2012年5月21日月曜日

金環食 w/ CAMEDIA X-1

珍しいイベントということで、わざわざ有休とって撮影しにいってみた。




本当はちゃんとしたND100000フィルターなどを使うべきなのだけど、あれはかなりいい値段がするので、肉眼用の日食グラスを切り貼りして古いコンパクトデジカメにくっつけてみた。

これはいい加減なやり方だから、最悪、カメラのCCDやシャッターなどが集光された光で破壊される可能性もあるので、あんまりいいカメラ使いたくない。
幸いうちには壊しても惜しくないジャンクなデジカメがゴロゴロしているので、それなりに画素数があって、あまり広角系でないものを、ということで、CAMEDIA X-1を選定した。

CAMEDIA X-2も持ってるので、画素数少ないだけのX-1ならまあ、壊れてもいいかなあというところ。
また、X-2の500万画素CCDのうち真ん中400万画素分を使ってるのがX-1なので、どちらも太陽が写る大きさは変わらない。
露出はどれぐらいにすべきかわからなかったが、オートではちゃんと測光できそうにないので、マニュアル露出も必要だった。



実際にやってみると、やはりAFがほとんど合わない。
マニュアルで無限遠に固定できるカメラのほうが良かったかもしれない。が、まあ、合焦不能警告が出つつも、大体あっていた。

露出は意外と暗く、F8.0-1秒-ISO80くらいの露出が必要で、三脚持っておいたのは正解だった。
三脚でカメラを向けておいて、自分の目でも見ながらシャッターボタンを適当に押し続ける、という手抜きもできたし。



うまい具合に金環食前後には雲がずれてくれたので、よく楽しむことができた。
適当に雲がかかって、雲間から欠けた太陽が肉眼で見れたようなタイミングもあった。

食が大きくなってきた頃には、日の高さと明るさが合わなくて、あたりの景色が異様な雰囲気になっていたりもした。
こういうのも撮影しておこうと思って、他のカメラを一台持ちだしていたのだけれど、こともあろうにそのカメラが故障していた。残念。


写真サイズが上限に引っかかったか、少し小さくされてしまったので、フルサイズの写真はPinterestへ。