今度はTOKYOに来ています。
よって、ブログタイトルを変更したいんですが、何か圧倒的にダサいタイトル案ないでしょうか。
いちいち東京をTOKYOと書いたり、コンクリート・シティとか眠らない街とか80年代の残骸みたいなセンスがポイント高し。
この記事は珍しくコメント欄をあけてみるので、いいのあったら書き込んでください。
何もなければ、おのぼりさんを直訳して「ミスター・ハイライズ」にしようかと思ったんですが、これダサいblogタイトルというよりダサいハンドルなんで、うーん。
で、TOKYOで仕事するにあたってスマホを持ってくれ、と注文が入りました。
どうしようかと思ってたんだけど、freetelのpriori2がなかなか需要にフィットしそうだったので購入してみました。安いし。
ビックカメラのアウトレットで、展示品扱いのもの(見たところあまり傷などもないので、単なる開封品かも)に別売りのフリップカバーがついて、税別9560円だったかな。通常売価と較べてあんまり安くもないんですが、まあ。
今まで使っていた環境は、ASUS MeMOPad HD7とモバイルルーターという組み合わせ。
◎期待より良いところ
・思ったよりスペック高い
MeMOPad HD7もpriori2も、CPUはクアッドコアでクロックにも大差ないのだけど、比べるとpriori2の方が若干上のよう。MeMOPad HD7が、Mediatek MTK8125、priori2がMT6582。
時期的にもどちらも13年後半くらいに出たSoCで、クロックが1.2GHzか1.3GHzかの性能差がある程度と思う。他は3G通信とか電話関係の差かな。
体感レベルではけっこうはっきりpriori2が上に感じるけれど、これはスペックの差というより、MeMOPad HD7が1280x800、priori2が854x480と解像度が半分以下で、グラフィックの負荷が小さいことが大きそう。
小さくなる以上は性能ダウンを覚悟していたけど、そうでもなかった。
・思ったより液晶悪くない
それなりに発色してるし、視野角もまとも。底辺クラスだからTN液晶かと心配してたけど、どの角度で見ても色が裏返らないからTNではないらしい。
解像度こそ854x480のFWVGAとはいえ、Androidってなんでも適当にスケーリングするOSだし、それが不都合に直結するわけでなし。
また、MeMOPad HD7ではオミットされていた光度センサーがちゃんとついていて、明るさ自動調整もできる。
・メモリー1GBとAndroid 4.4が優秀
Androidって、4.4あたりからメモリー管理がよくなって、少なめのメモリーでも快適になったらしい。MeMOPad HD7も1GBだったが、Android 4.2だとそれなりに苦しくて、ちょっと多めにアプリを起動すると、すぐバックグラウンドに回したアプリが終了されていた。
priori2も同じ1GBだけど、結構多めにアプリを立ち上げても断然快適。
ここは体感的にすごく良かった。
・GPSが頑張る
どうもMediatekのSoCってGPSの個体差でかいらしいけど、このpriori2の個体はなかなか優秀。例えば鉄道移動中にも、MeMOPad HD7の方は大きな駅ビルのある駅で衛星を見失い、その後いつまで経っても見失った駅に位置が貼り付いたまま、なんてことがたまにあった。
priori2だと、電車に乗っていても長時間見失うことはなく、大体適当にとってくる。個体差が良いのを引いただけかもだけど。
ただ、地下鉄での動作にちょっと癖がある。
大体の駅では駅のWiFi位置情報を拾い次第その駅に場所が移るんだけど、トンネル出口近くで暴れる。
トンネルに入るときは、トンネル入口のGPS位置に固執して、トンネル内の駅でWiFi位置を拾っていそうなのに反映されない。
トンネルを出るときは逆に、随分早くからトンネル出口やその次の駅あたりに位置が飛んで、トンネル出口近くの駅のWiFi位置を無視する。
例えば東京メトロ東西線を本八幡から中野方面に乗って行くと、地上に出て橋を渡ってからトンネルに入ると、トンネル入口で張り付く。そこから取れる東大島駅はいいけど、次の大島駅のWiFi位置情報を無視してしまって位置が移らない。
また、高田馬場までは駅ごとにWiFi位置を取るけど、落合駅は無視してトンネル出口の中野駅まで飛んでしまって取れない。
3G回線・WiFi・GPSそれぞれの優先度とか兼ね合いのせいかな。
・固定ボタンがある
MeMOPad HD7ではソフトウェアボタンだけだったけど、priori2ではメニュー・ホーム・バックのボタンが、物理キーではなくタッチボタンながら搭載されている。嬉しい。・裏蓋交換自由
