーを取り付けました。相当大きく重くなるんですが、報道写真家とかの速写性が重要なところで使うものでした。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ワインダー関係は、アニメ・ゲームで音を間違えてることが多い気がします。</div>
<div>
フィルムが存在しないデジカメなのに、ワインダーがフィルム巻き上げる音させちゃってるとか。「ぱしゃうぃーん」って。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicMVdPXioVMSxjufn1qNOWJEvaQsAb4fLAsPFVaPiG7k07kNp3FKnKoeWXNGshKuoCRMLpnq88C9dwZzS-P8pexhtKYAxWXt39dIw_4BKbgsQE3HcqyQZhBGXRkjo0NT0Xaf7ZVlUhTkyz/s1600/finder-05-AF.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicMVdPXioVMSxjufn1qNOWJEvaQsAb4fLAsPFVaPiG7k07kNp3FKnKoeWXNGshKuoCRMLpnq88C9dwZzS-P8pexhtKYAxWXt39dIw_4BKbgsQE3HcqyQZhBGXRkjo0NT0Xaf7ZVlUhTkyz/s640/finder-05-AF.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">AF・ストロボ内蔵・シーンモード一眼レフ</td></tr>
</tbody></table>
<div>
ということで、80年代後半のAF一眼レフを想定して。</div>
<div>
こんなに表示が多いのは、当時としては中級以上のモデルになると思いますが。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
機能が増えるということは、その機能を搭載するかどうかも、その表示の仕方も、モノによってバラバラにななります。</div>
<div>
廉価モデルだと機能も表示も削られますし、そうでなくても必ずしも最新式の表示にしているとは限りません。</div>
<div>
<div>
<br /></div>
<div>
ミノルタのα-3700iってやつは、「写す」以外の機能を全部削り落としたようなすさまじいカメラで、当然表示もほとんど何もありませんでした。</div>
</div>
<div>
またPENTAX SFXは、廉価機でもない1987年リリースの機種ですが、シャッター速度表示は画面右枠外に並んだ数字をLEDで照らす70年代風でした。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
スプリットマイクロが消えて、代わって現れるAF関係の表示は、「ここで合わせるよ」という黒枠だけです。</div>
<div>
初期のAFは、画面真ん中の狭い1点だけを計って合わせています。</div>
<div>
ピントが合っているかどうかの確認は、画面下中央のランプ。点灯で合焦、失敗したら点滅か消灯、って感じでしょう。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ストロボの表示は、「ストロボの充電が終わってるので、今ならシャッター切れば使えます」みたいな表示。</div>
<div>
今のデジカメみたいに、ストロボをどのように光らせるか、禁止するか、という表示とはやや違います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
枠外の情報表示に関しては、もう現代のデジタル一眼レフと、表示すべき内容も表示方法もほぼ変わらなくなってきます。</div>
<div>
80年代後半~90年代の高級フィルム一眼レフの表示であれば、現代のデジタル一眼レフとほぼ同じにしても、そう大きな間違いにはならないと思います。</div>
<div>
ホワイトバランスとISO感度は出さないこと、撮影枚数が36枚以上にならないこと、くらいです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
90年代 多点AF・測光モード・パノラマ</h3>
<div>
90年代なかばくらいのフィルム一眼レフは、もっとインテリジェントになっていきます。</div>
<div>
まあちょっとネタ切れ感もあり、マニアでないと価値が理解できない機能(PENTAXのハイパープログラム・ハイパーマニュアルとか)、マニアでも使い方に困る機能(ミノルタのオートズームとか)、そういうものもありましたが、実用的な進化もあります。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
実用性の高い機能としては、AF測距点の増加。</div>
<div>
画面中央1点だけだと、撮りたい対象が中央以外にあるときに困ります。人物ふたり並んでる写真とかが代表。</div>
<div>
それで、中央の他に左右にも距離を測るポイントが追加されました。</div>
<div>
3点とか、5点測距くらいがポピュラー。プロ用で11点とか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
その複数点のどれを使うかの選択に関しては、キヤノンは視線が向いてる先を認識してその点を使うなんてサイバーなことをやってます。</div>
<div>
他社はまあ、単に一番近距離な点を使ってたりとか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
それと、多分割測光や測光モード切り替え。</div>
<div>
自動露出の露出計は、画面全体を平均的に測るものが多かった。</div>
<div>
ですが、普通に人物写真を撮ったら、背景の上半分が明るい空になり、その明るさに引っ張られて人物が暗く写ったりしがち。</div>
<div>
そういうのを踏まえ、画面を上下ふたつ、時代が進むともっと細かく分割し、インテリジェントに判断して適切な明るさを測るようになります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、「特に一部分の明るさを重視する」というスポット測光を、使いたい時に切り替えて使えるようになったりも。<br />
まあこれは、AFより少し前からある技術ですが。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
実用性は低いと思うんだけど、なぜか当時各社こぞってつけてたのが、パノラマ。</div>
<div>
<br />
今ならデジカメやスマホでも、横に並べて撮影した複数枚の写真をつなげて、横長の幅広写真を生成したりします。</div>
<div>
アナログでそんなんどうやってやるのかというと、単にフィルムの上と下を一部マスクして写らなくしますね。</div>
<div>
それで、横幅2倍(比率3:1)の用紙にプリントします。</div>
<div>
別に広い範囲写ってるわけでもなんでもないけど、横長になった写真の完成。</div>
<div>
なんでこんなの流行ったのかな……</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちなみに、本当に広い範囲が写るパノラマカメラもありますが、それ専用のモノになります。</div>
<div>
普通のカメラをスイッチひとつで切り替えて実現できるようなものではないです。</div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUWFwf4wy-afuOQk1h2WX-wKo_w6DdgPd5VYZnX3wv_O-5wsf9gFsOEw73YZZr8dTaBm4a_kAMwjfIDvZ3MtuaSj2kMAzLALWSe4ge6FWQlc2UOzm80MH3TBeeQMAnUJKRGo7mhp_wFTU0/s1600/finder-06-panorama.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUWFwf4wy-afuOQk1h2WX-wKo_w6DdgPd5VYZnX3wv_O-5wsf9gFsOEw73YZZr8dTaBm4a_kAMwjfIDvZ3MtuaSj2kMAzLALWSe4ge6FWQlc2UOzm80MH3TBeeQMAnUJKRGo7mhp_wFTU0/s640/finder-06-panorama.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">5点AF・スポット測光枠・パノラマ </td></tr>
</tbody></table>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
多点AFになると、どの点にピントがあってるかわからなきゃいけないので、ピントが合ったら合わせた点にスーパーインポーズで表示されます。</div>
<div>
赤く点灯するのがポピュラー。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
AFは他に、ワイドAFとかエリアAFという、広い範囲を見ながらピントを合わせるアプローチもあります。点から面へ。</div>
<div>
そういうのは、横長だったり大きかったりするAF枠が描かれます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
真ん中のマルは、スポット測光のときはこれくらいの範囲で明るさを見ます、という表示。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
パノラマ機能は、手動でON/OFFできます。</div>
<div>
もしかしたら、当時は使う人も結構いたのかも。今の感覚じゃ常時オフにしますけど。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
現代 デジタル一眼レフ</h3>
<div>
で、現代のデジタル一眼レフに至ります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
デジタル一眼レフでも、ファインダー内は大きくは変わりません。</div>
<div>
AF測距点やシーンモードが増えてるとか、ISO感度やホワイトバランス、バッテリーインジケーターの表示が増えるくらいかな。</div>
<div>
撮影可能枚数が桁違いにふえたりもします。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
90年代フィルム一眼レフだと、廉価モデルは機能・表示の省略が多く見られ、全情報を表示するのは高級機に限られますが、デジタル時代だとわりと廉価な機種でもほとんど全部表示してます。</div>
<div>
<a href="http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/digital/k100d-super/view.html">PENTAX K100D Super</a>の製品ページにファインダー内のイメージがありますが、廉価モデルでさえこれほど詳しい表示になってます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
注意点としては、デジタル一眼レフの光学ファインダーでは、ISO感度やホワイトバランスなどの変更は、見え方に影響しません。</div>
<div>
撮影画像のアスペクト比を、3:2ではなく16:9とか4:3などに変更できる機種もありますが、これも光学ファインダーには影響しません。<br />
<br />
顔認識機能も、光学ファインダーでは使えません。(一部機種は制限付きで使えるみたいですが)<br />
ミラーレス一眼の液晶みたいに、顔を拾ってそこに枠が出るとか、そういうのは無理です。</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
また、ソニーαとかオリンパスOM-Dみたいに、一眼レフに見えるミラーレス一眼がありますが、あれの覗き込みファインダーは中に液晶画面が入ってます。</div>
<div>
これの表示は、一眼レフの光学ファインダーとは異なります。</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
ファインダーのアスペクト比は、多くは3:2で変わらないですが、オリンパス・パナソニックのフォーサーズ機の場合は4:3です。</div>
<div>
これは元々そういう作りで切り替えではないので、ファインダーも4:3です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
レンジファインダーカメラ</h2>
<div>
一眼レフの話は長かったけど、あとは手短に行きますね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
戦前、世界を席巻していたカメラといえば、ドイツのライカでした。</div>
<div>
まあライカも色々ありますが、レンジファインダーカメラ、日本語で距離系連動式カメラというのをやっていました。</div>
<div>
日本の一眼レフが勃興することで過去のものになっていき、国産高級モデルは60年代末にリリースが終わり、70年代にはカメラマンも一眼レフに移っていくようです。</div>
<div>
<br />
ファミリー向けには、でかくて重たい一眼レフと違い、コンパクトで持ち運びやすく操作も簡単なカメラとして長く使われました。</div>
<div>
77年にコニカがオートフォーカスのコンパクトカメラを出し、各社が一斉にそちらに移行するまで続きます。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhuKUjdKdbe2CExyAq4a1EKnRADheNGde7HUvM5kYgCecwV6VAupg93D8AJbwULMY0edBpwlMiw-bXu-nQfwx2PMqTAl_1g0InyqyRR5uGmMUGWDcN5_LJP07NnUYXfwTUnuEZjl5vXLvh/s1600/finder-07-rangefinder.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="448" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjhuKUjdKdbe2CExyAq4a1EKnRADheNGde7HUvM5kYgCecwV6VAupg93D8AJbwULMY0edBpwlMiw-bXu-nQfwx2PMqTAl_1g0InyqyRR5uGmMUGWDcN5_LJP07NnUYXfwTUnuEZjl5vXLvh/s640/finder-07-rangefinder.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">露出計つきレンジファインダーカメラ、40/90mmフレーム<br />
ピントが合ってない状態</td></tr>
</tbody></table>
<div>
レンジファインダーカメラの特徴的な部分は、二重像合致式のピント合わせです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ピントが合ってない状態でも、ファインダーの映像はボケません。</div>
<div>
代わりに、画面中央に投影されている距離計の映像が、ファインダーの映像とズレています。</div>
<div>
ピントを合わせていくと、このズレが小さくなり、重なったところがピントの合う点です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
また一眼レフと違って、望遠レンズをつけてもファインダーの映像は拡大されたりしません。</div>
<div>
ライカなどのレンズ交換式レンジファインダーカメラの場合は、40mmレンズならこの範囲、90mmレンズならこの範囲といった、写る範囲を示す枠が出ます。</div>
<div>
枠はブライトフレームといわれ、明るく黄色く光ります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
上の例は、ライカCLというカメラに90mmレンズをつけたところに倣いました。これは40mm枠が出っぱなし、あとはつけたレンズを認識してその枠が出る、となっているそうです。</div>
<div>
他にも、常に複数の枠が出っぱなしのもの、つけたレンズの枠だけしか出ないもの、ファインダーごと交換するもの、色々あるようです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
レンズ交換式ではないレンジファインダーカメラは、国産普及品を中心に数多くあります。</div>
<div>
その場合、撮影範囲の枠はひとつだけです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
たとえレンズ交換できなくても、「ファインダーで見える範囲が映る範囲」とはしていませんでした。</div>
<div>
写る範囲よりやや広い範囲が見えるファインダーと、映る範囲を示す枠を表示します。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
上の画像では針式露出計も描いてますが、これもない機種が多いです。</div>
<div>
一眼レフカメラと違って、レンジファインダーカメラでは自動露出が60年代から早々と実用化されています。</div>
<div>
自動露出なら表示の必要もないので、省略されがち。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
上の例は結構高級なものということになります。<br />
一般的なものなら、二重像合致と、撮影範囲の枠、それさえ抑えれば十分それっぽく見えるでしょう。</div>
<div>
<br />
<br />
<h3>
コンパクトカメラ</h3>
コンパクトカメラって地味に定義がはっきりしないんですが、「オートフォーカス以後の、シャッターを押すだけで撮影できるフルオートカメラ」としておきます。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIslfbrHZntoQRlNZwiZ_Y4a7b1MR_Oy89oW4KjdKzkbZwkejkRz2k9UqbnrMtX_zbNBIfXUGZhAdnUepHQSSt4_Lyazhyphenhyphenh6wqEgKUWhDL6OvZRqkIQZs1NUOCp9vnPJomEGneV3XjCy06/s1600/finder-08-afcompact.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="426" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIslfbrHZntoQRlNZwiZ_Y4a7b1MR_Oy89oW4KjdKzkbZwkejkRz2k9UqbnrMtX_zbNBIfXUGZhAdnUepHQSSt4_Lyazhyphenhyphenh6wqEgKUWhDL6OvZRqkIQZs1NUOCp9vnPJomEGneV3XjCy06/s640/finder-08-afcompact.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
ピント合わせ関係の表示は、オートなので最低限です。<br />
ファインダーの外・すぐ右に、小さな赤・緑のLEDランプがついてます。<br />
緑のランプが点灯していれば、ピントが合っていて撮影OKです。<br />
<br />
画面中央にAF枠が出てる機種もあります。<br />
<br />
赤ランプは、暗いから手ブレするぞとか、ストロボ充電中だぞとか、そういう表示に使ってます。<br />
統一規格あるのかな。<br />
<br />
<br />
<br />
撮影範囲の枠がふたつ、ズレてついてるのは、これは近距離撮影のときのためのものです。<br />
近距離では、ファインダーで見える範囲と実際に写る範囲の違いが大きくなり、また中心もズレます。<br />
<br />
ファインダーがレンズの真上についているなら、下にズレるだけなので、近距離枠も下にずらすだけです。<br />
ファインダーがレンズの斜め上についてると、横にもずれるので、このような近距離枠になります。<br />
<br />
<br />
これはレンジファインダーでもそうなんですが、「ファインダーで見える範囲=写る範囲」とはしないのは、覗きこんでる時にはファインダー外枠はボヤけて見えるからです。<br />
こっちの画像だけ外枠のボヤけを再現してますが、レンジファインダーカメラでも起こるはずです。<br />
<br />
一眼レフの場合は、外枠はファインダー接眼部の枠ではないので、ボヤけません。<br />
<br />
<br />
80~90年代のファミリーカメラはこんな感じです。<br />
90年代の黎明期のデジカメも、液晶ファインダーではなく光学ファインダーを使う前提になっている機種があって、そういうものではこんなファインダーでした。<br />
<br />
<br />
<h3>
低価格カメラと、デジカメの光学ファインダー</h3>
写真フィルムって優秀なもので、実のところ、別にピントを合わせたり露出を合わせたりしなくても、適当にシャッター切ったら、それなりには写せます。<br />
<br />
究極的なのは、写ルンですのような使い捨てカメラ。<br />
ピントは大体どこにでも合うように。<br />
露出も大体いつでも合うように。夜になったらフラッシュ光らせる。<br />
<br />
使い捨てでないフィルム交換可能なカメラでも、写ルンですと同等の撮影機能だけ備えた簡素な超廉価モデルがありました。<br />
<br />
こういうのは、シャッター押すだけしか操作がないから、ファインダーにあれこれ表示する必要もない。<br />
<br />
<br />
もう少し凝っても、ピントを「人の写真を撮る」「集合写真を撮る」「景色を撮る」程度の大雑把さ、露出も「晴れ」「曇り」「室内」から選ぶだけ、という程度のカメラが古くからありました。<br />
<br />
<br />
<br />
この手のカメラは、ブライトフレームもない外枠だけのファインダーです。<br />
物によっては、レンズすら入っていない素通しの覗き窓です。<br />
そんな厳密な撮影するわけじゃないんだから、これで十分。<br />
フラッシュがついてるモデルだったら、フラッシュ充電中のランプくらいはあるかも。<br />
<br />
<br />
それから、コンパクトデジカメの光学ファインダーも、大抵は枠だけでした。<br />
大体2005年くらいまでは、コンパクトデジカメにも覗きこむタイプの光学ファインダーがついていました。<br />
液晶ファインダーと違ってバッテリーを消費しないので、電池が弱かった時代には有効ではあったんです。<br />
<br />
ただ、あくまで緊急用っぽい扱いだったのか、内容は極めて貧相でした。<br />
ブライトフレームのないただの枠で、表示も脇の緑/赤LEDランプだけ。<br />
一応ズームすると合わせてズームするものの、見える範囲と映る範囲がだいぶズレてるし、小さくて見づらいし……<br />
で、消えていきました。<br />
<br />
<br />
表示がなさすぎてマンガやイラストに描くのが難しい気はしますが、ボヤけた外枠を描くくらいですかね。<br />
<br />
<br />
<h3>
デジカメの液晶ファインダー</h3>
現物見てください。以上。<br />
多機能すぎて、代表例にまとめるとか困難で。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
まとめ</h2>
長々やったんで表にまとめました。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhw5FO0559vBKI1tXJCGwWHNij_y9ThsJnOkmo1jn2Uti_zTRFGS_CoHVWkY3jcr6vqBXu1Sf4PnrxUUiryo5vJ3cgUkiHijglsenPbLUc2GWSqxQ3WtvV3yA4seBRMXzpzs6SravUpknf7/s1600/Clipboard01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="220" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhw5FO0559vBKI1tXJCGwWHNij_y9ThsJnOkmo1jn2Uti_zTRFGS_CoHVWkY3jcr6vqBXu1Sf4PnrxUUiryo5vJ3cgUkiHijglsenPbLUc2GWSqxQ3WtvV3yA4seBRMXzpzs6SravUpknf7/s640/Clipboard01.png" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
この記事が、「なんでレンジファインダーなのに一眼レフみたいにファインダーボケてるんだよ」とか私にケチつけられる人を減らすことに役立ちますように。</div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-85442315300931030522015-10-07T18:23:00.001+09:002015-10-07T18:23:35.934+09:00smc PENTAX-DA17-70mmF4AL[IF]買いました東京にきて、頼まれで写真撮ることがある私なのだけど、その日も愛用のPENTAX K-01にDA21mmF3.2Limitedをつけて撮影に臨んだわけなんですが。<br />
なんか撮るもの全部ピンぼけでどうしたんだ、と。<br />
<br />
自分で簡単にチェックしてみると、MFで無限遠まで回しても、ピントが1mくらいに来ちゃう。それ以上いかない。<br />
壊したーやばーい。<br />
<br />
でまあ、その日の撮影はいつもポケット突っ込んでたRICOH R8で済ませたものの、さすがにいくらなんでももうちょっとよく写るカメラ忍ばしておかないとヤバいな、と、これはまあ別件。今度からOptio A30持とうかな……<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
で、リコーイメージングスクエア新宿に修理にいくぞーと思ったら、たまたま火曜日で休み。<br />
んで火曜日やってるのは、浮間舟渡というところにある東京サービスセンターだそう。<br />
<br />
窓口は空いていたので、待ち時間なくすぐに受け付け。<br />
まず診断してもらうと、K-01本体には異常なし、DA21mmの方にヘリコイドのズレがでているせいでピントが狂っている、とのこと。ぶつけたか何かしたな……<br />
<br />
まあほら、PENTAXユーザーなら常識だけれど、DA21mmF3.2Limitedは大傑作であって、これ使わないならPENTAX使わなくてもNikonやCANONでいいじゃねえの、って話になるから、当然修理しますわね。<br />
修理費用は13000円くらい。ちなみに修理完了品の代引き発送をもって支払いとなるので、その場でマニー持ってなくても大丈夫だった。<br />
<div>
10日後に完了予定、とのこと。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
で、悪いことに、サービスセンターにアウトレット販売コーナーがあるんですな。</div>
<div>
恐ろしいことに、ネットの<a href="http://store.ricoh-imaging.co.jp/c/c50/">リコーイメージングオンラインストア</a>より安いの。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
DA☆16-50mmF2.8が6万円ちょっと。実際安い。</div>
<div>
しかし6万円は私には厳しい……と思ったら、隣にDA17-70mmF4AL[IF]が32800円である。税込みね。<br />
あとMX-1が2万円であったのも心揺れまくったけど、今回はパス。</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
頼まれての撮影だと自由気ままに撮るわけじゃないから、趣味の単焦点一本じゃ苦しいことが出てきた。</div>
<div>
だから標準ズームほしいな、と思ってたけど、DA18-55mmF3.5-5.6ALだと物足りないのわかってる。K-x買った時にキットでついてたけど、もう一声ー……って思ってた。</div>
<div>
新型のHD PENTAX DA18-50mmF4-5.6が出てて、これは小さくてK-01に似合いそうだなと目をつけているけど、アウトレットには置いてなかった。新品買ったら3万円くらいする。<br />
だったら、ちょっと前のとはいえ格上の小三元ズーム<span style="font-size: x-small;">(<a href="http://www.nikkor.com/ja/history/04.html">大三元・小三元の由来はNikkor.comの記事参照</a>)</span>を同じ値段で買うのはアリだ。</div>
<div>
<br />
と逡巡してたら、K-01につけてサービスセンター内を試写していいよと言われて試してみて、完全に新品じゃないけどサービススタッフがフルチェックしてる、ただし保証は3ヶ月……と説明を聞いて、さらにはクレジットカード使えるということで、買いますといっちゃった。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
で、サービスセンターのすぐ近くに、浮間公園という池のあるちょっときれいな公園がある。</div>
<div>
もちろん、今買ったDA17-70mmF4の試写にもぴったり。</div>
<div>
<br />
さらにサービスセンターで待ち時間が生じた時には、PENTAXやRICOHの最新製品を2時間無料で貸し出してくれて、公園を好きに試写してきていいというサービスもやっていた。いいね。<br />
<span style="font-size: x-small;">(今回の撮影は買ってからなので、このサービスは無関係)</span><br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdmUcJSJLFU1s6315mmCgDUsyTRa72b45LEa1x3fBXUg6VrA2rY1g1Kj29TuwFYfz1TtkxgPf38VkIlqDaSiItSznA3h_FqOw2NrrtiorRTk5e1zZgw9I4UGPsICba4SqXPkrkCY5SmIad/s1600/1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdmUcJSJLFU1s6315mmCgDUsyTRa72b45LEa1x3fBXUg6VrA2rY1g1Kj29TuwFYfz1TtkxgPf38VkIlqDaSiItSznA3h_FqOw2NrrtiorRTk5e1zZgw9I4UGPsICba4SqXPkrkCY5SmIad/s400/1.jpg" width="400" /></a></div>
<br /></div>
<div>
さて、DA17-70mmF4をとりつけたK-01を持ち歩くと、かなりレンズがでかく感じられる。</div>
<div>
平面に置いたら、ボディ底面よりレンズが出っ張る。</div>
<div>
重量バランスも良いとはいえないけど、DA17-70mmは480gくらいで、標準的なもの。</div>
<div>
TamronやSIGMAの近いクラスのレンズも、大きさも重さも大差ない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
発売当時に合わせるボディってK-7だったはずで、あれとならしっくりきそう。</div>
<div>
その頃の小型軽量エントリーモデルだったK-xでも、あれは小さいなりにグリップはしっかりしてたから、K-01よりはバランス取れそう。</div>
<div>
あくまで、バランス悪いのはK-01の方の問題だと思う。</div>
<div>
<br />
<br />
それから、初めてSDM(超音波モーター)つきのレンズを使ったけど、音は静かだけど特に合焦が速いとは感じなかった。<br />
K-01は元々オートフォーカスがだいぶ遅い機種で、その原因も、コントラストAFがまだこなれてなかったせいで、モーターの力不足とかじゃないと思う。<br />
<br />
<br />
で、公園へ。<br />
カスタムイメージは「鮮やか」で、シャープネスのみファインシャープネスに変更。<br />
色収差は補正をオンにしてあるので、どのカットでも目立たなかった。<br />
<br /></div>
<div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpjIIcBVIJglYM_9-e-9lNZNTrYtkl_-QnRLZ3aM621AIIoOGPhdv-8q_wHjBvyt12nBDkUROmzNvKUTdVNE3PrP4HtYj1SNwGdep0umm4lZiUVgwAFpS7W2TfeJyPC0fxL-yRjFB7Hu5x/s1600/IMGP5942.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpjIIcBVIJglYM_9-e-9lNZNTrYtkl_-QnRLZ3aM621AIIoOGPhdv-8q_wHjBvyt12nBDkUROmzNvKUTdVNE3PrP4HtYj1SNwGdep0umm4lZiUVgwAFpS7W2TfeJyPC0fxL-yRjFB7Hu5x/s640/IMGP5942.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F5.6</td></tr>
</tbody></table>
テレ端遠景。一段絞り。露出オーバーはご勘弁。<br />
クリックすると1920x1272の240万画素に拡大されるけど、それでもちょっと甘いのがわかると思う。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUfmJLmY2aeM1rXL_tZb8Y78TX7_BcLXr9ywJbeU7NvUUYVl5kM8eGnJ2a5kYw2gxlitLVPYhpaIazNWbmSh2oC89vGgOCwtHynUXdProPD2FRyAhixGsbsiMwzGvTA5u2c4peB4b-6Kn6/s1600/IMGP5942s.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUfmJLmY2aeM1rXL_tZb8Y78TX7_BcLXr9ywJbeU7NvUUYVl5kM8eGnJ2a5kYw2gxlitLVPYhpaIazNWbmSh2oC89vGgOCwtHynUXdProPD2FRyAhixGsbsiMwzGvTA5u2c4peB4b-6Kn6/s640/IMGP5942s.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F7.1 トリミング</td></tr>
</tbody></table>
さっきのカットのAEB-1.0補正を等倍切り出し。<br />
絞りが違うけど、より絞ってもこの程度。<br />
正直だーいぶ甘いかなー。開放ならともかくある程度絞って、中央近くでだからなあ。<br />
ズームレンズのテレ端で遠景というのは大体厳しいもんだけど……。<br />
<br />
ただ、甘さ以外は特に破綻したところはないし、シャープネスの甘さも全体的に等しく甘くて、中央だけシャープで周辺がぐずぐずというタイプでもない。<br />
<br />
テレの焦点距離も70mmとちょい長めで、35mm版換算107mm。<br />
テレ50mm(換算76.5mm)とか55mm(84.5mm)より、もうちょっと望遠らしく使えるわけだから、まあなんとか許容してもいいかなあ。<br />
<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlLwFPS3io38ZHhNzyd3s7EZLBq3_wxarYCllLNQu8DKvezaE_6Ufh8U79LxRiUY9NcNzdt0ezgL4OhNpVcenQp-CL_RSHFk-P7_-BIROgCS7QM0FmSgNB6ZFeLapwYXD2dIsyzZEOtK9_/s1600/IMGP5947.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjlLwFPS3io38ZHhNzyd3s7EZLBq3_wxarYCllLNQu8DKvezaE_6Ufh8U79LxRiUY9NcNzdt0ezgL4OhNpVcenQp-CL_RSHFk-P7_-BIROgCS7QM0FmSgNB6ZFeLapwYXD2dIsyzZEOtK9_/s640/IMGP5947.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">17mm F7.1</td></tr>
</tbody></table>
しかしワイド端は遠景まで整った写り。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj0fc31lZWHBOOPoyzK3wPl3Hd6JYId4KChq9tX_aDmuCsw8beBGdbtaF3ltjX6s39YGy_fFHJt9jAsDiuRqP7Yl7SARVCdnE0b5lPGyk3oO6w6nNAplMp6Sux2FNHg0UAZ9Cd50mo23Mx/s1600/IMGP5947s.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj0fc31lZWHBOOPoyzK3wPl3Hd6JYId4KChq9tX_aDmuCsw8beBGdbtaF3ltjX6s39YGy_fFHJt9jAsDiuRqP7Yl7SARVCdnE0b5lPGyk3oO6w6nNAplMp6Sux2FNHg0UAZ9Cd50mo23Mx/s640/IMGP5947s.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">17mm F7.1 トリミング</td></tr>
</tbody></table>
同じカットを等倍トリミング。隅っこの破綻もない。<br />
広角端はいい感じだ。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLAIiDWC2-O8NqPub1iJ_1-ojkrnb8sNBbMe2FUy9X8ltXK6h_PIVmxHKtvQi4A__9mpTBRqj-fD7FJxbJpgy7_3B4lwjys4f6KDqtcrRHC75TBxl8pwgTQNHW1bl4uyFAwDYnju8XmgIJ/s1600/IMGP5960.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLAIiDWC2-O8NqPub1iJ_1-ojkrnb8sNBbMe2FUy9X8ltXK6h_PIVmxHKtvQi4A__9mpTBRqj-fD7FJxbJpgy7_3B4lwjys4f6KDqtcrRHC75TBxl8pwgTQNHW1bl4uyFAwDYnju8XmgIJ/s400/IMGP5960.jpg" width="265" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">36mm F7.1</td></tr>
</tbody></table>
ちょっと水平外して恥ずかしいけど、ズーム中域。<br />
なんの破綻もない端整な写り。<br />
<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQVTeSp2xRXbaACbLIPVEgsaiyvhRH8tUP-8tAPtovoFc4HHZQhvsOtngGdxVMHVz8V5jrQi4NWSQcjDzaNbpclLHk8SQn0w71qkySoGpJjFgQ4p8_ysvAr3YjVh4OlP7maDmDktijyYRx/s1600/IMGP5957.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhQVTeSp2xRXbaACbLIPVEgsaiyvhRH8tUP-8tAPtovoFc4HHZQhvsOtngGdxVMHVz8V5jrQi4NWSQcjDzaNbpclLHk8SQn0w71qkySoGpJjFgQ4p8_ysvAr3YjVh4OlP7maDmDktijyYRx/s640/IMGP5957.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F5.6</td></tr>
</tbody></table>
遠景だと甘いテレ端でも、近距離だとしゃきっとする。<br />
<br />
ズーム全域で最短撮影距離は28cm、ワーキングディスタンスだと15cmそこそこ。<br />
マクロとまではいわないものの、最大撮影倍率0.31倍もあるから、まあスナップ程度で寄れなくて困るようなことはない。<br />
<br />
<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHy4IZ5kOvHaqt239hyphenhyphenE4mWME70fgPiCynMZbYA0H92RaoxMzKw6nY-q9n8tDdyi5nRqo9nob7-P9goCkyQcvAezQSZVDy-pyTq78p-Jqd8_FiOwVPk3lnCxoZseKTXytATZGyJaaL8POG/s1600/IMGP5965.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgHy4IZ5kOvHaqt239hyphenhyphenE4mWME70fgPiCynMZbYA0H92RaoxMzKw6nY-q9n8tDdyi5nRqo9nob7-P9goCkyQcvAezQSZVDy-pyTq78p-Jqd8_FiOwVPk3lnCxoZseKTXytATZGyJaaL8POG/s640/IMGP5965.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F22</td></tr>
</tbody></table>
試しに思いっきり絞ってみたが、別に回析ボケが酷い感じでもない。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQh2wNAPYjgBqP-9sSBIJMwvNLk-xhnCXvSartGSTmJremglzWy47_ogrSMd4NydD16IzkFVtkqXDKN7bAOMTH8I3PSM8FU5BuI2d_WnHvDEqB91y6UH7yVxv0KD2Q5jXchC380fyl4lxc/s1600/IMGP5971.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQh2wNAPYjgBqP-9sSBIJMwvNLk-xhnCXvSartGSTmJremglzWy47_ogrSMd4NydD16IzkFVtkqXDKN7bAOMTH8I3PSM8FU5BuI2d_WnHvDEqB91y6UH7yVxv0KD2Q5jXchC380fyl4lxc/s400/IMGP5971.jpg" width="265" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F7.1</td></tr>
</tbody></table>
撮ってて感じたのは、ズームにしてはボケが綺麗な感じ。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9KfEAzN6yfJj7-z7rlMyipJb04SubdZnh1LjFDAetMkStRwhTNDP2IWQnWv1CQ-Mr3Vu3y8Ym0ERQBV29TrFs9vRleaCkh3k7gMDgO-H_LrJZ7GDyVPM425MQjDVf-4BHReoxSKPyaZmY/s1600/IMGP5978.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9KfEAzN6yfJj7-z7rlMyipJb04SubdZnh1LjFDAetMkStRwhTNDP2IWQnWv1CQ-Mr3Vu3y8Ym0ERQBV29TrFs9vRleaCkh3k7gMDgO-H_LrJZ7GDyVPM425MQjDVf-4BHReoxSKPyaZmY/s640/IMGP5978.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F4.0</td></tr>
</tbody></table>
さすがに開放だと、ピント合ってるあたりでもほわっとするかな。<br />
ボケはこの通り。いい感じ。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjtrN4IIxFLjxO-nrrWIEgiJvsM7vupz1H_Ra_AXNmM9hPIhHvuMUyHJqqAkjZePVrkOd5I99xiHkia7YayY59vKHcMUDDGH9KJBYC2lcxGYZvsSQcN4_jljoNVZKI70p0D-vG5J5-P8ae/s1600/IMGP5986.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgjtrN4IIxFLjxO-nrrWIEgiJvsM7vupz1H_Ra_AXNmM9hPIhHvuMUyHJqqAkjZePVrkOd5I99xiHkia7YayY59vKHcMUDDGH9KJBYC2lcxGYZvsSQcN4_jljoNVZKI70p0D-vG5J5-P8ae/s640/IMGP5986.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">17mm F6.3</td></tr>
</tbody></table>
広角端だとちょっと樽型歪曲しちゃう。まあ問題になるほどじゃないし、純正だから補正がきくけど。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8Mee6JuFLtFS04g98-CNZtlrNfNysH3smoTwn5f8p5WIFDDDwCBa9UQrMqiUFlNZgp-KjMvMaar1qtnJH2gjutLl9ZkCDnIAFOypLh8EJaQBuWsydQVCWjuiDoi0PRT1lNF8cE7v7h77z/s1600/IMGP5997.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh8Mee6JuFLtFS04g98-CNZtlrNfNysH3smoTwn5f8p5WIFDDDwCBa9UQrMqiUFlNZgp-KjMvMaar1qtnJH2gjutLl9ZkCDnIAFOypLh8EJaQBuWsydQVCWjuiDoi0PRT1lNF8cE7v7h77z/s640/IMGP5997.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">70mm F4.5</td></tr>
</tbody></table>
クロアゲハが止まったところを。望遠長めだと撮りやすい。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzawdQlwx6E2nx7BU0zCfQXe8RaDrnZCwTcC3qGCp6FopofyfjVwI0Er5kS9sfzIkY8vOkS365OjNpufKMxFQlhW5SOJwwTV9RnXpMXHqip6LQpxkgSHLeJdj1pVvUMX5I-O3ZcghJUFif/s1600/IMGP6009.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzawdQlwx6E2nx7BU0zCfQXe8RaDrnZCwTcC3qGCp6FopofyfjVwI0Er5kS9sfzIkY8vOkS365OjNpufKMxFQlhW5SOJwwTV9RnXpMXHqip6LQpxkgSHLeJdj1pVvUMX5I-O3ZcghJUFif/s640/IMGP6009.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">17mm F7.1</td></tr>
</tbody></table>
広角端はやっぱり整った写り。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6MHA8DF4ah70ZDu7TMo27wTt56HMKYARfDRAlRVuL43JtyrzpFlq32GTAdhgv6dJ7sgj2Ai-KmRyxWhevzfYAXWlXeaTkuNoSrLtcIuGs7nlkmeHq8BUaBvBnbB8qB4hTRFBjCEJ6CL7d/s1600/IMGP6012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="424" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6MHA8DF4ah70ZDu7TMo27wTt56HMKYARfDRAlRVuL43JtyrzpFlq32GTAdhgv6dJ7sgj2Ai-KmRyxWhevzfYAXWlXeaTkuNoSrLtcIuGs7nlkmeHq8BUaBvBnbB8qB4hTRFBjCEJ6CL7d/s640/IMGP6012.jpg" width="640" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">17mm F5.0</td></tr>
</tbody></table>
F5.0だと、隅の方はちょっとだけ甘いかな。<br />
それと、まあこのカットはどんなカメラでも厳しいとは思うけど、コントラスト強く出るレンズかもしれないな。こういう明暗差強いカットだと、えらく露出がシビアになる。これEV-1.7だけど、もっと下げてもよかったかも。<br />
<br />
<br />
とりあえず今日の撮影は以上。<br />
<br />
聞いていた話では、PENTAXにしてはずいぶん逆光に弱いレンズだという話だったけど、今回はそれほど問題出なかった。フードの効果かな。<br />
<br />
わりと古いレンズだけど、写りもテレ遠景以外はよし、ボケ味は想定外の良さ。<br />
<br />
<br />
<br />
まあ、今となっては商品の位置づけが半端な感もあるレンズだけれど。<br />
高画質を求めるなら、ハイエンドといっても10万円以下で買えるDA☆16-50mmF2.8がある。<br />
安さなら、キットレンズのDA L18-55mmF3.5-5.6とかが中古で投げ売りみたいに転がってる。<br />
小ささや防水が欲しければ、DA18-50mmF4-5.6が出た。<br />
<br />
5万円前後の中級クラスという括りでは、ほぼ同価格でよりズームレンジの広いDA18-135mmF3.5-5.6が出ている。<br />
DA18-270mmF3.5-6.3なんて高倍率ズームレンズだって5万円ちょっと。<br />
<br />
タムロンの17-50mmF2.8なんか25000円くらい。<br />
シグマなんか17-70mmF2.8-4.0なんてもろにぶつけるようなもの出してて、これも4万円くらい。<br />
<br />
その中で、DA17-70mmF4を選ぶ理由を見つけるのは難しい。<br />
正直、DA18-135mmと比べると、テレ端200mm相当まで伸ばせることには大きな魅力を感じる。<br />
<br />
<br />
まあ、私みたいに、ちょうど標準ズームがほしいところに格安の出物と巡りあった、なんて場合には、心配せずに買っちゃってOK。<br />
PENTAX自慢のLimitedレンズみたいな、「このレンズを使うためにPENTAXを選ぶ」と言わせるような強烈さはもちろんないけど、標準ズームらしくソツのない一本だと思う。<br />
<br />
<br /></div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-11400391730279063372015-10-01T21:58:00.000+09:002015-10-01T21:58:19.905+09:00我が鎮守府の陣容を2年前と比較してみたふとPCを見ると、<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html">2年前の記事</a>を作るときに作った、2013年10月5日時点での所属全艦のレベルリストがあった。<br />
2年前の記事自体は失敗ネタだったけれど、とっといたデータは興味深い。<br />
<br />
私の着任は13年6月、初めて新規着任制限がかかる少し前のことだったけど、それから3ヶ月ほどでもう那珂ちゃんのレベルを99にしていたんだなあ、と懐かしい心地。<br />
その後も川内型・古鷹型などを中心に育成して、雷巡・戦艦など主力になるべき艦を放置してたら、たしか14年秋イベ、横鎮提督のくせに主力艦育ってなくてイベント突破不能になるという屈辱を味わい、その後はわりとまともに育成するようになったんだっけ。<br />
<br />
では早速比較を見ていきましょう。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
レベルの数字のみ控えていたので、そのレベルになるために必要な経験値を記載。<br />
2年の間に獲得した経験値量も計算した。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglhEzaWk8OU4lYWsLB5o3NGWn-3AUAJQLh486TEUvtYm3bifWlUdHDNkaBGX-JgIkYILSdMprQEEHAW87utLE8xW6zT6OQ9JegvvaaxLzm3dLeC1HNL0JxVFQmm9lm1eo6Eq44O934UX2c/s1600/list1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEglhEzaWk8OU4lYWsLB5o3NGWn-3AUAJQLh486TEUvtYm3bifWlUdHDNkaBGX-JgIkYILSdMprQEEHAW87utLE8xW6zT6OQ9JegvvaaxLzm3dLeC1HNL0JxVFQmm9lm1eo6Eq44O934UX2c/s1600/list1.png" /></a></div>
<br />
ここまでが、13年10月時点ですでにうちにいた艦娘。<br />
一隻も欠けさせてないのが上級ベテラン提督の証でしょうか。<br />
<br />
13年10月当時にはケッコンカッコカリも実装されてなかったもんだけど、今や私も、当時すでにLv.99に達していた那珂ちゃんを筆頭に、古鷹・加古・青葉・Bismarck・まるゆ・利根・妙高・扶桑・葛城・ItaliaとすでにLv.100以上が11隻。<br />
しかし2年間、那珂ちゃんセンターはずっとブレることなく、最高レベルは常に那珂ちゃん。<br />
この那珂ちゃんはチュートリアル建造で出てきたから、つまり私のプレイ歴=那珂ちゃんの艦歴となる。<br />
まあ、横鎮でもなかなかいないくらいに大事にされてる那珂ちゃんといっていいでしょう。<br />
<br />
逆に神通と川内は、この2年間あんまり使ってなかったな……<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhf9cplfaN68PfxdJ1kWL7c6VeoDtfIvEQ6kKxkWAF76iagbarb1ZttgXWjw5bF5_M82sFduatpEoUmy3gSTeJII0hscvjDv1TuNTGDHTYVkWEDSh9NVXX6vEAe3ptY4njrAOvuLNZqBB2B/s1600/list2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhf9cplfaN68PfxdJ1kWL7c6VeoDtfIvEQ6kKxkWAF76iagbarb1ZttgXWjw5bF5_M82sFduatpEoUmy3gSTeJII0hscvjDv1TuNTGDHTYVkWEDSh9NVXX6vEAe3ptY4njrAOvuLNZqBB2B/s1600/list2.png" /></a></div>
<br />
ここからは、前回集計より後に入手した艦娘。<br />
確か磯風と朝霜が未入手だったんだっけな。あまり全艦娘を揃えられていた時期は多くない。<br />
<br />
実装された艦娘もずいぶん増えたもんだなぁ……とトボけてみるけど、龍鳳より新しい文月とか、Bismarckより新しい夕立とか、妙なもんが散見されとりますな。<br />
一時期は多すぎる駆逐艦を手元に置かなかったので。<br />
<br />
長門が武蔵より新しいのは、建造255回目まで出なかったせいだよ。<br />
<br />
<br />
Italiaと葛城がスピード婚だったけど、私は一時は大和葛城山の麓、豪族葛城氏の勢力地に住んでいたよしみがあるので、葛城は集中運用しましたね。<br />
Italiaは趣味。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx5QYUOXEP-e0hW_Yk6UVr8MRB4QTlruZyGWSWNYeLnH7jtnXg88mS8fn7Y7FCiPJOVfovoqtLHQzDUJdNmxi7YAsCEsZT2PsPAm7VBSlkn7QsyUWWyLp-to__34RtIUI6bwkc88IQOC-E/s1600/list3.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx5QYUOXEP-e0hW_Yk6UVr8MRB4QTlruZyGWSWNYeLnH7jtnXg88mS8fn7Y7FCiPJOVfovoqtLHQzDUJdNmxi7YAsCEsZT2PsPAm7VBSlkn7QsyUWWyLp-to__34RtIUI6bwkc88IQOC-E/s1600/list3.png" /></a></div>
