今日も今日とて天気が悪いが、御所の方に天皇陵巡りに。
今日のカメラは久々に大物で、サイバーショットDSC-F505V。
私がデジカメ触り始めた頃に憧れたシリーズのひとつ。それなりに長続きしたシリーズで、2002年秋のDSC-F717まで続いた。
デジカメという商品は大体1995年くらいから世にではじめたが、当初はデジタルガジェット感が強く、撮影用品としてフィルムカメラとは差が大きかった。
しかし少し時代が進んで100万画素を超え、200万画素に近づく頃から、撮影装置としてフィルムの一眼レフに勝負を挑むような製品が出始める。
オリンパスならC-1400L、CANONならPowershot Pro 70、そしてソニーはCybershot Pro DSC-D700というのを出した。
D700はレンズ一体型一眼レフで、今でも
COOLPIX P510とかの高倍率ズーム機にあるような、オーソドックスなデザインだった。
その後続けて、DSC-F505Kという、明るい巨大な高倍率ズームレンズ(といっても5倍だけど)の鏡筒に、コンパクトなカメラ本体を接続したような、
異形のカメラを繰り出した。
このシリーズがまだ売り場にあった頃、高画質レンズを搭載するデジカメとしてはこれが理想の形じゃないか、と私には思えていたものだが、ようやく今頃試してみる機会を得たわけだ。