裏蓋と交換するフリップカバーは、なんだかんだで意図しない操作を抑止できるので嬉しい。開くと自動ONするようなものではなかったのが惜しい。できると楽なのに。
通常裏蓋にはベルクロテープを貼り付けて、スクーターのコンパネにマウントできるようにした。
スクーターにナビが搭載できちゃって実に便利。同じくベルクロテープつけたモバイルバッテリーも一緒にマウントしたら、電池の心配もなし。
スクーターみたいなある程度の「面」が存在するものにスマホをマウントするなら、難しいマウンター考えるより、ベルクロで貼っちゃうのが楽。100円ショップで、しっかりしたテープがついたベルクロが売ってる。
○聞いていたとおりのこと
・MVNOでテザリングOK
聞いていたとおり。USBテザリングも、WiFiテザリングも問題なく動作。便利。これならモバイルルーターいらないな。
・バッテリー交換OK
聞いていたとおり。私は交換できる方がいいな。・LTE非対応
聞いていたとおり。今時だとここがネックになるのかな。3Gだと下り20Mbps程度が上限か。私は十分だと思うんだけど。
×思ったより悪いところ
・ぜんぜん電池もたない
位置ゲーをやると、GPSを常時稼働させながらゲームアプリや地図を起動してガンガン通信もする、という結構ハードなことになっちゃうけど、そうすると電池がすぐ終わる。Battery Monitor Widgetで時間ごとの消費量を表示させたりしてると、たまに35%/hとか表示されて戦慄することが。
今いれているぷららモバイルLTE定額無制限プランのSIMは、SMSや音声通話がない。
バッテリー消費の一番上にいつもセルスタンバイがいるから、例の問題が起きているのかなと思ったものの、聞くところによると端末側で対策済みらしい。
通話つきSIMに変更予定なので、比べてみる予定。
・タッチパネルがひどい
ある程度噂には聞いていたんだけど、まあ、通常の使用にそこまで問題がありすぎるというほどではないかな。2点しかタッチできず、かつピンチイン・アウトが暴走しがちなんだけど、どうも中央近くを使って2点タッチを行うとなぜか失敗しやすい。
画面下寄りに親指を置いたまま、画面上の方だけ使って人差し指でピンチする、といったやり方ならあまり暴れない。
どうも、画面縦方向の中央あたりに動作の怪しい部分があるみたいで。
他にも、画面下端に無反応な部分がある。
フリック入力時、最下段のキーをさらに下にフリックするような操作はしばしば失敗する。
・デレステのプレイに支障ありすぎ
デレステは、低スペック端末に対して、画面解像度を強制的に半分に落とすという乱暴な処理をしてくる。しかもそれを拒否できない。元々854x480の画面を427x240まで落とされたら、さすがにあまりにもみすぼらしくて辛い。
3Dモードは少々きびしいけど、2Dモードなら無理というほどスペック足りないわけでもないみたいなんだけどな……
また、中央を含む同時押しノートが、タッチパネルの問題によって無視されて大抵MISSになるので、フルコンボ取れない曲が出る。
同時タップじゃなくて僅かにずらすことで反応させることはできるけど、コンボを途切れさせずにやるのはかなり難しい。
・夏場の充電はオーバーヒートあり
ちょっと条件が極端だったので、端末の問題とまではいえないんだけど。ベルクロでスクーターにマウントしてナビを動かしたまま、晴天の中でモバイルバッテリーで急速充電していたら、「温度が上がっているから至急充電を止めろ」との警告が出た。
走行風で冷えるかなあ、と期待したけどダメで。
警告が出た時点で自動的にカットしてるならいいけど、そうでないなら、かばんの中で充電したりして加熱した時なんか怖いな。
警告の内容が「充電を止めろ」だったので、勝手には止まっていないような……
・My Tracksの動作が怪しい
2015年9月現在のバージョンでは、なんか動作が怪しい。ロギングとかマップ表示じゃなくて、記録データのリストを表示させるところで暴走してしまうことがよくある。
旅行やツーリングのお供に欠かせないアプリなんだけどな……
○まとめ
LTEに対応しない、タッチパネルが頼りない、バッテリーが持たない、という3点については我慢が必要だけど、他に大きな問題はなし。LTEは気にしないことで、タッチパネルはコツを掴むことで、バッテリーはモバイルバッテリーを持つことでそれぞれ対処できる。
たった1万円で、SIMカードも選ばない、そこそこ使える端末が手に入るというのはなかなかのもん。
まだガラケーのひとが、ガラケーを維持したまま、priori2とMVNOで安くスマホを試してみる、なんて場合にはちょうどいいんじゃなかろうか。
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