<br />
2年の間に獲得経験値が多かった、上位20隻は以上。<br />
2年前時点ですでにLv.99だった那珂ちゃん、追随していた古鷹、どちらも引き続き重用してます。ICHIZU。<br />
<br />
ちなみに2年前からいるのに一番経験値増えてなかったのは朧でした。うん……<br />
若葉なんか2年前時点で多分一度以上出てるのに捨てられていて、それが今はLv.98なのに……無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-48628645310223249302015-09-20T23:03:00.000+09:002015-09-20T23:04:44.842+09:00ぷららモバイル定額無制限 → FREETEL SIM使った分だけプランに変更奈良に引っ越したときに、とりあえずのインターネット回線として契約した<a href="http://www.plala.or.jp/select/lte/museigen/">ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン</a>。<br />
<br />
奈良では、結局固定回線を引かず、半年間ずっとぷららモバイルで過ごしてしまった。<br />
しかし東京に来てみると状況も変わって、入ったシェアハウスに光回線があるもんだから、定額無制限プランを使う理由がなくなってしまった。<br />
<br />
そういうわけで、適当なMVNOを探してみて、今なら<a href="https://www.freetel.jp/sim/">FREETEL SIMの「使った分だけ安心プラン」</a>が断然リーズナブルに見えたので、こっちに乗り換え。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
半年使ったぷらら定額無制限プランについて</h2>
<br />
ぷららモバイルの定額無制限プランは、知っての通りで、速度が3Mbpsに常時制限されている代わりに、通信量による制限がない。<br />
<br />
奈良では家庭用固定回線と同様に、PCで主に使っていたから、量の制限があるときつい。<br />
PCでは、そう大量に使ってる気がなくても、12GB/月とかになってたから。<br />
<br />
<br />
しかし、速度はかなり辛いものがあった。<br />
契約前には、「最大150Mbps出るものを3Mbpsに制限するっていうんなら、ちゃんと制限値の3Mbps出るだろ」と甘いこと考えてたら、そんな速度は出なかった。<br />
大和高田市のような、奈良県としては都市部で通信インフラはそこそこ充実していそうで、それでいて高齢者が多く、近所の家のWiFiを拾ったりもほとんどしないという、多分条件の良い場所で使ってさえ、せいぜい600kbps。<br />
<br />
東京に来てからは、もう人が多いせいもあって、600kbpsはかなり良い時、ひどいと100kbps以下。<br />
山手線乗ってる時なんか酷いもの。<br />
(まあ、そのキツさの原因が、私みたいに月12GBも使う奴が他にも大勢いるせいな気がするんだけど、どう見たって3M定額無制限プランはそういう使い方想定したプランだろうから仕方ない)<br />
<br />
<br />
他社への乗り換えではなく、ぷららの無制限プランから他のプランへの変更も考えた。<br />
けれど、7GB/月プランは大きすぎ、110MB/日プランはちょっと足りない日が出る、二段階定額プランはどう考えてもメリットがない、と、いずれも合わない。<br />
それに、どうも他のプランでも速度が厳しいというネットでの伝聞を踏まえると、プラン変更で幸せになれない気もして。<br />
<br />
<br />
<h2>
FREETEL SIMの選定理由</h2>
<br />
少なくとも、カタログで謳っているサービス内容が抜群に良かった。<br />
<br />
「使った分だけ」といわれると、私らおっさんには、90年代の従量課金制インターネットプロバイダーを思い出す。<br />
1分20円のプロバイダー料金が、電話代と別にかかるようなのがあったもんで、うっかりそういうの契約して通信量が爆発する話がよくあったのよ……。<br />
しかしFREETEL SIMはそんなんじゃなくて、むしろ非常に割安感がある。<br />
<br />
私が外出時のAndroid端末での月間通信量は、2~3GB程度という実績。<br />
今回は通話付きで契約するので、3GB以下なら税込み1728円。<br />
これが5GBになっても、税込み2398円。1GBに抑えれば1295円。<br />
<br />
3GB決め打ちであれば、DMM mobileなら通話付き3GBが税込み1620円と少し安いけど、差額は108円。<br />
<br />
その上で、高速通信を止めて200kbps制限をかけ、料金が上がることを止めることもできる。<br />
超えても、少なく抑えても、どっちでも対応できるFREETELの柔軟さは嬉しい。<br />
私の視野に入った中では、FREETELが抜群かな、っと。<br />
<br />
<br />
まあ、バックボーンが弱くて実効速度が出ないとか、そういう地雷があるかもしれないけれど、もうそれは契約してみないとわからない。<br />
多少はネットの噂も集められるけど、噂レベルだとFREETEL SIMはむしろ好評の類。<br />
<br />
<br />
べた褒めしたところでアフィリエイトを貼っちゃう。<br />
<script charset="utf-8" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fayakahablog-22%2F8001%2F7ab30376-0880-447d-8439-9652395b4d5a" type="text/javascript"> </script> <noscript><a HREF="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fayakahablog-22%2F8001%2F7ab30376-0880-447d-8439-9652395b4d5a&Operation=NoScript">Amazon.co.jp ウィジェット</A></noscript><br />
アフィリエイト貼っておいていうのもなんだけど、ヨドバシカメラで買ったらポイント10%つくよ。<br />
<br />
<br />
<h2>
FREETEL SIM契約~使い始めレポート</h2>
さて、私は今回新規の音声通話つきで契約したので、買って即使いはじめるとはいかない。<br />
音声通話がないプランなら、即時SIMを持ち帰れるらしいんだけど、音声付きは免許証などで本人確認が必要。<br />
<br />
なので、私はヨドバシカメラで買ってきて、ネット経由で登録。<br />
運転免許証をスキャナにかけてJPEG画像にして、FREETELのマイページからアップロード。<br />
確認次第、SIMが発送される。<br />
<br />
なお、本人確認書類は、下記のいずれか。<br />
<br />
<ul>
<li>運転免許証</li>
<li>日本国のパスポート</li>
<li>身体障害者手帳</li>
<li>療育手帳</li>
<li>精神障害者保健福祉手帳</li>
<li>外国人登録証明書</li>
<li>健康保険証+住所確認書類</li>
</ul>
<br />
<br />
……が、アップロード後数日して、「本人確認ができないからSIM発行できない」とメールが来た。<br />
向こうの見落としだと決めつけたいけど私のアップロードミスかもしれないので、すみやかにメールで免許証を再送。<br />
確認されると、すぐSIMが発送された。<br />
<br />
<br />
さて届いたSIMを早速、FREETEL priori 2 (3G)に挿入。<br />
いつものように、指示に従ってAPN設定。<br />
<br />
FREETELの場合は、APNに対してユーザー個別の認証IDは設定しないようで、誰でも同じ。<br />
<br />
<ul>
<li>APN: freetel.link</li>
<li>ユーザー名: freetel@freetel.link</li>
<li>パスワード: freetel</li>
<li>認証方式: CHAPまたはPAP</li>
</ul>
<div>
と、ちゃっちゃと設定。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
が、どういうわけか、通信が繋がったり切れたりを頻繁に繰り返す。</div>
<div>
priori 2での挙動では、3Gのアンテナピクトに「H」の文字が出たり消えたりして、出ている時にしか通信していない。</div>
<div>
Twitterなど、通信が切れてもしばらく待機して再受信するアプリであれば、なんとか動作しているように見えるが、かなりレスポンスが悪い。</div>
<div>
「ステーションメモリーズ」とか「Ookla Speed Test」などは、通信が切れたら即エラーを吐いて停止するので、まったく使い物にならない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
アンテナは3本または4本と、電波が弱いわけではない。</div>
<div>
APN設定を間違っているなら、繋がったり切れたりじゃなくて一切繋がらないはずだからおかしい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
あれこれ悩んで、<b><span style="font-size: large;">「APNタイプをdefaultとsuplにする」</span></b>ということで解消した。</div>
<div>
FREETELのFAQにもどこにも書いてないし、私が使ってるのはSIMと同じFREETELの端末だというのに、まさかハマるとは思わんかったのだけど……。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
suplはSecure User Plane Locationの略で、いわゆるA-GPS、WiFiとか電話回線から位置情報を取得するやつに使うらしいので、それがダメで切れてたのかも。</div>
<div>
そういえば確かに、位置情報を使わないブラウザはそれほど止まらず、位置情報を使うステーションメモリーズやらTwitter、マップなどが軒並みダメだったような……。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
さて、使えるようになったので、速度面。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
私は3Gのみの端末で使うので、高速通信の最高速度はあまり測る意味がない。ので、パス。</div>
<div>
そこ気にするならLTE端末使うしね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
200kbpsに制限して料金アップを防ぐ節約モードでの実効速度はどうか、と測ってみると、多少ブレはあるものの、200kbps出ていた。</div>
<div>
測定場所は市川あたり、日曜の午後8時頃。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ぶっちゃけ、200kbps制限状態でも、ぷらら定額無制限の使用感と大差ない。</div>
<div>
私は動画とかまったく見ないんで、もしかするとテザリング使うとき以外はずっと節約モードでも困らないかも。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただ惜しいのは、節約モードの切替が面倒。</div>
<div>
いちいちブラウザ経由でFREETELのマイページにログインして設定変更しなくちゃいけない。</div>
<div>
Androidアプリですぐ変更できる、とかそういうサービスがあると最高なんだけどな。</div>
<div>
多分、こまめに切り替えて使うという想定のものではないんだろうと思う。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
あとはしばらく使ってみて。</div>
<div>
何かあったら続報します。</div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-42392182164105035122015-09-08T19:49:00.000+09:002015-09-08T19:49:18.265+09:00Android端末乗り換え (freetel priori2) えー、2月に奈良に引っ越したばかりですが、また引っ越しました。<br />
今度はTOKYOに来ています。<br />
<br />
よって、ブログタイトルを変更したいんですが、何か圧倒的にダサいタイトル案ないでしょうか。<br />
いちいち東京をTOKYOと書いたり、コンクリート・シティとか眠らない街とか80年代の残骸みたいなセンスがポイント高し。<br />
この記事は珍しくコメント欄をあけてみるので、いいのあったら書き込んでください。<br />
何もなければ、おのぼりさんを直訳して「ミスター・ハイライズ」にしようかと思ったんですが、これダサいblogタイトルというよりダサいハンドルなんで、うーん。<br />
<br />
<br />
で、TOKYOで仕事するにあたってスマホを持ってくれ、と注文が入りました。<br />
どうしようかと思ってたんだけど、freetelのpriori2がなかなか需要にフィットしそうだったので購入してみました。安いし。<br />
ビックカメラのアウトレットで、展示品扱いのもの(見たところあまり傷などもないので、単なる開封品かも)に別売りのフリップカバーがついて、税別9560円だったかな。通常売価と較べてあんまり安くもないんですが、まあ。<br />
<br />
今まで使っていた環境は、ASUS MeMOPad HD7とモバイルルーターという組み合わせ。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
◎期待より良いところ</h2>
<h3>
・思ったよりスペック高い</h3>
MeMOPad HD7もpriori2も、CPUはクアッドコアでクロックにも大差ないのだけど、比べるとpriori2の方が若干上のよう。<br />
MeMOPad HD7が、Mediatek MTK8125、priori2がMT6582。<br />
時期的にもどちらも13年後半くらいに出たSoCで、クロックが1.2GHzか1.3GHzかの性能差がある程度と思う。他は3G通信とか電話関係の差かな。<br />
<br />
体感レベルではけっこうはっきりpriori2が上に感じるけれど、これはスペックの差というより、MeMOPad HD7が1280x800、priori2が854x480と解像度が半分以下で、グラフィックの負荷が小さいことが大きそう。<br />
小さくなる以上は性能ダウンを覚悟していたけど、そうでもなかった。<br />
<br />
<h3>
・思ったより液晶悪くない</h3>
それなりに発色してるし、視野角もまとも。<br />
底辺クラスだからTN液晶かと心配してたけど、どの角度で見ても色が裏返らないからTNではないらしい。<br />
解像度こそ854x480のFWVGAとはいえ、Androidってなんでも適当にスケーリングするOSだし、それが不都合に直結するわけでなし。<br />
<br />
また、MeMOPad HD7ではオミットされていた光度センサーがちゃんとついていて、明るさ自動調整もできる。<br />
<br />
<h3>
・メモリー1GBとAndroid 4.4が優秀</h3>
Androidって、4.4あたりからメモリー管理がよくなって、少なめのメモリーでも快適になったらしい。<br />
MeMOPad HD7も1GBだったが、Android 4.2だとそれなりに苦しくて、ちょっと多めにアプリを起動すると、すぐバックグラウンドに回したアプリが終了されていた。<br />
priori2も同じ1GBだけど、結構多めにアプリを立ち上げても断然快適。<br />
ここは体感的にすごく良かった。<br />
<br />
<h3>
・GPSが頑張る</h3>
どうもMediatekのSoCってGPSの個体差でかいらしいけど、このpriori2の個体はなかなか優秀。<br />
例えば鉄道移動中にも、MeMOPad HD7の方は大きな駅ビルのある駅で衛星を見失い、その後いつまで経っても見失った駅に位置が貼り付いたまま、なんてことがたまにあった。<br />
priori2だと、電車に乗っていても長時間見失うことはなく、大体適当にとってくる。個体差が良いのを引いただけかもだけど。<br />
<br />
ただ、地下鉄での動作にちょっと癖がある。<br />
大体の駅では駅のWiFi位置情報を拾い次第その駅に場所が移るんだけど、トンネル出口近くで暴れる。<br />
トンネルに入るときは、トンネル入口のGPS位置に固執して、トンネル内の駅でWiFi位置を拾っていそうなのに反映されない。<br />
トンネルを出るときは逆に、随分早くからトンネル出口やその次の駅あたりに位置が飛んで、トンネル出口近くの駅のWiFi位置を無視する。<br />
<br />
例えば東京メトロ東西線を本八幡から中野方面に乗って行くと、地上に出て橋を渡ってからトンネルに入ると、トンネル入口で張り付く。そこから取れる東大島駅はいいけど、次の大島駅のWiFi位置情報を無視してしまって位置が移らない。<br />
また、高田馬場までは駅ごとにWiFi位置を取るけど、落合駅は無視してトンネル出口の中野駅まで飛んでしまって取れない。<br />
3G回線・WiFi・GPSそれぞれの優先度とか兼ね合いのせいかな。<br />
<br />
<h3>
・固定ボタンがある</h3>
MeMOPad HD7ではソフトウェアボタンだけだったけど、priori2ではメニュー・ホーム・バックのボタンが、物理キーではなくタッチボタンながら搭載されている。嬉しい。<br />
<br />
<h3>
・裏蓋交換自由</h3>
裏蓋と交換するフリップカバーは、なんだかんだで意図しない操作を抑止できるので嬉しい。<br />
開くと自動ONするようなものではなかったのが惜しい。できると楽なのに。<br />
<br />
通常裏蓋にはベルクロテープを貼り付けて、スクーターのコンパネにマウントできるようにした。<br />
スクーターにナビが搭載できちゃって実に便利。同じくベルクロテープつけたモバイルバッテリーも一緒にマウントしたら、電池の心配もなし。<br />
スクーターみたいなある程度の「面」が存在するものにスマホをマウントするなら、難しいマウンター考えるより、ベルクロで貼っちゃうのが楽。100円ショップで、しっかりしたテープがついたベルクロが売ってる。<br />
<br />
<h2>
○聞いていたとおりのこと</h2>
<h3>
・MVNOでテザリングOK</h3>
聞いていたとおり。<br />
USBテザリングも、WiFiテザリングも問題なく動作。便利。これならモバイルルーターいらないな。<br />
<br />
<h3>
・バッテリー交換OK</h3>
聞いていたとおり。私は交換できる方がいいな。<br />
<br />
<h3>
・LTE非対応</h3>
聞いていたとおり。今時だとここがネックになるのかな。<br />
3Gだと下り20Mbps程度が上限か。私は十分だと思うんだけど。<br />
<br />
<br />
<h2>
×思ったより悪いところ</h2>
<h3>
・ぜんぜん電池もたない</h3>
位置ゲーをやると、GPSを常時稼働させながらゲームアプリや地図を起動してガンガン通信もする、という結構ハードなことになっちゃうけど、そうすると電池がすぐ終わる。<br />
<a href="https://play.google.com/store/apps/details?id=ccc71.bmw&hl=ja">Battery Monitor Widget</a>で時間ごとの消費量を表示させたりしてると、たまに35%/hとか表示されて戦慄することが。<br />
<br />
今いれているぷららモバイルLTE定額無制限プランのSIMは、SMSや音声通話がない。<br />
バッテリー消費の一番上にいつもセルスタンバイがいるから、例の問題が起きているのかなと思ったものの、聞くところによると端末側で対策済みらしい。<br />
通話つきSIMに変更予定なので、比べてみる予定。<br />
<br />
<h3>
・タッチパネルがひどい</h3>
ある程度噂には聞いていたんだけど、まあ、通常の使用にそこまで問題がありすぎるというほどではないかな。<br />
<br />
2点しかタッチできず、かつピンチイン・アウトが暴走しがちなんだけど、どうも中央近くを使って2点タッチを行うとなぜか失敗しやすい。<br />
画面下寄りに親指を置いたまま、画面上の方だけ使って人差し指でピンチする、といったやり方ならあまり暴れない。<br />
どうも、画面縦方向の中央あたりに動作の怪しい部分があるみたいで。<br />
<br />
他にも、画面下端に無反応な部分がある。<br />
フリック入力時、最下段のキーをさらに下にフリックするような操作はしばしば失敗する。<br />
<br />
<h3>
・<a href="http://cinderella.idolmaster.jp/sl-stage/">デレステ</a>のプレイに支障ありすぎ</h3>
デレステは、低スペック端末に対して、画面解像度を強制的に半分に落とすという乱暴な処理をしてくる。しかもそれを拒否できない。<br />
元々854x480の画面を427x240まで落とされたら、さすがにあまりにもみすぼらしくて辛い。<br />
3Dモードは少々きびしいけど、2Dモードなら無理というほどスペック足りないわけでもないみたいなんだけどな……<br />
<br />
また、中央を含む同時押しノートが、タッチパネルの問題によって無視されて大抵MISSになるので、フルコンボ取れない曲が出る。<br />
同時タップじゃなくて僅かにずらすことで反応させることはできるけど、コンボを途切れさせずにやるのはかなり難しい。<br />
<br />
<h3>
・夏場の充電はオーバーヒートあり</h3>
ちょっと条件が極端だったので、端末の問題とまではいえないんだけど。<br />
ベルクロでスクーターにマウントしてナビを動かしたまま、晴天の中でモバイルバッテリーで急速充電していたら、「温度が上がっているから至急充電を止めろ」との警告が出た。<br />
走行風で冷えるかなあ、と期待したけどダメで。<br />
<br />
警告が出た時点で自動的にカットしてるならいいけど、そうでないなら、かばんの中で充電したりして加熱した時なんか怖いな。<br />
警告の内容が「充電を止めろ」だったので、勝手には止まっていないような……<br />
<br />
<h3>
・My Tracksの動作が怪しい</h3>
2015年9月現在のバージョンでは、なんか動作が怪しい。<br />
ロギングとかマップ表示じゃなくて、記録データのリストを表示させるところで暴走してしまうことがよくある。<br />
旅行やツーリングのお供に欠かせないアプリなんだけどな……<br />
<br />
<br />
<h2>
○まとめ</h2>
LTEに対応しない、タッチパネルが頼りない、バッテリーが持たない、という3点については我慢が必要だけど、他に大きな問題はなし。<br />
LTEは気にしないことで、タッチパネルはコツを掴むことで、バッテリーはモバイルバッテリーを持つことでそれぞれ対処できる。<br />
<br />
たった1万円で、SIMカードも選ばない、そこそこ使える端末が手に入るというのはなかなかのもん。<br />
まだガラケーのひとが、ガラケーを維持したまま、priori2とMVNOで安くスマホを試してみる、なんて場合にはちょうどいいんじゃなかろうか。無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-72073680588832558132015-08-13T20:55:00.000+09:002015-08-13T20:55:54.710+09:00Lavie Zのバッテリー品質の話 私が主力機兼モバイルとして所有・利用している、<a href="http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1207/03/news023.html" target="_blank">2012年モデルのLavie Z</a>(の企業向けモデルのVersaPro UltraLite type VG)なのだけれど。<br />
電池がもたん。<br />
エコモードでバッテリー消費を抑えても、80%充電から実働3時間たらず。公称8.1時間というのだけど、100%にしても4時間持つかどうかじゃないか。<br />
<br />
まあ、私はちょっとした外出はAndroidで割り切ってるから、そう頻繁にLavie Zでモバイるわけじゃないので、いいといえばいいのだけども、あの「875g!」という鮮烈な軽さで世に表れたLavie Zがモバイるのに難アリとは情けない。<br />
実際、このバッテリーがどんな状態か調査してみた。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<h2>
YbInfoで見る</h2>
<a href="http://ariel.s8.xrea.com/" target="_blank">駄文にゅうす</a>経由(15年8月13日の記事)で、<a href="http://blog2.k05.biz/" target="_blank">某氏の猫空</a>の<a href="http://blog2.k05.biz/2015/07/ybinf.html" target="_blank">記事</a>を見て知った、<a href="http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se236396.html" target="_blank">Yuryu's Battery Information</a>というアプリを走らせてみると。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaEsMH_7s9SbZkVLm5yZaU-VQmK_1c_suLyJr0k42YPVICKstEZYM7RZVoCW-c0WlVXC7iiCMsG7JdWLhF2eFuXCJ1nrx-XF7StRKVXr-oSU7QmuHZkGz5NT8K5Ii-LieTyZbf5RbXHLZz/s1600/battery1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaEsMH_7s9SbZkVLm5yZaU-VQmK_1c_suLyJr0k42YPVICKstEZYM7RZVoCW-c0WlVXC7iiCMsG7JdWLhF2eFuXCJ1nrx-XF7StRKVXr-oSU7QmuHZkGz5NT8K5Ii-LieTyZbf5RbXHLZz/s1600/battery1.png" /></a></div>
<br />
「現在」が約16000mWh、「フル」が約20000mWhで、80%充電モードだから、現在もフルも正しく取得出来てるようだ。<br />
<br />
最近のWindowsは、結構バッテリーの情報を詳しくOSが取得してくれるようで、多分この値はWindowsが取得してる値を表示している。<br />
そういえば、昔のWindows 98とかの世代だと、バッテリー残量表示ってかなり雑だった気がするな。100%充電されてるといいつつ5分で5%になってしまうとか。<br />
これ見る限り、設計容量も充電可能量も現在の残量も詳しく取れてるみたいだから、現在のバッテリー残量も現実的に出るし、劣化度合いも計れる。<br />
<br />
非常に手軽だし、充放電速度をリアルタイムで見られるのも便利。<br />
<br />
<br />
<h2>
Windows 8のPowercfgで見る</h2>
また、このアプリを使うと非常に手軽に現在地を見られるけど、もっと詳細に見たければ、Windows 8には<a href="http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1410/10/news058.html" target="_blank">詳細なバッテリーレポートを書き出す機能</a>がある。<br />
結果はHTMLファイルに書きだされるから、それをブラウザで見る。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6GzZqEFT4e1Cyfa0IousA9KTgevONaH6cSC5EFImI_LFZuZhoOZVrxDLRYKffy8fVniSKhxPJfkmMgm4NpcHB_QEg852wmwu7J8lLeJPiV9JVfSUqImDdUmKMi0VFZ2UgIQ_am8Gopyqx/s1600/powercfg1.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6GzZqEFT4e1Cyfa0IousA9KTgevONaH6cSC5EFImI_LFZuZhoOZVrxDLRYKffy8fVniSKhxPJfkmMgm4NpcHB_QEg852wmwu7J8lLeJPiV9JVfSUqImDdUmKMi0VFZ2UgIQ_am8Gopyqx/s1600/powercfg1.png" /></a></div>
<br />
ここはほとんどYbInfoと同じ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi93ztZnEYAedKj9kOVdUIvmmPZGlKVPTsoTRLtT3jYEduNM76ILnDvOALpJZ3bXae55UngCiSkRPDABlQhykyV4l0w2faFjq_KFH0fnO57JnvZjcw6on8SDl8mOR2j0o0ztynJsz_ArXN2/s1600/powercfg2.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi93ztZnEYAedKj9kOVdUIvmmPZGlKVPTsoTRLtT3jYEduNM76ILnDvOALpJZ3bXae55UngCiSkRPDABlQhykyV4l0w2faFjq_KFH0fnO57JnvZjcw6on8SDl8mOR2j0o0ztynJsz_ArXN2/s1600/powercfg2.png" /></a></div>
<br />
Battery capacity historyは、過去の充電可能容量の変遷を見られる。<br />
<br />
うちは一度OSの再インストールをしてるから、約1年半のデータしかないけど、おそらくインストール後のログはすべて残されている。3年4年とデータのあるPCもあるだろう。<br />
<br />
このLavie Zの劣化度合いを書き出すと、<br />
<br />
<ul>
<li>'14/04/08 - 26030 mWh</li>
<li>'14/04/14 - 25852 mWh</li>
<li>'14/04/28 - 23332 mWh</li>
<li>'14/06/02 - 23095 mWh</li>
<li>'14/06/09 - 22589 mWh</li>
<li>'14/12/08 - 22020 mWh</li>
<li>'14/12/15 - 19825 mWh</li>
<li>'14/12/22 - 18763 mWh</li>
<li>'14/12/29 - 18226 mWh</li>
<li>'15/01/12 - 18216 mWh</li>
<li>'15/01/19 - 18204 mWh</li>
<li>'15/02/16 - 19797 mWh</li>
<li>'15/02/23 - 20524 mWh</li>
</ul>
<div>
14年4月8日から1年ほどの間に、約5500mWh、設計の16.5%ほど削れている。</div>
<div>
一度回復しているのは、ひょっとするとバッテリーリフレッシュをやったからかも。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このLavie Zの発売は12年夏なので、15年夏の今までちょうど3年。</div>
<div>
現在20524mWh残ってるから、設計の33300mWhに対して61.6%残存。</div>
<div>
年間12.8%の劣化というと、結構なペースだなあ。</div>
<div>
購入以来、特に長時間持ち出すことが予想されている日の前日以外は、ほとんどずっと80%充電モードで運用してるんだけどな……</div>
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqih6BrDdi_wDijRtxZ7Het_x6RIIAcCthRpQrYeJ2Z_Y3JZ0xUjcMl5m-AWgya2U59OPKomSZh_mIeUomCnuKz4g3h-wz_kqwEhP0uF7fS5eUzGVaxSDUQZK02M8zMqGTU2Z1_hD07AAK/s1600/powercfg3.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="193" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqih6BrDdi_wDijRtxZ7Het_x6RIIAcCthRpQrYeJ2Z_Y3JZ0xUjcMl5m-AWgya2U59OPKomSZh_mIeUomCnuKz4g3h-wz_kqwEhP0uF7fS5eUzGVaxSDUQZK02M8zMqGTU2Z1_hD07AAK/s640/powercfg3.png" width="640" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDk5ZahKC3-p0Bg248tZQgZwvjN3GdP2lZ6Rnic90NFEM-z71flg2_0l_1pKM4vTgCnqlatzecaqIgkW6AwbIDQO-VBdiAd4tILi3uWifvEF23W-VewJcDIhc-2z0-hwfjjS_cnr2fD5YR/s1600/powercfg4.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="34" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDk5ZahKC3-p0Bg248tZQgZwvjN3GdP2lZ6Rnic90NFEM-z71flg2_0l_1pKM4vTgCnqlatzecaqIgkW6AwbIDQO-VBdiAd4tILi3uWifvEF23W-VewJcDIhc-2z0-hwfjjS_cnr2fD5YR/s640/powercfg4.png" width="640" /></a></div>
<br />
<br />
Battery life estimatesでは、その時期のバッテリー容量と使用実績から見て、大体これくらいの時間は利用できただろう、という予測値を書き並べてある。<br />
もしバッテリーが劣化していなかったらこれぐらいいけたよ、という値も隣に。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
使い方によるところが大きいから予測値はバラついてるけど、まあ大体2時間半~3時間くらいの値を出している。</div>
最後の行は、OSインストール以来の平均値。やはり3時間弱。<br />
<div>
<br /></div>
仮にバッテリーが劣化してなくても4時間半しか持たないようで、カタログスペック8.1時間の半分。<br />
無論こういうのは使い方によるところが大きいとはいえ、Android機なんかはもうちょっと実用スペックとカタログスペックの乖離が小さい気がするんだけどな……。<br />
測定方法を、もうちょっとヘビーユースな基準にしてもいいんじゃなかろうか。<br />
<br />
<br />
<br />
PowercfgはWindows 8の機能だから、中古PCを買うときにちょっと走らせて容量をチェックすることもできちゃう。中古モバイルPCを買うときにいいかも。<br />
もちろん、自分のPCのバッテリー状態を、OSインストール以来のログと共に、状態の推移を見られるのは便利だ。<br />
<br />
<br />
<h2>
バッテリー状態更新タイミング</h2>
上に書いた充電可能量の推移、半年前の2月からずっと変化がない。<br />
<br />
なんでだろう、と思ったけど、普段80%充電モードで使ってるから、いつまで経っても満充電されないせいじゃなかろうか。<br />
充電できるところまで充電してしまわないと限界がわからない、というのも当然な気がする。<br />
<br />
ということで、久しぶりにNECのツールでバッテリーリフレッシュを一回かけた。<br />
これは、一度満充電してから完全放電し、さらに充電し直す動作をする。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7C0habEIPSnGgyJGBDSCfU7lviHVW2887y6dQYiszfLgzM6q70SUO08k4NxSJxqpFaNHnubuVrhxNh_orcdumqXh1aSWXGIzJtiy_A1v-p0i8oG-KAlAVX6SNw80XMs-ivSKzaIzkOPL4/s1600/Clipboard01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7C0habEIPSnGgyJGBDSCfU7lviHVW2887y6dQYiszfLgzM6q70SUO08k4NxSJxqpFaNHnubuVrhxNh_orcdumqXh1aSWXGIzJtiy_A1v-p0i8oG-KAlAVX6SNw80XMs-ivSKzaIzkOPL4/s1600/Clipboard01.png" /></a></div>
<br />
減った。<br />
<br />
もう一回やっても、19381mWhで変化なし。<br />
19381/33300 = 58.2% しか残ってないのか……。<br />
<br />
ともあれうちの環境では、満充電することでバッテリーの現在容量が書き換わるようだ。<br />
もし80%充電で使用していて、現在容量があやしく思えた場合は、一度100%まで入れてみればいいと思う。<br />
(もしかすると、0%近くまで使い切るのも書き換え条件かもしれないが)<br />
<br />
<h2>
やっぱりLavie Zは電池がいまいち……?</h2>
うちのLavie Zのバッテリーは少々、他所と比べても劣化が酷い気がする。<br />
YbInfoを検索キーにして、他の方のバッテリー劣化の様子を見ても、3年で58.2%まで落ちてる例はあまり見ない。<br />
<br />
<ul>
<li><a href="http://blog2.k05.biz/2015/07/ybinf.html">某氏の猫空</a> Panasonic CF-AX2、Lenovo G560</li>
<li><a href="http://ohtsuka.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/asipre-one3-8ee.html">何の変哲もない福岡生活…</a> Acer Aspire One A150</li>
<li><a href="http://blog.rutake.com/techmemo/2015/03/22/ybinfo%E3%81%A7%E4%B8%AD%E5%8F%A4pc%E3%81%AEcf-s10%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%82%92%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F/">Rutakeの技術メモ</a> Panasonic CF-S10</li>
<li><a href="http://seliyablog.blog.shinobi.jp/Entry/59/">わりと多趣味。</a> Panasonic CF-W5</li>
</ul>
<br />
Aspire Oneに関しては、あまりにも容量が落ちたから満充電と完全放電を繰り返したら92.6%まで復旧した、という記事があった。<br />
他の例は、さすがのPanasonicなら数年使って9割前後残ってるとか、Lenovoの普及価格帯のビジネスノートでも5年で78%残ってるとか、そういうのばかり。<br />
Lavie Z (VersaPro Ultralite type VG)は、それなりに高級なウルトラブックなんだから、普及価格帯のビジネスノートとかネットブックに劣るような品質のバッテリーというのはいささか寂しい。<br />
<br />
比べてみると、今回データを収集できた機種はどれも、リチウムイオンバッテリー。<br />
Lavie Zはリチウムポリマーバッテリーだ。<br />
そこで違いがあるかもしれない。<br />
<br />
<br />
あとは、熱の問題とかもあるかもしれない。<br />
Lavie Zはやはり小さいだけあって、かなり発熱はあるし排熱も弱そう。薄い筐体内に押し込まれたバッテリーが、熱的に厳しいというのは考えられる。<br />
筒型のリチウムイオン電池セルを使ってるようなタイプだったら、それが外に張り出し気味に装着されてたりするから、こういうほうが熱には晒されにくいだろうし。<br />
<br />
スマホやタブレットならリチウムポリマーを使ってるものも多いだろうけど、容量がスマホで2500mAh、タブレットでも大きくて10000mAh程度のもの。33300mAhもあるでかいLipoバッテリーだと違うところもありそう。<br />
発熱も、ARMとCore i7じゃ一桁から違うだろう。<br />
<br />
それと私、ずっとエアコンなしで暮らしてるもんだから、夏場は結構過酷な感じの熱を発している。<br />
キーボードの上側とか、触ると心配なくらい加熱している。こういうのも多分良くないね。<br />
<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-77411118053822785162015-07-21T21:23:00.000+09:002015-07-21T21:23:00.465+09:00バイク事故の話 バイクなんか乗ってる限りはいつかは事故くらい起こすのは当たり前だろう、と思いつつ今まで機会なく過ごしてきたけれど、ついにやらかしたのだった。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
事故内容は次のような感じで、乗ってたのはヤマハ・アクシストリート(125ccのスクーター)。<br />
<br />
ゆるやかに左にカーブした、軽自動車でないとすれ違いが難しいくらいの道幅。<br />
カーブ内側に雑草がやたらと繁茂していて見通しが悪い。<br />
雨上がりで路面が濡れていた。<br />
<br />
何度も通っていたところで、視界が悪いのもわかっていたから、少なくとも30kmくらいには減速していたつもり。<br />
それでも、雑草が切れて視界が通ったら対向車がいたのに気付き、ブレーキを引いた瞬間にコントロールを失って次の瞬間には転倒していた。<br />
私は放り出されるように前のめりに地面に落ちて、左足をバイクの下敷きにしたままうつぶせに少し滑って止まった。<br />
<br />
おそらくブレーキでフロントタイヤがロックしたものと思う。<br />
いわゆるパニックブレーキというやつなのだが、対向車とはそんな驚くほど至近距離で遭遇したわけでもなく、そんな強く引いたつもりもなかったのだけど……。<br />
転倒しても対向車に轢かれるどころか、少なくとも車一台分以上は距離が離れていたくらい。<br />
ただ、私は四輪の免許取った時に、教習所の急ブレーキ急ハンドル教習で失敗し、コースアウトして植木に教習車ぶつけたことがあるような人間で、普通の人ならやらないところでパニックブレーキやるだろうな、と思っていたら今回ついに機会がきた感じ。<br />
<br />
対向車も停車して「大丈夫か」「救急車は」といってくれたけれど、私は立ち上がってスクーター起こして道の端に寄せられる状態だったし、状況的に対向車に責任があると思えず、そのまま行ってもらった。<br />
警察へも一応状況を話したが、当然自損事故になった。<br />
<br />
<br />
速度が低いこともあって、怪我はまったく大したことがなく、左下腕と手のひらの擦り傷、左膝の打撲だけ。<br />
左膝は、まあすぐに歩けているけど、一応病院で診察を受けてレントゲンを撮って、特に骨折もヒビもないと確認。<br />
<br />
着ていた長袖シャツはボロボロになって廃棄せざるを得ず、コンクリートで強く擦ったらしい左腕は、生地の下でも結構大きく擦り傷がついた。<br />
もしTシャツ一枚で乗ったりしてたら、左腕の方がもっとえらいことになってたかも。<br />
というか私、夏用のメッシュジャケット持ってるのに横着して着ていなかったのがよくない。<br />
手のひらの傷に至っては、夏用ライダーグローブを実家に忘れていて素手で乗っていた。これまたよくない。<br />
脚はデニムの下だったので、打撲はあれど擦り傷はほとんどなかった。<br />
<br />
病院での治療費は、診断(レントゲン撮影と診察)と薬(痛み止めの頓服10回分)と合わせて1万円ほど。労災にできそうなので全額自己負担。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-fFbpCUosHT6vMLs5gJJBcI7KhCkFR5FO6bUdyy2vGsmcJ4TOnPXVITcyYubkA3yzF2Vp0D2MubFX4P7rSmJRz8t-V46RgLdjAmjEc1J1qJZ5m7sUQM7rVCaElGokFmo8H5qoVIw6W5ug/s1600/axis-damage.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-fFbpCUosHT6vMLs5gJJBcI7KhCkFR5FO6bUdyy2vGsmcJ4TOnPXVITcyYubkA3yzF2Vp0D2MubFX4P7rSmJRz8t-V46RgLdjAmjEc1J1qJZ5m7sUQM7rVCaElGokFmo8H5qoVIw6W5ug/s400/axis-damage.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
車両の方は、私のアクシストリートは<a href="http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/treet/selection/" target="_blank">快適セレクション</a>をつけたので、ナックルバイザーがついていたのだけど、それが左側だけ完全に割れてしまった。<br />
それからウィンカーレンズもヒビが入ったが、ウィンカーは問題なく点灯する。<br />
ハンドル部のカウリング(パーツ名称だとハンドルバーアッパーカバー)も削れてしまった。<br />
他にもっと小さいキズがつくかと思ったけれど、車体前部はフロントフェンダー脇の黒いところ、後部は後席用ステップの横が接地したみたいで、それほど酷い傷はなかった。<br />
まあ、バイクも軽傷。ちと不細工なだけで、特にハンドルが歪んだ感じもない。<br />
<div>
<br /></div>
ナックルバイザーはワイズギアのオプションパーツなので、修理部品としては出なさそう。<br />
買うと1万円もするが、しかし、快適セレクションで購入して、ナックルバイザーを取り付けずにヤフオクに売りに出す人が多いみたいで、それが6000円くらいになってるそう。<br />
しかし今は6000円出すのもしんどいので、ナックルバイザーは諦め。<br />
また、ナックルバイザーは両面テープでハンドルバーアッパーカバーにべったり貼り付ける形で、あまり付け外しも楽でない。<br />
<br />
結局修理は、ハンドルバーアッパーカバーを交換するという方向で。これは3000円で出るパーツ。ウィンカーレンズも600円ほど。<br />
車種によってはウィンカーとヘッドライトのカバーが一体化してたり、LEDライトだとレンズがユニットに一体化していたりして高くつくらしいけど、アクシストリートはバラけているので安い。<br />
<br />
この2点を交換するのは、作業自体はそれほど難しいことではなかった。(自動車修理工の友人にやってもらったんだけども)<br />
ただし、取り付け・固定用の板ナットなどの細かいパーツがあり、それは前のハンドルバーアッパーカバーからちゃんと外して移植しなくちゃいけない。<br />
また、ウィンカーやヘッドライトなどには、ビビリ防止と思われるクッション材があり、これも別途用意しなければいけない。パーツとして買っておくか、適当なもので代用する。<br />
<br />
<br />
<br />
反省点として、そもそも見通しが悪いカーブがある狭い道を通るのがよくなかった。<br />
どうも私は、他の車がいるのがストレスに感じられるので、交通量の少ない方少ない方を選んで動いてしまうけれど、これはちょっと限度を超えていた。<br />
パニックブレーキをやらかす小心者なのは重々わかっていたことのはずで、やらなきゃならん状況をできるだけ作らないようにするべき。<br />
<br />
また、アクシストリートの標準タイヤは、前から濡れた地面でのグリップが悪いように感じていた。<br />
晴天では、おとなしい私の運転では何の問題も感じない。<br />
けれど雨だと、交差点を曲がりつつ加速して抜ける時とか、信号で停車する時などに少し頼りなく感じていた。滑るというほどじゃないけど、ぬるっとくる感じ。<br />
また、意図的にリアブレーキを強く引けば、簡単にロックさせられた。アクシストリートのブレーキって、フロントはディスクでそれなりに効くけど、リアはドラムで、ドラムにしてもあまり急制動しないような感じなのだけど……<br />
もともと廉価モデルのアクシストリートだからそんな良いタイヤのはずもなく、人によっては新車で買ってすぐタイヤ変える人もいると買った店で聞いていたけど、やっぱり頼りなく思えているなら替えてみてもよかったかもしれない。<br />
もう1万キロほど走っているので、修理ついでに交換することにする。<br />
<br />
着るものも、手を抜いちゃダメだった。<br />
スクーターだし距離も短いし大仰すぎる気がしてライダージャケット着てなかったけど、着る。グローブもつける。免許取りたての頃はやってたことだったし。<br />
今回最大ダメージだったのが膝だし、膝当てしてもいいかもしれないな……<br />
<br />
<br />
というところが、今回の「スクーターで30キロで自爆した」しょぼい事故の顛末。<br />
まあほんと、コケるときは30キロでもいきなりコケるので、50ccスクーターでも今回のようなコケかたは十分あるはず。<br />
タイヤ腐ってないか確認したり、半袖Tシャツで乗らないようにしたりくらいのことはするようにオススメしときます。無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-82800822622942642902015-07-07T23:39:00.000+09:002015-07-07T23:39:01.607+09:00映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と「ルック・オブ・サイレンス」 二週連続で映画を見てきたのだけど、それが表題の二作。<br />
これほど対極にある映画を連続で見る奴、それが私である。<br />
<br />
ネタバレしまくるから注意だ。<br />
先にマッドマックスからだ。<br />
<br />
<a name='more'></a><h2>
●<a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/" target="_blank">マッドマックス 怒りのデス・ロード</a></h2>
実は秘密にしてたけど過去作見てないもんで、公開当初はノーチェックで、周囲の友人らがあまりにもヤバい映画だというのでそれならば、と。<br />
1がマックスターンのやつ、くらいは知ってたけど、それくらいしか……<br />
というか私、そもそもあんまり映画に詳しくないのだ。<br />
<br />
<br />
映画館に行ってチケットを買おうとすると、でかでかと「ラブライブ満席。今日の全回売り切れ」の表示が嫌でも目にとまる。土曜とはいえ公開三週目だぞ。<br />
私にとってラブライブって、あの奇跡のトゥルーコンテンツ「Baby Princess」の裏でいつのまにか発進していた、ありありとアイマスの後追いやなあと思わせるG's Magazineの新ネタ、という認識だったのに、知らん間に大きくなって……<br />
<br />
<br />
で、着席して友人と予告見ながら、あ、これちょっと面白そうかも、とか至極フツーのこといいながら、明かりが落ちたところで画面に注目。<br />
<br />
見渡す限り赤土の荒野。<br />
ひとりの男。<br />
双頭のトカゲ。<br />
トカゲ走る。<br />
男に近づく。<br />
踏む。<br />
食う。<br />
<br />
うん、とりあえずカッコいい。<br />
考えてみればこれだけで「核戦争後の荒廃した世界」だと舞台説明しちゃってるし、「北斗の拳の元ネタがマッドマックス(2だっけ?)だよ」という程度の予備知識しかなくても、すっと飲み込めるわかりやすさ。<br />
<br />
なんかこう、全体を通して、とにかくカーチェイスとか爆発とか大砂嵐とかトンデモアクションとかをやりたいだけの作品なのは明らか。<br />
でも、いくらなんでも舞台設定や状況説明がナシというわけにもいかない。<br />
舞台設定とか状況説明とかそういうものを、時間を掛けずに簡潔なカットひとつでパッとわからせてしまう、という多分すごい高等な技術でやってしまうことで、テンポを崩したりアクションの密度を薄めたりせず、全編ひたすらアホカーアクションで埋め尽くすことに成功してるんだと思う。<br />
<br />
いや本当に、最初から最後まで見せ場しかないような勢いだった。<br />
こっちが想像できる範囲を、常に飛び越えっぱなしで最後まで走り抜けた。<br />
私のような凡人では、緑の地がもうないことを知って、塩の大地に向けて走り去ろうとするフュリオサたちを見送ってエンディング……なんてヌルいこと考えてしまったところで、引き返して砦を奪うと決断するとこなんかもう、自分がなんて平凡なレベルの頭しかないかと思い知らされる。<br />
<br />
<br />
それから、状況に囚われたり潰されかけたりする人たちが、それを振りほどいて自分を取り返すような話でもあって、私はこういうある意味説教臭いところがあるのが好きだな。一番好きな漫画家が富沢順だという私だ。<br />
だいぶ人間不信じみてたマックスも、子産み女扱いされる砦に戻ろうさえした女たちも、盲信の中でしか生きられなかったニュークスも、死んでしまう者もあれど、状況の奴隷のままでいた者はなかった。<br />
明らかにバイオレンスアクションなのに、ほとんど血や死体は見せないとことかも含めて、バカで激しくて頭悪そうで爆発して火を噴く映画だけど、下品でもなく下卑てもいない。<br />
といって、決して高貴で気高い作品であろうとしてるようにも見えなくて、「この方が気持ちいいからこのほうがいいだろ」といわれてる感じ。まったくそう思う。<br />
<br />
と、何か下手にまじめに語ってしまったけれど、だって見たらすぐに、すごいバカ映画であるためにすごく高い映画の技術が駆使されてるとわかっちゃうんだもん。<br />
頭空っぽで見られる映画というか、空っぽでもちゃんと突き刺してくる映画。すごい。<br />
<br />
<br />
私は、谷のモトクロスバイク軍団が好きだった。<br />
バイクでウォータンクなんかとどう戦うんだろ、と思ってたらまさかの空爆。あんなところであんな激しいライディングができる恐ろしい技術の持ち主なのに、マックスやフュリオサの銃撃でばたばた撃墜されるソフトスキンの悲哀。ほとんど諸行無常、侘び寂び。<br />
<br />
<br />
<h2>
●<a href="http://www.los-movie.com/" target="_blank">ルック・オブ・サイレンス</a></h2>
インドネシアという国は、太平洋戦争まではオランダの植民地だったのだけど、あの戦争で日本軍にオランダ軍が追い出された権力の空白を突いて、スカルノによって独立が宣言された。<br />
混乱する国内だったけれど、国粋主義者・宗教家・共産主義者の対立を調停して国をまとめあげる、という立ち位置をとって、スカルノはどうにかこうにか国内を治める。<br />
<br />
しかし1960年代後半には、スカルノの態度がかなり東側に傾き、外資の排除なども行って、英米はじめ西側と険悪になって国連脱退にまで至り、経済制裁で国内が疲弊。<br />
そんな中、軍隊内の共産党系といわれる左派勢力が決起し、軍首脳部の将軍6名を暗殺。<br />
そのままクーデターを起こして軍と政府を掌握しようとしたが、後に大統領となるスハルトの迅速な対応により、たった3日で鎮圧された。<br />
これを「9月30日事件」という。<br />
<br />
9月30日事件以後、スハルトによる過激な共産主義排斥が行われ、推定で50~300万といわれる共産主義者(とされた人たち)が虐殺された。<br />
しかし、こういう経緯から発生しているため、「インドネシアを破壊しようとした国賊である共産主義者への正義の粛清」というような捉え方もされ、虐殺を指導した者や実行者が、今でもなんら罪に問われることなく、むしろ社会の重職について裕福に暮らしている。<br />
一方で、共産主義者と疑われて実際に殺されかけた人、家族を殺された人もまた、大勢インドネシア社会で暮らしている。<br />
<br />
<br />
この映画には「<a href="http://www.aok-movie.com/" target="_blank">アクト・オブ・キリング</a>」という前作がある。<br />
ジョシュア・オッペンハイマー監督が、虐殺者と被害者が共存するインドネシア社会を取材するも、政府としては触れられたくないからと、この事件の被害者への接触を禁じられた。<br />
ならば、と加害者側に取材したドキュメンタリー。<br />
<br />
ちょっとガラ悪いけどけっこう裕福そうに暮らしてる初老の男性が、1000人は殺したという虐殺者だったりする。<br />
昔はダフ屋のチンピラで、虐殺にはそういう人がかなり動員されている。軍が直接手を下したら国際社会の批難を浴びるけど、民間人がやったならそこまでいわれないから。<br />
そんな人らが、へらへら笑いながら実際に人を殺す様を説明する。<br />
だからオッペンハイマー監督、「なら再現映像を撮るから実際にリアルにカメラの前でやってみせて」という、すさまじいことをやらせる。<br />
<br />
「自らの行った殺人を自ら演じる」ということを行った元虐殺者らが、その演技を通じて自分がやったことを突きつけられる。<br />
思考実験してみるなら面白そうなテーマだけれど、実際にそれをされた人の姿を見るというのは、なにか説明しがたい衝撃があった。<br />
本当に忘れたくても忘れられないような、すさまじい映画だった。<br />
<br />
<br />
それの続編として、「ルック・オブ・サイレンス」は、今度は被害者側に密着取材する形をとる。<br />
密着するのは、兄が虐殺されてそのすぐ後に生まれた、めがね職人のアディ。<br />
虐殺をへらへらと自慢する加害者たちの映像を見たアディは、兄と、今なお彼らを恨みながらも何もいえず静かに暮す母のために、せめて少しでも反省や謝罪をと、加害者たちに直接会いに行ってそれをオッペンハイマーに撮らせる。<br />
その加害者というのが、アディと同じ村に住む人、役人、地方議会議員、果てはアディのおじさんといった、遠くてもさほど遠くない、近いと本当に近しい人たち。<br />
<br />
大虐殺があって、その加害者と被害者がすぐ近くで暮らしている、というインドネシア社会のうそ寒さがよくわかる。<br />
そして、被害者に直撃されてもなお、とにかく「自分のせいじゃない」とか「あれは正しいことだった」と、実にバリエーション豊かな言い逃れで、誰一人責任を認めず謝罪も反省も見せない加害者たち。<br />
本当に見苦しいほどの言い訳を繰り返す加害者が、だからこそ、虐殺を本当に誇るべき栄光だと思っているわけじゃなさそうだなあ、とは推察できるものの、それでもやはり、アディに対して少しでも謝罪や同情を見せる加害者はいなかった。<br />
<br />
映画として面白いのはどっちか、といわれると、これはやはり「アクト・オブ・キリング」の方が強烈だったとは思う。<br />
あれはなんだか、事の善悪を飛び越えるような衝撃がある結末だったから。<br />
「ルック・オブ・サイレンス」は、ただただひたすら胸糞悪いというか、ずっと眉間にしわを寄せて見てしまうような作品で、別に衝撃的な結末もない。<br />
サイトの煽り文句で「感動と慟哭の結末」といってるのは、大嘘とはいわないまでも、これだけの悲惨な有り様にただこれだけの救いというか、これだけのことさえできないほど悲惨だったのかと思わせられるというか、そういう類の「慟哭」だろうと思う。<br />
こんなことはアディと父母にかぎらずインドネシア中にあることで、それを胸の底に埋めながらも、社会は一応成り立ってしまうし、人はそこで生きていかねばならんというのは、ひたすら重苦しく心に残ってしまう。<br />
<br />
そんなわけで、これ単品で見るより、「アクト・オブ・キリング」と一緒に見たい。<br />
<br />
<br />
<br />
という具合で、ハイの極致とローの深遠の両方を連続して見てきた二週間でした。<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-28560166949840674312015-07-04T14:37:00.001+09:002015-07-04T14:37:29.631+09:00私史・20世紀末の私とPC-98 どうせこの記事を公開する頃には流行は過ぎてると思うのだけど、Twitterで「#インターネット老人会」というタグが流行っていた。<br />
元々そういうイベントがあったらしいけど、Twitterに広まってからは、PC昔話あるあるタグになっちゃってるようだ。<br />
見てると、インターネットどころか80年代まで遡るような話してるガチ老人もちらほら……<br />
<br />
これはちょっと便乗するべきか。<br />
インターネット……より、もうちょっと古いPCハード、PC-98ネタで。<br />
<br />
例によって、私が喋りたいことを書き散らすので、読みやすさとかあまり配慮されないし、長いのでご了承を。<br />
割と間違いもあると思いますが、私がそう思うならそうなんだろう、私の中ではな。<br />
<br />
他の昔話は、<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2014/09/2000pc.html" target="_blank">2000年前後のPCゲームブーム</a>に関して、前の記事があるのでそちらで。<br />
それから、唐突に「<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2015/05/galaxian3.html" target="_blank">GALAXIAN3</a>」について書いた記事もあるよ。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
●NEC PC-9801シリーズ</h2>
<div>
大体80年代後半から97年くらいまでにかけて、日本で「パソコン」といったら、大体NECのPC-9801/9821が出てきた。</div>
<div>
富士通FM-TOWNSとSHARP X68000を併せて3大国産パソコンとかいってたんだけど、シェアでいくと確か8割かそれ以上がPC-98だったんだっけ。</div>
<div>
それからEPSONは、PC-98互換機をリリースしていた。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
私は、1985年モデルのPC-9801VM2、90年モデルのPC-9801DX2、95年モデルのPC-9821Xa7/C4と、大体5年おきに親が買い替えていたのを使っていた。(どれも型落ちで安くなってから買ったりで、時期は後ろにずれるけど)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただまあ、「PC-98を使っていた」ということは、極めてコモンな出来事なもんで、それ自体にスペシャルな記憶はないのよね。みんなそうだったから。</div>
<div>
私はもう、ほぼPC-98時代が終了した2000年まで、PC-9821Xa7/C4を強化して使い続けていたから、その頃はむしろ「98を使うこと自体が面白い」状態だったけれど。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
●NEC V30</h2>
私が初めて触ったパソコン・PC-9801VM2に搭載されていたCPUは、NEC V30-10MHzだった。<br />
V30というのは、Intelのi8086の高速互換品としてNECが開発したCPUで、85年頃のNEC PC-9801シリーズの主力CPUとして、またその後の機種でも後方互換性維持のためにサブCPUとして広く使われた。<br />
<br />
V30は、Intel 8086とピン互換になっていて、8086を載せたPCにそのまま入れ替えて差し込めば動いて、高速化できたとか。まあ私はやったことないけど。<br />
80年代くらいは日本の半導体産業がかなりすごかったので、NECがIntelの上位互換品を自社開発とか、今では考えられないようなことがあったのね。Intelが今ほどモンスター企業ではなかったのもあるけど。<br />
<div>
<br /></div>
<br />
「互換性のためのサブCPU」とは何か、というと。<br />
今は、WindowsなりAndroidなりのOSが提供する機能にしたがってプログラムを書くから、そのOSが走るPCならハードの互換性は基本的に気にしなくていい。OSが動いているならハードも互換しているはず。<br />
だけど、80年代のプログラミングは、CPUをダイレクトに叩いたりメモリを直接書き換えたりとかするから、ハードが変わると動かない場合がよくあった。<br />
一番単純な話としては、アクションゲームなんかで、CPUが高速化されたらゲーム自体の動作が速くなって遊べない、なんてことがあってね。<br />
そういうわけで、互換性のためにCPUをもうひとつ載せる、初期ロットのPS3みたいなことをやっていた。<br />
<br />
<br />
<h2>
●PC-9801VM2とVX2</h2>
PC-9801VM2は、当時としては結構人気のあった機種だった。<br />
VM2と、次のPC-9801VX2あたりが人気で、個人で買う人も多かったし、私が通っていた小学校の職員室にもあった。<br />
<br />
しかしこの2モデル、どちらを選ぶかでその後のPCライフに大きな差がついた。<br />
発売は85年と86年というたった一年差のVM2とVX2の間に、機能上の分水嶺があったの。<br />
<br />
性能はただ上がっていくだけのものだから、足りなくても動作が遅いことさえ我慢すればいいだけのこと。<br />
しかし機能は、ないならそれはできない。イメージスキャナーのないパソコンで、紙原稿のスキャンはできない。<br />
機能の追加をする手段がないなら、その機能を求められてもどうしようもなくなる。<br />
<br />
<br />
で、VX2にあってVM2にない機能があった。<br />
<br />
VM2のCPUはV30だから、機能的には8086世代。<br />
VX2のCPUは80286だから、機能的にかなり拡張されている。<br />
例えば、CPUが直接取り扱えるメモリー量が、8086やV30だと1MBだけだったのが、80286だと16MBに広がっている。<br />
とはいってもまあ、そういった80286の拡張機能はあまり利用されず、大して問題にはなりにくいけれど。MS-DOS Ver.5.0以降を使う場合に、コンベンショナルメモリーの確保をやりやすくなる程度か。<br />
<br />
しかし、CPU業界のその後の展開が、V30と80286に将来性の差をつけてしまった。<br />
<br />
当時、PC本体が何十万円もする高価なもので、簡単に買い換えられるものではなかったことから、「CPUだけ新しいものにして強化する」という需要が大きかった。<br />
そのためCPUメーカーも、80386とピン互換で、でも中身は80486、というようなCPUを作った。<br />
IBMがIntelにライセンスを受けて作っていた、IBM486DLCとか。<br />
さらに、ソケット変換ゲタやドライバーソフトウェアなどを組み合わせることで、IBM486DLCのようなCPUを80286搭載PCに載せる、CPUアクセラレーターという商品が現れた。<br />
<br />
そんなわけで、80286搭載PCであれば、486世代のCPUにまで拡張できた。<br />
PC-9801VX2なら、そんなCPUアクセラレーターが対応した。<br />
こういうのを使えば、Windows 3.1などの、80386や486がないと動作しないようなアプリケーションも動作させられたそうだ。<br />
<br />
ところがVM2だと、さすがに基本設計が古すぎるせいか、そこまで世代を飛び越えるアクセラレーターはなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
また、VX2ではグラフィック機能の強化が行われていた。<br />
<br />
もともとのPC-9801は、メモリーの一部がグラフィック表示用に予約されていて、CPUに命令してそのメモリーに直接値を書き込んだらその内容がグラフィックとして表示される、という素朴なグラフィック機能だった。<br />
最初は、640x400の解像度に、1ピクセルあたり3bitの色を表示できた。各bitが赤・青・緑に割り当てられていて、黒・赤・青・緑・紫・水色・黄色・白の8色を表示できた。<br />
<br />
それが、VM2になって拡張され、1ピクセルあたり4ビットの16色になった。<br />
かつ、各色に対してRGBそれぞれ16段階の強さを指定できるようになり、4096色中16色を選んで同時に表示させることができるようになった。<br />
これだけでも画期的な拡張で、この「4096色中16色表示」を要求するから、PC-9801VM2以降でなければ動作しない、というアプリケーションは、ゲームを中心に数多くあった。<br />
<br />
(ただ実際は、VM2は標準では1ピクセル3bitのままで、4bitにするにはVRAM拡張カードを追加する必要があった。うちのは追加されてなかったので、ゲームなんかではしばしば動かないとか色化けするとかトラブルが……)<br />
<br />
しかしPC-9801VX2では、さらに「EGC」というグラフィックアクセラレーターがついた。<br />
直接メモリーに値を書き込むだけじゃなくて、EGCを利用することでより高速なグラフィック処理ができた。<br />
ゲームなどではEGCを利用しているケースも多く、PC-9801VX2以降を動作条件とするゲームが出た。<br />
<br />
EGCはその後のPC-9801シリーズには搭載されていて、それ以上の拡張は長らく行われなかった。PC-9821シリーズが始まってやっと次の拡張がある。<br />
また、VM2以前の機種にEGCを追加する拡張ボードなんてものは出なかった。<br />
EGCを使うゲームは、VM2ではどうやっても動かせなかった。<br />
<br />
<br />
そんなわけで、もし親父が買ったのがPC-9801VM2ではなくVX2だったら、次にPC-9801DX2に買い換える必要はなかっただろう。<br />
でもそんなこと、買った時点でわかるべくもなかっただろうな。<br />
親父、VM2は新品で買ってるんだ。ボーナス勝手に使い込んで、軽自動車変えるような金額をキャッシュでぶっこんでパソコンにしちゃって。壮絶な夫婦ゲンカが起こったぞ。<br />
<br />
<br />
<br />
<h2>
●V30と16MBのメモリーボード</h2>
うちでは、父親がなぜか入手してきた、16MBという当時としては目玉が飛び出るような異様な大容量メモリーボードを増設してあった。バブル怖いな。なんぼするものだよ。<br />
<br />
この頃のメモリーは、SIMMとかDIMMのような専用スロットじゃなくて、Cバスと呼ばれる汎用拡張スロットに差し込んだ。<br />
PC/AT互換機だったら、ISAバスにメモリーを増設してるような感じか。<br />
当時としては普通のこと。<br />
<br />
しかし16MBは本当におかしな大容量で、今の感覚で16GBメモリー積んでる、というよりもっと異様だと思う。<br />
だって、ストレージが1.2MBの2HDフロッピーディスクなのに、メモリーが10倍以上ある。その論でいけば、2TBのHDD積んでるPCに24TBのメモリーがあるみたいな。<br />
<br />
<br />
そんな大量のメモリーどうするんだ、というと。<br />
元々V30は1MBまでしかメモリーを扱えないし、OSのMS-DOSだってやっぱり1MBしか扱えない。今みたいに、増設したら増設しただけ勝手にOSが利用してくれる、なんて便利なもんじゃない。<br />
よって、メモリーボードメーカーのドライバーによって、メモリーを利用する。<br />
<br />
メモリーボードはメルコのEMJ-16Mというもので、ドライバーソフトもついてきた。<br />
それで利用できるのは、ディスクキャッシュ、RAMディスク、プリンターバッファー。他にもあったかもだけど忘れた。<br />
<br />
1.2MBのフロッピードライブ2台なので、2.4MB以上ディスクキャッシュがあっても仕方ない。<br />
プリンターバッファーといっても、バッファリングする元データがフロッピー1枚より大きいはずもない。<br />
となると、10MB以上の巨大RAMディスクをつくるしかない。<br />
<br />
<br />
フロッピーディスクは、1.2MBをひと通り読み込むまでに1分くらいはかかったと記憶しているので、まあ、当時としても快適なものではなかった。<br />
ゲームソフト起動すると、コツコツコツコツと音を立てて読み込む。何十秒も待たされる。<br />
<br />
なので、私が常用してたシステムフロッピーは、起動したらまず10MBのRAMディスクを作り、常用するアプリケーションをRAMディスクにコピーする。<br />
最初のコピーの待ち時間はかかるけど、以後はディスクアクセス速度を全く意識しなくていい快適な環境が。<br />
まあ、リセットしたら泡と消えるドライブだから、うっかり作成したデータをフロッピーに書き戻せずにハングアップしたりすると、もう全部パァだけど。<br />
<br />
まー、持て余してたなあ。使いようがないよ。<br />
普通メモリーは足りなくて困るものだったのに、うちじゃ余りすぎてどうにもならないっていう……<br />
<br />
<br />
<h2>
●PC-9801DX2</h2>
で、PC-9801VM2もいい加減古くなった93年ごろ。<br />
<br />
当時の最新モデルは、テレビCMもバンバン打っていた人気モデルの、「98メイト」ことPC-9821Apだった。<br />
CPUはIntel 486DX2-66MHz、グラフィックも640x480 256色表示に拡張され、Windowsへの対応を見据えた高級機だった。<br />
<br />
とはいえ、そんな高価なもの買えないので、2世代前のモデルの一番下のグレード、PC-9801DX2を中古で買ってきた。親が。<br />
<br />
PC-9801DX2は、80286 12MHzを搭載している。<br />
先述の通り、80286モデルだったら、CPUアクセラレーターで486くらいまで強化できる。<br />
最新モデルには敵わないまでも、そこそこのとこまでいける。<br />
<br />
<br />
買ってきてすぐにIBM486DLC3に換装されて、標準搭載の80286はポイされたわけだけど、この80286、見ればIntel製じゃなくてAMD製だった。<br />
後に独自の設計でIntel互換CPUを作っていくAMDだけど、当時はIntelからライセンスを受けて80286と同じものを生産したりしてたのね。<br />
<br />
<br />
親父が前に買ったVM2は、いわばハズレクジみたいな機種だったけど、DX2は当時のプアマンズチョイスとしてはなかなかベターだったように思う。<br />
性能は、CPUアクセラレーターで割安に補えた。<br />
<br />
また、DX2という機種は、PC-9801シリーズで搭載されていた機能を、すべて網羅したような機種だった。<br />
HDDの内蔵もできた(40MB)。<br />
FM音源を搭載して、ゲームでちゃんと音楽が流れる機種でもあった。音源は省略されている機種が多くて、最新モデルであっても、廉価機の「98フェロー」ことPC-9801BXには搭載されていなかった。<br />
Windowsの時代に乗れる機種じゃなかったけど、MS-DOSに割り切るならば、特に快適に使える機種のひとつだった。<br />
<br />
まー、主にゲーム機として優秀だった、って感はあるけれど。<br />
<br />
<br />
<h2>
●PC-9821Xa7/C4と延命</h2>
これは確か96年にうちに来たんだったか。<br />
95年の前半、Windows 95発売のほんとに直前にリリースされた、MS-DOS 6.2 + Windows 3.1搭載PCだった。<br />
OSの変わり目直前の機種って、安く買えるからね。<br />
それに元々、性能はPentium世代、機能は削れるだけ削って、値段はお安く、というようなモデルだったから、購入価格は10万円しなかった。<br />
機能が削られているのは、これまで使ってきた拡張ボードを使えば補えるから、以前からの98ユーザーには手頃な機種だった。<br />
<br />
97年あたりのインターネット黎明期には、このPC-9821Xa7に外付けの28800bpsモデムをつなぎ、Windows 3.1にTrumpet Winsockという接続ソフトウェアを入れて接続した。<br />
これが私とインターネットの初めての邂逅だったな。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
PC-9821シリーズも、CPUが486の世代のものを買っていたら、少しハズレ感があった。<br />
時代的に過渡期のもので、Windows 95についていくのが精一杯。アップグレードできる範囲もあまり大きくなかった。<br />
<br />
しかし、Xa7になるともうPentium世代。<br />
Pentiumも、最初期モデル(66MHzと60MHz)はバグがあったり、発熱が大きかったりして苦しかったけれど、Xa7のは扱いやすい次の世代で、75MHz。<br />
<br />
NEC独自規格のPC-9821とはいえ、Pentium世代になってからは、かなり世界標準のアーキテクチャに近くなった。<br />
CPUも、汎用のSocket 5やSocket 7がついて、そこに載せられていた。<br />
グラフィックも、2MBのVRAMを備えた、Trident TGUi9680というWindows用グラフィックチップが載せられた。<br />
486時代は拡張スロットも独自規格だったけれど、Pentium世代では普通のPCIスロットがついた。(これまでのCバスという16bit拡張バスも残っていたが、486世代にできた32bit拡張バスは廃止してPCIに移行)<br />
HDDやCD-ROMドライブなども、今までSCSIやSASIといった規格のものを使っていたのが、一般的なIDE接続のものになった。<br />
メモリーも、普通の72pin SIMMで増設できる。<br />
そういった周辺機器を制御しているチップセットからして、PC/AT互換機と同じ、Intel 430FXとかVLSI Wildcatとかそういうものを使っていたし。<br />
<br />
そういう中身であるからして、パーツを盛り込んでいけばどんどんパワーアップできる。<br />
だから、Windows 3.1世代末期のモデルが、ずっと後まで戦えた。<br />
<br />
<br />
<h3>
○CPU</h3>
まずCPUは、K6-2/IIIやCyrix MIIなどを使えるようにするアクセラレーターが出ていた。<br />
こういうのを使えば、Pentium 75MHzが、K6-III 500MHzとか、そんなところまで強化できちゃった。<br />
しかし、ソケット変換ゲタを使うアクセラレーターはちと高校生には高価。<br />
古めのモデルでも、ゲタだけ再利用されて使われたりするから、中古もあまり出なかったし安くもなかった。<br />
<br />
そこに救世主的に現れたのが、IDTのWinChip C6というCPUだった。<br />
ソケットは、Xa7/C4のSocket 5にそのまま入る。発熱も低いので、Pentiumと同じものをそのままつければ十分。<br />
また、MMX-PentiumとかK6-2は、発熱を減らすためにCPUへの供給電圧を2.2~2.8Vくらいに下げていたから、それをゲタで変換してやらなきゃならなかったけど、WinChipはPentiumと同じ3.3V。<br />
MMX命令が追加され、MMX-Pentiumと同等の機能に拡張されているのに、互換性は非常に高く、他のCPUよりもトラブルは起きにくかった。K6などはBIOSが対応しなくちゃいけなくて、PC-98なんかだとBIOS対応は無理だから、ゲタやドライバーで対処していた。<br />
また、CPUのクロック倍率設定も、Pentiumで1.5倍の設定をすれば、4倍と解釈する。ベース50MHz・倍率1.5倍の75MHzで駆動していたPentium機にそのままつければ、200MHzで動く。<br />
PC-9821Xa7/C4では、ベースクロックも倍率も自分で設定できたから関係ないけど、変更できないPCのアップグレードパスにもなった。<br />
つまりは、手軽なCPUアクセラレーターとして使われるべく設計されたCPUだった。<br />
<br />
とはいえ、まあ、K6-2ほど強烈に速いわけではない。<br />
クロックは200MHz前後。K6-2なんかもう400MHz超えてたと思うし、Pentium 2もあった。<br />
実際の速度も、200MHzでまあ、100MHzのPentiumよりは速いのはわかるけど、という程度。<br />
特に浮動小数点演算が遅い。まあ、当時のPCで使用感に直結するのは整数演算だったから、Intel以外のCPUはどれも整数演算偏重の設計ではあったけれど、それにしても遅かった。<br />
<br />
<br />
そんなマイナーで狙いがニッチすぎるCPUだけど、なんと後継モデルWinChip 2が出た。<br />
<br />
私はこれも購入したけど、これがガラっと良くなっていた。<br />
今までの浮動小数点演算が遅すぎるのが大幅に改善され、特に遅くなくなった。これじゃ100MHzのPentiumと大差ないな、と思うようなシーンがなくなった。<br />
<br />
また大きかったのが、AMD 3DNow!命令に対応したこと。<br />
当時ポピュラーだったMP3エンコーダー「午後のこ~だ」を使って、3DNow!有効でエンコードすると、再生速度の4倍くらいのスピードで変換できた。確かPentium 100MHzやWinChip C6 200MHzだとせいぜい1倍くらいだった。<br />
私がその頃にやっていた一番重い処理がMP3エンコードだったから、この速さは感動的なものがあった。(K6-2使えばもっと速いというのはおいといて)<br />
<br />
このWinChip 2は、私がPC-9821Xa7/C4を手放すまで使った。良いCPUだった。<br />
<br />
ちなみにWinChipという商品はここで終る(マイナーチェンジ版WinChip 2 Rev.Aが出ただけ)が、その後このコアはVIAに買収される。<br />
VIAには同じく買収された旧CyrixのCPU開発チームがあり、Pentium 3互換CPUとしてCyrix IIIを開発していたのだが、これがコケる。<br />
その結果、WinChipチームが開発していたWinChip 4のコアが、Cyrix IIIという商品名で売りだされることになる。<br />
さらにC3と名前を変えて、遅いものの低消費電力などを売りに組み込みや超小型PCに浸透していく。<br />
その次のC7も、Nanoも、かつてのWinChipを作っていたCentaur Technologyによる。<br />
<br />
<br />
<h3>
○グラフィックカード</h3>
PC-9821Xa7/C4には、標準でTrindent TGUi9680というグラフィックチップが、2MBのメモリーとともに搭載されていた。<br />
しかしこれは、当時としても速い方ではなかった。<br />
確か、ビジネス用途中心の設計で、256色モードだとそこそこ速かったらしいんだけど、我々ホビーユースやインターネット利用だと、16bitカラー(65536色)は使いたい。けど、それだと遅い。<br />
遅いってもちろん、3Dグラフィックとかじゃなくて、Windowsの普段の画面描写のレスポンスが悪いの。<br />
<br />
Xa7/C4は、PC-9821とはいえPCIスロットがあるので、いくつかのPCI用グラフィックカードが利用できた。<br />
まあ、グラフィックカードのビデオBIOSがPC-9821対応でないとダメだから、なんでもとはいかなかったが、I-O DATAやMelcoといったサードパーティが頑張ってくれていた。<br />
けど、実のところ互換性の大きな部分がMS-DOSなどの古い表示のところで、Windows 2000だけで使うならかなり動くものが多かったとか……<br />
<br />
<br />
それで、初めて買ってみたのは、I-O DATAのGA-PG3D2/98PCIという、S3 ViRGEを搭載したグラフィックカードだった。<br />
けどまあ、これは体感できるほど性能差出なかったな。ベンチマークは速くなったけど。<br />
<br />
S3社は、486時代以前には高性能なグラフィックチップを開発・販売していたメーカーで、PC-9821でも高級機には、S3のVision 864を使っていたりした。<br />
しかし、Pentium時代に未来予測を間違って普及価格帯路線に舵を切って大失敗、主役の座をMatroxやnVIDIA、ATiに奪われていく。<br />
その逸走第一弾が、ViRGEだった。<br />
安くってそこそこの性能で、まあ、数は売れていたのだけど、「安かろう悪かろう」の代表みたいなイメージになっちゃった。<br />
<br />
<br />
次に、Matrox Millenniumを手に入れた。<br />
<br />
これは1995年当時のハイエンドグラフィックカードで、その後なかなか破られないレベルで、Windowsの画面描写処理が速かった。<br />
また、画質が良かったのもポイントだった。<br />
当時は今みたいに液晶にデジタル接続ではなくて、ブラウン管モニターにアナログ接続だったから、アナログ信号の品質が悪いと、画面がにじんだりピンぼけ気味になったりした。<br />
画質が良いのは、回路設計の良さの証明でもある。<br />
<br />
これはPC-9821に標準搭載されたモデルがあったせいか、普通にPC-9821で使える。<br />
オンボードのグラフィックとは完全に体感レベルの速度差があって、画質の良さもあって非常に快適になる。<br />
<br />
しかしそんな良い物も、惜しいことにDirect Xが存在しない時代の製品だったから、Direct Xを使うとアクセラレーションがまったく効かない、という機能不足があった。全部CPU処理になってめちゃくちゃ遅い。<br />
新しいゲームが一切遊べないわけで、95年のハイエンドも、案外早く時代錯誤なものになっちゃっていた。だから安く買えたんだけど。<br />
<br />
<br />
最後に買ったのは、MelcoのWGP-FX8Nという、3dfx Voodoo Banshee搭載カード。<br />
PC-9821対応のグラフィックカードの中で、普段のWindowsの描画も、DirectXによる2D描写も、3D処理も最も速いと定評があったのが、Voodoo Bansheeだった。<br />
PC/AT互換機の方でも評判がいいグラフィックチップで、nVIDIA Riva TNTやMatrox G200、ATi RAGE128あたりと互角にやりあった。2Dでも3Dでも良好な性能を見せる。<br />
<br />
とはいえ、ボードの回路設計の質なども良いI-O DATA製のGA-VDB16/PCIに比べると、こっちのMelco製は一枚落ちる扱い。<br />
90年代後半のI-O DATAってすごく力の入ったメーカーで、GA-VDB16/PCIは元々ギリギリまでオーバークロックされていて、基板の回路設計も上質で高画質、ドライバーまで独自にチューンしてある、なんてことをやるメーカーだった。<br />
<br />
<br />
WinChip2 200MHzとWGP-FX8Nの組み合わせは、94年の廉価PCに、90年代後半をなんとか戦い抜ける性能を与えてくれた。<br />
当時、「重い」とか「不安定で止まる」とかいわれていた、リーフの「こみっくパーティー」も、うちでは十分快適に遊べていた。<br />
当時流行っていたRTSの「Command & Conquerer」とか「Age of Empires」だって、遜色なく遊べた。<br />
同人格闘ゲーム「The Queen of Heart 99」だって、ちょっと激しいエフェクトでもたつく程度。<br />
<br />
これだけ性能があれば、この時期のホビーユースを十分やっていけた。<br />
<br />
<br />
<h3>
○ストレージ</h3>
PC-9821シリーズ特有の弱点として、内蔵IDEが妙に低スペックだったこと。<br />
<br />
BIOS側の問題で、4.3GBより大きいHDDをつなぐと起動しない。(後に多少改善されたけど、32GBまで繋がるけど8GB以下でなければ起動ドライブにできない、とかそんな程度)<br />
また、当時は利用できたはずのDMA転送ができず、PIO mode 2の8.33MB/sしか速度がでない。遅いだけじゃなくて、ディスクアクセス中にCPUが取られて、全体の動作が引っかかる。<br />
MS-DOSならともかく、Windows 95以降ではかなりストレスがある仕様だった。<br />
<br />
PC-9821Xa7/C4のHDDは430MBしかなくて、さすがに手狭だから、Seagateの2GBのHDDを買った。<br />
しかしこれハズレ掴んで、一年くらいで死んじゃったな。当時のHDDって今より弱かったと思う。<br />
<br />
<br />
じゃあ、いっそ小容量ドライブといわず、インターフェースごと強化しようとなった。<br />
ここでもI-O DATAが頑張ってくれて、UIDE-98Mというものを出していた。<br />
Ultra DMA mode 2、33MB/sの転送に対応する、PC-9821対応のIDEカード。スバラシイ。値段も一万円以下。<br />
これに、IBMのDJNA-352030だったかな。モデル名でいえば、Deskstar 22GXP。20GB・5400rpmのHDDをつないで、ついでに内蔵CD-ROMドライブもこっちに繋ぎ変えて。<br />
<br />
この頃のHDDはちょっと地雷が多くて、富士通製のHDDが安かったけど、コントローラーチップが腐っててすぐ死ぬとか、IBMも次のDTLAシリーズでガラス製プラッターを使ったらすぐ壊れて集団訴訟を起こされたとか、色々あった。<br />
DJNAは、幸いに地雷を避けた感じ。<br />
<br />
<br />
90年代を戦い切るためのPC-9821拡張パーツとしては、おそらく体感レベルで最大の効果があるのがこのUIDE-98Mだったと思う。<br />
データ転送待ちの時間が圧倒的に縮むし、CPUを食われないからアクセス時の処理のひっかかりもない。<br />
<br />
<br />
当時出始めだった、CD-RWドライブも取り付けた。<br />
SONY CRX100Eという、CD-Rで4倍、RWで2倍速の、エラー訂正機能もないドライブだった。<br />
これも、UIDE-33M経由でつないでいたからいいものの、内蔵IDEだと、書き込み中は怖くて一切触れないようなシビアなことになっていたと思う。<br />
<br />
このCRX100E、初期のものだけあって規格に無駄に厳しく準拠していて、700MB/80分のメディアにも640MB/74分しか書き込めなかったな。<br />
<br />
<br />
<h3>
○メモリー</h3>
もちろん、メモリーもないと困る。<br />
これは、当時の汎用72pin SIMMモジュールを利用できたから、ただ挿せばよい。<br />
<br />
のだけど、当時はエラーチェック用のパリティビットがついたメモリーがあった。<br />
PC-9821Xa7/C4は、ベースクロックを50MHzで使う場合にはパリティを見ないが、60/66MHzに設定するとパリティを要求し、ないとメモリーエラーで止まる。<br />
パリティつきメモリーはメモリーチップの数が増えるから、値段が上がる。<br />
<br />
しかし当時のネット情報を見ると、基板上のパリティ信号線を物理的に切ってやればパリティチェックなくなると、と、実に乱暴な解決策があった。<br />
<br />
今だったらそんな恐ろしいことやらないけど、若さゆえの蛮勇というか、カッターナイフ一本でやっちゃったよ。ちょうど基板表面の線だったからそれでいいけど、やりすぎて積層基板の中まで切ったら……。<br />
幸いにも成功したからよかったけどね。<br />
<br />
<br />
やろうと思えば、メモリースロット4本に32MBのモジュールを挿して、128MBまで拡張できたそうだ。<br />
しかしそれは高価だったので、16MBモジュール4本の64MBまで拡張した。<br />
これだけあれば、Windows 98SE世代なら十分だった。<br />
<br />
<br />
また、メモリースロットの横にもう少し大きなスロットがあって、CPUのL2キャッシュモジュールを追加できた。CPUキャッシュの後付けなんて今では考えられないけど。<br />
256KBと512KBのモジュールが存在して、後に見つけて追加してみた。<br />
けどまあ、正直あんまり体感レベルの差はなかったかな……。MP3のエンコードなんかは少しだけ速くなったっけ。<br />
<br />
<br />
<h3>
○その他の拡張</h3>
PCIスロットは、WGP-FX8NとUIDE-98Mで埋まっているし、その他専用スロットも使い切った。<br />
あとは、昔ながらのCバスで拡張する。<br />
<br />
Cバスは古くて遅い規格だから、さすがにPentium世代だと縮小されていく。<br />
PC-9801時代は多い機種で6本とかあったし、4本くらいが標準的だったけど、PC-9821だと2~3本。<br />
でも、まだCバスに挿しておきたいものがいくつかあった。<br />
<br />
ひとつは、サウンドボード。<br />
Xa7/C4なら、本体にもPCM音源が内蔵されてはいたんだけど、これはWindows用。<br />
MS-DOSで使うなら、PC-9801-86という、FM音源とPCM音源がセットになったボードが定番で、これを入れておけばゲームでちゃんと音が出る。<br />
もっぱらハチロク音源といわれていたので、98フリークからすればハチロクはスプリンタートレノよりこっち。<br />
<br />
もうひとつは、SCSIカード。<br />
PC-9801時代は、SCSIにHDDやMOドライブ、CD-ROMドライブなど、ストレージ関係はなんでもつないだものだった。<br />
HDDはさすがに要らなくなってたけど、MOドライブはPC-98では便利だからよく使っていた。<br />
一枚230MBと十分な容量、HDDより少し遅いけどフロッピーなんかよりはずっと速く、ランダムアクセスできるからCD-Rのように枚単位で焼く必要もなく、書き込んだデータはめったに破損しない。<br />
PC-98ではMOドライブからでもブートできるから、MS-DOSとWindows 3.1をインストールして使えるMOディスクを一枚作ってあった。<br />
<br />
それから、IF-SEGA/98。<br />
セガサターン用ゲームパッドを、PC-98に接続するためのCバス用ボード。I-O DATAの製品だけど、あそこたまに変なものも作るんだ。<br />
これがあれば、USBのないPC-9821でも、サターン用の質のいいゲームパッドが使える。<br />
当時はあまりPC用ゲームパッドは普及していなくて、一応規格としては音源ボードについている15pinゲームポートに繋ぐことになっていたが、普及率は高くなかった。<br />
<br />
これで3本。うちではちょうど足りたけど、本体がXa7/C4でなければ足りていなかった。<br />
<br />
<br />
さて、Cバス足りないどうしよう、となると。<br />
外付けCバス拡張ボックスというものも存在したのだが、Cバスのボードが一枚150x170mmもあるでかいもので、拡張ボックスがデスクトップPC並みのサイズになって馬鹿げてくる。<br />
ボードがでかくて部品をたくさん載せられるんだから、1枚に複数の機能を持たせてしまえ、という発想のほうがスマート。<br />
<br />
うちにも一枚、Q-Vision WaveMasterだと思うけれど、<a href="https://twitter.com/Mubouan/status/561503960352030720" target="_blank">SCSIと音源を複合させたボード</a>があった。正直使った覚えがないので、見つけて買ってみただけだと思うけど……<br />
これは完全に固定的に2機能を複合しているけど、ボードを半分あけておいて、そのスペースにサブボードを増設することで、好みの2機能を複合させられるようなものもあった。<br />
<br />
まあ、Cバスの速度で一応足りて、かつ需要の多い機能となると、主にSCSIとサウンドになるだろうとは思う。10BASEのLANボードとかの通信系もあるかな?<br />
でも時期によっては、グラフィックカードと音源の複合なんてものもあった。おそらくPCI化以前の486機でWindows 3.0~3.1を快適に使うためのものと思う。<br />
PC-98専門ウェブサイトの「<a href="http://www.pc-9800.net/" target="_blank">With98</a>」に<a href="http://www.pc-9800.net/db2/db2_ga_index.htm" target="_blank">グラフィックアクセラレーター</a>のリストがあるけれど、あのCANOPUSまでもがグラフィック・音源複合ボードを出していたそうだ。<br />
<br />
<br />
<h3>
○マウスとキーボード</h3>
PC-9801/21は、マウスとキーボードは独自仕様だった。<br />
<br />
ごく初期には、汎用RS-232Cポートに繋ぐ、シリアルマウスが使われていた。<br />
しかし、PC-9801VM2で、マウス専用ポートが追加され、そこにつながるバスマウスができた。<br />
これが長年使われ続け、結局最後までそのままだった。<br />
<br />
ただこのマウスポート、2ボタンまでしか対応せず、スクロールホイールとかは無理。<br />
PC/AT互換機のPS/2マウスは、マウス側にコントローラーがあって、本体側はデータを受け取るだけらしいんだけど、PC-98は逆で、本体側にコントローラーがあってマウスは信号を送るだけ。<br />
なので、マウスは勝手に機能拡張ができなかった。<br />
<br />
PC-98末期、ホイールがついたMicrosoft IntellimouseのPC-98対応版が出たんだけど、これは先祖返りするかのようなシリアルマウス。<br />
シリアルマウスだったら、マウスドライバーでデータを解釈できるから、ホイールにも対応できた。<br />
<br />
<br />
一方、キーボードも本体側にコントローラーがある。<br />
このせいで、PC-98とPC/AT互換機のマウス・キーボード相互変換が、コネクターの結線変更程度では済まなくなっちゃっている。<br />
<br />
PC-98のキーボードって、VM2とかDX2の頃のものはものすごくお金のかかったメカニカルキーボードだった。<br />
クリックのないリニアタッチの、非常に優秀なキーボードだった。<br />
美化された記憶を元にいえば、21世紀のガチャガチャうるさいメカニカルなんか足元にも及ばず、FILCOのMajestouchでもまだ少し足りないレベル。<br />
<br />
ところがそんな素晴らしい品も、コストダウンの波には勝てない。<br />
Windows時代のPC-9821になって、メンブレンスイッチに変わってしまった。<br />
それでもXa7/C4のような初期ならまだ多少マシだったけど、その後もう話にならないようなものになっていった。<br />
<br />
<br />
だから私、最後までPC-9801DX2のキーボードを使い続けた。<br />
<br />
<br />
<h3>
○さらば20世紀、さらばPC-98</h3>
2000年の私はPC屋のバイト店員だったのだけど、その時点でまだ、95年以来のPC-9821Xa7/C4は、拡張を重ねつつ現役だった。AthlonとPentium IIIが1GHzに達したという時代に。<br />
ほんとに不足は感じてなかったので、もう壊れるまで使おうと思っていた。<br />
<br />
90年代末って、いろんなメーカーが一斉にPC/AT互換機のWindows PCに舵を切った頃だったんだけど、どうにもモノとしてヤバいのが多かった。<br />
10万円で一式揃うと話題のSOTECなんか、相当粗悪なパーツも混ぜてしまっていたようで、実際に勤めていた店に「爆発した」といって、電源の電解コンデンサーが破裂して死んだものが持ち込まれたりもした。<br />
日本メーカーから電解コンデンサーの試作品の情報が盗まれ、それが台湾あたりで製品化されちゃった結果、信頼性が十分ではなくてそこらじゅうで破裂・液漏れが起きていたりもしたし。<br />
<br />
でも、価格競争の酷い叩き合いに陥る少し前の95年製で、こなれたスペックのシンプルな機種だったPC-9821Xa7/C4は、なんだかんだで頑丈だった。<br />
これだけ拡張しまくっていたけど、ハード自体になにも老朽化の気配はなかった。<br />
<br />
<br />
ところが勤め先で仕入れたジャンク品に、ふとELECOM印のPC-9801用キーボードが紛れているのを発見。<br />
触ってみると、<strike>ELECOMのくせに</strike>ずいぶんタッチがいい。PC-9801時代のELECOMって、たまご型のエッグマウスがヒットしてよく使われていたものだった。<br />
別にPC-98マニアが集うような店でもないし、売れやしないだろうということで、店長に値段つけてもらって私が買って帰った。<br />
<br />
で、帰ってつないでみたら、PCが起動しない。あれ?<br />
壊れてたか、まあジャンク品だししかたないな、と、ジャンク品を買う当たり前の態度で元のキーボードに戻した。すると普通に起動する。<br />
ところが、キー入力すると、PCがリセットする。えええ。<br />
半泣きであれこれリセットを試みたけど復旧せず、キーボードコントローラーを壊された、と考えるしかなかった。<br />
PC/AT互換機と違って、他にキーボードを接続する手段はない。<br />
<br />
今から考えれば、どうせ当時PC-9821の中古は捨て値だったんだから、同じPC-9821Xa7/C4を買ってきてそっくり移植すればよかった。<br />
……のだけど、5年以上、それも10代後半という時期を濃密に付き合ってきたこの個体に、代品で済ませるのもなにか気が進まなかった。<br />
<br />
<br />
かくして、ELECOMのせいで……いや、ジャンク品は何があっても自己責任、別にキーボードコントローラーを殺すような壊れ方をしていたのはELECOMのせいではないので、私がいらんことしたせいで、PC-9801VM2以来人生の2/3を共に過ごしたPC-98との別れの時がきた。<br />
いやほんとにELECOM恨んでないよ。<br />
その後勤めた会社でELECOMのマウス支給されて、そもそもボールが真っ直ぐ転がらない品質に腹を立てたりとか、たまにELECOM製品買ったら毎回的確に地雷だったりとか、最近買ったbluetoothキーボードでさえキーの品質がスカで使い物にならなくて3日で人にあげたりとかしたけど、別に恨んでないよほんとに。いやこっちは恨まないまでも嫌悪くらいはしていいか。<br />
<br />
<br />
<h2>
●どすぶい!</h2>
……というタイトルの漫画かラノベが出るタイミングはとっくに過ぎてしまったが、PC-98を失った私は、周辺機器を個人売買で欲しがる人に譲り、自作PCを組み立てた。<br />
PC壊した私を哀れんで、マザーボードくれた方がいてね。<br />
今はなきAbitの名作暴走族仕様マザー・BE6-II。オーバークロック機能がむやみやたらと充実した、それでいてド定番の安定品だった440BXチップセットを搭載したSlot 1マザーボード。<br />
<br />
私はここに、CPUはCyrix III-650MHzを投入。Pentium 2やCeleronじゃないのがせめてもの抵抗。<br />
グラフィックカードは、さしあたり余っていたMillenniumなんか挿しておいて、年末に発売されたPowerVR Kyroを投入した。せめてもの抵抗。<br />
21世紀はこの新たなPCと迎えたのだった。<br />
<br />
まあ21世紀になって15年も経つけれど、さすがに私も丸くなって、今の主力PCのCPUはIvy BridgeのCore i7だから、つまらんもの使ってるものだ。<br />
変なCPUとか出ないかなあ。遅くていいから。<br />
<br />
<br />
<h2>
●リンク週</h2>
<br />
<ul>
<li><a href="http://www.pc-9800.net/" target="_blank">With98</a></li>
<li><a href="http://www.retropc.net/yasuma/V2/PC/pc.html" target="_blank">Personal Computerについての2,3の事柄</a> (<a href="http://www.retropc.net/yasuma/V2/" target="_blank">ゲペック・カステン 内</a>)</li>
<li><a href="http://www.dorcom.net/" target="_blank">どるこむ</a> - 90年代後半、インターネットでPC-98情報を集めるならまずここ、というサイト</li>
<li><a href="http://www.d1.dion.ne.jp/~pdc/webcache/videochips/" target="_blank">/*/ VideoChips /*/</a> - 2000年過ぎくらいまでのグラフィックチップについて、画質などを中心に詳細にまとめられていたサイトのミラー</li>
</ul>
<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-63743088748623753502015-06-17T23:45:00.000+09:002015-08-06T08:26:50.332+09:00SUZUKI KATANAはどこまで刀か バイク乗りなら一度は憧れ、スズキ乗りなら一生心奪われ続ける、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%8A" target="_blank">SUZUKI KATANA</a>というバイクはあまりにも有名だ。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
あれは排気量のバリエーションがいくつもある。</div>
</div>
<div>
元々GSX1100Sという、1100ccの大型バイクとして世に出た。</div>
<div>
だけどその当時、日本では750cc以上のバイクを販売しない自主規制があったので、750ccのGSX750Sも出た。</div>
<div>
海外向けだけだが、GSX1000Sもある。</div>
<div>
さらに、日本の中型免許にあわせた、250ccのGSX250SSと、400ccのGSX400Sも出た。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
もっといえば、GS650Gという、いわゆる「カタナ」といって思い浮かぶあのデザインとは違う、もうちょっと普通のバイクの格好をしたやつもある。デザイナーは同じで、これもKATANAというペットネームで売られていた。</div>
<div>
これも排気量の異なる、GSX400E、GSX250E、さらに125ccのGS125Eが存在する。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
また、ヨーロッパ向けの50ccスクーターにも、KATANAの名前が付けられたものがある。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<a name='more'></a><br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
で、カタナには排気量によるカーストが存在し、小排気量のカタナについて、例の悪質バイク漫画「ばくおん!」にかかれば、<br />
<blockquote class="tr_bq">
いやー 400ccカタナはホメるところ無くて苦労するわ<br />1100ccカタナと見間違われるのが唯一の長所だなんて<span style="font-family: Times, Times New Roman, serif; font-size: large;"><b>かわいそう</b></span>という言葉しか出てこないな (「ばくおん!」一巻 p.97) </blockquote>
とまでボロクソにいわれる。<span style="font-size: x-small;">(画像転載を文字引用に改めました)</span><br />
<br /></div>
<div>
こんなに酷い言い方をしないまでも、小排気量カタナを「包丁」とか「脇差し」とあざ笑うのはよくある。カタナ未満じゃないか、という。</div>
<div>
750ccカタナでさえ、時代や人によっては小刀扱いだったとかで、カタナカーストの恐ろしさがかいま見える。</div>
<div>
ただでさえ他社ライダーから変態呼ばわりされて笑われるスズキなのに、その上でスズキ内で嘲り合うなんて……</div>
<div>
<br /></div>
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<br /></div>
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<br /></div>
<div>
ところで日本刀は、長さによって刀・脇差・短刀に分かれる。</div>
<div>
Wikipediaの「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%80#.E5.BD.A2.E7.8A.B6.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E5.88.86.E9.A1.9E" target="_blank">日本刀</a>」の「打刀」段落によれば、刃長60cm以上が刀、30~60cmが脇差し、30cm以下が短刀。</div>
<div>
<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%87%E5%B7%AE" target="_blank">脇差</a>の中でも、1尺8寸(54cm)~2尺(60cm)くらいなら大脇差、1尺3寸(39cm)~1尺8寸なら中脇差、1尺3寸以下なら小脇差、とも。</div>
<div>
あ、細かい計算めんどいんで、1尺=30cm・1寸=3cmでここでは扱うので。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
小排気量カタナを脇差とか短刀とか呼ぶのであれば、ちゃんと計算して定義したい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
GSX1000Sは、一応GSX1100Sよりは小排気量だけど、レースのホモロゲーションモデルでもあり、まさかこれが小刀とかいわれるとは思えないので、排気量1000ccを刀の基準である60cm(2尺)としよう。</div>
<div>
これから、排気量によって刃長を出してみる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<ul>
<li>GSX1000S - 60cm - 2尺の刀</li>
<li>GSX1100S - 66cm - 2尺2寸の刀</li>
<li>GSX750S - 45cm - 1尺5寸の中脇差</li>
<li>GS650G - 39cm - 1尺3寸の中脇差</li>
<li>GSX400S - 24cm - 8寸の短刀</li>
<li>GSX250SS - 15cm - 5寸の短刀(?)</li>
<li>GS125E - 8cm - 2寸6分ほどの短刀(?)</li>
<li>KATANA 50 - 3cm - 1寸の短刀(?)</li>
</ul>
<div>
となるので、ナナハンカタナとGSX650Eは脇差、400は短刀と呼ぶのが適切。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
250ccの15cmカタナは、果たして短刀と呼べるかすら微妙なところ……といいたいところだけど、銃刀法では刃渡り15cm以上の刀を「刀剣類」に含める。一応刀といえば刀か。</div>
<div>
とはいえ、刃長15cmの短刀、というのはおそらく、日本刀としては短すぎてあまり作られないと思う。</div>
<div>
<div>
ポピュラーな15cmほどのの刃物ったら、小さめの包丁だろう。</div>
<div>
GSX250SSカタナを包丁呼ばわりするのは理にかなうが、肥後守呼ばわりはバカにしすぎ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
8cmの刃物というと、もちろん肥後守でもいいが、<a href="http://www.olfa.co.jp/ja/body/detail/182.html" target="_blank">オルファカッターナイフの小さい刃のやつ</a>が8cmとのこと。</div>
<div>
GS125Eカタナならカッターナイフ(小)が妥当か。</div>
<div>
ちなみにオルファの大型刃カッターナイフは18cmあるので、GSX250SSカタナより大きい。</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
3cmの刃物となると、なんかあるだろうか。</div>
<div>
爪切り、とか思ってたんだけど、爪切りで3cmは大きすぎるか。</div>
<div>
まあ、さすがにKATANA 50を日本で見かけることはあまりないと思うので、見かけた時は3cmの刃物を考えて嘲るよりも、珍しいもんを見かけたと喜ぶのが正しいと思う。わざわざそんなの乗ってるとは本当に重症だなあと。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちなみに有名な刀剣でいえば、短刀であれば前田藤四郎が8寸1分ほど、小夜左文字が8寸5厘らしいので、このへんがGSX400Sカタナに近い。</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
名のある脇差には、1尺9寸ちょっとあるような刀すれすれの大脇差が多いみたいなので、骨喰藤四郎とか、土方歳三の堀川国広とか、にっかり青江とかそのへんは、GSX1000Sカタナに近くなるようだ。</div>
<div>
また歌仙兼定も、1尺9寸9分5厘で同じく近い。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
鯰尾藤四郎は1尺2寸8分とあるので、GSX650Eカタナに近い。</div>
<div>
GSX750Sはあのゲームには適したものがないので、こっちもまあ鯰尾藤四郎を当てるのがベターだろうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
2尺2寸だと割とオーソドックスな長さだから、GSX1100Sカタナに近い刀は多いだろう。</div>
<div>
宗三左文字が2尺2寸1分、龍馬の陸奥守吉行は2尺2寸、燭台切光忠が2尺2寸3厘、大倶利伽羅宏光が2尺2寸2分5厘、といったところ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
これらのカタナに乗って思うままに操ってみたいという向きは、大型二輪免許(前田藤四郎や小夜左文字なら中型でOK)を取得の上、全国のバイク屋やネットオークションなどを探し回ろう。</div>
<div>
どれも絶版車だから中古しか買えないし、中古車の流通数は減ることはあっても増えないし、減るほど状態は悪くなり価格は上がる。さあ急いで。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
なお、以上の刀の長さに関しては、「<a href="http://meitou.info/" target="_blank">名刀幻想辞典</a>」を参考にさせていただいたものが多々。しかしそれ以外の検索結果を見たものもあり、転記ミスなどを含めて、間違いがあれば私のせい。</div>
</div>
<div>
また、「刃長」と「刃渡り」その他の長さを示す用語をちゃんと区別してないので、その辺間違ってても私のせいではあるけど直す気ないわよ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
(バイクの写真と刀剣男子のカードを並べて一枚の画像にしたら、Twitterなんかで拡散しやすかろうと思うのだけど、バイクの写真を自力で集める能力が私にないからやらない)</div>
<div>
<br /></div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-10512440529659998572015-06-15T22:20:00.000+09:002015-06-15T22:52:20.719+09:00Pixivで小説をよく書かれる艦娘は 前の<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2015/05/pixivr-18.html" target="_blank">「PixivでR-18イラストの比率が高い艦娘は」</a>記事の終わりの方で、「同人誌とか小説だと多分結果違うよ」と水を向けたのだけど、多分誰もやってないと思うので私がやりました。<br />
<br />
検索条件は前回と大体同じで、前回は「総合」に対して検索を行ったところ、今回は「小説」に対して行った。<br />
実施日時は、6月13日午前9時頃。<br />
<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a> 総合検索では、全体のR-18比率は7.9%だったが、小説では<b>8.8%</b>。<br />
絵描きより字書きの方が少しエロいようだ。<br />
<br />
<br />
前回は艦種別に切って、「イラスト総数に対するR-18イラストの比率」を見ていったのだけど、小説の場合、「そもそも書かれた総数が少なくて値が極端になる」という艦娘が少なくない。全部で5作しかなくて1作R-18だから比率は20%、とか。<br />
なので、切り方は変えてみる。<br />
<br />
<h2>
小説作品数</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiknoP4BJO6ZJZl7pqdf8qvYsP1qQrfeHCbIFXLQYf1tmRxowtfdt5MF0NRpXfK4uwGY5B1SEXipDyWR1owO2IZcBSBwDDrj_GcUhnGoLcR_TgU_1xSaAGUuAbYCf_vlPSvY8-L_R8aiF4P/s1600/Clipboard05.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiknoP4BJO6ZJZl7pqdf8qvYsP1qQrfeHCbIFXLQYf1tmRxowtfdt5MF0NRpXfK4uwGY5B1SEXipDyWR1owO2IZcBSBwDDrj_GcUhnGoLcR_TgU_1xSaAGUuAbYCf_vlPSvY8-L_R8aiF4P/s640/Clipboard05.png" width="640" /></a></div>
<br />
まず、小説の作品数でソートして上位20人をピックアップ。<br />
<br />
イラストは当然外見を描くもので、小説は当然内面を描くものだから、傾向に差は出るのは当然。<br />
とはいえ、やはり目立って存在感がある艦娘でなければ書かれにくいという現実もある。<br />
<div>
小説作品数上位に並ぶのは、人気があり、かつ小説を書こうと思わせる内面を想像させる艦娘ということになるだろう。</div>
<div>
<br /></div>
特に、加賀の小説人気は頭ひとつ抜けている。<br />
イラスト総数でも3位につける人気キャラではありつつ、さらに小説が書かれやすい傾向があるようだ。<br />
一方で、イラスト総数2位の金剛は、小説がやや書かれにくく、イラスト数6位の赤城の後塵を排した。<br />
<br />
思うに、加賀や赤城は、人格の解釈にかなり幅があるように思う。<br />
加賀は無口なキャラとゲームで描かれるだけに、怜悧な武人タイプにも捉えられるし、ツンデレとか素直クールな提督Love勢にもなるし、一方で赤城にくっついて回る百合キャラにもなれば、赤城と一緒になって大飯食らってたりもするし、五航戦とのからみもある。<br />
赤城は大食いキャラばかり突っ走っているけれど、ゲーム中で示される人格は徹底的に訓練された戦闘マシーンみたいだし、その分新しいことがわからない無知キャラっぽいところもあり、アニメのように代表的大型艦として駆逐艦らの前を行く存在にもなれる。<br />
加えて、どちらも史実ネタが引き出しやすい。<br />
だから、小説に使うキャラクターとして融通がきく。その辺が強いのではないだろうか。<br />
<br />
<br />
<h2>
小説作品数 下位</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsQsWIR8IT9qmLLjciXKvdigaLLdLHOFaBuDtjGDOOND56TL8ASL-lcoN8pznK5wvLfvVebZ3tyIMzY4bbyuEbTNt4yhDnEvgzc8yGfei0Hu7dCcdrsuN3-reo0lGy60R91BTkVnwRwAQv/s1600/worst20.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsQsWIR8IT9qmLLjciXKvdigaLLdLHOFaBuDtjGDOOND56TL8ASL-lcoN8pznK5wvLfvVebZ3tyIMzY4bbyuEbTNt4yhDnEvgzc8yGfei0Hu7dCcdrsuN3-reo0lGy60R91BTkVnwRwAQv/s640/worst20.png" width="640" /></a></div>
<br />
下位については、「単に実装間もないから書かれていない」というキャラがほとんどを占めるので、省略してもいいかなー、と思ったのだけど。<br />
<br />
ローマと朝雲については、6月13日時点で、まだR-18小説が一本も書かれていない。<br />
ローマ・朝雲にひと目でやられている提督諸氏については、急いで書けば前人未到の処女地に足を踏み入れられる。迷わず書けよ、書けばわかるさ。<br />
<br />
<br />
実装直後からすごい勢いでエロ絵が描かれ、あっという間にあの愛宕・高雄に次ぐR-18絵率に上り詰めた香取が、小説ではまるで書かれてもいない。どうしたことだろうか……。<br />
呂500もまた、書かれていない。<br />
つまり見た目だけですか。体だけが目当てですか。<br />
<br />
<br />
逆に、葛城は早々と小説数が伸びている。<br />
私はなにしろ、奈良の葛城地方に引っ越してきたばかりという縁もあるから注目している艦娘ではあるんだけど、どうしたんだろう。<br />
史実ネタで、竣工当時にただひとり生き残っていた瑞鶴とのカップリングねた(いわゆるズイカツ)と、復員船として活躍した話など、掘りどころはありそうな艦娘ではある。<br />
<br />
<br />
古くから居るのに小説が書かれない艦娘としては、霰、鬼怒、子日。<br />
まー、難しいのはわかるような顔ぶれではある。 <br />
<br />
ちなみに、名取はイラストが非常に少なかったのだけど、小説だとなかなか健闘している。<br />
外観より内面を好かれる艦娘なのだろう。<br />
<br />
<br />
<h2>
R-18小説作品数</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg48Xicbf8Fexn190gKLyi8skMJPPrwbcBMiCLVMV9hNy9fvTuLL1Hy3K178I3FZSBoUi3-ODAw7QI39r-NmJNKCAas3Csfl5jE38wkouwucVttiSgZRmDMAD-tXYmq9RtWoHO8LYoNfUgG/s1600/Clipboard04.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg48Xicbf8Fexn190gKLyi8skMJPPrwbcBMiCLVMV9hNy9fvTuLL1Hy3K178I3FZSBoUi3-ODAw7QI39r-NmJNKCAas3Csfl5jE38wkouwucVttiSgZRmDMAD-tXYmq9RtWoHO8LYoNfUgG/s640/Clipboard04.png" width="640" /></a></div>
<br />
R-18小説の数だけでソート。比率ではないので、古くから実装されている艦が上に来やすい。<br />
なお、下位については、ほとんど書かれてない艦娘がずらっと並ぶだけなので省略。0作1作2作3作……という艦娘がそれぞれ何人もいるので。<br />
<br />
これだけ見ると、まあイラストをよく描かれていると小説もよく書かれる、というだけに見える。<br />
しかし実は、R-18イラストはよく描かれるのに、R-18小説は書かれない艦娘も少なくない。<br />
<br />
この点については後に詳しく触れるので、駆逐艦だけここで見ていこう。<br />
駆逐艦では、不知火と夕立は、R-18イラストの数では上位20位には入れない。不人気ではないが、不知火は40位、夕立は29位。それが上がってきた。<br />
R-18イラスト数順で上位の駆逐艦で、小説が少ないのは、雷の7 → 39位、潮の9 → 106位、電の 10 → 37位、浜風の16 → 57位、天津風の18 → 89位。<br />
胸の大きさとか、「がんばれがんばれ」みたいな一時の流行では揺らがない、字書きの業がかいま見える。<br />
<br />
近頃は男性のM化傾向があるというけれど、いわゆるドMホイホイなどといわれそうな艦娘は上位に上がってきていない。不知火が唯一といってよさそう。<br />
龍田とか香取とかそれっぽい年長組を差し置いて、不知火か。字書きは業が深い。<br />
<br />
小説作品数だと20位圏外だった二航戦も、R-18に限ると上がってきてしまい、古株正規空母が揃い踏み。<br />
イラストに比べて、小説だと空母組が強い感がある。<br />
でも軽空母は、鳳翔を除いてほとんど書かれない。鳳翔だけはよく書かれる。<br />
<br />
<br />
<h2>
小説作品におけるR-18比率</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXWRXOSYiWdtrXw9A6l5y7SChts33rHneUF6RTL4bQrq64OeviHpRjGHIBjnWmRBYTr77DL3A-MMcCMuzV7MsTHWG-dxNFAh5jEC6MGcv0MnMmSc1kUo7MHsEk4Io79t9IZAhp1yNVDl4U/s1600/Clipboard06.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXWRXOSYiWdtrXw9A6l5y7SChts33rHneUF6RTL4bQrq64OeviHpRjGHIBjnWmRBYTr77DL3A-MMcCMuzV7MsTHWG-dxNFAh5jEC6MGcv0MnMmSc1kUo7MHsEk4Io79t9IZAhp1yNVDl4U/s640/Clipboard06.png" width="640" /></a></div>
<br />
さて、これが前回記事と同じ判断基準。<br />
艦娘ごとに、R-18小説の数を、小説の数で割って比率を出す。<br />
<br />
単純に比率を取ると、作品総数が少なすぎる艦が紛れ込んで順位が乱れてしまう。<br />
さすがに山雲、高波、リットリオはデータとしてちょっと怪しいか。<br />
<br />
朝霜については、もしかしてひとりが10作書いたなんてことはあるまいな、と思ったけど、そういうわけではなかった。<br />
何しろうちにいないのでわからないのだけど、そんなにエロ小説書きたくなるような駆逐艦なのだろうか……?<br />
<br />
で、次点が愛宕。ちょっと下に高雄もちゃんといる。<br />
このふたりのエロ担当艦っぷりは、もはや絵か小説かといった表現手法の枠を超えているようだ。<br />
<br />
明石は、イラストの数の割に小説がよく書かれている艦で、さらにいえばR-18絵の数の割にR-18小説がよく書かれている艦娘でもある。<br />
なんですかね。色々機械とか工具とか駆使しますかね。<br />
<br />
<br />
<h3>
作品総数100以下を除外</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaJXMpXIToaGBlmF16Ls9BWtx8pmaQpEn-iXsmHSHlX4_DYbSy_GUEF4DrpanDKwWz1s_ghW-gREkTSdqKkYFlUBmHhalOHQLHr4CQIY0vf_V5mrMx4Fl0a8jwLurFH7zCn6N-bPtIR5lx/s1600/Clipboard07.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaJXMpXIToaGBlmF16Ls9BWtx8pmaQpEn-iXsmHSHlX4_DYbSy_GUEF4DrpanDKwWz1s_ghW-gREkTSdqKkYFlUBmHhalOHQLHr4CQIY0vf_V5mrMx4Fl0a8jwLurFH7zCn6N-bPtIR5lx/s640/Clipboard07.png" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
作品数がある程度揃ってきた艦娘に絞ってみた。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
イラストで強かった愛宕・高雄が上に並んだのは同じだけど、大差で引き離していたイラストと違って、3位以下との差は小さい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
R-18イラストは多くなかったが、小説では多いのが、野分、村雨、足柄、那智、熊野、赤城、夕張。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
野分は何事か、と思わせるが、「まいのわ」タグがついているものがほとんど。つまり舞風との百合ものばかり書かれている。</div>
<div>
野分のR-18作品数が19で、舞風のR-18作品数が21だから、ヘタすればまいのわ以外がないに等しいかも。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
R-18イラストでは鈴谷が熊野よりずっと多かったが、小説になると絶対数の差は縮まり、比率では熊野のほうが高くなる。</div>
<div>
熊野R-18小説76件中、48件まで「鈴熊」タグがついているとはいえ、熊野には鈴谷よりもなにか、絵描きより字書きをくすぐるものがあるらしい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
イラストでは案外エロ担当とはいえなかった足柄が、小説ではしっかり担当している。</div>
<div>
那智も小説では妙に上がってきている。近頃流行りの「くっ殺」のターゲットであろうか。</div>
<div>
ちなみに「那智柄」が16件あるので、半分ほどはこのふたりのカップリング。<br />
<br /></div>
<h3>
R-18小説比率が低い艦娘</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7Xrt0oThp3kuM30YLAmByYfbsfBtr_zGtepD19UnNeANuIzNVL_P1R4Y1uuAMmiYVDqxPoOA_g7eYmIHO5L1MiORT2aivSbA3NzBWZfL4a_4iO0Tr4UYVLbewJRsJZ_ghhYrQa3016A6Y/s1600/Clipboard08.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj7Xrt0oThp3kuM30YLAmByYfbsfBtr_zGtepD19UnNeANuIzNVL_P1R4Y1uuAMmiYVDqxPoOA_g7eYmIHO5L1MiORT2aivSbA3NzBWZfL4a_4iO0Tr4UYVLbewJRsJZ_ghhYrQa3016A6Y/s640/Clipboard08.png" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
先述の通りで、朝雲とローマはゼロ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
最もR-18イラストの割合が低い清純派は初霜だったが、小説では8.7%あるので人並みくらい。</div>
<div>
小説で見ると、清純派は長月や敷波、綾波といったところ。<br />
敷波はなんか、すごく入れ込んでるファンがいるイメージがあったのだけどな。R-18が一本きりしかないとは。<br />
長月の方は、R-18は2作あるけど小説総数が多くて比率が下がった。総数では利根とほぼ同等にとは大健闘では。<br />
<br /></div>
<div>
名取は、イラストが描かれないけど小説は書かれるが、R-18小説はほとんど書かれない。</div>
<div>
同じ引っ込み思案キャラでも、羽黒はR-18イラストもR-18小説もよく書かれる方なのだから、密かにかなりファンの質に違いがありそうだ。</div>
<div>
さらに、ランク外(27位)だけど潮は、R-18イラストは多いのに小説は全年齢もR-18も少ない。これもまた有り様が違う。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
全般に、イラストでR-18を描かれないなら小説も書かれないのだが、絵では結構描かれているのに小説はさっぱり、というキャラがいる。</div>
<div>
潮はさっき触れたけれど、初春も少ない。</div>
<div>
イラストのR-18率が、初春が12.6%、潮が11.9%。そして小説のR-18率は、初春が3.1%、潮が3.9%。ずいぶん下がるものだ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ズイカツとかまいのわのようなカップリングネタがあると、R-18小説で強くなるようだが、初春や潮にはそういう相手がいないように思う。そこで伸びが悪いのだろうか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
イラストの数の割に小説の数が多い艦娘</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh90FoY95Y60Ng7eqvQBL4k219al46v4uZcTGS4jWaOV2UUb6EsPtTu1f9pogTA8Wynibn68bHZJIoJzdDLdswCcH8qQKS6l4qSX5qJp9dcprvyhksmgv1xMfxGuVGWy2mLs584O5L1wn_u/s1600/Clipboard09.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh90FoY95Y60Ng7eqvQBL4k219al46v4uZcTGS4jWaOV2UUb6EsPtTu1f9pogTA8Wynibn68bHZJIoJzdDLdswCcH8qQKS6l4qSX5qJp9dcprvyhksmgv1xMfxGuVGWy2mLs584O5L1wn_u/s640/Clipboard09.png" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
絵描きの心よりも、自書きの心をキャッチする艦娘たち。</div>
<div>
ちょっと「小説比率」というのはわかりにくかったが、小説の作品数を、総合作品数で割って比率を出したものだ。<br />
イラストが描かれず、小説が書かれる艦娘ほど上にくる。<br />
<br /></div>
<div>
<br />
鳳翔が強い小説人気を持っていることは垣間見えていたけれど、それを飛び越えて由良が強かった。</div>
<div>
なぜそうなったかは、よくわからないのが正直なところだけど……。</div>
<div>
<br />
<br /></div>
<div>
ちなみにイラスト数は、全158人のうち中央の79位にいるのが呂500で、2053枚。つまり2000枚以上あれば、イラストは多い方といえる。</div>
<div>
それを踏まえて見ると、「イラストが少ないけど小説なら比較的書かれる」という、ことさら字書きだけ強くキャッチしているニッチな艦娘と、「イラストも描かれているけど、小説はもっと書かれている」という、小説のほうがより魅力が際立つタイプの艦娘がいることになる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
前者が由良・加古・名取。まったく通好みな感じ。</div>
<div>
後者が瑞鶴・翔鶴・青葉・熊野・不知火など。これは人気者とは思うけれど、金剛や島風のようなキャッチーな存在とは少しズレたところに思う。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
イラストの数の割に小説の数が少ない艦娘</h2>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEbwZEyj70toOwkznetWOFQtTtORxA25LGVOVdbBNzMLIh9Gm41FvElPBn7K9pNR_bUgLeNT93h39xTQ7argg7J0pNkHTb1paQJxzgx5zSUWTU9M7h4eTaUP3BsT_mPVJmgt_YhNB7Ozuj/s1600/Clipboard10.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEbwZEyj70toOwkznetWOFQtTtORxA25LGVOVdbBNzMLIh9Gm41FvElPBn7K9pNR_bUgLeNT93h39xTQ7argg7J0pNkHTb1paQJxzgx5zSUWTU9M7h4eTaUP3BsT_mPVJmgt_YhNB7Ozuj/s640/Clipboard10.png" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
字書きの心よりも、絵描きの心をキャッチする艦娘たち。<br />
先の項目の逆。イラストばかり描かれて小説が書かれない艦娘。</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
イラスト総数でぶっちぎりのトップである島風が、小説がほんとに書かれない艦娘だと表れてきた。</div>
<div>
とにかくキャッチーな外観で、初期艦これの人気立ち上がりを支えた大功労艦ではあるのだけど、小説ではどうしたことか。</div>
<div>
ストーリーの中での使い方が定まらない? 他のキャラとの絡みが薄い? 速い以外のキャラ付けをどうしたものか見えにくい?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
呂500も、まあ新しい艦だし、小説が少ないというより絵の増え方が速かった感もあるが。</div>
<div>
ビスマルクだけはそれほどでもないが、ドイツ艦の面々は小説が書かれない傾向が強い。</div>
<div>
海外艦は、いかんせん史実ネタを引っ張りにくいとか、ドイツとの文化ギャップを書こうにもドイツ文化があんまりわからんとか、使いにくさはわかる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h2>
R-18イラストの数の割にR-18小説の数が多い艦娘</h2>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqU5wxKkkFPrJoGKulL9KCL9k7xkNW5KRjowemgrJ6YYxf12tzg0le6hAF2GkFUvaztxKJO6VsFMTaobXXkIMlOYi7RkgrVGc7KTDOXJi-GsfKB-1kZlRChPx5EgokkNwiiaSVVZpHk2rE/s1600/Clipboard11.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="306" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiqU5wxKkkFPrJoGKulL9KCL9k7xkNW5KRjowemgrJ6YYxf12tzg0le6hAF2GkFUvaztxKJO6VsFMTaobXXkIMlOYi7RkgrVGc7KTDOXJi-GsfKB-1kZlRChPx5EgokkNwiiaSVVZpHk2rE/s640/Clipboard11.png" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
R-18小説の数を、R-18総合の数で割った値。<br />
すなわち、エロ絵は描かれないが、エロ小説は書かれる艦娘。<br />
つまり、絵で見ると清純派なのに小説で見るとそうでもない、というギャップのある艦娘が現れる。</div>
<div>
ちなみに、R-18総合の総数が44272、R-18小説の総数が4019なので、平均では9.1%ほどになるはず。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
小説の場合、他の艦娘とカップリングされて百合が書かれると、R-18小説が増える。</div>
<div>
野分は舞風とセットで百合が書かれる。</div>
<div>
絵ではおよそエロく扱われない古鷹もまた、加古または青葉とカップリングされることが多いため、小説はそこそこ書かれている。</div>
<div>
熊野には「鈴熊」があり、陽炎も「かげぬい」があり、「赤加賀」もあれば「瑞加賀」もある。</div>
<div>
このランキングに上がってきた艦娘は、そういう定番カップリングがある艦娘が多い。<br />
<br />
初風は、妙高とのカップリングと思わせて、雪風とペアになってることが多いようだ。<br />
<br />
<br /></div>
<div>
キャラがひとりのエロイラスト、というのはどうとでもなるし、名無しの男を配置しても差し支えないし棒だけ描いてりゃ足りる。</div>
<div>
けれど、キャラがひとりのエロ小説、というのはなかなか特殊性向なものになってしまう。<br />
相手役の男を置くならただ棒で済ませるわけにもいかず、提督なりなんなりある程度キャラを作らなきゃしかたない。</div>
<div>
そうすると、カップリングできるというのが強くなるのは自然なところ。</div>
<div>
それでは百合になってしまうし、百合はそこまで普遍的でもないので、片方または両方ふたなりにされてるケースも多そうだし実際よく見る。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ま、イラストだけ見てたら誰の目にも明らかな清純派の天使古鷹も、地獄の釜(小説)の蓋を開いてしまうと、ふたなりになって青葉とやってる姿が続々飛び出してくるわけですよ。全く神も仏もないわ。</div>
<div>
衣笠もしっかりランクインしてきてるあたり、こと小説にあっては第六戦隊はどろどろですよ。神は死んだ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
初霜や三日月はまあ、母数となるR-18絵の数が少ないから、ちょっと小説書かれると上がっちゃうだけかな。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
熊野や赤城、足柄などの、R-18絵が意外に少ないな、と私が思ってた艦娘は、小説のほうではしっかり多くなってきた。</div>
<div>
まあ、意外に少ない、と思ってたのが私なわけだから、私は目線が絵描きじゃなくて字書き側なのでしょう。</div>
<div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<h2>
R-18イラストの数の割にR-18小説の数が少ない艦娘</h2>
<div>
</div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkphIBU7ggpl5pBo8SqcCqKER_ebGIj4ml-zWCR5Jny6Ue8IEF2a7hRuJlBY6gWlKpQt9dcuEKjB2-3g9moZT4UR4LopnHS62nRlYeVBwo6oSVBM0KuFzsLZX-v7MZdfJO-klckJ5eqKVq/s1600/Clipboard12.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="334" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkphIBU7ggpl5pBo8SqcCqKER_ebGIj4ml-zWCR5Jny6Ue8IEF2a7hRuJlBY6gWlKpQt9dcuEKjB2-3g9moZT4UR4LopnHS62nRlYeVBwo6oSVBM0KuFzsLZX-v7MZdfJO-klckJ5eqKVq/s640/Clipboard12.png" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
エロ絵は描かれるのに、エロ小説は書かれない艦娘。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
潮、島風、香取、呂500、天津風、初春、プリンツ・オイゲン、伊19、雲龍と、絵では大エロ人気だった艦娘たちの少なからぬ数が、小説ではさっぱり。</div>
<div>
これというのはその、あれじゃないですか、体だけが目当……やめて、それ以上いけない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし潮や雲龍が主におっぱい目当てというのは割とわかる(好きな人すみません)けれど、香取というのは女教師おしえてあげるシチュエーションあってのものじゃなかろうか。だったら小説でも伸びそうなものだが……。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
おや、と思うのは利根か。</div>
<div>
絵では別にR-18が少なくもなかったのに、小説だとぜんぜんエロ人気がない。</div>
<div>
まあビジュアルはともかく、あのキャラでエロ的にそそるものは到底なかろうし。無知シチュをやりたいなら他にもいるし、筑摩に邪魔されるネタな気がする。<br />
カップリングがあれば強いといっても、筑摩とだと保護者と子供になっちゃう。</div>
<div>
しかしそれにしても、3作しか書かれてないとは少なかったな。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
伊58もねえ。でち公のエロ小説を、というのは難易度高いと思うわ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
まとめ</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-AouU0gU6lKkDR83Et9cd0ijNw7noJoeGXCwWTb726GCttQZCdCxrTF8jPuZFKms5JmlHfyHzCzdxs_cwut-r9E5dnFgDPRv3fcZ5WwcAm4fg2FfPXcP4JLK3QXifuFjvPrwUOOwVaVou/s1600/Clipboard01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-AouU0gU6lKkDR83Et9cd0ijNw7noJoeGXCwWTb726GCttQZCdCxrTF8jPuZFKms5JmlHfyHzCzdxs_cwut-r9E5dnFgDPRv3fcZ5WwcAm4fg2FfPXcP4JLK3QXifuFjvPrwUOOwVaVou/s1600/Clipboard01.png" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
せっかく前回の調査で、私が清純派の艦娘ばかり並べる処女厨提督だったと判明したというのに、今回の調査では第六戦隊がどろどろと発覚。なんということだ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
ちなみに、那珂ちゃんは意外にR-18絵が少なかったのだけど、R-18小説も同じように少なかった。</div>
<div>
絵ではR-18比率が3.3%だったが、小説では353作のうちR-18が23作の6.5%。飛び抜けて低くはないけれど、十分低い。高い順に並べて98位。</div>
<div>
まあ、カップリング相手がいるでもなく、ネタキャラすぎてエロ方面に膨らむとも思えず、つまりアイドルの処女性は保たれた。枕営業はやってないようだ。</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<h2>
生データ</h2>
<div>
今回はデータの両端しか見てないため、全く名前も挙がらない艦娘が多数でてしまった。<br />
嫁艦が全く触れられなかった方は、<a href="http://sfrenatezze.com/PixivR18-150613.xlsx" target="_blank">生データ</a>をチェックだ。</div>
<div>
<br /></div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-42789571397245991662015-06-14T19:32:00.001+09:002015-06-14T19:33:10.445+09:00Arrows Tab F-05Eの風呂端末化 イオシスで、付属品なし本体のみのArrows Tab F-05Eが13800円税込み、という。<br />
<br />
CPUはTegra 3-1.7GHzクアッドコア。今使ってるMeMOPad HD7は若干CPUパワー不足を感じることも多くなっていた。<br />
メモリーも2GB。MeMOPadの1GBでは不足を感じることもある。<br />
サイズは10.1型……というのはまあどっちでもいいのだけど、たまに外でキーボード使って文章打ったりすることもあり、その時に7型のMeMOPadでは小さめだった。<br />
かつdocomo端末だからSIMカードが入る。まあMVNOではテザリングできないことは知っていたけれど、なんやかんやで抜け道があったりするかもしれないからできれば嬉しい。別途モバイルルーターがいらなくなる。<br />
GPSがないとか、そういう抜け目もなさそう。<br />
<br />
で、喜んで購入してきた。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
ところがどっこい、今タブレットの主な用途たる「ステーションメモリーズ」が相性が悪いみたいで、異様なほど動作が遅い。<br />
駅にチェックインして、切り替わった表示が出るのに2秒、画面がゆっくりパタパタ書き換わるのを眺めていられるほど。<br />
<br />
駅メモやれん端末を、今は主力機にはできないな……。<br />
(もっとも、10型のでかい画面で擬人化ゲームを表示しながら、というのも厳しい年頃、という問題もあるのだけど)<br />
<br />
<br />
で、MVNOテザリング技も、XperiaやGalaxyならどうにでもなるらしいけど、Arrowsでは上手くいかないらしい。<br />
まあ、これは元々裏技なんだから、できなくても仕方ないんだけども。<br />
<br />
<br />
そういうわけで、引き続きMeMOPad HD7が外出用端末であり続けることになった。<br />
MeMOPad HD7って、性能なりに何やってもちゃんと普通に仕事するからいい機種ね……。<br />
<br />
<br />
<br />
では買ってしまったこれをどうするか、と。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2W7yoUChfiJnggIX9H1XLj9dzkHKR1hijph-2CL6_SCmlqnKkxD4AU7VcuRRQE-0G96dJ-biFJ42S9LzwZ52CAxRYu2RIpXudqKupcgnRe_BmBNUlKFolf4ORSihb1Lm8futgcUhKYROR/s1600/R0010718.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2W7yoUChfiJnggIX9H1XLj9dzkHKR1hijph-2CL6_SCmlqnKkxD4AU7VcuRRQE-0G96dJ-biFJ42S9LzwZ52CAxRYu2RIpXudqKupcgnRe_BmBNUlKFolf4ORSihb1Lm8futgcUhKYROR/s400/R0010718.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
ダイソーでこういうの買ってきますわな。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi73cHE5purBNyEkLdIxVG1ol_gPTkCx91yW3MHb5iJGRO-3217dp_KiUpa-objZ6daZEQGR2cNfBnt-xkdi7awDyEEqepmPlNAf1CwdXBBMNdwjKlbXF3KbJT3cQCUO8WczwlEmin2_Vqg/s1600/R0010721.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi73cHE5purBNyEkLdIxVG1ol_gPTkCx91yW3MHb5iJGRO-3217dp_KiUpa-objZ6daZEQGR2cNfBnt-xkdi7awDyEEqepmPlNAf1CwdXBBMNdwjKlbXF3KbJT3cQCUO8WczwlEmin2_Vqg/s400/R0010721.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
で、こうする。<br />
ホールドばっちり。<br />
<br />
F-05Eはなんせ防水端末であるからして、さすがに風呂の底に沈めるわけにはいかんだろうけど、この程度の飛沫や湯気程度なら耐えてくれるはず。<br />
バッテリーもでかいから、電池もあまり気にしなくていいと思う。<br />
ワンセグも見れるし、結構音に注力してるらしくもあるから動画もよし。<br />
<br />
<br />
ただ、うっかりしてたのだけど、これだと横置きしかできないよね。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiz2FmNQUKGgD_cfbCuBQJLR0M3oGSDNXselwDLammySjEZ4f-7PXennDAAXmN17lwGY12N7ck97ImACBsWqS1VKY3xdyTpFjxmHpO_u3H6ANrZGLb5FxFtU56Ee4aAvznCef25IaCTuIi7/s1600/haichi.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiz2FmNQUKGgD_cfbCuBQJLR0M3oGSDNXselwDLammySjEZ4f-7PXennDAAXmN17lwGY12N7ck97ImACBsWqS1VKY3xdyTpFjxmHpO_u3H6ANrZGLb5FxFtU56Ee4aAvznCef25IaCTuIi7/s400/haichi.jpg" width="360" /></a></div>
<br />
こういう配置にしておけば、縦置きにも対応したんではないか。<br />
<br />
まあ、iPadみたいな4:3端末ならいいけど、16:9の長い端末ではいささか縦置き時の不安定さを感じるけれど。無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-71857452466469996192015-06-06T09:19:00.001+09:002015-06-06T09:19:15.388+09:00武装集団早期撲滅の話(アシナガバチの巣を駆除しました) 私は虫が苦手だ。<br />
ゴキブリなんかも、横に私以上に怖がる人がいるときは動けるのだけど、ひとりでいるときに遭遇すると固まってしまって反応が遅れ、その間に物陰に逃げられて行方不明、そのまま眠れなくなるなんてことがザラだ。<br />
<br />
そんなわけで、晴れて独居青年になってからは、ゴキブリの侵入は避けたかった。<br />
だから殺虫剤は早めに仕掛けたし、私にしては掃除もこまめに、またホントは苦手な蜘蛛類も手を付けず住まわせて傭兵にしていた(つっても室内にはピレスロイド殺虫剤撒いちゃうから居づらいと思うが)。<br />
それでもゴキブリが現れてしまったら、仕事の関係で殺虫剤をよく使っている友人が最強のC兵器だというバポナ殺虫プレートを持ちだそう、と計画していた。<br />
<br />
ところが、床ばっかり見ていたら、上からハチが来ていた。<br />
我が家は、洗濯機を置くベランダが二階にあるようなレトロな造りの戸建てなのだが、その二階ベランダの軒下に巣を作られていた。<br />
それも、なんか知らないけど、ひとつの軒下にみっつも並んでいる。よくケンカもせずにそんなことするな、というのと、ここそんなに居心地いいんかいな、っていう。<br />
いずれもまだ小さくて、見た時にはハチがいるのがひとつだけだったから、「ふたつは開拓に失敗して放棄されたコロニーかな」と期待したけど、そうでもなかった。<br />
<br />
せっかくこういう記事なんだから、世間への実用的な意味でも写真を載せるべきかもしれないのだけど、私は虫嫌いな上、蜂の巣のハニカム構造を見ると背筋がぞわっとなるもんだから、今回使うべき写真がみんなグロ画像になっちゃうので、載せないというか撮れなかった。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
最初にハチと邂逅したのは五月中旬、いつものように洗濯しようとベランダに出たら、スリッパの中で一匹死んでいたのを踏んでしまう、という形であった。<br />
道歩いてたら地雷の不発弾踏んだようなもんだけど、思えばその頃すでに蜂の巣があったのかもしれない。<br />
とはいえその時は、別に他にハチが飛んでるのも見かけなかったし、流浪の行き倒れハチかと思ってたのだけど。<br />
地雷なんか踏んだあとには、周囲に潜んでいたベトコンが一斉に立ち上がって追撃を仕掛けてくるものだと思うべきだったのだが……<br />
<br />
で、6月に入って洗濯して、タオル干してたらふと見ると、軒下にみっつもぶら下がっていた。<br />
いつもキャンプ張ってるところで、ふと見ると薮ひとつ向こうにベトコンの基地があったようなもんであろうか。<br />
<br />
まずは刺激せずに撤退して報告、情報部に通達して調査。<br />
<br />
巣は六角形むき出しのタイプで、ゲリラの種類はアシナガバチだろう。先日踏んでしまったのもアシナガバチだった。<br />
これがスズメバチだったら、こちらの戦闘能力では対処しようもないので、もう本隊からの航空支援(専用殺虫剤)とコマンド部隊(プロ)を呼ぶしかなかったが、アシナガバチならどうにかなるようだ。<br />
<br />
そもそもアシナガバチは攻撃性が低く、巣を攻撃するとか、成虫に直接触れてしまうとかでなければ刺されたりはしにくいそうだ。<br />
なのだが、直接触れる事故はまさに、洗濯物にくっついてたやつに、というケースが多いそう。私は巣のあるベランダで洗濯せにゃならんのだ。<br />
また、ハチの巣と私の行動範囲も近すぎて、こちらに攻撃意思がなくても嫌がられそうだ。<br />
こっちの領土に勝手に基地作られて、近づいてきたら攻撃するぞコラと威嚇され、近づかなきゃ何もしねえよといわれてもこっちも近づく用事があり、外交的に解決しようとしても相手は聞く耳持たず、という有り様なので、これは個別的自衛権を発動していいと思う。<br />
おとなしいアシナガバチはむしろ、害虫駆除を担ってくれる益虫である面もあるそうで、ベランダでなければ共生の道も考えたのだが、今回は残念ながら難しい。<br />
<br />
<br />
戦争するとあれば、しかるべき武装が必要だ。<br />
ハチは案外殺虫剤に弱いらしくて、特にハチ専用というようなものを使わなくても、一般的なピレスロイド系殺虫剤の効果は大きいとのこと。ハチ用というのは噴霧飛距離が長くて逆襲されにくいようなモノらしい。<br />
<br />
手元の武装として、ワンプッシュで一日蚊が来ない、という類の最近よくあるやつがある。<br />
私はもう出た当初から愛用していたのだけど、これかなり<a href="http://ascii.jp/elem/000/000/921/921859/index-3.html" target="_blank">強力らしい</a>。使えそうだ。<br />
ある程度定着性のある成分がくっついて、そこからピレスロイドが長時間揮発し続けるという代物のはずで、巣に食らわせたらそこに定着して長時間攻撃力を示すと見た。<br />
<br />
それから、ゴキブリ忌避剤もある。ちょっと家の勝手口のドアに光が漏れる程度に隙間があるもんで、そこから入り込んできやがらないようにと用意していた。<br />
こっちも成分見たらピレスロイドとフェノトリン(ピレスロイド系)で、これも長期間効くとうたっている。<br />
ワンプッシュ蚊取りは、揮発して部屋に広がって8時間なり半日くらい保つのが前提になるけど、ゴキブリ忌避剤は二週間保つ。多分広がりがないんだと思うが、ダイレクトに噴霧するなら多分こちらが強烈か。<br />
<br />
<br />
さて、敵の情報も得たし、武装もした。勝算もある。<br />
素肌はできるだけ出さないとか、黒い服を着ないとか、サングラスは論外とか、そういう基礎知識も踏まえて、白っぽい長袖も準備。<br />
<br />
ハチは昼間は出払ってるから、夜戦を仕掛けるのがいい。<br />
でも探照灯(懐中電灯)を使うと逆襲の的になるらしいので注意だ。<br />
私は、日の落ち切る少し前の夕刻、まだ目が効く時間に行った。<br />
<br />
<br />
で、まずワンプッシュ蚊取りを巣に向けて噴射してみた。<br />
ひとつの巣あたり3プッシュほど。<br />
<br />
吹いた瞬間に飛び立って逆襲してくることまで想定し、いつでも部屋に飛び込んで窓を閉められるようにしてたのだが、今回はそれほどでもなかった。<br />
巣の表面にとまってるハチはいるのだけど、なんか生きてるか死んでるかわからんほどじっとしてるし(最初は放棄された巣にくっついて残った死骸かと思った)、スプレー吹きかけてももぞもぞ動いた程度。ほんとにおとなしいんやな……<br />
ただまあ、相手の機嫌によると思うので、すぐ逃げる態勢はとっておくべき。<br />
<br />
で、翌日になってベランダを見ると、地面に5~6匹のハチが転がっている。<br />
よく見ると脚を動かしている奴もいるのだが、まあ助かるまい。<br />
効くとは聞いていたが、蚊を追い払う程度のものが、数センチあるアシナガバチをこれだけ虐殺するとなると、頼もしいような恐ろしいような。<br />
<br />
念のため巣を確認すると、ちょっと角度が悪くてあまり殺虫剤が届かなかったらしい巣に、一匹だけ成虫が残っているのが見えた。<br />
一番大きな巣には、噴霧前には数匹成虫がいたけど、こちらは見当たらなくなった。一番小さい巣は、噴霧前にも後にもいない。<br />
全滅には至ってないようだけど、ワンプッシュ蚊取りはあくまで室内用で、屋外じゃ揮散が早すぎてあまり長時間の毒性は持てないのかもしれない。<br />
それでも噴霧時に見たよりハチの数より、落ちてるハチのほうが多かったけど。<br />
<br />
<br />
改めて、ゴキブリ忌避剤の方を噴射してみた。<br />
<br />
そして丸一日経って翌朝様子を見てみると、成虫どころか白い幼虫がバラバラと10匹くらい落ちている。うわあ……。ほんと、虫嫌いにはグロ画像状態の有り様。<br />
とにかく死骸をホウキで掃除しつつ、巣の様子を確認すると、さすがにもう生気がない。<br />
<br />
ゴキブリ忌避剤、実に強烈だった。<br />
飛距離がないから結構巣に近づかないとダメなのが難点だけれど、今回みたいにトドメを刺すためにはいいんじゃなかろうか。こんなもん浴びた巣には、戻ってくることもできないだろう。<br />
<br />
<br />
ここまできたら、ということで、ホウキの柄で巣を落とす。<br />
なお、ハチが残っている状態で棒で突くようなことをすると、一気に総攻撃に転じられるらしい。やり方としては間違いだったようだ。<br />
水を噴射してやると、見えてないハチもみんな逃げるからその間に……と<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%81" target="_blank">Wikipediaに書いてあった</a>。<br />
<br />
今回は、柄でつついても巣が落ちても、何も動くものはなかった。ゴキブリ忌避剤は悪魔の兵器だ……<br />
落とした巣を片付けて、一件落着。<br />
アシナガバチの巣って、結構弾力性があって強いのね。付け根がすごく粘るように張り付いてて、棒一本でちぎるのは難しかった。<br />
<br />
<br />
巣を作られる場所は居心地がいいんだ、という話だけど、みっつも現れたうちのベランダは余程かもしれない。<br />
多分ゴキブリ忌避剤で営巣も防止できそうな気がするが、定期的に監視と噴霧を繰り返してみようと思う。無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-51398865718264119092015-05-31T02:10:00.001+09:002015-06-19T07:56:16.127+09:00PixivでR-18イラストの比率が高い艦娘は単純な調査なのだけど、艦これの各艦娘について、Pixivに投稿されたイラストの総数と、そのうちのR-18指定イラストの数を求めて、その比率を出してみた。<br />
<br />
Pixivで「艦これ」および艦娘名でタグを検索し、「すべて」の数と「R-18のみ」の件数を求めた。<br />
実施日時は2015年5月28日 午後9時頃から。<br />
<br />
海外艦については、基本的にカタカナ表記(「ビスマルク」「マックス・シュルツ」など)が最もヒット数が多かったので、それを採用。ただし「U-511」はそのまま。<br />
リットリオとイタリアに関しては、イタリアがヒット数が少なかったため除外。<br />
U-511と呂500は、別キャラみたいなもんだと思われるので別集計。大鯨と龍鳳も一応別集計。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
全艦娘のR-18比率の平均は、<b>7.9%</b>であった。<br />
<div>
8%より高い艦については、平均よりも性的な目で見られている艦だといえる。</div>
<div>
10%超えるとかなり、というところ。</div>
<div>
<br />
<h2>
戦艦の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjD7A6JAiPY0NZLkWg2iwk5Fkpmy3TB6Oz9dZ2bRmiouyCZpXrYCNS0QB1zhPSggX5xGAn-GdMw6m3usdXL9farPNcIpUhq8ZLQdPLnU0bj3p_qTRxqSxHaNhn6aYiraqCjxWmn7JFqEndC/s1600/Clipboard02.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjD7A6JAiPY0NZLkWg2iwk5Fkpmy3TB6Oz9dZ2bRmiouyCZpXrYCNS0QB1zhPSggX5xGAn-GdMw6m3usdXL9farPNcIpUhq8ZLQdPLnU0bj3p_qTRxqSxHaNhn6aYiraqCjxWmn7JFqEndC/s1600/Clipboard02.png" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
さて、まず戦艦だけ見てみると、これは案外イメージとズレがあるように見えまいか。</div>
<div>
戦艦だけの平均は<b>9.5%</b>。航空戦艦も含めます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ビスマルクはわかる。長門と陸奥が高いのもわかる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
しかし2番目が武蔵というのは、私には意外だがどうだろう。</div>
<div>
絶対数が少ないわけでもないので、偶然偏ったとも考えにくい。</div>
<div>
大柄褐色銀髪眼鏡ツインテさらしとは属性盛りすぎじゃないか、というのが絵描きならぬ私の感想だったけれど、描く人にはまた違う目線があるのかもしれない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
金剛型はイラスト絶対数が多く、やはり人気が高いのは明らかだけど、案外R-18比率は高くなかった。</div>
<div>
特に比叡が飛び抜けて低く、あまりエロい目で見られていないようだ。</div>
<div>
比叡の料理ヤバイネタやら、霧島の脳筋ネタやら、ネタ方面での取り扱いが膨らんだせいかも。非18禁ネタが膨らむと当然、R-18比率は下がるわけなので。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
大和も低いが、これは意外なような、そうでもないような……。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
空母の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHP3SsDNiO0jT4hBowGEHRF77p7Zj1A_DwNWNkQTaGvNjQJdycybJWr-Fjy_odOhk4hYAwf5McwTyenvH7aPpECOAfNS4kuTRXO_SGIrFWrzhvu5Ta07WAokCvhlFVEf_v06y5BxXm6M82/s1600/Clipboard03.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHP3SsDNiO0jT4hBowGEHRF77p7Zj1A_DwNWNkQTaGvNjQJdycybJWr-Fjy_odOhk4hYAwf5McwTyenvH7aPpECOAfNS4kuTRXO_SGIrFWrzhvu5Ta07WAokCvhlFVEf_v06y5BxXm6M82/s1600/Clipboard03.png" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
空母の平均は<b>9.6%</b>。軽空母含めます。</div>
<div>
かつて空母のエロ担当艦というと、やはり加賀と翔鶴のイメージだったのだけど、それはもう古い認識といえそう。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
改二の驚異的な体型変化で話題をかっさらい、以後改二のたびに体型が変わると期待させるようになった千歳・千代田と、登場の瞬間からぼーんと持っていった雲龍が上に。</div>
<div>
みんな巨乳好きだなぁ。</div>
<div>
ただ、ちとちよについては、絵の総数は多くないのが少し意外なような、しかし巨乳以外にはビビッドなネタがあるキャラではないような気もするような。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
蒼龍は大人気で飛龍は不人気というこの格差はさて、どこからきたのだろう。</div>
<div>
正直私は特にどちらにもR-18的な意味では反応しないのだけど、やはり最大の違いといえば多聞丸に見える。人妻略奪はあまりお好みでない?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
艦種によらず、胸の薄さとR-18比率の低さには強い相関があるけれど、大鳳は数少ない例外。</div>
<div>
またRJに関しては、R-18絵の絶対数は翔鶴以上に多い。非R-18絵がもっと多いから割合が下がってる感じだから、いじられキャラとして愛されてるのだろう。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
葛城は登場間もないからまだわからないとして、赤城の圧倒的なR-18率の低さ。</div>
<div>
赤城は主になんか食ってるキャラと認識されてる、とガチレズ大井botがつぶやいてた記憶があるけれど、数字でそれがよくわかる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ほか、私から見て意外なのは隼鷹の低さ。</div>
<div>
酒飲みキャラという立ち方をしているのだから、これはそのままR-18方面に容易に展開するもんだと思っていたのだけど。胸薄いわけでもないし、うーん?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
潜水艦の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhHpRgMfSYbCjQJmz7j5W7eIhCxTpuczm5bYPFc0bN81-PeGJaDODlKh8G0oZNfA40IJb_P3kTVrTXoGetnpTlGIu5Oh0y62ylAgZzDPka7FKG19KISc0oAB64FxKEpXD_YZk5qISiRLBVw/s1600/Clipboard04.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhHpRgMfSYbCjQJmz7j5W7eIhCxTpuczm5bYPFc0bN81-PeGJaDODlKh8G0oZNfA40IJb_P3kTVrTXoGetnpTlGIu5Oh0y62ylAgZzDPka7FKG19KISc0oAB64FxKEpXD_YZk5qISiRLBVw/s1600/Clipboard04.png" /></a></div>
<div>
なんとなくエロ担当っぽいイメージの強い潜水艦メンバー。</div>
<div>
でも実際のところはそうでもない、というか主に「泳ぐ18禁」などといわれるイクが担っているようだ。</div>
<div>
潜水艦平均も<b>9.2%</b>と、戦艦・空母をやや下回る。</div>
<div>
<br />
圧倒的なイクに続くのはろーちゃん。胸部フラット組として、大鳳を超える支持率を誇る。<br />
U-511から改造したその瞬間は確かに色々ショッキングではあった。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
まるゆはさすがに犯罪的だからか、Pixiv絵師の良心か、まるゆさんの影響か。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
軽巡洋艦の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhv5gi3TCma1fprFM9zBdltTXN8adsgV55cFdOuy4glnHGI-jhGy-6Utmm8aXN9rC5NWlh6JPrPtufRmAoVgk5NEWV1vsXf7tlqnKMmvPQxkpzsKN5ZmuMqYymmw4_3CRV8f8h3u2Cq4xLZ/s1600/Clipboard06.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhv5gi3TCma1fprFM9zBdltTXN8adsgV55cFdOuy4glnHGI-jhGy-6Utmm8aXN9rC5NWlh6JPrPtufRmAoVgk5NEWV1vsXf7tlqnKMmvPQxkpzsKN5ZmuMqYymmw4_3CRV8f8h3u2Cq4xLZ/s1600/Clipboard06.png" /></a></div>
<div>
練習巡洋艦も含めたら、カトリーヌ先生がぶっちぎっちゃった、軽巡洋艦。</div>
<div>
香取+軽巡平均は7.4%と、艦種全体ではあまりエロ絵を描かれる方ではないのに、香取は全艦娘で3番目に高いR-18比率。</div>
<div>
エロ教師ネタは定番ではあるけれど、ちょっと年増好みな方に振れてしまいがちなところ、香取が結構童顔、でも決して幼くもない、という絶妙な顔立ちなもんだから、そこで受け口が広くなった……なんて感じかな。<br />
<br /></div>
<div>
狭義の軽巡だと、五十鈴がかなり抜けだした高さ。<br />
しかし、五十鈴か……。<br />
もうかなり古い話になったけれど、五十鈴といったらレベル12まで使われて改造されるなり21号電探を剥ぎ取られて対空強化資材にされる、という、おそらく艦これ2年間でもっとも酷い扱いを受けていた艦娘であった。<br />
そして改二実装(と21号の価値低下)により、プレイヤーからの酷い仕打ちが止まったと思えば、対潜&防空巡洋艦になったというのに、対潜はほぼ装備依存で数値高い意味が希薄、対空はカットインがない頃だったから秋月のように高射装置内蔵にもされず、さらに艦載機飛ばせなくなって弾着観測射撃もなし。プレイヤーの次はシステムから酷い仕打ち。<br />
で、改二から巨乳キャラと注目されて、エロ消費ばかりが盛んになりましたと。<br />
ああなんて不憫な五十鈴。なんて酷い大人に囲まれているのだろう。<br />
私はいわゆる牧場行為は一度もやったことがないから無罪。<br />
<br />
で、続くのは阿賀野。うん、まあ、これは。<br />
並んで能代は、私の目には軽巡だというのに人妻みたいに見える艦娘という認識だったのだけど、そこがいいんかしら。でも飛龍はエロ絵少ないのに。<br />
<br />
天龍・龍田もエロの定番のようでもありつつ、エロ以外でも愛されてるので、数字的には落ち着いた。<br />
<br />
<br />
那珂ちゃんは、かつて「那珂出し」などとダジャレネタのエロ絵が結構出たことがあったのだけど(Pixiv那珂ちゃんタグはかつて毎日チェックしていたからわかる。俺は詳しいんだ)、解体ネタその他非R-18ネタがそれ以上に多いおかげか、エロ絵率は非常に低い。<br />
アイドルの処女性は守られたといっていい。<br />
<br />
川内なんかもうちょっとエロ人気あるイメージだけど、Pixivではそうでもない。<br />
隠語の「夜戦」があの意味合いだというのにね。<br />
<br />
球磨多摩はもう、驚異的に低いというレベル。<br />
影が薄いなんてことはまったくなくて、イラスト総数は少なくない。でもエロは描かれない。<br />
<br />
<br />
それと、イラスト絶対数が極端に少ないのが名取。<br />
名取より少ないのは天城・朝雲・朝霜・秋津洲・葛城・リットリオ・ローマ・高波・山雲と新規艦ばかり。<br />
名取の上にいるのも、谷風・酒匂・野分・龍鳳と新規艦ばかり。</div>
<div>
こういう気弱キャラはコアなファンがつくものだと思うけれど、そこは羽黒と神通に持って行かれたか……?</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
<h2>
駆逐艦の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrD28WikvcMNc_3AFO0c1qPOGR-H-sAfQkgZ21OCrOjWOUBX5Tcfzt8VuvX55d79NTOILsGta24PrGtcHBcI7hPqFW0CoWbLsDzvgpIiJRtsT7fbIH_bq1IFfstI3r_1xJ2x68gmGqd4JL/s1600/Clipboard07.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrD28WikvcMNc_3AFO0c1qPOGR-H-sAfQkgZ21OCrOjWOUBX5Tcfzt8VuvX55d79NTOILsGta24PrGtcHBcI7hPqFW0CoWbLsDzvgpIiJRtsT7fbIH_bq1IFfstI3r_1xJ2x68gmGqd4JL/s1600/Clipboard07.png" /></a></div>
<br />
駆逐艦全体の平均は<b>6.3%</b>と、さすがに低くなるのだけど。<br />
<br />
それにしても、駆逐艦離れした強さの浜風。<br />
ロリ巨乳というのはロリとしては邪道ではないだろうか、と特にロリコンではない私は思うのだけど、そんなことはどうでもいいんだよという声が聴こえる。<br />
同じ巨乳駆逐艦の浦風や潮とこれほど差がついたのはなんでだろう、とは思うが、浜風はチョロイン枠でもあるとかで、そのへんにかきたてられるものがあるのかな。(私は持ってるけどあんまり使ってなくってよくわからない)<br />
<br />
ドイツ駆逐艦がまた強くて、特にZ1はドイツ随一、プリンツ・オイゲンやビスマルクを超えるエロ絵率。<br />
Z1はあれだ、しばしば男子扱いされて他の艦娘の相手役を務めてそうな気がするので、それで引き合いが多かったんではなかろうか……<br />
<br />
夕雲は、明らかにエロ担当としてキャラが作られてるけど、狙い通りにみんな釣られてるようだ。<br />
狙ってるの丸出しのエロ担当なんて空振りしそうなものなのに、ちゃんとヒットさせてくるのは流石の艦これというところか。<br />
<br />
それと、「朝潮型はガチ」と名高いところ、ネームシップの朝潮が通説通りにかなり高いところにいる。<br />
朝潮以外の朝潮型駆逐艦は、別にエロ絵は多くないので、朝潮型はガチというか、朝潮がガチ。<br />
私はこの、生真面目で損することが多そうな長女という朝潮はかなり好きな艦娘ではあるのだけど、特に性的な目で見てはいないというか見るという発想すらなかったのに、いつの間にかガチとか言われるようになって困惑するばかりだよ。<br />
<br />
時雨とか不知火はもっとエロ扱いされてるかと思ってたけど、全然そんなことないみたい。<br />
<br />
島風がイラスト絶対数で全艦随一、エロ絵比率も12.4%とかなりの高さ……というのは理解しやすい。<br />
しかし雪風も人気キャラでありつつ、スカートが存在しない世界の住民みたいなファッションという似たような属性を持ちながら、特にエロ絵が多くない。<br />
少女というより小動物と思われてる?<br />
<br />
<br />
初霜の2%割れというエロ絵率の低さは、全艦娘で一番。<br />
最も汚されていない艦娘の座は彼女に。<br />
第21駆逐隊は、高いエロ人気を誇る初春と、最も清純な初霜とが、ともに改二で並び立つという実にピーキーな隊になっちゃった。<br />
<br />
<br /></div>
<h2>
重巡洋艦の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCKwF-MqBLFGd6oSgHC8l8CThXWWdvx6HG0mfUlv1fl65vtkZ0fiesyiWl7sPE6VNU-yZ1i3MI46NyKxIfB21xLmCquUSuYp5-WmIrzJChKXdAwNm3x1TtIRIjcrp6JfuzMynCg0POADia/s1600/Clipboard05.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiCKwF-MqBLFGd6oSgHC8l8CThXWWdvx6HG0mfUlv1fl65vtkZ0fiesyiWl7sPE6VNU-yZ1i3MI46NyKxIfB21xLmCquUSuYp5-WmIrzJChKXdAwNm3x1TtIRIjcrp6JfuzMynCg0POADia/s1600/Clipboard05.png" /></a></div>
<div>
<br />
重巡(航空巡洋艦を含む)は、さて、最後に持ってきた通りの結果。<br />
圧倒的じゃないか、愛宕と高雄は……<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
重巡の平均は<b>10.5%</b>と、戦艦・空母を越えて、艦種としては最もエロい目で見られている。</div>
<div>
古鷹型がかなり引き下げてるはずなのだけど、愛宕・高雄の引き上げ力が強い。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
私もほぼ2年艦これに付き合ってきて、やはり艦これのエロ担当の定番はずっと愛宕だったことは疑いない。</div>
<div>
金剛や島風に次いで、天龍や那珂ちゃんに並ぶくらいには、未プレイの人をキャッチする存在感もある。</div>
<div>
<div>
そしておねショタものから身も蓋もない陵辱モノまで、実は純情としようとやっぱりニンフォマニアだとしようと、なんだって違和感なく描けちゃう汎用性の高さ。</div>
<div>
</div>
初見からエロ担当っぽさ丸出しではあったけれど、2年経ってもそのイメージが揺らがない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
私は、愛宕はストレートすぎるから高雄のほうがエロいと思っていたのだけど、もうこの程度の差だと僅かな好みの違いだろう。<br />
<br />
<br />
ダンケの意味を塗り替えたと話題のプリンツ・オイゲンだけど、愛宕・高雄にはかなり水を開けられた。<br />
まあ14.8%もあったら、他のどの艦種と比べても2~3位に入れるんだけど。<br />
<br />
鈴谷が多いのはまあ自然なところ。<br />
熊野とセットで扱われることが多そうでいて、熊野のエロ絵は少ない。エロになると鈴谷単品になりがちか。<br />
<br />
羽黒は、他の艦娘は目に入らないコアなファンがついてる艦娘のイメージがある。<br />
実際、古くから人気がありそうな割には、イラストの絶対数はさほど多くない。そしてエロ絵比率は高いと。わかる。<br />
<br />
筑摩というのも意外なところというか、比率は高いけれど、、イラスト総数は重巡で一番少ない。<br />
うちでは利根ちゃまとセットで改二実装前から重用していた艦だけど、確かに仮面ネタ以外ではそれほど話題にされるキャラではないのもわかる。改二で仮面ネタが沈下したあとは、主に利根ちゃまに「ちくまー!」と呼ばれる名前が本体みたいな扱いがなきにしも。<br />
それが実はR-18的には人気があったと。やっぱりあのスゴイ改二ファッションのせい?<br />
使ってみるとしっとりした雰囲気と声がいい、世の黒髪ロング好きが気にいるのはこういうのじゃないのかな、なんて思うんだけど。<br />
<br />
<br />
低い方は、古鷹型と青葉型(改古鷹型)が姉妹揃って並んでいる。<br />
私はもう、加古が駆逐艦より低い火力しかないという頃からの長い付き合いだけど 、古鷹型をどうエロ方面に用いればいいのか全然見えない。みんなそうなのだろう。<br />
青葉はまだしもR-18絵を見かけなくもない気もするけど、漫画とかネタ画像とかで非常によく使われるので、そっちで薄められた面も強いと思う。<br />
<br />
それから足柄の少なさ。<br />
嫁き遅れコンカツ失敗キャラといういじりネタとともに、そんなこといったってどう見ても美人でセクシーだろ説も強いものだと思ってたら、蓋を開ければあまり性的に見られていない。<br />
いつも合コンに失敗してる、でも実際美人だよ男のほうが見る目ないんだよ、だけど俺にはもったいないから遠慮しとくよ、という存在である、という解釈ができるデータだった。<br />
R-18絵の絶対数が青葉と同じ、かつイラスト総数は青葉より少ないわけだから、「ネタ絵が多くて薄められてる」という解釈も、ちょっと弱い。</div>
<div>
<br />
<br />
<h2>
その他の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoncVVyP_2sM8moqfsCvDGqHMTjR2PrioAEgtdUT-E1KAxFdI11ya4lIiuv7JcVU6kTfufvVraATitBaNlxeK44Ub5k_0F7TeODj2Qn-lqbCdqZuxPq49RSYWSmU6qVVYOfgN_9gQ4-bWo/s1600/Clipboard08.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoncVVyP_2sM8moqfsCvDGqHMTjR2PrioAEgtdUT-E1KAxFdI11ya4lIiuv7JcVU6kTfufvVraATitBaNlxeK44Ub5k_0F7TeODj2Qn-lqbCdqZuxPq49RSYWSmU6qVVYOfgN_9gQ4-bWo/s1600/Clipboard08.png" /></a></div>
<br />
分類の難しかった特殊艦はここで。<br />
<br />
大鯨がそんなに、と、これはちょっと私にはなんだかわからない。<br />
別に苦手でもないし、何ヶ月も頑張って捕鯨したら、その後一ヶ月の間にさらに2隻も自然と捕まったりした思い出があるくらいで、ちゃんと龍鳳とは別に大鯨のまま保有してもいる。<br />
でも全然担当艦とは思ってなかったな……<br />
<br />
あきつ丸はまあ、高いやろなー、ってところ。<br />
こっち方面においてどんな呼び方をされてるかはもちろん把握しているけれど、品がないから言わないのだ。<br />
<br />
明石もまた、なかなかのR-18人気。<br />
実のところ、私の中では中破絵がイイ艦娘のベストは明石改。本来はえらく苦痛なはずの工作艦レベリングも快く行って、実装からすぐLv.90まで持ち上げちゃった。<br />
<br />
<br />
<h2>
まとめ</h2>
Pixivからデータをとったら「絵師が描きたいと思う艦娘」「その中で特にエロ絵を描きたいと思わせる艦娘」という結果になってしまうのはわかってるので、別の基準で集計するとまた違う結果になると思われる。<br />
また、メロンブックスなりの同人誌通頒サイトで、同人誌に描かれることを基準に計ることもできるだろう。(これは一度、「僕は友達が少ない」ではいかに星奈ばかり執着されてるかをデータで求めるべくやったことがある)<br />
Pixivなら小説だけ調べることもできる。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
調べるところを変えれば、また結果も変わってくるだろう。</div>
<div>
イラストだとやはり元のビジュアルの強さが大きいだろうから、巨乳が強いとかそういう傾向は出るはず。</div>
<div>
小説ではビジュアルよりもキャラクター性に引っ張られるだろうから、また別の艦娘が上がってきそう。羽黒なんてもっと上がるんじゃなかろうか。<br />
<br /></div>
<div>
そんなわけで、もし嫁艦がビッチみたいに扱われてるじゃないか、とお怒りの向きには、自分に都合のいい結果が出る別の基準で集計してみるのがオススメ。<br />
<br /></div>
<div>
ちなみにうちの艦隊でレベル上位の艦は以下のとおり。</div>
<div>
<br /></div>
<br /></div>
<div>
<h2>
うちの艦隊の場合</h2>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-AouU0gU6lKkDR83Et9cd0ijNw7noJoeGXCwWTb726GCttQZCdCxrTF8jPuZFKms5JmlHfyHzCzdxs_cwut-r9E5dnFgDPRv3fcZ5WwcAm4fg2FfPXcP4JLK3QXifuFjvPrwUOOwVaVou/s1600/Clipboard01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh-AouU0gU6lKkDR83Et9cd0ijNw7noJoeGXCwWTb726GCttQZCdCxrTF8jPuZFKms5JmlHfyHzCzdxs_cwut-r9E5dnFgDPRv3fcZ5WwcAm4fg2FfPXcP4JLK3QXifuFjvPrwUOOwVaVou/s1600/Clipboard01.png" /></a></div>
<br />
ビスマルクはともかくとして、あんまりセックスアピールの強くない艦ばかり並んだ感じである。<br />
うちの艦隊は清純派であることは明らか。<br />
<br />
うちは気に入っている順にLv.90まで上げるようにしているのだけど、すでに重巡洋艦は大部分がLv.90に届いている。<br />
残っている少ない艦が、鈴谷、愛宕、高雄、最上、三隈の5人だったもんだから、「これはひょっとしてエロ同人誌とかたくさん描かれそうな艦娘を避けている心の動きがあるのでは」と自らを疑ったところから、この調査を始めたのだった。<br />
<br />
調べてみて、私はどうも清純派大好きな処女厨らしいということがわかり、全く自覚なかったんだけど自覚って難しいものだなあ、と思うばかりだ。<br />
そもそも那珂ちゃんが清純派だなんてあんまり思ってなかったのに……<br />
<br />
<br />
<h2>
生データ</h2>
今回のデータはCSV形式で公開するので、あとは好きにいじってください。<br />
<a href="http://sfrenatezze.com/kanmusu-r18-20150528.csv" target="_blank">どうぞ</a>。<br />
検索しては手打ちで入力する、と繰り返してたので、入力ミスがあるかもですが、適宜訂正してください。<br />
<br />
<h2>
続編</h2>
<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2015/06/pixiv.html" target="_blank">Pixivの小説についても集計しました</a>。<br />
生データについても、イラストのみの集計分を完全に包含した、より充実したものを公開しております。</div>
</div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-38429929410115564272015-05-10T15:33:00.003+09:002015-05-17T09:29:10.322+09:00泉南のGALAXIAN3私の出身地は大阪泉州。<br />
実のところ、私は地元のあのガラの悪い下品な気風は大嫌いで、あそこに生まれてよかったことなどほぼなかったと思ってはいるのだが、たったひとつだけ、例外があった。<br />
<br />
自転車でいけるところに、<a href="http://bandainamcoent.co.jp/gallery/ayumi/archive/gala3/" target="_blank">ギャラクシアン3</a>があったのだ。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
ギャラクシアン3というのは、まあ70年代に生まれていれば説明なんかいらないと思うのだが、逆に1990年に現れたアレを見ていない世代には、あんなものが本当に開発されて建造されたのが想像の埒外かもしれない。<br />
<br />
でまあ、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B33" target="_blank">Wikipedia</a>見ながら記憶を足して説明するのだが、1990年に大阪で開かれた万博「国際花と緑の博覧会」で初公開された、一応まあ、3Dシューティングゲームか。<br />
しかし、今日日ゲームセンターにあるようなレベルのもんじゃなくて、プレイヤー数28人。<br />
28人のプレイヤーが外向きにまるく座るように座席が配置され、外周にはプロジェクターで投影された360度全周モニター。<br />
異常なまでの超大規模ゲームだった。<br />
そんなのだから、規模も接地面積もアーケードゲームというレベルじゃなくて、今ならUSJにあるアトラクションみたい。<br />
<br />
宇宙戦闘艇「ドラグーン」の銃座に着いているという態で、人類に攻撃を仕掛けてきた敵を迎撃するという90年代らしいSFストーリー。<br />
ドラグーンの操縦は自動で、プレイヤーはただガンナーとして敵を撃つだけ。<br />
ぶっちゃけ、運が悪いと後部銃座に座ってしまって、後ろ向きに進む画面で戦う羽目になったりもするけど。<br />
しかもドラグーンの飛行にあわせて、フロア自体が油圧で最大2mの上下動し、傾く。<br />
<br />
画面も、1990年という時期には黎明期のポリゴン3D。まあすべてリアルタイム処理してたのは最初の花博のときだけで、あとはLDで背景を流していたらしいけど。<br />
<strike>1998年</strike> (誤記訂正) 1988年のナムコ「ウイニングラン」くらいからポリゴンゲームは始まってはいるのだけど、家庭ではやっとスーパーファミコン発売という世代で、ポリゴンゲームに触れること自体が特別に思えるような頃、360度全周超大型モニターで3D。<br />
<br />
<strike>PCでさえPentium 2がハイエンドの頃だから、こち亀で両さんがハイスペック自作PCを組み立て、中川に「3Dだって楽々ですよ」などといわしめたあたり。</strike><span style="font-size: x-small;">(上のウイニングラン発売年書き間違いに伴う誤記のため削除)</span><br />
PCでは、Intelが80486を発売したのが89年のようだが、90年では日本で主に使われていたPC-9801にi486搭載機はない。386DX-20MHzのPC-9801DAあたりが最新モデル。<br />
また、富士通FM TOWNSが89年に、シャープX68000が87年に登場して、国産16/32bit PC御三家が出揃ったくらいの頃。<br />
<br />
おそろしく贅沢な、アーケードゲーム業界に咲いた大輪のバブルの花みたいな代物で、花博の後は、同じくナムコがやっていたテーマパークであるワンダーエッグに移設された。<br />
<br />
<br />
で、28人仕様のフルモデルは、あいにく2館しか建造されなかったみたいなのだけど、少しスペースと仕様を落とした16人版があった。<br />
銃座が2人座席8つに変更され、フロアの稼働は銃座だけ動くように簡略化された。<br />
<br />
といっても、「ゲームセンターにあるもの」としては完全におかしい巨大さの代物には違いない。<br />
当然、どこにでも置けるものではない。費用だって億かかると思う。<br />
<br />
この16人版は、難波にあったナムコ直営のゲームセンター・プラボ千日前とか、姫路セントラルパーク、それと相模原のジャスコと、そして私がよく行っていた、泉南スカイシティにあった。<br />
泉南スカイシティは、和歌山発の関西ローカルスーパーマーケットチェーン「オークワ」の大型店舗。<br />
週末に家族が買い物を兼ねて遊びに来る、今のイオンモール的な楽しまれ方をする施設だった。<br />
<br />
泉南スカイシティは、2014年についに閉店。<br />
21年の営業期間だったとのことだったから、できたのは1993年だ。<br />
ギャラクシアン3も、93年に導入されたと見ていいだろう。<br />
<br />
<br />
93年って、「ストリートファイター2」からの格闘ゲームブームが猛烈な勢いになっていた頃。<br />
90年までは、ゲームセンターは不良が集まる怖いところだから、まっとうな中高生は近づかない……っていう感じだったのに、91年のスト2以後は逆に、中高生はもちろん、小学校高学年くらいでさえこぞってゲームセンターに集結するくらい流れが変わった。<br />
だから、駄菓子屋やおもちゃ屋の店先にもスト2や餓狼伝説のゲーム台が並び、田舎でも当たり前にゲームセンターが開店して繁盛し、スーパーのゲームコーナーも何より格ゲー対戦台を並べるのが当たり前、という状態に。<br />
<br />
そんなわけで、ギャラクシアン3のような超大型ゲームを入れてしまっても、なんとかなりそうに思える空気だったのかもしれないな。<br />
<br />
泉南スカイシティは、当時としては大型ではあったけれど、今のイオンモールほどでかくはない。<br />
それでも、ほとんどワンフロア占領するほど広々としたナムコランドがあったのは、当時のゲームの勢いを物語るのかも。<br />
一応、子供向けの乗り物とかスイートランドなんかもたくさん並べていたのだけど、高い天井だからってモノレール作って上から遊覧できるようにしてるような、妙に過剰投資な店で。<br />
まだ残るバブル景気の勢いだったのか、あるいはゲームバブルの勢いだったのか……<br />
<br />
<br />
で、93年時点って、私はまだ中学生。インターネットなんてものもない。<br />
情報源としては、格闘ゲームの記事を目当てに読んでいたゲーメストがあったけど、さすがに93年ごろに90年リリースのギャラクシアン3をそれほど取り上げていたとは思えない。<br />
だから私には、それほど興味のあるゲームではなかった。<br />
ただただ、なんだかものすごいゲーム置いてる、という圧倒感だけ。<br />
<br />
人々にも、花博に行ったり、テレビや雑誌で断片的に見た記憶があったのだろうか、またできたばかりのスカイシティの集客料もあってか、ギャラクシアン3を遊ぼうとする老若男女の大行列ができた。<br />
スーパーのゲームコーナーに超巨大ゲームが置かれ、それに何時間待ちという行列を作ってプレイする、という、色々おかしい光景。<br />
<br />
並んで待って入場すると、着座前にモニターの前でブリーフィング。<br />
「コードネームM8774C・プロジェクトドラグーン」って今でも覚えてるな。<br />
最近はアトラクションとか、時には美術展などでさえ冒頭に映像ブリーフィングがあるのは多くなったけど、私には多分これが初めての体験。<br />
<br />
それで、複座の銃座席に上って。確かわりと高かった。まあ上下動するようになってたし当然か。<br />
縦に握って人差し指と親指にトリガーがあるガングリップが、両手用でついてる。これを動かせば照準も動く。<br />
ゲームが始まったらあとはシンプルで、目の前を飛び交う敵機をとにかく撃ちまくる。<br />
残弾もないし特殊アイテムもない、ルール的にはシンプルなシューティングだけど、何しろ座席ごと振り回されながら、全周の大画面に向かって16人がかりでやる。<br />
<br />
最後にキャノンシードなる、敵基地の中枢みたいなところに飛び込んで、プレイヤーたちの周りをぐるぐる回るスパークビットなるものをとにかく壊して、規定以上壊せれば勝利、足りないと敗退。<br />
慣れた人が多いと勝てるんだけど、ふつうの人らとやったら結構負けてたような。<br />
<br />
<br />
やってみるともう、すごい体験だったな。<br />
今だったらUSJにでも行けば、規模や技術的にそれ以上のものは味わえるんだろうけれど、この規模のポリゴンシューティングを1993年に、というのは何もかもが規格外で。<br />
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最先端技術であるポリゴン3Dによる見たこともない画面が全周に、すごい勢いで飛び交っている中に自らガンナーとして参加できるんだから。</div>
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……でも、このウルトラなゲームを、一度二度プレイして終わっていれば、「すさまじいゲームをプレイした特別な記憶」となってたんだけどね。</div>
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ナムコ・ワンダーエッグとか、プラボ千日前だったら、近くの人が飽きるまで、遠く東北九州から一度はやってみたいと、ゲーム好きの人が長らく集まり続けていただろうと思う。</div>
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しかし、他所の人がくる理由のまったくない泉南市の、オークワのゲームコーナーに、そういついつまでも大勢の人が詰めかけるとはいかなかった。</div>
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何時間待ちが15分待ちになり、ほとんど待たなくてもよくなった。16人揃わなくもなった。</div>
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やがて、待ち人ゼロになり、入り口に常駐する係員もいなくなって、ほとんど誰もやらなくなった。</div>
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誰も来ない客を待つ無残なギャラクシアン3は、ついには電源を落とされて客が来たら起動するような有り様に。</div>
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(あの大規模なゲームをすぐ起動・終了できるものかわからないので、電源落ちてたのは私の覚え違いかもしれない。明かりの消えた筐体とか、遊びたいといったら起動待ちっぽい時間があったような記憶があるんだけど)</div>
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<br /></div>
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プレイ料金もだんだん下げられて、最終的に200円になってたかな。</div>
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で、私は、そんなギャラクシアン3にもののあわれでも感じてたのだろうか、これをひとりでプレイするのが好きだった。</div>
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200円でひとりのために動かしても赤字になると思うんだけど、まあそれは私のせいじゃない。</div>
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90年代の傑作シューティングゲームに、タイトーの「RAYFORCE」があるわけだけど、私あれ大好きだったのね。</div>
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ゲームとしても傑作だったのだけど、バックストーリーが、「地球が知能を持ったコンピューターと機械によって占拠され、人類は月に逃れた。地球奪還のために、最終兵器として開発された戦闘機X-RAYで出撃するも、目の前で人類の宇宙艦隊は壊滅。もはや勝利したところで帰るところもないままに、たった一機で地球の最深部へと向かう」というような、実に中二病で超クールなもんだった。</div>
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筐体ひとつでやるシューティングの中じゃ、今でもあれが一番好きだな。</div>
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ギャラクシアン3は、そこまで人類が壊滅的って感じではないストーリーだけど、これがひとりでプレイするとなると俄然雰囲気が変わってくる。</div>
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16人なり28人なり揃ってプレイするなら、火力で真っ向勝負して陥落させたキャノンシードに星条旗立てて拳を振り上げたりしたくなるような、ハリウッドっぽいパワフルな雰囲気さえある。</div>
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でもひとりだよ。</div>
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あの広くて暗いドラグーンの砲塔で、他の射手もいないとなると、これはもう人類は壊滅寸前としか思えない。</div>
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軍勢を編成して交戦するような余力もなく、生き残りの少数の人間がどうにかこうにか、壊れずに残っていたドラグーンを発進させた。</div>
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私はたったひとりで砲塔に向かって、まだ生きている銃座で絶望的な抵抗を図っている。友軍はいない。隣の機銃を操作する仲間さえいない。</div>
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このシチュエーションしかないね。</div>
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プレイヤーが少ないと難易度も調整されるみたいで、スパークビットの撃破はひとりでやってもちゃんと可能。</div>
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でも、人口の9割を失い文明を破壊され尽くした人類に、もはや未来など残っていないのだ。</div>
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というような設定を考えていた。</div>
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という話を今考えてみた。</div>
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まあ冗談はともかく、これほどのお化けのような代物でさえ、数年の時を経れば見向きもされなくなる諸行無常な雰囲気とか、あれだけのものを独占して遊べる贅沢なような寂しいような感覚とか、なんとも詩的なものがあったな。</div>
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ギャラクシアン3をプレイしたことがある人は多いし、何度もプレイした人だって、住んでいる場所がよかった人がそれなりにいるはず。</div>
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でも、ひとりプレイを何度も繰り返す、という環境に恵まれて、実行した人はさすがにあまり多くないだろう。</div>
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私も高校生になって、遠く大阪市内の学校に行くようになってから、泉南スカイシティからは足が遠のいた。</div>
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ふと気が付くと、あの巨大なギャラクシアン3は撤去されてしまっていた。</div>
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いつごろのことだったかはわからないなあ……。</div>
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ナムコランド自体はあいかわらず、広さは変わらなかった。</div>
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しかし、入っているスカイシティ自体の経営が怪しくなっていった。</div>
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泉州地方は、90年代にスカイシティのような大型スーパーマーケットが多数オープンしたのだけど、21世紀にはどこも老朽化で客を減らしていった。</div>
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スカイシティは特に、近くに2004年、イオンモールりんくう泉南が輝かしくオープンしてしまって、建物の作りも入ってる専門店も90年代センスだったスカイシティでは、まったく太刀打ち出来ない。</div>
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私も長らく、スカイシティには見向きもしていなかった。</div>
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私は地元に友達なんかいないので、高校入って以後、遊びに行くとなったら高校の友人と阿倍野や難波に行く。</div>
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ナムコランドは健在だとはいえ、いまさらゲームをやるためだけにスカイシティにひとりで行こうとは思わなかった。</div>
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私が突然学生に戻った2013年、一回りも下のクラスメイトが「スカイシティもうすぐ閉店する」という情報をくれて、久しぶりにいっしょに行ってみた。</div>
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老朽化した建物に、地方都市の商店街みたいなシャッター街と化した専門店エリア。</div>
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昔いろいろあったはずの飲食店も壊滅状態で、やってるのは1軒か2軒か。</div>
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3階までの吹き抜けの下がフードコートになっていて、噴水のある池に高い椰子の木が立っていたんだけど、フードコートの店がすべて閉店していてただの休憩所に。暗い厨房がシャッターもなく晒されていて、不気味なくらい。</div>
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椰子の木は健在だったけど、噴水からは水が抜かれていた。</div>
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元々食品スーパーを多く経営しているだけあって、食料品売り場にはそれなりに客がいたけど、やはり壊滅的な状態なのは見るからに明らかだった。</div>
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ナムコランドも、やはり干からびていた。</div>
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案外きれいに掃除はされているものの、どうにも古臭いのが否定しがたい、他所で役目を終えて流れてきた感じの大型筐体ゲームが、広々とスペースをあけて置かれている。</div>
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ビデオゲームは、特に記憶に残らないようなゲームがあったくらい。</div>
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太鼓の達人だけ新しかったのはナムコだからと思うけど、最新ではなかったのかも。</div>
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子供向け遊具のエリアも、かつて走っていたモノレールは当然、動かぬオブジェと化していた。</div>
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クラスメイトの若い子が子供の頃に好きだったゲームがまだ残ってる、というから、何かと思えば<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA" target="_blank">トーキョーウォーズ</a>。95年のゲームだよ……</div>
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対戦して、負けた。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
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もう、スカイシティは予定通り閉鎖された。</div>
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別にスカイシティもナムコランドも、名残が惜しいとか、なくなってほしくないというような思いいれもなかった。</div>
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ただ、あのギャラクシアン3と濃密に付きあわせてくれたことだけは、泉州の数少ない良い思い出。</div>
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なぜあそこにギャラクシアン3を入れたのか、理由がまったく想像できないんだけど、でも、ナムコありがとうとはいわなくちゃいけないなあ。</div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-77564087610529453312015-05-09T00:34:00.000+09:002015-05-09T00:34:44.827+09:00高田・葛城・飛鳥巡りなど引っ越しと生活の変化であまり徘徊していなかったが、GWということもあり、近場の天皇陵を中心に観光地など巡ったりとか。<div>
<br /></div>
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<a name='more'></a><br /></div>
<h2>
新居の雑草</h2>
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ひとり暮らしのくせに猫の額ほどの庭付き一軒家を借りてるのだけど、庭に雑草防止シートをかけていても隙間から少し顔を出す。</div>
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しかし雑草といっても、セイタカアワダチソウとかじゃなくて、小さな花をつける草が生えてくる。</div>
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<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaD2_mAvmX54KYp9NZGcR2-mIbb7OfitvgBoFy5dBrnD1DqsZ9YUExY5hwqSuuUcd1pmP1xocK27K1yaEjrtBrS7VrN0eEDu0PFDQ0uSDZl9uTbO-6cAh93wtOCaXRXnE01AOG-U8PF45X/s1600/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%A6%E3%82%A6%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="288" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaD2_mAvmX54KYp9NZGcR2-mIbb7OfitvgBoFy5dBrnD1DqsZ9YUExY5hwqSuuUcd1pmP1xocK27K1yaEjrtBrS7VrN0eEDu0PFDQ0uSDZl9uTbO-6cAh93wtOCaXRXnE01AOG-U8PF45X/s400/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%A6%E3%82%A6%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6.jpg" width="400" /></a></div>
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これは調べてみるとアカバナユウゲショウだった。</div>
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別に珍しいもんでもないようだが、あまり草花に関心なかったので。</div>
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ボケてるけど、背景に写ってる小さいのはヒメツルソバとのこと。</div>
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近所の家の前にはどこにも咲いてるのだけど、一応観賞用植物だけどタフで簡単に育つから雑草化しがちだそう。</div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLhAz4o8N74wSpB2G6i74fCgax6mwg2cYS_muGa6GJ6prJiQbpXFl3JBQaF885Sck8560GnpPezEF8Z7CE_JP6h6-a2UHX7WOtiYFbKamjqdMKNuStGe8nsQGlBc-psJNoT6CWrbNZfvs3/s1600/%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%B3.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="287" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLhAz4o8N74wSpB2G6i74fCgax6mwg2cYS_muGa6GJ6prJiQbpXFl3JBQaF885Sck8560GnpPezEF8Z7CE_JP6h6-a2UHX7WOtiYFbKamjqdMKNuStGe8nsQGlBc-psJNoT6CWrbNZfvs3/s400/%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%B3.jpg" width="400" /></a></div>
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これはよく見かけるオニタビラコか。</div>
<div>
春の七草のホトケノザと間違って食べられることがあるそうで、別に食っても差し支えないとか。</div>
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<br /></div>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjF9kVJtTBwD2wgCcaje-gnayI9fsYuqKe_ygpIY3orQ1QvIjl2R1bnmBhwbdOSr_r1W0WJnaUNTpEjerm_ZThKCZMimxXRUDmCNvetBGLtd70D-3KmWgEFTqFbgIgqH_F6_bCIngWWBuXK/s1600/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="268" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjF9kVJtTBwD2wgCcaje-gnayI9fsYuqKe_ygpIY3orQ1QvIjl2R1bnmBhwbdOSr_r1W0WJnaUNTpEjerm_ZThKCZMimxXRUDmCNvetBGLtd70D-3KmWgEFTqFbgIgqH_F6_bCIngWWBuXK/s400/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F.jpg" width="400" /></a></div>
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ムラサキカタバミ。</div>
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根で増えるので駆除が困難らしいけど、わりときれいな花だし、葉が茂るから他の雑草が生えるのを抑える面もあるとか。</div>
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<br /></div>
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奥の方に見えてる枯れ草は、4月に雑草が出始めてるのを見て除草剤撒いてみたら効いてきて枯れてるやつ。なんか小さい白い花をつけるものだったが……</div>
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<br /></div>
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雑草にしてもわりとかわいらしいのが多くて、繁茂具合では咲かせておくのもいいかなあ、という気がしてるが、まあこれから夏にえらいことになる可能性もあるのでしばし様子見。</div>
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<br /></div>
<h2>
高田の良かった飲食店</h2>
<div>
お金もないのであまり外食せず家でたいてい食ってるけども、休日くらいは外食もするようにしている。友人が遊びにきたりして、飯食いに行くところも知らないとなると不便があるし。</div>
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<br /></div>
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しかし、近鉄南大阪線高田市駅が最寄りではあるんだけど、この駅前はどうも飲食店に欠ける。良し悪し以前にほとんどない。飲み屋はあるが。</div>
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ファスト風土ってやつで、下街道(国道24号-166号)沿いまで行けば色々チェーン店があるのだけど、しかし166号の駅近くのあたりにはやっぱり店がない。単車転がせば数分だけど歩くと結構遠い。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgho83XPpvlSg_fCysW0F2DDe52gCuIV7S6bEPBLsXXdc3YwNrLTF6FbNkoc4fy8zvPKJN1B7eynfaTK_XL8r1NsGbE3fzbaE5YDJxkOJuXgbNiV04vMZKPT9LHGySQ0HUzDHoPjtn68JBC/s1600/100_1899.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgho83XPpvlSg_fCysW0F2DDe52gCuIV7S6bEPBLsXXdc3YwNrLTF6FbNkoc4fy8zvPKJN1B7eynfaTK_XL8r1NsGbE3fzbaE5YDJxkOJuXgbNiV04vMZKPT9LHGySQ0HUzDHoPjtn68JBC/s400/100_1899.jpg" width="400" /></a></div>
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JR高田駅の商店街とは逆の東側、店が少し並んでいるところに、飛行船というランチも出す喫茶店。</div>
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ハンバーグランチを頼んでみると、値段は700円前後と安いから、まあ冷凍食品的なのが出てくるのかなと思ったら、ちゃんと店で作ったハンバーグ。出てくるのに少し時間がかかるあたり、注文受けてから焼いてる。</div>
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外見もこの通りの80年代っぽさ、中もやっぱり子供の頃入ったような雰囲気。いい。結構古くからやってる店らしいので、多分できた時の雰囲気そのままなのかな。</div>
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別に高級とか贅沢な味じゃないけれど、ちゃんと作ってちゃんと美味しい、しかも安い。</div>
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<br /></div>
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JR高田・近鉄大和高田駅近くのオークタウン大和高田にある、KAZOKU亭というとんかつ中心の定食屋というくらいの店もいいな。</div>
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ここもとんかつで1000円、チキンカツとかなら800円くらいの値段で、気張らない。</div>
<div>
メインのカツはもちろんちゃんとしてるし、カツのソースが別皿でタルタルとトマトソースがついてたり、キャベツの他にも付け合せや小鉢が複数あったり、ごはんにはゆかりが掛かってたりと、いろんなところにちょっとずつ手をかけてくれてるのが嬉しい。</div>
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トマトソースがパスタ用のソースっぽかったりとかするけど、なんだか値段を上げないように、ひと手間かけて良いもの出そうとしてる感じ。嬉しい。</div>
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<br /></div>
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<br /></div>
<h2>
神社・寺院</h2>
<h3>
大中春日神社</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrAN2H-IxAsg1uEpi5i_D5FFQkBluRXnXzarW3DFplh2h46bN38iJhyTgoW1-dos1RMVqQeUfjnpvgYz37kgvZz8r4VDBNzyEyliElPcgeFRYSjIcimt_tJaj51V8QJxvXS7vKmaVbbR8t/s1600/100_1865.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrAN2H-IxAsg1uEpi5i_D5FFQkBluRXnXzarW3DFplh2h46bN38iJhyTgoW1-dos1RMVqQeUfjnpvgYz37kgvZz8r4VDBNzyEyliElPcgeFRYSjIcimt_tJaj51V8QJxvXS7vKmaVbbR8t/s400/100_1865.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
JR高田から真っ直ぐ西に、橋の手前で左手に川沿いにいくとすぐ。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhL8fpVmiGjXaZK22-MUPd-KRpolBVJ6jfsocwI7brj704vEZlpizwpgMKYgxgi_p7AKIJkukeTZZy5cq0KlOKsPJPR3F8GM2CgLHW2o6BALw_-EwWPZ3JMdMubNlhyKlV19HX34D-J7Iuh/s1600/100_1868.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhL8fpVmiGjXaZK22-MUPd-KRpolBVJ6jfsocwI7brj704vEZlpizwpgMKYgxgi_p7AKIJkukeTZZy5cq0KlOKsPJPR3F8GM2CgLHW2o6BALw_-EwWPZ3JMdMubNlhyKlV19HX34D-J7Iuh/s400/100_1868.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
ここには「弁慶の七ツ石」と、義経逃避行伝説がある。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
壇ノ浦戦後、義経は頼朝に疎まれて居場所をなくして、四国から九州へと逃れようとする。</div>
<div>
しかし尼崎から出た船が嵐に流れて大阪住吉に流れ着き、改めて吉野へ逃れようとする途中、静御前の実家があった高田に立ち寄った。</div>
<div>
前途の安全を確認するべく斥候を出して、その帰りを待つ間に義経・静御前・弁慶ほか一行が腰掛けて待ったという石が七つ、それがこれだと。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
笛吹若宮神社</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEis5t6Ep8IeTQtN8mAs6x1egPRReEaX4lnvZ2iyKdYMw9Ld1MazXi4MMQ6ZfFGTWmCH46kd2E5IyQfiThdn8_S7l9cYM44EJ0Iabv8syfIlUomojgj0lmYyg5fQXQ2GbqetMK1DSZPeGIRv/s1600/IMGP4684.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEis5t6Ep8IeTQtN8mAs6x1egPRReEaX4lnvZ2iyKdYMw9Ld1MazXi4MMQ6ZfFGTWmCH46kd2E5IyQfiThdn8_S7l9cYM44EJ0Iabv8syfIlUomojgj0lmYyg5fQXQ2GbqetMK1DSZPeGIRv/s400/IMGP4684.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
なぜそうなってるのか詳しい経緯は知らないのだけど、笛吹若宮神社という名前の神社が、近鉄御所線忍海駅からちょっと行ったあたりに3ヶ所ある。</div>
<div>
ここは駅から北西のほうにあるやつ。</div>
<div>
笛吹連の祖神社になるのかな。詳しくは有名神社サイトの「<a href="http://kamnavi.jp/mn/nara/fuefuki2.htm" target="_blank">神奈備</a>」へ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
それなりに観光客も来るのか、神社の隣の民家にいた奥さんが近くにある他の神社のことなど教えてくれた。</div>
<div>
(でも説明された場所に行ったつもりが発見できず、後日地図で場所を確認したので今度いくつもり)</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
柿本神社</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVAufTSiOdDecuqlmrBqNt1b5FGAYScbkFOypLeKUMXPfcwwYeTOaJWB8sKVjE1QeX7iK5qxgKLCe4IgOunVrnL4OhjVkylA5dct-gAKvD5obI8u4mO8oDYZPcdYBQfTvKO6IFHS3lpW3p/s1600/IMGP4699.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVAufTSiOdDecuqlmrBqNt1b5FGAYScbkFOypLeKUMXPfcwwYeTOaJWB8sKVjE1QeX7iK5qxgKLCe4IgOunVrnL4OhjVkylA5dct-gAKvD5obI8u4mO8oDYZPcdYBQfTvKO6IFHS3lpW3p/s400/IMGP4699.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
近鉄御所線忍海駅すぐそば。</div>
<div>
柿本人麻呂を祀る。人麻呂が持統天皇から賜った領地がこの忍海あたりで、住んでいたこともあるとか。</div>
<div>
人麻呂は707年に石見国で亡くなるのだけど、領地だったここに改装して神社を建てたのが始まりとか。それが西暦770年。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJU9N4jZYrUucer6LVUZrHB7-REocUoBVX3iX-h5qwv0Q-s8yuUjPPE-sSA19gRI54RjXHPp15Ef2PxPwIis7tIyHMz1tPpUyF12a3v2rfo3vvg7ovOpKEE2OBNMujWKPcyIlMF1o-lzSJ/s1600/IMGP4713.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJU9N4jZYrUucer6LVUZrHB7-REocUoBVX3iX-h5qwv0Q-s8yuUjPPE-sSA19gRI54RjXHPp15Ef2PxPwIis7tIyHMz1tPpUyF12a3v2rfo3vvg7ovOpKEE2OBNMujWKPcyIlMF1o-lzSJ/s400/IMGP4713.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
同じ敷地に、柿本山影現寺という柿本神社の神宮寺がある。</div>
<div>
空海の直弟子で、人麻呂のいとこともいわれる真済上人が858年に開いた。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
山田寺跡</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvBEwNkViq34iF42Tky3UuaqqeD_Y2RbkjbkQoZhls4reAGCT5qqWPMvwDZMzX55I5dkqjZ1b5HWsiieMGloreWdZsWPxtiCIWlLs35MXMI7JlxRWDC171nxbUYuqrBvpAG1yekJx7YiUn/s1600/IMGP4961.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjvBEwNkViq34iF42Tky3UuaqqeD_Y2RbkjbkQoZhls4reAGCT5qqWPMvwDZMzX55I5dkqjZ1b5HWsiieMGloreWdZsWPxtiCIWlLs35MXMI7JlxRWDC171nxbUYuqrBvpAG1yekJx7YiUn/s400/IMGP4961.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
641年着工の、仏教伝来直後の古寺跡地。</div>
<div>
これ以上古くなる余地がほとんどないような古寺なのだけど、回廊の一部が形を残して発掘されるという驚異的な発見があって、保存処理の上で近くの飛鳥資料館に展示されている。(後述)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
建てたのは蘇我倉山田石川麻呂という人物で、蘇我馬子を祖父にして蝦夷の兄弟の子になる。でも蘇我氏本家と仲悪かったらしく、大化の改新では中大兄皇子に協力した。</div>
<div>
のだけど、弟に讒言されたせいで軍を向けられ、抵抗せずに自害してしまった。</div>
<div>
自害の時点でまだ山田寺は完成していなかった(金堂はできていて住職も入ってはいた)ため、しばらく造営が止まった。</div>
<div>
しかし持統天皇が石川麻呂の孫にあたるせいか、造営が再開されて600年代末くらいには完成していた。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
平安時代には華やかだったらしいけど、鎌倉時代には衰退、その後ずっと続いたけど明治の廃仏毀釈でとどめを刺された。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-1RRaLy0Yqh8lQi9hazkGwTqgH__FvjLBWSZNz9C985vEWj4ShiVDdQ_S49B3YdqFyoF_JUzGs7ktqmoVQj5YiZOw6dombqub7s14fUIxOjSHOjF_-rpbvzIfwtLpibBUsIl8aVhPtHwK/s1600/IMGP4977.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi-1RRaLy0Yqh8lQi9hazkGwTqgH__FvjLBWSZNz9C985vEWj4ShiVDdQ_S49B3YdqFyoF_JUzGs7ktqmoVQj5YiZOw6dombqub7s14fUIxOjSHOjF_-rpbvzIfwtLpibBUsIl8aVhPtHwK/s400/IMGP4977.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
一応明治に再興されはしたが、今は観音堂と庫裏が残るだけ。住職もいない。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
飛鳥坐神社</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1YHHkzHMsSR2zARwr3XfP5I2e31_MvjzNVuVTDh2I4rI7XY6aUfKNO2zt_rUxIz6kwzH_GH7J5XcvOmREJj-vPQe2mnz7SlRO_HeEvxqJ3I-LPO9vIshPZ9QHD2XCQQQxFc45odKM5PEF/s1600/IMGP4998.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1YHHkzHMsSR2zARwr3XfP5I2e31_MvjzNVuVTDh2I4rI7XY6aUfKNO2zt_rUxIz6kwzH_GH7J5XcvOmREJj-vPQe2mnz7SlRO_HeEvxqJ3I-LPO9vIshPZ9QHD2XCQQQxFc45odKM5PEF/s400/IMGP4998.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
いつの神社かわからんほど古い、事代主命を祀る神社。</div>
<div>
元々は高市の神奈備山にあって、829年に信託によって飛鳥に遷座してきた。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
事代主命から七代目の子孫が初代神主。崇神天皇から大神臣飛鳥直(おおかみのあそんあすかのあたい)」という氏姓を賜って、今に至っても87代目の宮司が守っているそう。途方も無いな……</div>
<div>
<br /></div>
<div>
81代目の宮司・飛鳥助信の六男の孫が、国文学者の折口信夫だそう。へー。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
飛鳥寺</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtb1OtQ63kVV7DHi5N5WXFqolsatwtAoWDVx8xN4kM9jjq_uXQT8vw1XtStln9yaFX3obAya5UgKhMFrpOwXWWENS3MO1DvYfhe_p1Y_iwaQdvX0IjqObj-OjBMBx17HgkbAF-omnKjmvy/s1600/IMGP5025.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjtb1OtQ63kVV7DHi5N5WXFqolsatwtAoWDVx8xN4kM9jjq_uXQT8vw1XtStln9yaFX3obAya5UgKhMFrpOwXWWENS3MO1DvYfhe_p1Y_iwaQdvX0IjqObj-OjBMBx17HgkbAF-omnKjmvy/s400/IMGP5025.jpg" width="300" /></a></div>
<div>
蘇我馬子が仏教伝来とともに開いた、日本最古級寺院にして蘇我氏の氏寺。</div>
<div>
この寺から、平城遷都といっしょに元興寺として奈良に移ったが、元の場所に残されたのがこの飛鳥寺。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
このお堂の中には釈迦如来の大仏がいる。</div>
<div>
大仏といっても天を衝くようなものではなくて、高さ3メートル足らずの坐像。</div>
<div>
何でも609年に作ったときは、戸より大きくて中にどうやっていれるか苦心したとか。間抜けエピソード。</div>
<div>
1400年の間に、寺に落雷して炎上したこともあって、修理に修理を重ねられている。でも、ごく一部とはいえ609年に作った当時のものが残ってるとか。奈良は底知れないな……</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
博物館など</h2>
<h3>
葛城市歴史博物館</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSRtBm57Vr5q3wnuYudOL5gHnVsLrMC7x2CVzIPuz1vV_57sGnLihEBx3NRdIc1DEVOGVNh5H0MDmy1T_3jK_5Taqfry6B7ZvpPripQ6U0hjwQyJaxQ_y6ERElRfmPB_OX_bIh7FKU3LpT/s1600/IMGP4678.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSRtBm57Vr5q3wnuYudOL5gHnVsLrMC7x2CVzIPuz1vV_57sGnLihEBx3NRdIc1DEVOGVNh5H0MDmy1T_3jK_5Taqfry6B7ZvpPripQ6U0hjwQyJaxQ_y6ERElRfmPB_OX_bIh7FKU3LpT/s400/IMGP4678.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
近鉄御所線忍海駅すぐそば。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
葛城市はなにしろ二上山を擁するので、いきなり地質学のような展示がくる。</div>
<div>
葛城市はその名の通り、蘇我氏や物部氏と並んで有力豪族だった葛城市の本拠でもあり、近くの山が古墳群になっていたりもするとか。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
同じ建物が市民のレクレーションにも使われていて、行った日はカラオケ大会のようだった。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
奈良文化財研究所 飛鳥資料館</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0qHymLfjlst2VeWBlyzbmDdGPt7D4DxF-UaCr02n3l0sFrtbjO09-74CnU6Es4cZqwbDzizI1fm6N9pKU4c6GMHJQ_esOekwYO3GAudGZYeNYUZq70By6SEaRejIZiHI9-XM4_bWDrw_G/s1600/IMGP4913.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi0qHymLfjlst2VeWBlyzbmDdGPt7D4DxF-UaCr02n3l0sFrtbjO09-74CnU6Es4cZqwbDzizI1fm6N9pKU4c6GMHJQ_esOekwYO3GAudGZYeNYUZq70By6SEaRejIZiHI9-XM4_bWDrw_G/s400/IMGP4913.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
飛鳥地方だけあって、伝来した直後の初期仏教や、古墳関係などの展示。</div>
<div>
旧い土器やら廃寺の瓦とかそういうもんはもう、よくわからんけど日本中で展示されてるって感じで退屈なのだけど、ここの展示品は、なんだか変なものがあって面白い。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcF8nLQBnIwxVw-Yztt3_jN7kv6ZZVY4jvzDI5O6Wjejv-jL9o-LLD9S6xSaTXgDtS5upBiF2oPwegMhJalpGvDmEgMydmzEKJ5HjVkCej-RbRhbtuuYSKdLXOMUhodnp7yW3O8nF6LY-k/s1600/IMGP4932.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcF8nLQBnIwxVw-Yztt3_jN7kv6ZZVY4jvzDI5O6Wjejv-jL9o-LLD9S6xSaTXgDtS5upBiF2oPwegMhJalpGvDmEgMydmzEKJ5HjVkCej-RbRhbtuuYSKdLXOMUhodnp7yW3O8nF6LY-k/s400/IMGP4932.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
飛鳥には、仏像とも違う石人像とか、装飾的な噴水の石とか、なんか変わった感じのものがよくあるみたい。</div>
<div>
重要文化財クラスが写真撮影可(フラッシュ不可)で展示されてたりもする。ここは常設展は撮影できる。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3yg8I56gGtIvPCzulyPgRrHkghaN5iz4UPGEL0Lhue1ZtW1dLEyuaP2qXZLECDYeF8p5Xl2yXAJ8YR0IatsdEH1bfWRgWGA2Vk6r-wSjppd47QuY7OGdobnzrbIGqD5ZywvEfsH7LlBJe/s1600/IMGP4935.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3yg8I56gGtIvPCzulyPgRrHkghaN5iz4UPGEL0Lhue1ZtW1dLEyuaP2qXZLECDYeF8p5Xl2yXAJ8YR0IatsdEH1bfWRgWGA2Vk6r-wSjppd47QuY7OGdobnzrbIGqD5ZywvEfsH7LlBJe/s400/IMGP4935.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
近くに山田寺という、仏教伝来直後に開かれた古寺跡があるのだけど、そこで回廊の一部がかなり形を残した状態で発掘されて、日本最古級の仏教建築資料として保存処理の上で展示されている。</div>
<div>
641年に建て始めたらしいので、実に大化の改新より前のものが形を残して出てくるとは、奈良は底知れないな……</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
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<br /></div>
<h2>
天皇陵</h2>
<h3>
飯豊天皇埴口丘陵</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjv4PHCQglPfO618sSCOPUPrMP98yZwr2tnDAWGqBqrHGX-AQ4JflgD5u6Hc1S4r7StDIpJQijJfAqkKLwyZsH97rBVDN1hGhoSKK4F6rZ9XiG1U0wr_4VImZC6iKk9gI2bfidbXqc70Xbn/s1600/IMGP4693.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjv4PHCQglPfO618sSCOPUPrMP98yZwr2tnDAWGqBqrHGX-AQ4JflgD5u6Hc1S4r7StDIpJQijJfAqkKLwyZsH97rBVDN1hGhoSKK4F6rZ9XiG1U0wr_4VImZC6iKk9gI2bfidbXqc70Xbn/s400/IMGP4693.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
飯豊天皇は、22代清寧天皇と、23代顕宗天皇の間、一年足らずの短い期間だけ女性天皇として政治を執ったと日本書紀にある。</div>
<div>
なぜ歴代天皇に加えられていないかはわからない。日本書紀では、崩御とか陵とか、天皇に対して使う言葉を使っているそう。</div>
<div>
なにしろ旧い時代のことなので諸説飛び交っていて、女帝だったのか、清寧・顕宗天皇の摂政として力を持っていたのか、そもそも清寧天皇も顕宗天皇も実在しないなんて説もあったりして、色々謎の多いところみたい。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
孝元天皇劔池嶋上陵</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx2_VBuTCP1A7LCp3HZyIPw7FhYk2aoznA59U7vVCx8m2QuD9ztsXNVDyqZFDYGPpO8CQkdxrNJuPhPwM48M37xDCxY7pzsvBEES0gf4Ho-czq33Ieb2k1RDSU2rQX2R8cwuK9C3heltQ4/s1600/IMGP4911.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjx2_VBuTCP1A7LCp3HZyIPw7FhYk2aoznA59U7vVCx8m2QuD9ztsXNVDyqZFDYGPpO8CQkdxrNJuPhPwM48M37xDCxY7pzsvBEES0gf4Ho-czq33Ieb2k1RDSU2rQX2R8cwuK9C3heltQ4/s400/IMGP4911.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
8代孝元天皇の陵。</div>
<div>
いわゆる欠史八代に入る、おそらく実在しないだろうという天皇。特に何をやった天皇とも知られていない。</div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLMA4Rq-z-zpuzQJ3fMw3j7e6nHPLE9UavV-zADLRLAJzUvAcdkwuajYWFRZG4VLEoPOWYO3yhb5e0-ck1nIOCrE3V02Qg_YrSy4FHotlRrXwdBA7x0cX_16I0ehl8wswj1tdn-mXvP_xe/s1600/IMGP4902.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLMA4Rq-z-zpuzQJ3fMw3j7e6nHPLE9UavV-zADLRLAJzUvAcdkwuajYWFRZG4VLEoPOWYO3yhb5e0-ck1nIOCrE3V02Qg_YrSy4FHotlRrXwdBA7x0cX_16I0ehl8wswj1tdn-mXvP_xe/s400/IMGP4902.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
この陵は景色が美しい。なんだか小綺麗。</div>
<div>
池に岬のように突き出した丘に入っていく参道、という作りが、なんだか特別な場所に入っていく趣がある。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
天武・持統天皇檜隈大内陵</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhskKpJx_DZ-wOHPVti3_vRjLUUECmmkTQXon4Ouu0R6sKENWgNTWXh8FIeHRa7szG15FLAyDZvpRqB9DQ5BjfbeX-MeMYzwSC2RVcnb8bMDMrcuoq282YZZjs6l23VeXRChlWS0f8Obb6i/s1600/IMGP5061.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhskKpJx_DZ-wOHPVti3_vRjLUUECmmkTQXon4Ouu0R6sKENWgNTWXh8FIeHRa7szG15FLAyDZvpRqB9DQ5BjfbeX-MeMYzwSC2RVcnb8bMDMrcuoq282YZZjs6l23VeXRChlWS0f8Obb6i/s400/IMGP5061.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
40代天武天皇と41代持統天皇が夫婦で合葬。</div>
<div>
持統天皇は初めて火葬された天皇でもあって、それが古墳時代が終わっていく大きなきっかけにもなったとかで。</div>
<div>
どちらも有名天皇だからエピソードはぐぐればなんぼでも出てくる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
鎌倉時代に盗掘に遭ったので、暴かれてしまった有り様を「阿不幾乃山陵記」という記録に残した。</div>
<div>
天武天皇は棺から引っ張りだされて副葬品を奪われたから遺骨と髪が散らばり、持統天皇の遺灰はその辺に捨てられて銀の骨壷だけ持って行かれた、と、盗掘とはぞっとするようなことするものだ。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
文武天皇檜隈安古陵岡上陵</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjs2kwIPzBafZrG2Dx3cDrGMgCdJbdRkoHooQ8KREP9HVz5hEUtgld9Knf4pFSN0y203_D7O0671aAjoLMWMm3TaCey9YWQdOP4kmh9DlysTCetxGF2Kvg9h5GISVgd_8XwbOKinfPm2W8D/s1600/IMGP5077.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjs2kwIPzBafZrG2Dx3cDrGMgCdJbdRkoHooQ8KREP9HVz5hEUtgld9Knf4pFSN0y203_D7O0671aAjoLMWMm3TaCey9YWQdOP4kmh9DlysTCetxGF2Kvg9h5GISVgd_8XwbOKinfPm2W8D/s320/IMGP5077.jpg" width="320" /></a></div>
<div>
持統天皇の次代、42代文武天皇。</div>
<div>
次代といっても子じゃなく孫で、早くに父の草壁皇子が亡くなってしまったため、わずか15歳という若さで即位している。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
高松塚古墳のすぐ東にあって、道路と参道の通り方からして小さい古墳なのがよくわかる。遥拝所に来てみたら「え、こっち向き?」って。</div>
<div>
高松塚古墳のすぐ北にある中尾山古墳のほうが本当の文武天皇陵じゃないかという話もあるが、別にそちらが大きいわけでもなさそうだ。</div>
<div>
(高松塚古墳・中尾山古墳のある飛鳥歴史公園は、ちょうど遠足が多い日だったようで子どもと観光バスだらけでバイクを止められず、立ち寄れなかった)</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
欽明天皇檜隈坂合陵</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiK0VNlaL_Je-300xLTlVTl-py2ztY6xCTK4mOVvqom2R-GoYJbXKbo6pll1Cj8MlGADaMTfMRZ_2OXl2OkYByvXNjQd1cJpyeL2j9a7CusIFmk7Wxave-ZHfazokHNoRKHJ0JHcPs14LSc/s1600/IMGP5088.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiK0VNlaL_Je-300xLTlVTl-py2ztY6xCTK4mOVvqom2R-GoYJbXKbo6pll1Cj8MlGADaMTfMRZ_2OXl2OkYByvXNjQd1cJpyeL2j9a7CusIFmk7Wxave-ZHfazokHNoRKHJ0JHcPs14LSc/s400/IMGP5088.jpg" width="300" /></a></div>
<div>
29代欽明天皇の陵。仏教が伝来した時の天皇ね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
父はあのややこしい継体天皇。</div>
<div>
27代安閑天皇・28代宣化天皇は異母兄。</div>
<div>
継体天皇は傍系が突然帰ってきたような即位の仕方だったもんで、元々の妻との間に子供もいたのに仁賢天皇の娘を娶って権力基盤を確保したのだけど、その仁賢天皇の娘との間に生まれた嫡子が欽明天皇。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
さらには、日本書紀にある欽明天皇の即位年がはっきりしていないせいで、どうもややこしいことになっている。</div>
<div>
継体→安閑→宣化→欽明と順番に即位したんじゃなくて、継体→欽明という順だったけどモメて安閑→宣化系を擁立した勢力が出て一時は二帝併立状態だったとか、そういう説も立っている。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
道に沿って小高い丘にむけて階段が上がっていく……と割とよくある参道かと思いきや、丘の峠を越えて下り階段に変わり、それを下りた先に遥拝所があるという予想外の造り。</div>
<div>
遥拝所を見下ろすような形で通ってる参道なんて、他になかったと思うけど……。</div>
<div>
前方後円墳の前方部のすぐ先に丘がある、という地形がそもそも不思議な気が。なんだろうこれ。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h2>
その他小ネタ</h2>
<h3>
近鉄御所線の低すぎるアンダーパス</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTINW0cGRScCsUlm_3fuvP8ZUDfpCEkdPPMoEEE4Xk51u4TzsCerd0IbwfLgkv-ppXqZn6l2-Sfpu8DmbqHPbHjySd6Uqfmcn26eQcnTIIE2gtEOflr7NG6N70E3Xuzn7Yf4t8A_H5nf3W/s1600/IMGP4722.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgTINW0cGRScCsUlm_3fuvP8ZUDfpCEkdPPMoEEE4Xk51u4TzsCerd0IbwfLgkv-ppXqZn6l2-Sfpu8DmbqHPbHjySd6Uqfmcn26eQcnTIIE2gtEOflr7NG6N70E3Xuzn7Yf4t8A_H5nf3W/s400/IMGP4722.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
こんなところをオフロードバイクに乗って通りかかってしまい、タンクに伏せて通過する羽目に。</div>
<div>
確か大和新庄駅のすぐ北。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
光陽中学校の案内板</h3>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8yhK_Ck_SlLwxqtSaBpWJk8OuiKmKrgqDBp65fmmxk6xMCXN3wsoLePzKeVuSby-zk1c52flXxcOrzVgG1kAu-IFsEgKXD7Ftrc4yMhnu5cbBN3HTHBkdSOAdC-1Tu1htmGgzHBfoc8xY/s1600/IMGP4898.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8yhK_Ck_SlLwxqtSaBpWJk8OuiKmKrgqDBp65fmmxk6xMCXN3wsoLePzKeVuSby-zk1c52flXxcOrzVgG1kAu-IFsEgKXD7Ftrc4yMhnu5cbBN3HTHBkdSOAdC-1Tu1htmGgzHBfoc8xY/s400/IMGP4898.jpg" width="400" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
どっちや。</div>
<div>
<br /></div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-50659454958359726712015-04-30T19:31:00.000+09:002015-04-30T19:31:29.012+09:002014年のmixiつぶやき選集mixiのつぶやきから、ちょっと面白いことをいったやつをドヤ顔でまとめます。<br />
<br />
……という記事を年末に作っておいたのに、公開するの忘れてたことに今気づきました。半年遅れだよ……<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<h3>
艦これ</h3>
<blockquote class="tr_bq" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPWfJTfhsdMDb3QmuMhCcixAmHSMSwkG0xolHMA28drs8A25d4nvEKP7oQApiOlI2Ap-IsPIE36FyCAvCaC9cHvUDuKHcUKwOPOxdEwauwvFOGGqezoGUMoChCTtz9bk99nxpf1UYhfNgL/s1600/16078_2121304943_51large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjPWfJTfhsdMDb3QmuMhCcixAmHSMSwkG0xolHMA28drs8A25d4nvEKP7oQApiOlI2Ap-IsPIE36FyCAvCaC9cHvUDuKHcUKwOPOxdEwauwvFOGGqezoGUMoChCTtz9bk99nxpf1UYhfNgL/s1600/16078_2121304943_51large.jpg" height="240" width="400" /></a></blockquote>
<blockquote class="tr_bq" style="clear: both; text-align: center;">
なぜそこにそんな傾注した艦隊がついに進水だ!<span style="font-size: x-small;">(11月22日)</span></blockquote>
()艦6隻そろった記念。<br />
<br />
那珂ちゃんは、チュートリアルの最初の建造で生まれ出てからの付き合い。地下アイドル時代、箱にふたりしかいなかった客のひとりが私である。<br />
<br />
また、私が古鷹型を育成し始めた頃、まだ衣笠がいなかった。<br />
重巡がまったく使いどころがないといわれ、しかも加古が駆逐艦より弱いといわれていた。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
プリンツオイゲン秘書艦の母港セリフが「あいりん青年隊」とかなんとかいってるのだが、ドイツ語がかけらもわからないので正しくは何かわからない。<span style="font-size: x-small;">(11月19日)</span></blockquote>
正しくは「アイネンシューネンターク」らしい。<br />
<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
今日の大鳳レシピも4:10とショッギョ・ムッジョな結果だったが、さて、少なくとも60回は過ぎてるはずだが、1割くらい出るらしいのをいつ引けることか。長門255回スカの記憶が蘇るのだが、大型255回は地獄すぎるぞ……<span style="font-size: x-small;">(11月08日)</span></blockquote>
ずーっと大鳳を求めてこのレシピを回してたのだけど、結局12月6日まで出なかった。<br />
10%くらい出るらしいのだが、11月8日時点で70回は超えていたとつぶやいていた。最終的に何回やったかな。<br />
大型実装前は長門だけが出ず、大型では大鳳だけが出なかった。他は翔鶴も大和もすっと出たのに…… <br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
艦これの新海外巡洋艦、まあプリンツ・オイゲンくらいな気はするんだけど、ここは大穴でソヴィエト・ロシアのキーロフ級重巡二番艦・ヴォロシーロフなんてどうだろう。戦後は試験艦として艦載ミサイルの実験を行った、軍艦の次世代を切り開く艦だよ。<span style="font-size: x-small;">(10月26日)</span></blockquote>
<blockquote>
あと名前だけだけどマキシム・ゴーリキー級四番艦はカガノーヴィチ。<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(10月26日)</span></span></blockquote>
<span class="commentPostTimeAgo">プリンツオイゲン実装直前のお話。 </span><br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
「こ…この音…」<br />
「耳を澄ますんだッ!」<br />
「これは…六三四瑞雲?晴嵐?」<br />
「いやッ!これは…これは……」<br />
「カ号観測機やッ!!!」<br />
「大型建造のハズレを養殖して入手した…航空戦艦の心に響く……」<br />
「カ号リズムや!」<br />
「4スロガン積みやッ!」<br />
「まさに乃公ドックから出ずんばといったところズラか…」<span style="font-size: x-small;">(10月16日)</span></blockquote>
<span class="commentPostTimeAgo">1-5での山城の運用について。</span><br />
<span class="commentPostTimeAgo">ドカコックネタは基本。いいね? </span><br />
<span class="commentPostTimeAgo"><br /></span>
<span class="commentPostTimeAgo"></span><br />
<span class="commentPostTimeAgo"><br /></span>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
前々から「エル・カンコーレ」など冴え渡ったギリギリアウトネタで知られるオチンチンリーチの同人誌「同志スターリンが鎮守府に着任しました」を発見、確保。<span style="font-size: x-small;">(09月20日)</span> </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
コミケにはもちろん行ってないが、「艦のこれ改」と「曙さんとクソ提督2」を買うた。<span style="font-size: x-small;">(08月18日)</span></blockquote>
おもしろいです。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
朝だ夜明けだ潮の息吹、というと艦これ的に捉えるとマニアックだな。<span style="font-size: x-small;">(09月17日)</span></blockquote>
<span class="commentPostTimeAgo">マニアックととってもいいが、朝チュン的なものかもしれぬ。しかも月月火水木金金で。 </span><br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhouXQj_cyleIB1cWvFrhugs5RkW-OByhej-CmnX02BdsPwGXsK5G2i3EUqs_47_xLr8XbxHfOMy1IYgG0LpbdPZLQPf-9BuC47_UMJ1TbAaBBMa2s_1rM6FuOksdDdBbpgBRkfTcLdzGW1/s1600/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%82%86.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhouXQj_cyleIB1cWvFrhugs5RkW-OByhej-CmnX02BdsPwGXsK5G2i3EUqs_47_xLr8XbxHfOMy1IYgG0LpbdPZLQPf-9BuC47_UMJ1TbAaBBMa2s_1rM6FuOksdDdBbpgBRkfTcLdzGW1/s1600/%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%82%86.jpg" height="192" width="320" /></a></div>
<span class="commentPostTimeAgo">53cm潜水艦酸素魚雷を積んだまるゆは、うっかり那珂ちゃん差し置いてMVP取るのでキラ付がはかどらない。<span style="font-size: x-small;">(09月14日)</span> </span></blockquote>
まるゆがんばる。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
零観開発の都合で、デイリー開発建造はいつも利根ちゃま旗艦でやってるのだけど、開発終了の「艦のけんぞーがおわったぞ」が不意に差し替えられてちと寂しい。あのホップなリズム感で歌い上げるようなグルーヴが新ボイスにはないのだ。<span style="font-size: x-small;">(09月14日)</span></blockquote>
子日もちょっと、ウザい感じのセリフが差し替わって残念感が。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
艦これのジュークボックスで、「秋月の空」という曲を流せるらしいが、この文字列は「秋桜の空に」と空目するのが自然というものだ。<span style="font-size: x-small;">(08月29日)</span></blockquote>
説明はいらんな。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEit7Dv03QaYADzhztV7fDnoqIJOkMjd2bqsrXmjW2XxzM7rtHIz_ntKXGDuREn1koPreoGG3d_w11mB87pFzGaexeygIdc2MtAYnY342IgsPSiI8Uw3hqRqi-vdCpB8F4RK7WJlxec1Mkqk/s1600/%E3%81%AA%E3%81%8B.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEit7Dv03QaYADzhztV7fDnoqIJOkMjd2bqsrXmjW2XxzM7rtHIz_ntKXGDuREn1koPreoGG3d_w11mB87pFzGaexeygIdc2MtAYnY342IgsPSiI8Uw3hqRqi-vdCpB8F4RK7WJlxec1Mkqk/s1600/%E3%81%AA%E3%81%8B.jpg" height="192" width="320" /></a></div>
<blockquote class="tr_bq">
なお突破前に那珂ちゃんが見せ場を見誤って先走るというお笑いをやらかしております。この後羅針盤それるわ、ボス取りこぼすわで1時間ぐらいかかった。<span style="font-size: x-small;">(08月12日)</span></blockquote>
夏イベMI作戦。ゲージが破壊されてないよ……。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
京都にある護王神社というのが重巡高雄の艦内神社なのだけど、その護王神社が独特の猪信仰を持っていて、狛犬が狛猪、境内に膨大な猪グッズコレクションがあるへんな神社。高雄乗員が奉納した額もあり、艦これの高雄があの体型なのはこれにちなんだな、さすがネタが細かい、と。
<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(08月01日)</span></span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span class="commentPostTimeAgo">伊402が艦これに実装されようものなら、ファンはシオニストと呼ばれねばならんのか。日本赤軍にハイジャックされること請け合いやな。<span style="font-size: x-small;">(07月21日)</span></span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSjP2qJO235Xc9FU4nuDQxz2PDq-8iuLVmP8hTu76HUtIaPsAjs_UdPXppqQQh-f82tUhcHs0QpoyekA4dYm65f3O9wTL0uHrHccK660VZqx3BsMVAtGR8Yyris8ThIFPbnHHcqj4wZyTE/s1600/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSjP2qJO235Xc9FU4nuDQxz2PDq-8iuLVmP8hTu76HUtIaPsAjs_UdPXppqQQh-f82tUhcHs0QpoyekA4dYm65f3O9wTL0uHrHccK660VZqx3BsMVAtGR8Yyris8ThIFPbnHHcqj4wZyTE/s1600/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86.jpg" height="209" width="320" /></a><span class="commentPostTimeAgo"><br />日が明けるなりこれだよ。うちの蒼龍は60そこそこだよ。ヤンナルネ。<span style="font-size: x-small;">(07月19日)</span></span></blockquote>
<span class="commentPostTimeAgo">蒼龍改二実装翌日朝の出来事。</span><br />
<span class="commentPostTimeAgo">初春改二のときは逆に、他の人はあまり居なかったから、私は即日見せびらかしに走ったけど。</span><br />
<span class="commentPostTimeAgo"><br /></span>
<span class="commentPostTimeAgo"><br /></span>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span class="commentPostTimeAgo">羽黒改二実装の報を聞いた時には、突然吹っ切れてデスメタルに目覚める羽黒が見られるのかと期待していた。だがはぐろメタルは星輝子と被るせいか実現せず、現実の羽黒改二は純情派のままであった。はぐろ刑事純情派。刑事どこからきたんじゃ。<span style="font-size: x-small;">(06月10日)</span></span></blockquote>
<br />
<br />
<span class="commentPostTimeAgo"> </span> <br />
<h3>
二次元</h3>
<blockquote class="tr_bq" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgahKl1cF_3PyYK69lYK82vuYoeIIwImYbyodwoS14XTrGnS5jGaIQ_J88g5HcM-DpEr35-ygCQZHlPH8b70Kq_O8wFHKmZjz_tGUeJI_17C9SVfJddNFNTBPRFGBu3KKwJTnvonMBCIMAf/s1600/16078_2123703089_177large.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgahKl1cF_3PyYK69lYK82vuYoeIIwImYbyodwoS14XTrGnS5jGaIQ_J88g5HcM-DpEr35-ygCQZHlPH8b70Kq_O8wFHKmZjz_tGUeJI_17C9SVfJddNFNTBPRFGBu3KKwJTnvonMBCIMAf/s1600/16078_2123703089_177large.jpg" height="320" width="200" /></a></blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
駅メモ始まってさっそくこれ。那珂ちゃんもいきなりきたねんな。<span style="font-size: x-small;">(12月02日)</span></blockquote>
<a href="http://ekimemo.com/" target="_blank">ステーションメモリーズ</a>やってます。<br />
もう鉄路のアイドルりんごちゃんは、レベル上限に達してしまったので現在隠居中。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
気が早いが艦これ→城プロときた次はなんだろう。古墳コレクションなんて始めて、SSR昭和天皇武蔵野陵とかかましてややこしい方面に顰蹙買ったりしないかな。<span style="font-size: x-small;">(11月21日)</span></blockquote>
ほんとにできたら喜んでやりこむよ。進化させると、誤った宮内庁の比定を覆して巨大な本当の陵に姿を変える継体天皇陵とか。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
よしその儲けはアイドルマスターに突っ込もう。最近後追いに押され気味やろ。 --- 「妖怪ウォッチ」売り上げ、当初予想の5倍超・400億円に バンダイナムコが業績見通し上方修正 <a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1411/06/news151.html">http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1411/06/news151.html</a><span style="font-size: x-small;">(11月06日)</span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
天使のしっぽ…… --- 豪華過ぎる声優陣に驚愕!?アニメファンが選ぶ「声優がもっとも豪華だったと思うアニメ作品」TOP20! (キャラペディア - 10月23日 16:00) <a href="http://www.charapedia.jp/research/0038/">http://www.charapedia.jp/research/0038/</a><span style="font-size: x-small;">(10月23日)</span></blockquote>
六月十三監督のアニメは実にしょうもないものが多いのだけど、今をときめくスター声優たちがかつて六月十三のお世話になって大きくなったケースが多い。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%A8%E3%81%8E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC_%E5%A4%A9%E4%BD%BF%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%A3%E3%81%BD" target="_blank">天使のしっぽ</a>とか<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%84%E6%83%B3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA_%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB" target="_blank">ワンダバスタイル</a>とか。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
うちのblogのアクセスログを見ると、「2000代 PC エロゲーム」と検索してきた人がいるようなのだが、これ多分2000円台のPCエロゲーを買いたかったんだよな……<span style="font-size: x-small;">(11月04日)</span></blockquote>
多分この<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2014/09/2000pc.html" target="_blank">記事</a>。別に私のせいではない。<br />
<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
Kayaだろう。 --- カラオケで歌えるかっこいいアニソンを教えて! <a href="http://oshiete.goo.ne.jp/watcher/entry/fe30ac3450ac9ec4e87c7824d0e79a16">http://oshiete.goo.ne.jp/watcher/entry/fe30ac3450ac9ec4e87c7824d0e79a16</a><span style="font-size: x-small;">(09月22日)</span></blockquote>
でゅっでゅるっでゅーららるー。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="http://www.d3p.co.jp/bulletgirls/" rel="nofollow" target="_blank">http://<wbr></wbr>www.d3p<wbr></wbr>.co.jp/<wbr></wbr>bulletg<wbr></wbr>irls/</a> 流そうかなあ、と思ってたら、どうも思ってたよりはるかに頭悪そうなので大購入。<span style="font-size: x-small;">(08月23日)</span><br />
ちなみにこれを購入したJoshinでは、なんか幕末Rockのゲームのイベントをやっていて、女子が大勢たむろしてる中で超購入しましたよ。<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(08月24日)</span></span></blockquote>
アホなゲームで楽しかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
ゆゆ式なんか何十回でも見れるじゃないか。私は何十回も見てるぞ。 --- もはや現代病? アニメファンの「難民」問題、PADSについて 【コラム】 <a href="http://ddnavi.com/news/202921/">http://ddnavi.com/news/202921/</a><span style="font-size: x-small;">(08月06日)</span></blockquote>
何十回でも見てます。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
アニメを見るようになったきっかけがシスプリだっただけに、なんかクソアニメ愛好がやめられないというかすべての根幹になってる気はするが、それでもやっぱり流星戦隊ムスメットを超えるほど完成度の高いクソはどうにも思いつかない。開始10秒で視聴者皆殺しにするようなものはなかなか……<span style="font-size: x-small;">(07月12日)</span><br />
MUSASHIさんは狙い通りに制作できていない品質面でのクソさだけれど(後半開き直ったが)、ムスメットは品質はむしろ過剰気味で、狙いどおりにやってあの内容じゃけん、そこに方向性の違いがあるな。、
<span style="font-size: x-small;"><span class="commentPostTimeAgo">(07月12日)</span></span> </blockquote>
内々では私は「クソアニメ」という悪い言葉をよく使うのだけど、これは、ただ面白くないアニメとは違う意味合いが私の中ではある。<br />
確かに出来は悪いのだけど、そのまさに出来の悪い部分に、愛嬌があるとかインパクトがあるとか、失笑ながらも笑えちゃうとか、そういうものをいう。<br />
「流星戦隊ムスメット」は、放送開始したその瞬間、心底しょうもない「スーパーマン」パロディネタを滑らせ、第一話から水道屋の「赤井水洗の西」というガンダムネタを外すという最悪のスタートを切り、その後もずっと様々なギミックを仕掛けては失笑を買う、実に見ていて楽しいクソアニメの傑作だった。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
今季はグラスリップは別枠だけど、とりあえず現状期待大なのはモモキュンソードだな。これはもう確実にゲスい。<span style="font-size: x-small;">(07月09日)</span></blockquote>
「ゲスい」というてるのは、中学生が喜ぶようなエロカットを乱射しまくるタイプのものを呼ぶ私用語。<br />
つまりモモキュンソードみたいなものをいう。<br />
<div>
<br /></div>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
今回の焚書:
上空5000メートルから上条さんに向けて体当たりを敢行し、上条さんが握ってる岩に突っ込んで自滅する一方通行。フィジカル弱すぎ&木原神拳ほどの珍妙さはないが、大仰さと間抜けさの落差ではなかなかだった。安定的に負けて笑いが取れるキャラに成長するか。<span style="font-size: x-small;">(06月09日)</span><br />
ただ今回は突っ込んで自爆は複数回乱用されていて、間抜けさでいえば神裂火織&聖人ズが4人がかりで上条さんに飛びかかった結果、急にうずくまって身をかわした上条さんに躓いた神裂がそのまま他の3人と大激突、が白眉だった。
<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(06月09日)</span></span><span class="commentPostTimeAgo"><br />総じてボス敵ラッシュの派手な、そしていちいち間抜けに負ける大物が笑わせてくれる回だった。さらに、トラックのバッテリーが1万円で高すぎる発言、超純水がなんだかスゴいもの発言など、小ネタも効いていて秀逸な一巻といえる。<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(06月09日)</span></span></span></blockquote>
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4048665324/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4048665324&linkCode=as2&tag=ayakahablog-22">新約 とある魔術の禁書目録 (10)</a><img alt="" border="0" src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=ayakahablog-22&l=as2&o=9&a=4048665324" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />を読んでの。これもまた、ダメなところにこそ愛嬌があるからついついずっと付き合ってしまっている。<br />
<span class="commentPostTimeAgo"><span class="commentPostTimeAgo">「焚書」というのは、1巻読んだ時にあまりにあまりな内容に衝撃を受けて、「こんなもん焚書にしちまえ!」と口走ったところから。「焚書目録」と書くこともある。</span></span><br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span class="commentPostTimeAgo"><span class="commentPostTimeAgo">新約焚書の最新刊、神の力を持つという絶対的な敵に対し、上条さんが例によって勝利するに至る理由付けが「慣れ」という、久々に強烈な鎌池イズムを見せてくれた。<span style="font-size: x-small;">(01月28日)</span></span></span></blockquote>
<span class="commentPostTimeAgo"><span class="commentPostTimeAgo">多分9巻。</span></span><br />
<span class="commentPostTimeAgo"><span class="commentPostTimeAgo"> </span></span><br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span class="commentPostTimeAgo"><span class="commentPostTimeAgo">劇場版アイマス観てきて、twitterにもちょっと書いたが、実際私にとっての最大の感想といったら、「これはWake Up Girlsを見届けるのがより楽しくなるなー」というとこだったかもしれない。<span style="font-size: x-small;">(02月22日) </span></span></span><br />
WUGが「アイドル業界がアイマスみたいに脳天気なわけねえだろ」というヤマカンによる悪意のアンチテーゼだ、というのは見ればわかるような話だけど、まさにその抵抗の行われているところに、「みんな仲良く上手くいく」というテーゼが、良質な劇場映画という強さでもって、この上なく明確に示されちゃったわけだから。<span style="font-size: x-small;">
</span><span class="commentPostTimeAgo"><span style="font-size: x-small;">(02月22日)</span><br />こうなると、今のところ辛くて嫌な話ばっか続けてきてるWUGが、後になって「辛かったけどみんな頑張ってなんとか成功しました」なんて方に持っていったところで、アイマスの縮小再生産みたいな失敗作にしかなれん。<span style="font-size: x-small;">
</span><span class="commentPostTimeAgo"><span style="font-size: x-small;">(02月22日)</span><br />かといって、辛いアイドル稼業に一人抜け、一人逃げ、一人潰され、そして誰も残らなかったとか、そんなもんリアルかもしれんが誰が見ても面白くなかろうし。果たしてヤマカンは、ここからどうやって、あの強大なアイマスに一撃食らわせられるか。<span style="font-size: x-small;">
</span><span class="commentPostTimeAgo"><span style="font-size: x-small;">(02月22日)</span><br />そこでよく考えてみれば、そういう敗北の物語の傑作といえばなんといっても「シムーン」である。ヤマカン逆転の糸口は、シムーンにあるのではないか。<span style="font-size: x-small;">
</span><span class="commentPostTimeAgo"><span style="font-size: x-small;">(02月22日)</span><br />国破れて美しきシヴュラの少女時代が終わり、しかしごく僅かな者だけが、終わりを拒絶して手の届かない世界に旅だった、あのシムーンの物語をうまくWUGに組み込めれば。<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(02月22日)</span></span></span></span></span><br />最悪の場合はWUGがアイドルやめて派遣OLになるドラマCDにつなげる手がある。<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(02月22日)</span></span> </span></blockquote>
ちなみにこの件のオチは、録画トラブルのせいで私がWUG最終回を見逃す、という。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<span class="commentPostTimeAgo"> </span><a href="http://www.ajinomoto.co.jp/foodservice/useful/ajitaro/index.html" rel="nofollow" target="_blank">http://<wbr></wbr>www.aji<wbr></wbr>nomoto.<wbr></wbr>co.jp/f<wbr></wbr>oodserv<wbr></wbr>ice/use<wbr></wbr>ful/aji<wbr></wbr>taro/in<wbr></wbr>dex.htm<wbr></wbr>l</a> 学校で同級生に教わったのだが、何でも化学調味料で突破するパワーが痛快。<span style="font-size: x-small;">(02月16日)</span></blockquote>
当時学生でした。<br />
<br />
<span class="commentPostTimeAgo"> </span><br />
<h3>
雑記</h3>
<blockquote class="tr_bq">
関西ローカルの笑福亭鶴瓶の番組で、例の百田本の話が出てたんやけど、関西人は「つるべ」と言えるけど関東人は「つるべえ」と間違える、という話を散々したあとで、「たかじんが書いたという手紙なのに『つるべえ』って書いてるとこがあった」って話してた<span style="font-size: x-small;">(12月06日)</span></blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
ベストセラー作家様に日和ってどこの局も百田には一切批判的なこといえないっていうし、番組でも「たかじん変なところでボケよる」とか笑い話にしてたけど、関西人は絶対に、ほんとに絶対に「つるべえ」なんて間違えないから、この話は関西人が聞いたらもうあの本は信用できんというてるようなもんや。<span style="font-size: x-small;"> (12月06日)</span></blockquote>
例の百田尚樹大炎上中のことでした。<br />
ただ私は例の本読んでないし、ネットの炎上をウォッチしたりもしてないので、ほんとに「つるべえ」って書いてたかどうか知らんのよね。全部鶴瓶のネタという可能性もある。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
生まれ変わりがあると主張する人に、「輪廻転生が現実の時間順に起こる理由もないし、前世が未来人とか、来世が過去人でもいい思うがどうか」と聞いたら、理由なく否定されたな…… --- 前世は見られるのに、どうして来世は見られないのですか? <a href="http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/a7b4065c92a60beff6e95a8031e95225" target="_blank">http://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/a7b4065c92a60beff6e95a8031e95225</a><span style="font-size: x-small;">(11月27日)</span></blockquote>
<div>
<br /></div>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
巫巫巫子と書いて、かんなぎふみこと読ませるペンネームなんてどうだろ。 --- <人名漢字>「巫女」ちゃんも命名可能 法務省、追加決める<span style="font-size: x-small;"> (毎日新聞 - 11月26日 21:07) </span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
宿題じゃないがテストに、「オリンピックを見て感動した競技を書け」と出題されて、「興味なくて全く見てないから書けない」と正直に書いたら、△付けてから×になおして返されたな…… --- どうする? 「モンスターティーチャー」が出す変な宿題 <a href="http://allabout.co.jp/gm/gc/441959/" target="_blank">http://allabout.co.jp/gm/gc/441959/</a>(11月22日)</blockquote>
<div>
保健体育の脳筋体育教師が出したテストでした。もはや試験問題じゃねえだろっていう。</div>
<div>
<br /></div>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
阪堺電車で帰宅しようと待ってるんだが、駅前に変態仮面のかっこしてる連中がたむろしてるんやけど通報すべきか。警察署目の前なんやが。<span style="font-size: x-small;">(10月25日)</span></blockquote>
ハロウィンにゃ一週間早いのだが、なんだったのだろう。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
あななたちの中でちゃんと「死者の奢り」を読んだものが、都市伝説を信じる人に石を投げなさい。 --- 大学病院のプールで......。都市伝説「死体洗いのアルバイト」は実在する!? <a href="http://student.mynavi.jp/freshers/column/2014/10/14101518.html">http://student.mynavi.jp/freshers/column/2014/10/14101518.html</a><span style="font-size: x-small;">(10月15日)</span></blockquote>
前からたまに言ってるのだけど、あの説教で石を投げるのをやめるパリサイ人は、反省することを知る善き人々ではなかろうか。少なくとも今のネット人よりよほど。<br />
<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
Universal Studio Beijingだったら略称がUSBになってしまうよ。 --- 北京にもユニバーサル・スタジオ=19年開園、中間層狙う (時事通信社 - 10月14日 17:05) <a href="http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410/2014101400644">http://www.jiji.com/jc/zc?k=201410/2014101400644</a><span style="font-size: x-small;">(10月14日)</span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
ならば駅弁はドカのチャンチャン焼弁略してドカチャン焼弁 商品名『ド開拓弁竣工!!』 中身450円容器代250円だ。 --- SL「義経」号が17年ぶりに復活、梅小路運転区の100周年記念で運転へ。 <a href="http://www.asahi.com/articles/ASGBB5KKDGBBPLZB01F.html">http://www.asahi.com/articles/ASGBB5KKDGBBPLZB01F.html</a><span style="font-size: x-small;">(10月07日)</span></blockquote>
ドカコックネタは基本。いいね?<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
いやー、車の後ろをバイクでついて走ってたら、前の車と私の間にスマホ自転車が飛び込んできたことあるよ。奇跡のブレーキ成功したものの、こんなの轢いても無罪にしてもらわなきゃたまらんな。 --- 危険すぎる「チャリスマホ」 事故で書類送検も (dot. - 09月19日 12:30) <a href="http://dot.asahi.com/dot/2014071500074.html">http://dot.asahi.com/dot/2014071500074.html</a><span style="font-size: x-small;">(09月21日)</span></blockquote>
あの時は本当に怖かった。コーナーミラーに何か動きがあったことに反応して、後輪浮くほどのフルブレーキかけてた。<br />
おかげで今のゴールド免許があります。<br />
<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
日立ベーシックマスターではなかろうか。 ( <a href="http://mixi.jp/view_voice_topic.pl?topic_id=1140">◯◯マスターといえば?</a>の回答 )<span style="font-size: x-small;">(09月14日)</span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
NHKの朝ドラの、ヒロインの旦那の役者がどっかで見たと思ってたら、こともあろうに変態仮面じゃないか。多分朝ドラと「HK」は視聴者被ってないだろうから影響は限定的だろけど、あれは見てしまったが最後、イメージ全部汚染されてまう。<span style="font-size: x-small;">(08月20日)</span></blockquote>
「花子とアン」は、最終回のサプライズゲストネタもちょっとつぶやいたのだけど、私あの人苦手だから表に出すのはやめとこう。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
高校生の頃に競馬で活躍してたタイキブリザードが死んだ。同級生の○○タイキという名前の子がよく同じだと自慢していたので、タイキウルフというパドックでも競走中でもいつも馬っ気全開の強い馬がいたと教えてあげたのを思い出すなあ。<span style="font-size: x-small;">(08月19日)</span></blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
「夥しい」は数に対して、「甚だしい」は程度に対して使うかと思ってたら、辞書引くとどっちもどっちでもいいみたいで、果たしてどこでそんな思い込みを得たのか。 --- あなたは何問正解できる? 現代人がチェックしたい「漢字」と「言葉」の使い方 <a href="http://ure.pia.co.jp/articles/-/24913">http://ure.pia.co.jp/articles/-/24913</a><span style="font-size: x-small;">(08月05日)</span></blockquote>
甚だしい勘違い、はおかしくないけど、夥しい勘違い、なんておかしいよね?<br />
<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
若い子と回転寿司 → 若い子高級皿取りまくり食いまくり → 別会計頼んでレジへ → 皿カウンター操作ミスで記録取れておらず自己申請求められる → 若い子正直に高額申請 → 年長者の私が金額で1/3しかなくて正直なのにうそくさい という事例が発生<span style="font-size: x-small;">(08月04日)</span><br />
タコとかイカが好きで、いくらとか高級材あまり好きでないから回転寿司あまり高くならないのだ私は
<span style="font-size: x-small;">
<span class="commentPostTimeAgo">(08月04日)</span></span></blockquote>
<span class="commentPostTimeAgo">どーんと奢ってやる甲斐性があればいいのだが……</span><br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
動く端末が手元にないから試せないが、面白そうだな。課金しないと貧相と罵倒されて終わる秀吉モードとか、向こうのセンスがいまいちで正解がわからない石田三成モードとかほしい。 --- 千利休とアプリで問答 あなたにあった備前焼おすすめ (朝日新聞デジタル - 08月03日 13:50) <a href="https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.okayama.bizen.utsuwabizen&hl=ja">(google play)</a><span style="font-size: x-small;">(08月03日)</span></blockquote>
MeMOPadを買ったときにはすっかり忘れてたから、今ダウンロードした。<br />
しかし4月30日公開で8月に朝日新聞にまで紹介されて、でも100DLくらいだった……<br />
ちなみに三成モードはないけど秀吉モードはあった。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
ロンドンブーツの田村淳というのは、戦国時代マニアだとか犬山城の観光特使だとかそういう話らしいんだけど、今テレビで上田城ネタでクイズだして、回答者に真田幸隆の名前出されて「誰それ」「知らない人」というてたが、戦国好き設定どこまで信じれるんや。<span style="font-size: x-small;">(07月22日)</span></blockquote>
……と、たまたまテレビをチラ見しただけでバッシングつぶやきをしたのだけど、ここで歴史に詳しい友人から「実は幸綱が本当の名前らしく、幸隆というのは晩年に名乗った「名前」なのか「号」かすらはっきりしていない」と教えてもらった。 <br />
淳さん、そこまで知っていてあんな発言をしたのか! 軽々しくケチつけてすいませんでした!<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXuqihEHLKSItY3ktp9SR8yAXe4RgCXT-671iWvYrPOwOnNO5aZ81ukGos1RVJ2XTmPzf2bxwhcuhPkLBAnN6sRIq0HNX_s2z7cvnIBeeO2fe-lTU5KHJ3ZFp2CbZ2p41WIMZPWIyfv5xq/s1600/%E3%81%BF%E3%81%95%E3%81%8D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgXuqihEHLKSItY3ktp9SR8yAXe4RgCXT-671iWvYrPOwOnNO5aZ81ukGos1RVJ2XTmPzf2bxwhcuhPkLBAnN6sRIq0HNX_s2z7cvnIBeeO2fe-lTU5KHJ3ZFp2CbZ2p41WIMZPWIyfv5xq/s1600/%E3%81%BF%E3%81%95%E3%81%8D.jpg" height="145" width="320" /></a><br />
古本にこんなの挟まってた。<span style="font-size: x-small;">(06月22日)</span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
別に松浪健四郎が好きだったわけじゃないけど、「扇千景と何発ヤったんだ」とヤジられて、キレて水かけたら辞職に追い込まれ、再選もできなかったのは不憫やったな。 --- 塩村議員への侮蔑的やじ問題に怒り噴出……「許し難い」「ただの中傷」 <a href="http://www.rbbtoday.com/article/2014/06/20/121067.html">http://www.rbbtoday.com/article/2014/06/20/121067.html</a><span style="font-size: x-small;">(06月20日)</span></blockquote>
松浪健四郎元議員、ほんとに好きでも何でもないんだけど、あまりにもヤジのほうがひどいケースとして記憶に残ってしまっていて。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
電車乗ってたら、変にドタドタ歩いてる奴がいるから何かと思えば、顔はリアル志向に汚れた感じのミイラ男で服装は着流しに下駄なんて不思議なコスプレした奴がよろめき歩いていて、どかっと座ったと思ったら小脇に生首の模型抱えてるの。<span style="font-size: x-small;">(06月07日) </span><br />
そしたら気付いてない感じでその隣にカップルが、しかもゾンビ側に女の子が並んで座ったのだが、ずっと顔寄せていちゃついてたから気付きもしないという有り様で、どうにもこうにもシュールな絵面が眼前に。
<span style="font-size: x-small;"><span class="commentPostTimeAgo">(06月07日)</span></span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
<a href="http://www.cnn.co.jp/business/35048219.html" rel="nofollow" target="_blank">http://<wbr></wbr>www.cnn<wbr></wbr>.co.jp/<wbr></wbr>busines<wbr></wbr>s/35048<wbr></wbr>219.htm<wbr></wbr>l</a> 全然似てはいないのだが、なんかキラーコンドームが頭に浮かんだ。<span style="font-size: x-small;">(05月21日)</span></blockquote>
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
スターリンの名言は痺れるものが多いのだが、今知ったのは、ウクライナに農業集団化を強制して自作農撤廃を行った結果、飢饉が起きて500万人が餓死した状態になったが、その旨のウクライナからの報告に対し、「飢饉のつくり話をしたいなら作家になれ」と返したそう。<span style="font-size: x-small;">(03月06日)</span></blockquote>
拳銃自殺を企てた息子に「あいつは拳銃もまともに撃てんのか」というのもしびれる。<br />
<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
日蓮宗系仏男子が真宗系仏男子と安土で宗論を戦わせたり、天台宗系仏男子が信長系六天魔王男子に焼き討ちされたりするねんな。留学帰りの仏男子はエリート。 --- ブッダ級に恋愛に対してガツガツ感のない「仏男子」が話題 / Twitterユーザーの声「全然悟ってないし仏でもない」 <a href="http://youpouch.com/2014/02/13/170615/">http://youpouch.com/2014/02/13/170615/</a><span style="font-size: x-small;">(02月13日)</span></blockquote>
少なくとも日蓮宗系仏男子は今でもガツガツしとるだろ。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-60641760023140358212015-04-24T20:29:00.001+09:002015-04-24T20:29:24.722+09:00Alt + Tabのタスクリストが1秒周期で閉じる問題先日から、うちのLavie ZのWindows 8.1で、いささか鬱陶しいトラブルが生じていた。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9etauJqhY2ay9FiEsfvdKWpEg5t0MbBPrZQkI5aZgTmM1zDPIqlRTgPQj1KouzJJ0-LtbTUFRp4EqdeESFMMmOC86J2MR3_XMZtFtqHhzXGR8BvdFTlYlfNlSR_q2YFAl0B7wbvt-92KY/s1600/Clipboard01.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9etauJqhY2ay9FiEsfvdKWpEg5t0MbBPrZQkI5aZgTmM1zDPIqlRTgPQj1KouzJJ0-LtbTUFRp4EqdeESFMMmOC86J2MR3_XMZtFtqHhzXGR8BvdFTlYlfNlSR_q2YFAl0B7wbvt-92KY/s1600/Clipboard01.png" height="172" width="640" /></a></div>
<br />
デスクトップで、Alt + Tabで表示されるこれ。<br />
これはAltを押し続けている限り表示されるはずなのだけど、勝手に閉じられてしまう。<br />
<br />
閉じられるタイミングが周期的に見えたので、よく確認すると、時計の秒針が進むタイミングで閉じる。<br />
勝手に閉じてしまう前にTabでカーソルを動かし、タスクを選んでAltを離せば、通常通りにタスクを切り替えられる。<br />
しかし、秒針が進んで勝手にウィンドウが閉じた場合は、その時点でカーソルがどのタスクにあっても、タスク切り替えは起きずに元のウィンドウに戻る。<br />
<br />
また、タスクバーでアプリがまとめられている状態で、マウスカーソルを合わせるとポップアップするタスクリストも、同様に1秒周期で閉じる。<br />
<br />
しかし、別に1秒ごとにEscキーが送信されているとか、そういうことはない。<br />
この2種類のタスクリスト以外、他のアプリが1秒毎に異常動作するといったことは一切なかった。<br />
<br />
<br />
<br />
でまた、これが何をやっても解消しない。<br />
USB機器外してもダメ、bluetooth切ってもダメ、ノートPCだからそれ以上抜くものがない。<br />
セーフモードで起動したらさすがに発症しなかったけど、スタートアップを全部切り、サービスを全部切り、最小起動してもやっぱり解消しない。<br />
<br />
最小起動でダメとなると、一体どこで起きてるのかさっぱり見えない。<br />
デバイスドライバーとか、もっとシステムの根幹に近いところが原因なのか……?<br />
<br />
で、Microsoftのコミュニティに質問してみたりしてみて、<a href="https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/929833/ja" target="_blank">システムファイルチェッカー</a>や<a href="http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/windows-update-error-0x800b0100" target="_blank">DISMツール</a>のことを聞いて試してみても効果なし。<br />
<br />
<br />
<br />
それでまさかのところで、<b>Google Chromeの履歴・キャッシュその他を全部ばっさり削除したら、なぜか突然回復</b>した。<br />
もちろん、これまでChrome起動してないときでも発症していたし、そもそもブラウザ関係あるようなトラブルとは思ってもみなかった。<br />
どういうことや……<br />
<br />
まあ、Googleのアプリは他にGoogle Driveと日本語入力が入ってるから、そっちとも絡んで何か起こしてたかもしれない。特に後者は、最小起動でも読み込まれてそうだし。<br />
<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-71517009629485659852015-04-19T12:29:00.000+09:002015-04-24T20:30:49.154+09:002015年に松下電工の製品を買った話大阪から大和高田に引っ越してきて2ヶ月ほどになる。<br />
家賃が安いのをいいことに一戸建て借りているのだけど、さすがに安いだけあって、リフォーム済みとはいえ築45年で、色々作りが古いところもある。<br />
それでも広すぎるくらい広いのは快適だけどね。<br />
<br />
で、現在4部屋+台所があるうち、2部屋にまだ電灯すらついていない。<br />
というのも、天井の造りが古すぎて、シーリングライトが付けられない部屋があったりする。<br />
また、電灯の壁スイッチもないので、下手なもの買ったら消灯不能になる。<br />
<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_Luyfwu9BY24kcC3oOtqAjhzgYRAmxdQmr4UyTGpDuTHF4bRq-N2PKQhxHiQBeoYqFc141NL9nZ5vW71gp-EDvvjBO0T-1MT1cAWwTv9xiVMSY9qDgDozvTo4GMM-5SHJOfyQMFsU86dK/s1600/100_1888%5B1%5D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_Luyfwu9BY24kcC3oOtqAjhzgYRAmxdQmr4UyTGpDuTHF4bRq-N2PKQhxHiQBeoYqFc141NL9nZ5vW71gp-EDvvjBO0T-1MT1cAWwTv9xiVMSY9qDgDozvTo4GMM-5SHJOfyQMFsU86dK/s1600/100_1888%5B1%5D.jpg" height="300" width="400" /></a></div>
<br />
これが居間の天井なのだが、部屋の中央に向けて角度がついている上に、梁まで通っていてもう完全にシーリングライト不可。<br />
<br />
で、ペンダントライトを探していたのだけど、最近の照明売り場はLEDシーリングライトに占拠されていてペンダントライトが少ない。寝室用のおしゃれペンダントしかない家電量販店もあったくらいで、ああいうの高いわ暗いわで論外。<br />
<br />
それでこの部屋には、天井の引っ掛けシーリングからE26口金に変更するアダプターをつけ、<a href="http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/yajreview/20120120_505803.html" target="_blank">三号国民ソケット</a>(紐スイッチつき)を噛まして、SHARPのLED電球DL-LG72L(電球色700lm)をつける、と一見戦前みたいな天井にしている。<br />
ちと暗いけど私わりと薄暗くて平気だし、一番長くいる部屋で10Wちょいだから省エネだしで、まあ悪くない。<br />
<br />
また、シーリングライトが取り付けられる台所と二階のひと部屋には、貰い物のリモコン操作のシーリングライトを取り付けてあるのだが、いかんせん壁スイッチがないので操作はすべてリモコンだけ。<br />
壁スイッチなし・リモコンのみってのは、暗い中でリモコンを探すという手間が毎回確実に発生するので、実際かなりバカらしい。電池いるし。<br />
紐スイッチって、必ず決まった場所にあって、手探りでも簡単に見つけられるのだから、非常に優秀。ハイテクならいいってもんじゃありませんな。<br />
<br />
<br />
そんなわけで、まだ明かりのない部屋には、紐スイッチつきのペンダントライトでいきたい。<br />
シーリングライト死すべし。というかリモコン滅すべし。慈悲はない。<br />
<br />
それで、日本橋でんでんタウンに最近できたビックカメラのアウトレットを覗いたら、旧型のペンダントライトがあった。<br />
しかも安くて1000円くらいで、メーカーも変なところじゃなくて天下のPanasonic(と値札に書いてたと思う)。<br />
喜んで買って帰ったわけですね。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKgJHveUsxEnjCeaKnPQaMQ-SirheIJPtap_y7TlceRfpPYG2VzRqIkdSZMi0nzehSC8Xfg0tBe3KhC94dBQLa9ow2CTQqUiAGfu5u8j2DWox3PY_cpUlQw2kxfqGjmdM7WL0Ji3VVLq6-/s1600/100_1882%5B2%5D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKgJHveUsxEnjCeaKnPQaMQ-SirheIJPtap_y7TlceRfpPYG2VzRqIkdSZMi0nzehSC8Xfg0tBe3KhC94dBQLa9ow2CTQqUiAGfu5u8j2DWox3PY_cpUlQw2kxfqGjmdM7WL0Ji3VVLq6-/s1600/100_1882%5B2%5D.jpg" height="300" width="400" /></a></div>
<br />
買って帰る道々でふと見たら、Panasonicじゃなくて<b>National</b>で、しかもパナソニック電工じゃなくて<b>松下電工</b>。<br />
松下電工がパナ電工になったのは2008年のことだから、少なくともそれより古い。<br />
まさか2015年に、松下電工の製品を新品で購入するなんて……!<br />
<br />
さらに、このHH3002Xという品番、<a href="https://www.google.co.jp/search?q=HH3002X" target="_blank">ぐぐっても何も出ない</a>。HHと3002Xにスペースをあけると何しかヒットはするけれど、それらしい情報なし。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWLLaT0ioIsZlf1cPuHJ-votcepPPXjCRQk-Lt7Wxk-XlIpyGH4T5Gq51CkqdcH7-nQwC33UsSAeargb2Nkz2Z16obtUs7mVXEXCHxiCbMhjloYQ4oGq60h933F_HnSJ5AweIZ5TWNNufF/s1600/100_1884%5B1%5D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWLLaT0ioIsZlf1cPuHJ-votcepPPXjCRQk-Lt7Wxk-XlIpyGH4T5Gq51CkqdcH7-nQwC33UsSAeargb2Nkz2Z16obtUs7mVXEXCHxiCbMhjloYQ4oGq60h933F_HnSJ5AweIZ5TWNNufF/s1600/100_1884%5B1%5D.jpg" height="328" width="400" /></a></div>
<br />
さっそく開けて取り付けてみると、セードもないミニマルな製品。<br />
当然インバーターとかハイカラなものじゃなくて、グロースターター。まあこれはそのうち電子点灯管に替えるか。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7IrtHhPNOLYbyxAaMy0mDCdayH5-4aelCHxj9F-uRlumG0I_CA6nNxoS6vqjPAtKNa27L1sBeNVuwEkkdTlQj1uadEkNWIXaGeEA7784MD2xgOk8RjwZ6ztupSAXcZm76x5fJ1t8Uf9Sz/s1600/100_1885%5B1%5D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg7IrtHhPNOLYbyxAaMy0mDCdayH5-4aelCHxj9F-uRlumG0I_CA6nNxoS6vqjPAtKNa27L1sBeNVuwEkkdTlQj1uadEkNWIXaGeEA7784MD2xgOk8RjwZ6ztupSAXcZm76x5fJ1t8Uf9Sz/s1600/100_1885%5B1%5D.jpg" height="300" width="400" /></a></div>
<br />
さすが松下の製品だけあって電球は信頼のパルック。<br />
しかしこのパルックのロゴ、かなり前に見たやつだぞ……。<br />
ちなみに点灯管の使用期限も平成28年になっている。終わりかけじゃないか。<br />
<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgx33RHqhkJ9LvzwOHUh9PpXvnRXM7OJYGKGEDMJb9kGV9xEkx8jTl5DC_rem4sbaG27MnnBZlgjklilrodrfQ5AVG1CvZnGwDByEabvFvhj2xUpXOu9lvaX4bM_t-XKJGJqJEJhUixh6gm/s1600/100_1886%5B1%5D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgx33RHqhkJ9LvzwOHUh9PpXvnRXM7OJYGKGEDMJb9kGV9xEkx8jTl5DC_rem4sbaG27MnnBZlgjklilrodrfQ5AVG1CvZnGwDByEabvFvhj2xUpXOu9lvaX4bM_t-XKJGJqJEJhUixh6gm/s1600/100_1886%5B1%5D.jpg" height="300" width="400" /></a></div>
<br />
ちょっと裏側。<br />
セードは別売りで取り付けられそうな雰囲気。売ってるかどうかはともかく。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1rrROD6WfBkBlPbJ5_66BVmgR92_VejjpGD27SP561snDK233T8tveXNsHO01Dqofu-iyS-WMvhv76iDvQ-_ymx80aTl-c3WuhsqtTmOiEO2mN5BoZpVt_dBIOvSaOOBLAh0j6TqPBwo_/s1600/100_1886%5B2%5D.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1rrROD6WfBkBlPbJ5_66BVmgR92_VejjpGD27SP561snDK233T8tveXNsHO01Dqofu-iyS-WMvhv76iDvQ-_ymx80aTl-c3WuhsqtTmOiEO2mN5BoZpVt_dBIOvSaOOBLAh0j6TqPBwo_/s1600/100_1886%5B2%5D.jpg" height="158" width="400" /></a></div>
<br />
ラベル拡大。2004年製か。<br />
これはもう10年間以上の間ずっと、倉庫で眠ったままになっていた品っぽい。<br />
<br />
<br />
そんなものでも、取り付けると何の問題もなく動作する。<br />
まあ、装置自体は当たり前に10年20年使われていそうなものだから、別に不思議もないのだけど、グロー球やら蛍光灯自体も特に何事もなかった。10年前の蛍光灯とかグロー球使ったことないから、ふつうのコトかどうかわからんけど。<br />
<br />
<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-91236760157280568332015-03-21T23:34:00.000+09:002015-03-22T00:14:58.591+09:00Scansnap S300からES-D350に買い替え 先日、長年愛用していた<a href="http://scansnap.fujitsu.com/jp/archive/s300/" target="_blank">Scansnap S300</a>を手放した。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
Amazonで買ったので注文履歴をさかのぼってみると、買ったのは2009年12月だった。</div>
<div>
4年と2ヶ月ほどの間に、実に30万枚近くスキャンしたので、我ながらよく使い込んだ。</div>
<div>
廉価モデルのはずなのだけど、これだけ使い倒しても概ね性能を維持していて、想定をはるかに飛び越えた耐久性を持っていた。</div>
<div>
なので、友人に譲り渡した。まだ使われる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
スキャン速度の遅い廉価モデルなのはわかってたし、単に新古品が15000円で買えたから、「そもそも自炊などというめんどくさいことを続けられるか」というテストのために買った面があった。</div>
<div>
だから、自炊が続くなら高速モデルに切り替えよう……というつもりだった。</div>
<div>
そのテストが4年続いてしまったけれど。</div>
<div>
<br />
<br />
S300の後は、EPSONの旧機種ES-D350が安売りされていたので、それに乗り換え。</div>
<div>
これも2012年発売の古いもので、いまさらにも程があるんだけど。</div>
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<br /></div>
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<a name='more'></a></div>
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<br /></div>
<h2>
●Scansnap S300 30万枚使用後の状態</h2>
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これだけ使えばどこか壊れてきそうなものだけど、破損らしい破損は一点だけ。</div>
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<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2IPiylzT66168OHry0M3nlqWY6Kuxi743etyQ1Vi5ZZmFALLgz6h6AL1yq__lmb-62nTqsyfOPAddoSuOqtq9fn-bfHaiHsiqHai3wXO7n-mj7MiB-FOFKW_womAv4UnFxdXUp2Usk9ts/s1600/017.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh2IPiylzT66168OHry0M3nlqWY6Kuxi743etyQ1Vi5ZZmFALLgz6h6AL1yq__lmb-62nTqsyfOPAddoSuOqtq9fn-bfHaiHsiqHai3wXO7n-mj7MiB-FOFKW_womAv4UnFxdXUp2Usk9ts/s1600/017.jpg" height="134" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
イメージセンサーの画素落ちが出たようで、スキャンに真っ直ぐな細い線が入ってしまうところがある。裏にも表にもある。両面とも1、2ヶ所程度。</div>
<div>
紙くずやホコリを噛んで、それが線のように写り込んでしまうことはよくあるんだけど、それとはまた違うっぽい。掃除しようが何しようがずっと、確実に同じ場所にくるので。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
給紙関係はモーターとメカがあるから、劣化してきそうな部分なのだけど、そうでもなかった。</div>
<div>
もちろん、減りモノの給紙ローラーとパッドは何度も交換が必要だったけれど。</div>
<div>
<br /></div>
<h2>
●消耗部品の実際</h2>
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S300系の消耗部品は、上位モデルのS500系に比べてかなり寿命が短い。</div>
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<br /></div>
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特に顕著なのがパッドユニットで、公称1万枚で交換とある。</div>
<div>
とはいえ、実際はもっと持って、2万枚くらいまではなんとかなった。</div>
<div>
私の自炊用途では、A4をスキャンすることは稀で、B5や文庫・新書などが多かった。寿命設定はA4で1万枚なのかもしれない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ただまあ、こんなゴムとプラバネの組み合わせみたいなもんに1回1000円かー……という気持ちはあった。うん。</div>
<div>
使い込んで薄くなってきたら、ゴムの裏側にカサ増し材を入れて寿命を延ばせた。</div>
<div>
私は2mmほど厚みがある両面テープを、本体側の面だけ貼り付け、パッド側面には剥離紙を残したままにして利用した。</div>
<div>
これで寿命がプラス5000枚ってところか。</div>
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<br /></div>
<div>
ピックローラーは、確か15万枚くらいで一度、とりあえず交換しておいたはず。</div>
<div>
パッドユニットの劣化による給紙不良は何度も見たけど、ピックローラーの方が原因らしいのは結局見ることがなかったな……</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
<h2>
●速度・スキャン性能</h2>
まあ、S300系が超遅いのはわかっていたことで、300dpiでA4をわずか4枚/分でしか読めない。<br />
自炊だと、スキャンする原稿は大抵はA4より小さいので、もう少し速いといえば速い。<br />
それでも遅いけども。<br />
<br />
単純計算で、A6版の文庫本をスキャンすると8枚/分。200ページあると、12分ちょっとかかる。<br />
小細工して、横倒しにスキャナーかけると、9分ちょっとで済むようになる。<br />
横倒しにスキャンされるが、文字の本を読ませる分には自動向き補正が優秀なので、おおむね正しい向きに直される。<br />
コミックなどの場合は、自動向き補正を使わずに読ませ、後処理で向きを変えたほうが確実。<br />
<br />
でもまー、このスピードのスキャナーを30万枚使った私は、かなりの変人だろうなあ。<br />
田舎のハードオフで、S300とかS1300が売られてるのが目に入ったことがあるんだけど、多分自炊やろうとして安いの選んで挫折した人の夢の跡だろう……。<br />
<br />
<br />
ただ、遅いなりにスキャンは正確にされていた。<br />
紙サイズの自動認識はまず失敗しない。これ、当たり前かと思ったら、ES-D350は全然ダメで……。<br />
多少斜めに給紙されてもまっすぐ補正してくれる。これは、オプション設定の「傾き補正」とはまた別に処理されているよう。<br />
<br />
<br />
重送検知がないので、紙質次第で重送は起こってしまう。<br />
漫画雑誌のような悪い紙質のものや、あるいは電撃文庫なんかに稀にある、紙質が良すぎて表面がサラサラすぎるものなんかで重送しまくる。<br />
特に消耗品が減ってきているともう顕著。<br />
<br />
ハード自体の給紙力は、ES-D350のほうが上かな。<br />
多分S300は、低回転の弱いモーターで給紙してるから、パッドで紙を1枚だけ抜く力を弱くせざるを得ず、摩擦の強めの紙だと分けられない……みたいなことだと思う。<br />
<br />
また、引き込むパワーが弱い分、紙の横幅ガイドがかなりゆるゆる。<br />
ガイドがキツいと、給紙時に抵抗になってしまうからだと思う。<br />
おかげで、複数枚ほどセットして読ませていたら、ちょっとページが斜めに入ったせいでガイドが押されて開き、そのせいでますます斜めになりやすくなって……と、悪循環で、どんどん紙が傾く。<br />
<br />
<br />
それから、コンパクトモデルなので、排紙トレイが省略されている。<br />
なので、100円ショップでA4版の書類バスケットを買ってきて、その上にS300を設置するとよし。紙が散らばらない。<br />
<br />
<br />
<h2>
●EPSON <a href="http://www.epson.jp/products/back/scanner/esd350/" target="_blank">ES-D350</a> ファーストインプレ</h2>
デ……デケェッ!<br />
<br />
S300は廉価モデルでかつコンパクトモデルでもあったんだけど、ES-D350は大きい。重量も5キロくらいある。<br />
Scansnapの上位機種も大きめだけど、ES-D350のほうが大きいな。<br />
<br />
<br />
ハードウェアは、それなりにしっかりした造り。<br />
消耗品以外は、公称30万枚の寿命があるらしい。<br />
<br />
でかいだけに、一度に給紙トレイに置ける枚数もたっぷり。排紙トレイもたっぷり。<br />
本一冊を、大体2分割か3分割程度でいける。楽!<br />
<br />
<br />
セットアップして、軽くスキャンしてみると、こいつは速い。<br />
Scansnapの現行モデルiX500でも25枚/分のところ、ES-D350は旧機種ながら20枚/分(300dpi)。<br />
今までのS300の5倍のスピードだよ。<br />
<br />
モーターのパワーがあるらしい分、給紙ガイドがゆるいなんてこともなく、力強くどんどん吸い込んでいく。 <br />
これはなかなか良さそうかな、と思わせる。<br />
<br />
<h2>
●いまいちなスキャン結果</h2>
でまあ、スキャンして上がりを見ると、えー、って感じであった。<br />
<br />
S300ではほとんど発生しない、紙サイズの誤認識が頻発。<br />
大きめに誤認して、余分な余白がページ外周に追加される。<br />
この誤認の発生率が恐ろしく高くて、3割くらい間違える。<br />
<br />
で、どうも一連のスキャンの最初の1枚で誤認すると、後続のページに対してすべて同じ大きさを決め打ちして全滅させる。一枚ごとにサイズチェックしたりはしていない。<br />
複数サイズ混在の原稿は、Scansnapはできるけど、これはできないようだ。<br />
<br />
まさか、Scansnapでは考える必要もなかった紙サイズ認識なんてところで、ここまで精度が悪いなんてちょっと想像外。<br />
私は最終的に電子ブックリーダーで読みやすい形に整形しなくちゃいけないので、無駄な外枠がついてるなんて状態では都合が悪い。<br />
<br />
ただまあ、紙サイズの手動設定は可能。<br />
元の版型サイズから、裁断で切り落とす分を考慮して少し小さめに設定して、プリセットとして記憶しておき、スキャン時に選ぶ。<br />
手動設定する分には、まあ問題ない結果は得られる。<br />
<br />
<br />
また、しばしばスキャンが曲がる。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEitqW9mBrewoAZ7Je_wPTJRKhGwbNRC2eAf-dRp_e-X7GSHWDEB-vdeAFVQ8Skp0UcPtMNhw60TfPcNqQOWkogAXbeexHcQZWVw74peJHvAPG9X3HpYodYY5AAYgX9qz3XVFGyaP0Bsdxi2/s1600/img_066.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEitqW9mBrewoAZ7Je_wPTJRKhGwbNRC2eAf-dRp_e-X7GSHWDEB-vdeAFVQ8Skp0UcPtMNhw60TfPcNqQOWkogAXbeexHcQZWVw74peJHvAPG9X3HpYodYY5AAYgX9qz3XVFGyaP0Bsdxi2/s1600/img_066.jpg" height="356" width="640" /></a></div>
<br />
これは横倒しでスキャンしているので、センサーは画像に対して横方向に走ったはずだけど、なぜかこのような歪みが出る。<br />
給紙が斜めに滑ったとか、そういう画像歪みはScansnap S300にもあったんだけど、これは多分、給紙滑りでは説明つかないような歪みだと思う。<br />
<br />
今のところ解決法もまったく見えてなくて、頻度も高い。<br />
「保存用データとしてできるだけ綺麗にスキャンしておきたい」という考えの人なら、「何が自炊向けスキャナじゃボケぇ」と投げ捨ててもおかしくないと思うな……。<br />
私は「電子ブックリーダーで読むためにスキャン」が第一だから、読めりゃいいので大目に見るけれど。<br />
<br />
<br />
それから重送検知機能は、ちと誤動作が多い感じ。<br />
本のカバーみたいな、折りグセ・曲がりクセがついてるものは確実に重送だといわれる。まあこれは仕方ないんだけど。<br />
<br />
まんがタイムKRコミックスみたいな、やたらと上質な分厚い紙を使ってるやつが誤認識の嵐。<br />
重送検知の設定で紙厚を指定できるけど、「標準」か「薄い」しかない。<br />
まあ、KRコミックスの紙質なら、重送検知切っててもまあ、ダブルフィードはしなさそうだけど。<br />
<br />
<br />
で、重送検知で止まった時は、慌てずにPC上のソフトウェアが「重送検知しました」というまで待つべし。5秒くらい。<br />
慌ててすぐスキャナを開けてしまうと、ソフトウェア側は重送検知じゃなくてハードエラーだといってくる。<br />
<br />
これに関係あるかはわからないけど、時々ソフトウェアの動作が怪しくなる。<br />
スキャナを認識できなくなって起動できなくなったり、通常通りスキャンをしているような顔をしていながら、ファイルがまったく保存されていない状態になったり。<br />
このへんは、重送検知時にすぐスキャナを開けてしまう、ということをやらなくなってからは、あまり起きなくなった気がする。<br />
<br />
<br />
スキャンオプションは、アンシャープマスクだけはオンにしたほうが私好みの結果になる。<br />
Scansnapにおける「文字くっきり」は、シャープネス強め・コントラスト強めに処理して文字が読みやすくなる効果がいい感じに効いたけど、こっちの「文字くっきり」は、なんかシャープネスやりすぎでジャギー出るみたいになった。<br />
<br />
また、Scansnapでもそうしてたけど、文字原稿・モノクロ原稿であってもカラースキャンするようにしている。<br />
これは単なる私の趣味だけど、ScansnapでもES-D350でも、モノクロスキャンはちょっと、あまり良いスキャン結果とは思えず。<br />
<br />
<br />
<h2>
●ES-D350の良い点</h2>
さすがEPSONというか、発色はいいように思う。<br />
Scansnap S300だと、全体的に、紙を見ている印象よりだいぶ淡い感じの色でスキャンされていたけど、こっちは割と見た印象に近い。<br />
S300のときは、文字原稿とカラー原稿でいちいち設定変えながらスキャンしてた。<br />
<br />
あとはー…………安い。うん。<br />
ScansnapのS1500なんか、旧機種でもそんな値崩れしてないし。<br />
<br />
<br />
まあ私としては、S300より圧倒的に速い、ということは大きな価値。<br />
正直かなり不満はあるけれども、速いから我慢しようとは思う。安いし。<br />
<br />
<br />
<h2>
●まとめ</h2>
まあ、私なんか30万枚もScansnap使った後だし、いわゆるPCスキルは高い口だから、少々トラブってもスキャン結果がダメでも、適当にやれる。<br />
でも、これを初めての自炊のための最初の一台に、とかいうのは、ちと苦しいかもしれないな。<br />
「接続してオート設定でスキャンボタンを押したらまともな結果が出る」というのは、ES-D350で実現できているとは言いにくい。Scansnapなら実現できてる。<br />
<br />
買い替えて知る、Scansnapのクオリティの高さか。<br />
まあ、EPSONも新機種でもっと良くなったりしてるかもしれんけどね。</div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-83515095077008582042015-02-28T13:34:00.000+09:002015-02-28T14:29:00.154+09:00ウィスキーの話 私はけっこう前からウィスキー好きであった。<br />
<div>
しかも友人にもウィスキー好きが多かったり、知人がニッカウィスキー関係者だったり、バーのマスターがいたりと、環境的にもウィスキー充といえよう。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
なので、NHKの連続テレビ小説「<a href="http://www.nhk.or.jp/massan/" target="_blank">マッサン</a>」は、制作発表の頃から期待しまくっていて、今も毎日楽しみにしている。</div>
<div>
マッサン効果で、そこらじゅうでウィスキーの売り場が拡大され、多分売上も伸びて、メーカーがあてこんで出してくる変わったアイテムが並んだりと、好きな人には楽しい事態になっている。</div>
<div>
その代わり、いろんな国産ウィスキーが売れすぎて出荷制限掛かってるとか、そんな話もあるのだけど。<br />
<br /></div>
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このblogでも便乗してみよう。</div>
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<br /></div>
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<a name='more'></a></div>
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<br />
ウィスキーを飲むなら、なにかこう、カッコよく飲みたい気はする。<br />
しかしあいにく私にはまだまだ、かっこいいウィスキーの飲み方、なんてものを語れるような貫禄も円熟味もない。<br />
ひとがカッコよくウィスキーを飲む姿、というのもあまり見たこともない。<br />
<br />
サントリーウィスキー山崎蒸溜所の見学にいったとき、見学コースが終わった後に、ウィスキーのテイスティングコーナーがある。<br />
飲み屋ではなくメーカーの試飲だからか、本当に品代だけっぽい値段で、ハーフショット (0.5 oz = 15 mL)だけ出してくれる。<br />
これはもうウィスキーファンならたまらないサービス。<br />
<br />
そこに、定年過ぎてすぐくらいのおじさん四人組がいた。<br />
囲んでいるテーブルには、空いたグラスがぎっしり。<br />
こりゃかなり長いこと居座って飲んでるな、って感じだけど、それでもまだ、グラスをどんどん追加している。<br />
みんな完全にできあがった赤ら顔。<br />
酔った勢いもあってか、話し声も大きい。山崎蒸溜所は静かな山のふもとで、できあがったおじさんの笑い声がよく聞こえた。<br />
<br />
それを見ていて、まあその、居酒屋じゃないんだから、と、かっこ悪く思えたのも正直なとこではあった。<br />
しかしながら、気のおけない仲間とともに、あの自然の中で蒸溜所を背に、いいウィスキーをたくさん並べて片っ端から試す、というのは、そりゃ楽しいに決まっている。<br />
見場はともかく、最高の飲み方のひとつといっていいかもしれない。<br />
カッコいい飲み方と気分いい飲み方は、必ずしも一致しないようだ。<br />
<br />
<br />
私は普段、家でひとりで飲むことが多い。一番安上がりだし。<br />
別にカッコよくなく飲む。<br />
つまみもごくふつうのもの。スーパーで買えるようなチーズ、ミックスナッツ、ポテトチップスとか。<br />
ウィスキーも、まあたまに高いの飲むこともあるけど、普段はそんなに高級なものは飲まない。安くて美味しいのもいっぱいあるしね。<br />
<br />
ただ普通と少し違うというと、私はショットグラスじゃなく、ぐい呑みで飲むことが多い。<br />
お猪口だと小さすぎるのだけど、ぐい呑みはウィスキーをやるにもピッタリの大きさだ。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTPyAN03qIkEdSNhxk8H-9DR76TeKgK0_bxn3xRKxELmjmx_ea6b3VGcHp_XMwZATw2mZLhyphenhyphen0vGNb20UDZYXtCMRUncYoyD-8xOMDY9CQ_AA3qj3G4xItMWqjW_k6D0nslbtjaArwJwC2K/s1600/IMGP4668.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiTPyAN03qIkEdSNhxk8H-9DR76TeKgK0_bxn3xRKxELmjmx_ea6b3VGcHp_XMwZATw2mZLhyphenhyphen0vGNb20UDZYXtCMRUncYoyD-8xOMDY9CQ_AA3qj3G4xItMWqjW_k6D0nslbtjaArwJwC2K/s1600/IMGP4668.jpg" height="300" width="400" /></a></div>
<br />
このblogでも方々徘徊している通りで、私はあちこち遊びに行く。<br />
それで焼き物の里を訪ねたり、いい陶器店に入ったりしたら、そこでぐい呑み買ってくる。それがコレクション的にいっぱい集まっている。<br />
<a href="http://zezeyaki.jp/" target="_blank">膳所焼</a>の、ほぼ黒い中に光の加減で赤みが見えるような詫びた色合いのやつがあって、そこに琥珀色のウィスキーを注ぐのがなかなかにいい。これがお気に入り。<br />
信楽焼の、内側に白釉が施されたやつは、やっぱりウィスキーの色が映えるので、使用頻度は高い。写真のやつね。<br />
他にも丹波立杭焼とか萬古焼とか、奈良の桜井あたりで山辺の道をちょっと逸れたところにあった窯元で買ってきたやつとか、いっぱいある。<br />
<br />
大体ダブル1杯くらいの量だから、ちょうどよい。<br />
値段もほとんど数百円、作家モノみたいなのでも数千円くらい。<br />
小さいから集まっちゃっても困らないし、飾っておくというかその辺に並べておいても味がある。<br />
わざわざ陶芸の里なり陶器市なりに出かけたり、旅行先で見かけた陶器店にふらっと入ってみたり、手に入れるという行為にストーリーを付与するとなおよし。<br />
焼き物についての本とか読んでみるのもいい。柳宗悦の民芸運動の本なんかオススメね。数百円の雑器を楽しむことに引け目がなくなる。<br />
<br />
そんな数々のぐい呑みコレクションから、今日の気分と飲むウィスキーから吟味して……ということはなく、目についたやつを手に取る。<br />
で、ウィスキーを注ぐ。<br />
氷も水も入れないストレートで。<br />
ウィスキーは冷やしておいたりせず、常温で。<br />
<br />
私はオンザロックは好きでない。<br />
実のところ、あんまり酒に強くないもので、飲むときはちびちびゆっくりやる。<br />
しかしオンザロックをちびちびやってると、氷が溶けてしまってどんどんゆるくなってしまう。<br />
バーで大きな氷を使ってくれるならまだしも、家で小さなキューブアイスなんか使ってたらいよいよダメ。<br />
<br />
水割りも、あれは結構難しい。<br />
そもそもウィスキーによって、水割りへの相性がかなり違う。<br />
上手く加水するとより香りや味が引き立つようなものもあるけど、単に薄まって全然ダメみたいなものもある。<br />
かなり薄くしてしまっても耐えるようなウィスキーもあれば、ちょっと薄めにしたらすぐ台無しになるものもある。<br />
これだけ多種多様なウィスキーがある時代に、ウィスキー一本ごとにいちいち適切な加水量を追い求めながら飲む……というのもひとつの楽しみかもしれないから、そこに探究心が燃えるならいいかも。<br />
日本酒の燗酒に通じるものがあるかもしれないなあ。あれも、燗つけるのが合う酒合わない酒、ぬるめがいいのもあれば熱めがいいのもある、らしい。<br />
<br />
私はストレート派だから、器もぐい呑みでいける。水割りやロックだと別のグラスがいるな。<br />
そして注いだウィスキーの色を楽しみ……というのは、焼き物で攻めてる場合は、内側が白いのを使った場合に限られる。<br />
そういえば紅茶の世界では、白磁の器の中でもやや黄色っぽいとか青っぽいとかがあって、それと紅茶の色との相性を考えなければいけないとか。テレビの「美の壺」で見た。<br />
ウィスキーぐい呑み派にも、紅茶から理論を取り入れられるかもしれない。<br />
<br />
黒や赤の器であっても、無色透明な日本酒とは又違った、ウィスキーの琥珀色との兼ね合いが微妙な色合いを出す。<br />
内側が金箔張りなんてのを洒落で買ったこともあるが、これはこれでゴージャスげで面白かった。信楽焼だったんだけど、うっかり落として割っちゃったな、あれ。<br />
<br />
<br />
ああそうだ、ウィスキーの色といえば、部屋の電気はあまり青っぽいものにしないほうがいいと思う。ちょっと不味そうになっちゃう。<br />
蛍光灯とかLEDは、クール色じゃなくて昼光色で。<br />
いっそ電球色でもいいんだけど、趣味で絵を描く人とかだとさすがに問題があるか。<br />
<br />
部屋ごと電球色にしたくなければ、もちろん電気スタンドとかでもOK。<br />
暗い部屋で手元だけ電球色に照らして、ってのもそれはそれで趣がある。<br />
<br />
<br />
それから何か、雰囲気のある音楽。<br />
別にアニメ見ながら飲んでも何ら悪くないし、というか私もそうすること多いけど。<br />
<br />
YouTubeなんかを探すと、サントリーのテレビCM集なんてのがアップされちゃってたりする。<br />
ちょっとこの先、結構サントリーとニッカを比べてニッカを持ち上げるようなことを繰り返すからフォローするんだけど、CMのセンスってサントリーが抜群にいいのね。<br />
古く「人間らしくやりたいナ」から「少し愛して、ながーく愛して」、私の知ってる頃でも「恋は遠い日の花火ではない」「女房酔わせてどうするつもり?」といった名キャッチフレーズ。<br />
聞けば誰でも知ってるあの「夜がくる」なんて、ウィスキーに合わせるBGMにあれほど似合うものはなかなかないね。<br />
そういうわけで、サントリーのCMを見ながら飲む。ニッカとか飲みづらいけど<br />
<br />
そうでなければ、私は中島みゆきの、ロックに走る「ご乱心の時代」よりちょっと前くらい、アルバムでいえば「予感」とか「臨月」「寒水魚」あたりで。あるいはちょっと後の、「miss M.」か。<br />
「生きていてもいいですか」以前だと日本酒になっちゃうな。<br />
<br />
<br />
酒よし、つまみよし、音楽よし、さて飲もう……という前に、ウィスキーをストレートで飲むときはチェイサーをつける。<br />
強い酒をひとくち飲んで、続けて冷たい水を飲んだりすると美味いのだが、その水をチェイサーという。<br />
<br />
ここで、ちょっといい水を用意してもいい。<br />
別に、日本の水道だったら水道水でもいいと思う。<br />
ただ、チェイサーにすると、水のほうがより一層美味しく感じるから、おいしい水がより美味しくなるチャンスでもある。<br />
選ぶなら、エビアンとかコントレックスみたいな硬水よりは、軟水がいい。普通ウィスキーを仕込むのは軟水だし。<br />
ただグレンモーレンジというウィスキーは硬水で仕込むので、硬水を合わせる。<br />
<br />
チェイサーは別に水に限らず、炭酸水とかでもいい。<br />
コーラなんて線もあるようだ。ウィスキーのコーラ割りもあるくらいだから、セパレートしても別にいいんだろう。<br />
それでいくと、ウィスキーのコーヒー割り(アイリッシュコーヒーまたはゲーリックコーヒーというカクテル)があるんだから、コーヒーでもいいんだろうか。試したことないや。<br />
<br />
チェイサーの定義上は、ウィスキーよりアルコール度数の低い飲み物ならなんでもいいらしく、つまり酒でもいい。<br />
ビールをチェイサーにするのはわりとポピュラー。<br />
どっちも同じ大麦ベースのせいか、確かに相性はいい。変なちゃんぽんみたいな悪酔いするわけでもなさそう。<br />
ただまあ、私はそれほど強くないから、ウィスキー一杯ビール一杯でもういっぱいいっぱいになるけどね。<br />
<br />
ビールのグラスの中に、ウィスキーをショットグラスごと落としちゃうと、ボイラーメーカーというカクテルになる。<br />
韓国でも爆弾酒とかいってやるらしいのだが、爆弾酒はそのまま一気飲みするなんて無茶なもんらしいので、真似するのはビールにウィスキーを入れるとこまで。<br />
<br />
<br />
ウィスキーよし、つまみよし、チェイサーよし、と揃ったところで、やっと飲む。<br />
<br />
ウィスキーは、口に含んだ瞬間、口の中にある間、喉を通した後と、タイミングによって引き立つ味が違う。<br />
一気に口の中をスルーさせちゃうより、少し口に留める時間を作るのがいい。<br />
<br />
別に塩なんて入れてないのに、塩味みたいに感じるものもある。<br />
逆に、安い日本酒みたいに加糖したりはしていないのに、甘く感じるものもある。<br />
なめらかに喉を通って後を引かずにすっと消えるものもあれば、口の中ではおとなしいのに喉を過ぎてから香りが立ってくるものもある。<br />
<br />
「マッサン」で力説していたスモーキーフレーバーというのは、燻製っぽいというか煙臭いというか、そういう風味。<br />
どのウィスキーでも、ゼロではない。しかし強い弱いの差は非常に大きい。<br />
スコットランドのアイラ島という島で作られるウィスキーは、全般にスモーキーフレーバーが強烈。<br />
あまりにキツいと飲みにくい……はずなんだけど、不思議なもので、日本人は意外とキツいスモーキーフレーバーが好きらしい。<br />
飲んだことがなければ、いちど試してみてもいいかもしれない。<br />
アードベッグ、カリラ、ラフロイグ、ボウモアあたりが手に入れやすいかな。<br />
国産品だと、ニッカウィスキーのピュアモルト・ホワイトというのが、意図的にスモーキーにしたやつ。これは安くて面白い。<br />
<br />
<br />
ウィスキーを飲んで、しばらく味わったら、水を飲んで洗い流す。<br />
アルコールで熱くなった口の中が、一気に冷えてクリアになる。<br />
この水がやたらと美味い。<br />
<br />
チェイサー無しでウィスキーだけ飲んでると、だんだん口が慣れて味がわからなくなっちゃうので、一口ごとにチェイサーでリセットするのね。<br />
<br />
<br />
順番が後になっちゃってるけど、どのウィスキーを買うべきか。<br />
まあ味については、いくつか飲んでみて、自分の好みが見極められてこないと、なかなかベストな選択には到れるものではない。<br />
<br />
最初のうちは、とりあえず国産品を攻めればいいと思う。<br />
今や日本のウィスキーは、世界も認めるレベルだから、そんな酷いハズレはない。<br />
<br />
ただまあ、フルボトルで1000円以下のやつは、さすがにちょっと値段なり感がある。<br />
国産品で2000円前後も出せば、まずハズレなんてものはない。<br />
<br />
<br />
男子というのは、モノにまつわるストーリーに思い入れを持つ生き物だ。いや、もちろんそういう女子がいても大歓迎なのだけど。<br />
そういう意味では、日本のウィスキーを起こした男たちというのが、いちいちドラマチック。<br />
だから、メーカーやブランドに思い入れを持つための材料がゴロゴロある。<br />
<br />
ニッカウィスキーの竹鶴政孝については、とりあえずいままさに「マッサン」をやってるし、本も色々出ている。最近出たのは雑な便乗本もあるかもだから、過去に書かれたものとか、マッサン本人の自伝とかに当たるといいかもしれない。<br />
<br />
サントリーの鳥井信治郎についても、「マッサン」で袂を分かってからの歴史がある。<br />
これもまた色々本があるんだけど、元々サントリーのコピーライターなどをやっていた作家・開高健が書いた「青雲の志について―鳥井信治郎伝」が面白かったな。<br />
時系列すらバラバラで、鳥井信治郎の一生を知ろうとするには適さないんだけど、開高健が目の前で見た鳥井信治郎という男の魅力をそれはそれは痛快に描く。<br />
<br />
また、ちょっとマイナーになっちゃうけど、マルスウィスキーの岩井喜一郎という人もいる。<br />
竹鶴政孝を摂津酒造(ドラマの住吉酒造)に入社させ、スコットランド留学に送り出し、そして伝えられたウィスキー製造法を受け取った人物。(「マッサン」にもそれらしい専務がいたけど、彼がそうだろうか?)<br />
本など出ているかどうかわからないんだけど、<a href="http://www.hombo.co.jp/marswhisky/" target="_blank">マルスウィスキーのサイト</a>にある程度情報がある。追求するのも面白いかも。<br />
<br />
それから、イチローズモルトというブランドが知られる、ベンチャーウィスキーの肥土伊知郎。<br />
一時期、各地の日本酒蔵元でウィスキーを蒸留するのが流行った時期があった。<br />
東亜酒造という会社でもウィスキーの製造を行っていたのだけど、その創業者の孫として生まれたのが彼。<br />
ウィスキーを作りたくてサントリーに入ったのに、学歴でハネられて携われず、退社して実家の東亜酒造に入ったら経営危機で蒸溜所が売却され、売却先はウィスキーやる気なし。原酒も引き取り手がなければ捨てるぞ、と。<br />
しかしそこから踏ん張って、原酒を引き取ってくれる会社を見つけ、資金を集め、ウィスキーを商品化したのがイチローズモルト。<br />
これが世界的に高い評価を得た大逆転劇。<br />
それで終わらずに、ついに自らの蒸溜所を建てて製造を始めた。<br />
それが2008年のことだから、そろそろ新蒸溜所で作られたウィスキーが市場に出始めている。<br />
<br />
<br />
でまあ、脱線から帰ってくると。<br />
<br />
私はどっちかというと、ニッカウィスキーが贔屓。<br />
<br />
「マッサン」では、商売のことを考えて日本人の口に合うものをという鴨居の大将と、スモーキーフレーバーを効かせた本格的なスコッチウィスキーをというマッサンとが袂を分かつことになった。<br />
このへん、その方向性の差が21世紀の今でも、サントリーとニッカの間で未だに続いてる。<br />
ふたりとも間違っていなかったことが、今、明らかに証明されてるわけ。<br />
<br />
サントリーオールドを飲んだら、確かによくできた味で、昭和の時代には憧れの高級品、今は国産ウィスキーの王道、という感じがしてくる。<br />
どこから見ても欠点がない、誰が飲んでも美味しいといいそうな味。鴨居の大将も、これなら絶対売れるというんだろうなと。<br />
サントリーは商品ラインナップもすっきりしていて、価格の差はあっても、その価格なりに王道をいくようなつくりをしている。<br />
<br />
一方でニッカウィスキーの製品は、竹鶴とかスーパーニッカみたいな王道っぽいものでさえ、サントリーのものより少しクセがある。<br />
まして、何らかのコンセプトを持って作ってるウィスキーは、かなりすごい味のものがある。<br />
そういうコンセプチュアルなものが色々あるおかげで、製品ラインナップも、サントリーより数が多く幅が広い。<br />
<br />
何かこう、もしかすると年をとったら、いつもオールドだけ飲んでる、変化しないことを楽しむのがいい、みたいな境地に達するのかもしれない。居酒屋探訪家の太田和彦氏がそんなこと本に書いてた。<br />
しかし私はまだ若造であるからして、何が飛び出してくるかわからんようなニッカの面白さのほうに気が向いてしまうな。<br />
<br />
<br />
ニッカの中でも私が特に好きな一本といえば、フロム・ザ・バレル。<br />
ウィスキーは複数の原酒をブレンドして製品にするもんだけど、これは、一度ブレンドしてからもう一度樽詰めして熟成期間を置く、一手間かかったウィスキー。<br />
度数が高いこともあって、味わいがすごく重厚なの。濃いとか強いでもいいんだけど、やっぱり重厚ってのがぴったりくる。<br />
これが、ちょっと少なめの500mL、四角い瓶に、きちっと収まっている。<br />
ニッカって瓶の趣味もいいんだけど、ただの四角い瓶とシンプルなラベルが、この重厚な濃い色のウィスキーにしっくり似合う。<br />
ただ惜しむらくは品切れになりがちなウィスキーで、下手にネット通販とかで買ったらボられることがあるから注意。2000円ちょっとで買えちゃうもの。<br />
<br />
フロム・ザ・バレルは初心者向けとはいいにくいので、慣れてないうちに飲みやすいのを、ニッカから特に選ぶとしたら、今なら手に入るハイニッカかな。<br />
ハイニッカって安物なんだけど、ボトルで500円きっかりの値段、酒税法で定める二級ウィスキーとして許される中身、そういう限界を突き詰めて、最大限美味いものを出そうとして送り出されたウィスキーだった。昔は大ヒットした。<br />
マッサンは酒豪なもんで、一日一本ウィスキーを飲んでしまうような人だったらしいけど、そんなペースで愛飲していたのがハイニッカだった。<br />
<br />
もっとも、酒税法が変わって「税金が安くできる二級ウィスキー」というものに意味がなくなったり、全体的に安くなって、かつての高級品だったスーパーニッカでも2000円くらいまで下がったりと、状況が変わった。<br />
最近はハイニッカの居場所がなく、店に行ってもなかなか売っていなかった。<br />
それが最近、マッサン効果か、ハイニッカがまた店頭に並ぶようになった。<br />
<br />
今のハイニッカ、これが飲んだら、不思議に甘い。<br />
もちろん、安い日本酒みたいに糖分を加えるようなことはしていない。<br />
口当たりが柔らかくて、優しく飲みやすい。ウィスキーらしいコクや風味も、甘さとともにちゃんとあって、ただ飲みやすいだけのものでもない。<br />
これはたった1000円程度ってのは安い。正直、1000円のウィスキーはただストレートで飲んでも厳しいのが多いけど、ハイニッカなら十分ストレートに耐える。<br />
<br />
<br />
サントリーだと、やっぱりオールド。王道。<br />
それから、高級品ほど美味しいというわかりやすいラインナップ。<br />
<br />
「響」なんてさすがの完成度。まっすぐ王道を行く美味しさ。<br />
シングルモルトウィスキーも、「山崎」「白州」ともに美味い。<br />
私は白州が特に好きだな。スモーキーなのにさっぱり爽やかな味わい。ハイボールも美味しくて、なんか昼間からでも、真夏でも気持ちよく飲めちゃう。<br />
ただ、どちらも、「○○年」と年数表記があるやつがよかった。最近、年数表記のない廉価品が出たんだけど、なんかちょっと物足りなくて煮え切らない感じが。<br />
ニッカの「余市」「宮城峡」にも年数なしがあるけど、やっぱり物足りない。<br />
<br />
<br />
マルスウィスキーは、買える場所が限られるけど、「岩井トラディション」は美味しかった。<br />
なんば高島屋の洋酒売り場に、ウィスキー通の店員さんがいるんだけど、彼が褒めているのを信じて買ったらまあ、2000円って味じゃないってくらい。<br />
販路限定商品らしいから、何処でもは買えないのが難しいとこだけど、見つけたら買って損はない。<br />
<br />
<br />
<br />
舶来モノは、なにせ相手が世界なので幅が広い。<br />
多分海外の蒸溜所にも、それぞれ波瀾万丈の歴史があったりとかするんだと思うけど、あいにく私は調べ切らなくてよく知らない。<br />
<br />
私の知ってる銘柄ごとのエピソードをいくつか紹介すると、スコッチウィスキーのオールド・パー(Old Parr)。<br />
<a href="http://www.mhdkk.com/luxury/oldparr.html" target="_blank">1873年に岩倉具視の使節団がヨーロッパから持ち帰った</a>、日本に初めてやってきたウィスキーだという。<br />
昭和日本のドン・田中角栄や吉田茂も愛飲していたというほどで、昭和の頃なら目ん玉飛び出るような高級品だったんだろう。<br />
立花隆「田中角栄研究」を読みながらオールド・パーを傾けて角栄気分に浸る、なんてのも乙。<br />
未だにそこそこ値段は高いけど、やはり今でも美味しいので、味だけでも損はなし。<br />
<br />
それから、バーボンウィスキーのオールド・クロウ(Old Crow)は、松田優作が愛飲した。<br />
今となっては安いバーボンなのだけど、松田優作を引き合いに出すと、ちょっとした贈り物とかに便利だ。<br />
味は、まあ普通のバーボンっぽいバーボンってくらいだけど。<br />
<br />
優作といえば「野獣死すべし」「蘇える金狼」、といえば大薮春彦だけど、彼はシーバスリーガルだったそう。<br />
<br />
有名人の愛飲ウィスキーエピソード集として、<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166609181/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4166609181&linkCode=as2&tag=ayakahablog-22">「ウイスキー粋人列伝」</a><img alt="" border="0" src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=ayakahablog-22&l=as2&o=9&a=4166609181" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />という本が出ていて、これも面白い。<br />
<br />
角栄や松田優作もそうだけど、当時なら高級品でとても庶民に手が出なかったものが、今なら簡単に買えちゃう。同じものを楽しむのは簡単。(当時と味が変わってるんじゃないかというのはさておき)<br />
ただ、白洲次郎の真似は困難。<br />
友人の英国貴族がプライベートに持っているウィスキーを、樽で送ってもらって楽しんでいた、なんて話でハードル高すぎ。さすが風の男……<br />
<br />
<br />
他に個人的に好きな銘柄を挙げておくと、スコッチだとやっぱり、上の方で書いたアイラ島のシングルモルト。<br />
中でも私が好きなのは、カリラ(Caol Ila)とアードベッグ(Ardbeg)。<br />
ほんとにすごい味するんだけど、一度はやっておきたい。三度やってハマったら何度でも。<br />
<br />
私はなんというか、スコッチの場合はあまりライトなやつは好きじゃないみたい。<br />
完全に好き嫌いの話で、質が悪いと貶めるわけじゃないのだけど、カティーサーク(Cutty Sark)とかは、どうも物足りなくて苦手だな。<br />
<br />
ところが不思議なもので、私はバーボンだとライトなやつが好き。<br />
エンシャント・エイジ(Ancient Age)っていうのが、実にライトで気持よく飲めちゃう。<br />
その上級品にエンシャント・エイジ10スターというのがあって、こっちはもっと深みがあるけどやっぱり飲み心地が良い。<br />
エンシャント・エイジはラベルに「Ancient Age」だけだけど、10スターは「Ancient Ancient Age」と書かれているから、それぞれ2Aと3Aと呼ばれたりもする。<br />
<br />
あとはフォアローゼズ(Four Roses)かな。<br />
特にブラックラベルがいい。日本専売らしいんだけど、日本人向けの作りなんだろうか。<br />
ハイボールにしてもよくって、何か名前通りに薔薇の香りでもつけてるのかと思ったような、甘い香りが立ってくるの。<br />
私がウィスキーを色々飲んでみよう、と思うようになったきっかけのウィスキーが、フォアローゼズ・ブラックラベルだった。<br />
<br />
<br />
スコッチにせよバーボンにせよ、そのブランドの下から2番めの値段のやつを買うと、ハズレをつかみにくい。<br />
国産にもその傾向はあるんだけど、下っ端とひとつ上だと、ずいぶん違いがある感じ。<br />
特に下っ端が1000円ちょっとしかしないようなのは注意。あんまり美味くないの多い。<br />
メーカーズマークみたいに、下っ端から2000円するのは全然問題ない。メーカーズマークは定番で美味いね。<br />
<br />
バーボンの1000円ちょっとは、エンシャント・エイジとかジムビームみたいにいいのも多いんだけど、でもハズレはある。<br />
全般にバーボンは、安くて美味いのが多いから、いい銘柄を見つけられたら嬉しい。慣れてきたら探求するといい。<br />
<br />
<br />
また、スコットランドのスコッチ、アメリカのバーボン以外には、カナディアンウィスキーとアイリッシュウィスキー、それから日本のウィスキーを入れて5大ウィスキーなんていわれたりもする。<br />
<br />
その5大産地以外で、なんと南アフリカ共和国でもウィスキーの製造が行われている。<br />
私が知るかぎりで、ハリアー(Harrier)というのと、スリーシップス(Three Ships)というのがある。他にもあるかも。<br />
スリーシップスはボトルで買ったことがあるんだけど、意外に……といったら失礼だけど、まったくいい加減なもんじゃない、ちゃんとしたモノだった。聞けば1977年からの歴史があるとかで。<br />
<br />
他にドイツやインドでもやってるみたい。買ったことはないけど。<br />
タイのは、あれはちょっとウィスキーとは別のものかな……。<br />
<br />
珍しいものを見かけたら、試してみるのも一興ね。すごいハズレもあるだろうけど。<br />
一度飲んだことがある台湾ウィスキーは、ハズレというか、なんかすごかった……。<br />
<br />
<br />
<br />
とまあ、私以上のウィスキー通なんてなんぼでもいるのだろうけど、恥ずかしげもなく長々語ってしまった。<br />
なんかこう、ビールなら、銘柄と味にこだわる人くらいはいくらでもいると思うけど、それでも基本的には、誰かと語らいながら飲む酒じゃないかと思う。<br />
でもウィスキーの場合、ひとりで飲むことが多い酒な分、ウィスキーについて語りたくなるようなところがある。<br />
それはつまり、飲み始めてからの楽しみが幅広いんだろうな。<br />
<br />
<script charset="utf-8" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fayakahablog-22%2F8001%2F4cae0ce6-7aae-489e-8e7d-d25809e421fd" type="text/javascript"> </script> <noscript><a HREF="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fayakahablog-22%2F8001%2F4cae0ce6-7aae-489e-8e7d-d25809e421fd&Operation=NoScript">Amazon.co.jp ウィジェット</A></noscript></div>
無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-53867291082285427942015-02-15T10:38:00.000+09:002015-02-15T10:38:43.924+09:00ぷららモバイルLTE定額無制限プランを主力回線にするblogタイトルを変えたとおりで、大和国に引っ越しました。<br />
<br />
割といい年なのに機会を逃してずっと実家ぐらしだったもんで、今回一人暮らしも初めて。<br />
だからいろいろ要領の悪いことばっかりやってるわけですが、それは後にして。<br />
<br />
我々ネットなしでは生きられぬ人間は、まず回線がないといけない。<br />
<a name='more'></a><br />
<h2>
●前提</h2>
しかし、借りてるのが一軒家。(ひとりなのに)<br />
マンションとかなら部屋まで来てるから契約だけ、とかで済みそうなんだけど、一軒家となると、どんな線がどこまで来てるかよくわからん。<br />
<br />
それに、実は父親が某通信会社系列に勤めてるもんで、実家のネットワークと携帯電話はいつもそこのサービスで事実上固定。<br />
選択から設置、設定まで全部勝手にされちゃって、私が口挟む余地が全くなかった。<br />
おかげで私、選定からやった経験がない。<br />
<br />
<br />
で、何か引くにせよ引かないにせよ、開通まで空白期間ができるのは確実。<br />
よって、引っ越してからしばらく、前から使ってるモバイルルーターと、OCNモバイルONE 70MB/日プランのMVNOで一時しのぎ。<br />
<br />
でも、PCで70MBは一瞬で終わってしまう。<br />
プラン変更といっても、最大で4GB/月。<br />
週末に持ち出すタブレットだけ、とかなら十分だろうけど、毎日PCで使って月に4GBとか足りるわけがない。<br />
<br />
<br />
どうしたもんかー、と思えば、<a href="http://www.plala.or.jp/select/lte/museigen/" target="_blank">ぷららモバイルLTEの方に、3Mbit/sの速度制限で、そのかわり通信量での制限がかからない、というプラン</a>があった。月額3000円ほど。<br />
3Mbit/sだったら、初期のADSLくらい。<br />
どうせ相手サーバー側の速度もあるんだから、数字上の速度は100Mbit光の1/33だけど、実効速度としてはそんな差にはなるまい。<br />
贅沢いわなきゃ足りるんじゃないか?<br />
<br />
また、ダメで結局光ファイバーなりを引くことになっても、外で使うのによさそう。<br />
私は電話会社回線のスマホ持ってないし、持つ気もないので、どっちみちMVNOの回線はひとつほしい。<br />
<br />
<br />
そんなわけで、注文。<br />
<br />
<br />
<h2>
●注文時</h2>
注文はふつーにネットから必要事項を登録するだけ。<br />
<br />
ただ、私の持ってるモバイルルーター<a href="https://www.ncxx.co.jp/product/ni-760s/" target="_blank">NI-760S</a>(<a href="http://uruwashino.blogspot.jp/2014/11/ni-760s.html" target="_blank">過去記事</a>)はいわゆる標準SIM なのだけど、ぷららでは標準は提供しない。microかnano。<br />
まあ、でんでんタウンでmicro SIMを変換するアダプターを買ってきて解決。<br />
<br />
発注したら翌日には発送されていた。<br />
<br />
<br />
私の場合は、もうモバイルルーターがあるから初期費用は手続料金だけ。<br />
なかったら、セットで割引してくれるキャンペーンをやっていた。<br />
<br />
<br />
<h2>
●速度</h2>
自宅では、LTEの電波はやや悪くアンテナ2本。3Gだとアンテナ4本フル表示。<br />
それでも一応、LTEのほうが速いかな。LTEで800Kbpsくらいは出る。3Gだと500Kbpsくらいだったかな。<br />
<br />
持ちだして電車に乗っちゃえば、電波が強まって3Mbpsきっちり出る。<br />
<br />
<br />
とはいえ、ぷらら無制限の実効速度って、ユーザー増加と回線増強のタイミングで良くなったり腐ったりと波があるという話。<br />
今後上がるのか、まだ下がるのか、現時点では不明。<br />
<br />
まあ、この程度の速度であっても、画像一枚が一瞬で出るか、上から表示されてくるのが追える(場合もある)か、というくらいの差でしかないので、さしあたりは十分か。<br />
<br />
<br />
<h2>
●ひかりTV</h2>
契約に、ひかりTVエントリープランの利用権も含まれていた。<br />
<br />
こんなん使えるんやろか、と思いきや、案外大丈夫な感じ。<br />
多分500kbpsくらい出てれば足りる。画質はそれなりだけど。<br />
<br />
もっとも、それほど見れる番組が充実してるとはいえないか。私が見る番組が偏ってるってのもあるだろうけど。<br />
<br />
<br />
奈良県ではサンテレビ・KBS京都とも入らないので、UHFアニメに弱い。<br />
今期でいうと「艦隊これくしょん」とか「アイドルマスターシンデレラガールズ」、あとは「実在性ミリオンアーサー」が映らない。<br />
なんとかネットで補えるといいのだけど……<br />
<br />
ニコニコ動画とかバンダイチャンネルとか、ネット動画を幾つか試してはみたものの、やっぱり回線速度が頼りなくて厳しい。<br />
ニコ動の場合はサーバー側な感じもあったけれども。<br />
バンダイチャンネルの方は、多分ちゃんと3Mbps出る場所でなら、という雰囲気。うちの実効800Kbpsだとわずかに回線負けする感じ。<br />
<br />
<br />
<h2>
●DNS</h2>
使っていて、なんか遅いことがあるなー、と思えることがあった。<br />
通信速度はともかく、レスポンスが悪い。<br />
<br />
そんな時に、Chromeの表示をよく見ていると、「ホストを解決しています」で待ちが入っていることが結構ある。<br />
もしかしてDNSサーバーが鈍いんじゃないかと思い、GoogleのパブリックDNS (8.8.8.8 / 8.8.4.4)に設定してみると、結構体感速度が上がった感じ。<br />
自動設定されるぷららモバイルのDNSよりは、Googleのほうが速そう。<br />
<br />
<br />
<h2>
●データ通信量</h2>
2月8日昼から14日昼までの6日で、4.42GBになっていた。<br />
そんなにガリガリダウンロードしたつもりはないのだけど……<br />
<br />
別に、この程度の量では制限などはないみたい。<br />
やっぱりPC用に数GB程度のプランじゃダメだなあ。<br />
<br />
<br />
<h2>
●まとめ</h2>
21世紀になった直後、初めて「ぶろーどばんど」とかいってやってきたフレッツADSLが1.5Mbpsで、実効速度が3~400Kbpsだったもんだけど、それを思い出すような速度感。<br />
実際の速度は今回のほうが速いけど、以前のADSLは64kbpsのフレッツISDNから乗り換えだったから、感動的に速かったもんだけどね。<br />
<br />
今となっては、遅いといえば遅い。<br />
けど、リアルタイムな通信速度が求められるのは動画くらいのもの。<br />
動画にしたって、あまり高画質なのが無理なだけで、画質を下げれば十分見られる。<br />
私は元々あまり見る習慣がないから、特に問題にはならない。<br />
<br />
ある程度速度がないと、ウェブが重くなってる現代ではブラウジングすら苦しいけど、3Mbpsあれば概ねOKだと思う。<br />
200Kbpsで画像の多いページを表示させて、読み込みきれずにタイムアウトする画像ファイルが出ちゃうのは、まあ仕方ない。<br />
けど、実効800Kbpsくらい出ていてそうなるほど画像が重いウェブサイトがあるなら、それはサイトのほうが悪いと思う。<br />
私が使う範囲だと、使いものにならないほど重いサイトはなかった。<br />
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大きなファイルのダウンロードは、現実的に待てる程度の範囲でダウンロードできればよい、と割り切りが必要か。<br />
実効800Kbpsしか出てない状態で、100MBのファイルを落とすのに必要なのが、1000秒=16分20秒ほど。ちと苦しいが、他のことやってりゃ終わるだろう。<br />
実効3Mbps出てる状態なら、5分弱。<br />
とはいえ、Windows 7のサービスパックで500MBくらいあるはずだから、たまに苦しいタイミングは生じてしまいそうではある。<br />
こういうのは寝てる間に仕掛けて朝にとか、出勤前に仕掛けて帰宅してとか。<br />
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家のPC用回線としては、下限ギリギリに近いプアさではある。<br />
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メリットとしては、モバイルルーターと一緒に、回線ごとそのまま持ちだして外でも使える。<br />
ひとり暮らしなら、家にいなくなれば回線もそこになくてよくなるから、回線ひとつを自分で持ち歩く合理的な使い方ができる。<br />
そうなると、通信量による規制がないのが強い。<br />
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SMSつきプランのぷららSIMを、テザリングできるSIMフリースマホに入れて、電話は050+あたりのIP電話にしちゃえば、ひとつに全部まとめられる。<br />
これで荷物が減り、量も時間も場所も気にせず、しかも安く使える。<br />
経済合理性はなかなかのもんじゃなかろうか。<br />
<br />無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7636440114373505593.post-78477258959761985622015-02-10T23:16:00.000+09:002015-02-10T23:16:14.316+09:00Reader Storeの入荷リストの改悪私は結構前からSONY Readerを愛用してるもんで、いかなシェアが低かろうと、ずっとReader Storeを利用していた。<br />
夜になるとサーバーが重いとか、入荷ペースが遅いとか、不満があるといえばあるのだけど、やっぱり電子書籍は一度客になったところからは離れづらい。<br />
なんたって端末の出来が好きなので、SONY Readerを使うこと自体は満足している。<br />
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が。<br />
ちょっと引っ越しでごたごたしていて、しばらくぶりにReader Storeの入荷リストを表示させてみると、これがまた酷い改悪。<br />
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<a name='more'></a><br /><br />
Reader Storeの入荷リストって、以前は、単にテキストでずらっと一覧が出ていた。<br />
入荷日ごとに区切られて、それが「コミック」「雑誌」「書籍」で区切られ、さらにコミックはレーベルなどで、書籍はジャンルなどで区切られたリスト。<br />
本一冊の情報は、書名と著者名と出版社と価格を書いただけ。<br />
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ほんとに味も素っ気もない、字だけにしてももう少し見栄えする表示の仕方がありそうな感じがする代物ではあった。<br />
10巻以上続く作品が一斉入荷されたら、並び順が1・10・11・12・2・3……とかになっちゃってたりするカッコの悪さ。<br />
<div>
よくわからないカテゴリ分けされてることも多かった。何でその作品がSFなんだよ、とか。</div>
<div>
<br /></div>
当然のことながら、見づらい。と思われていた。<br />
私も、新刊リストで見落としたものを、後でたまたま検索で見つけたりしたこともある。<br />
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それとは別に、カテゴリ検索に「新着」というのがあって、そっちだと書影入り一覧表示ができた。<br />
ただ、私にはページあたりの情報量が少なくて、少々鬱陶しい。<br />
これはほとんど使ったことなかったな。<br />
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そこで今回の「入荷リスト」の改訂。<br />
もしかすると、これまでの「新着」カテゴリの内容が出るようになっただけかもしれないけれど。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKxUKRLRuHmQpb9utqSXvtcrzo4JRt8MT1xB9nydRJkr0NxKqcpmLX556QHRs_wueTMV_sbjLkEeOzfQcmYteIFcq987pMASQwHGENefqtYqvkUmqkBIAduCuuA19GwOta6FoMzY1ivSsY/s1600/Clipboard012.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiKxUKRLRuHmQpb9utqSXvtcrzo4JRt8MT1xB9nydRJkr0NxKqcpmLX556QHRs_wueTMV_sbjLkEeOzfQcmYteIFcq987pMASQwHGENefqtYqvkUmqkBIAduCuuA19GwOta6FoMzY1ivSsY/s1600/Clipboard012.jpg" height="448" width="640" /></a></div>
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開くと、こういう表示になっている。<br />
一見すると、書影付きになって見栄えがよくなったわけだが。<br />
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これがまあ、利用に支障があるレベルでダメだった。<br />
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上の画像は、開いた直後の表示。<br />
これを、ずっと下にスクロールし続けると、こんな表示になる。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioYmrtXoY2TpkXmTszyZSQIZwcLn0J0DBuAE38AuLVWisDEPT7ctA83RBYVFTli4At8FuSnaeUHNiTD1cD0-4FKDezPe-fJ92pjRI-PIuRMAEifX1t5xiTir761xGJ7zO2YkFOyXuaEW9a/s1600/Clipboard01.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioYmrtXoY2TpkXmTszyZSQIZwcLn0J0DBuAE38AuLVWisDEPT7ctA83RBYVFTli4At8FuSnaeUHNiTD1cD0-4FKDezPe-fJ92pjRI-PIuRMAEifX1t5xiTir761xGJ7zO2YkFOyXuaEW9a/s1600/Clipboard01.jpg" height="422" width="640" /></a></div>
<br />
すべてを一括で読み込んでしまうんじゃなくて、ページ下端までスクロールすると逐次追加読み込みされるようになっている。Twitterみたいなやつね。<br />
これが、前から重いReader Storeのことで、追加読み込みが引っかかってやたらと待たされることがよくある。<br />
長いと1分くらい待ったりする。スムーズにいっても5秒くらい。<br />
(但し、今うちの回線は1Mbps以下なんで、スムーズに行って5秒というのは、回線が良ければもっと縮まるかも。でも分単位の待ちは向こうのサーバーレスポンスの問題だろう)<br />
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それほど大量に一気に読み込むわけではないから、送っては待ち、送っては待ち、かなりテンポが悪い。<br />
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また、表示されている書影の行ごとの間隔がやたらと長くなっている。<br />
雑誌やアンソロジーなどで、著者欄に何人も書かれて無闇矢鱈と長い本がたまにある。<br />
そういうのが出ると、それを表示しきれるように行間隔が変更され、すでに表示している部分を含めてすべて行間隔を伸ばしてしまう。<br />
それで、表示がこのように間抜けになる。<br />
さらに、読み込み・再表示が行われた直後に表示位置が飛んで、今まで自分がどこを見ていたか見失う。<br />
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そして最悪なことに、表示冊数が増えるほど、どんどんブラウザが重くなっていく。<br />
多い週で2000冊以上入荷するのに、ざっと500冊くらいで目に見えてスクロールが遅くなる。<br />
こちらの環境は、chromeにCore i7-3517Uとメモリ4GBだ。<br />
電子ブックストアの新刊リストを表示させて重いというのを、スペック不足に帰するほどプアな環境でもないように思う。<br />
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多くなれば重いなら、絞り込みで一度に表示する数を減らせればいいのだけど、絞り込みが大雑把すぎる。<br />
画像にも出ているけど、全部で1500冊ほどあって、コミック500冊・雑誌100冊・書籍900冊の3つしか絞り込み範囲がない。<br />
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つまりは、壊滅的に一覧性が悪くなった。<br />
見るのに時間ばっかりかかる。<br />
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これ作った人、使ってみて使いづらいと感じなかったんかな。<br />
あるいはもう、「書影付きじゃないとカッコ悪いから付けろ」と上から強要されて、こうするのが精一杯だったのか。<br />
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まあこんな言い方すると装丁の方に悪いのだけど、そもそもこんな小さな書影は、情報としてどれほど役に立つだろうか。<br />
コミックにしても、絵の好き嫌いを判断できるほどの大きさには見えない。<br />
書籍、特に決まったフォーマットの表紙になっている新書なんか、最初からタイトルと著者名しか書いてないわけで、それならテキストでよくないか。<br />
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「今後の配信予定リスト」は、過去の入荷リストに似た表示なのだが、こんな内容。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJGmTCaXG84co3NSccwpS311TxtM8OWRCp9NI-5oc9Mv6s84YkkddTVwyA9Q8ryOGdnmJlYOJJUQ39Z9pZWMLmBCXOe89u5PdOj2CAyfjeBA9R-zvMjn7uv2oVaC6gEgSC6C9AnVx8eOMS/s1600/Clipboard013.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjJGmTCaXG84co3NSccwpS311TxtM8OWRCp9NI-5oc9Mv6s84YkkddTVwyA9Q8ryOGdnmJlYOJJUQ39Z9pZWMLmBCXOe89u5PdOj2CAyfjeBA9R-zvMjn7uv2oVaC6gEgSC6C9AnVx8eOMS/s1600/Clipboard013.jpg" height="348" width="640" /></a></div>
確か、過去の入荷リストだと、対応端末の表示がなくて、もう少し窮屈に表示されてたかな。<br />
いずれにせよ、これで十分だと思う。<br />
少なくとも、ざーっと見るのは圧倒的にやりやすい。<br />
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というか、入荷リストにしても検索にしてもカテゴリ表示にしても、書影なしのリスト表示モードがあればいい話だし、それが実装されてないのがいかんよなあ。<br />
私の感覚だと、あって当然なのだけど……<br />
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サーバーのレスポンスがもっと良ければマシになるけど、Reader Storeが重いのはもう何年も前から、それこそ私がPRS-T1を買って以来ずっとだから、サーバー増強する余力もないんだろう。<br />
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せめて、絞り込みをもっと細かくできれば、大量に表示させてブラウザが重くなることだけは回避できるのに。<br />
どっちみち私がハーレクイン買うことなんてないんだし、多少は時間ロスも減らせるし。<br />
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しかしほんとこれ、現状のだと、本当に新刊チェックをやってられない。ひどすぎる。<br />
このままじゃ、Reader Storeから買うのやめてオール自炊にしてしまうぞ。無謀庵http://www.blogger.com/profile/14681618223417145688noreply@blogger.com