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2011年6月19日日曜日

西神&新長田鉄人三国志

近畿圏の鉄道乗りつぶしを進めるべく、今日は神戸市営地下鉄に着手。


三宮まで普通に移動して、神戸市営地下鉄西神山手線に乗り込む。
山手線の東端は新幹線駅近くの新神戸駅だけども、そっち方向はそのまま北神急行を経て神戸電鉄谷川駅につながるので、西の方へいく。

地下鉄、といいつつ途中から地上を走る。
西神山手線というものの、東から順に山手線・西神線・西神延伸線と、時期やら作った理由やらが違うらしくて、本当は別路線であるらしい。直通しか走ってないが。

地下鉄なのに沿線風景を眺めつつ走ると、山岳の田園風景と、ニュータウンが交互に出てくる。
まあ神戸を東西じゃなく北へ開発しようと思えばいやでもこうなろうが。


西神中央に着いて、とりあえず降りてみる。
駅前は、千里中央とまではいかないけどかなりの規模の商業地。
とりあえず一回りして、まあ私が欲しがるようなもん置いてる店はないとアタリマエのことを確認し、駅から南の方へ向かう。

駅の南には西神中央公園というのがある。
もともとあまり、あれこれ設備をつくらず雑木林と草原を広げる感じの公園らしいのだが、雨のせいもあって人っ子ひとりいない。広い公園にだれもいないのはなんか妙な雰囲気だ。


公園内に唯一という感じで、神戸市埋蔵文化財センターというのがある。
もともと西神のほうはかなり古墳や遺跡が出るところだったそうで、あれこれ掘り出されてきているのをここにまとめてある。
展示規模はそれほど大きくないけれど、展示の仕方が見た目に小洒落てるのがさすが神戸というとこだろうか。内容的には簡単な方ではないと思うけれど。
須恵器とか土師器ばっかじゃなくて、磁器らしいのもあったから、出てくるものの時代がかなり広いのかな。


駅に戻って、西神山手線の途中駅で、海岸線への乗換駅たる新長田駅で下車。

新長田といえばアレ。



人間やビルとの対比でスケール感が
デ……デケェッ!!
こりゃタッパはオレよりはるかに上ッ!!


鉄人から続く商店街は、鉄人近くあたりはなかなかの活況。
横山光輝にちなんで三国志をプッシュしているので、のぼりが並んでいたり、看板が立っていたり、石像が建っていたりする。




かなり広い沖縄物産ショップがあり、ついあれこれ買い込む。(長田も三国志も鉄人もまるで関係の無い行動)
特に左翼的な意味はないのだが、沖縄は結構好き。
琉神マブヤーのDVDの前で買うか買うまいかしばし逡巡したけれど、とりあえず今回はパス。

関係あるのだが、アイマス2最大の難点は響が沖縄のイントネーションで喋らんことであろう。
うちなーぐちで喋られると困るけれども、沖縄の人の訛りは聞いてて心が和むのに。


さらに三国志のぼりを追いながら歩いて行くのだが、商店街の常で駅から離れるほど賑わいが下がっていく。
かなり落ち着いてきたところで、「KOBE三国志ガーデン」に到達。


で、商店街のこのあたりは、シャッター街っぽくなってきている割には、道の両側に並ぶ店舗は、震災後に建てなおされた、ブロックひと続きの大きな建物だったりして、少々賑わいに対して建物が立派すぎる感がある。
立派な空きスペースを活用すべく作られたものだろう、というのは見たとおりで、入った感じもなんかちょっと、そういう感じがある。

400円払って三国志ジオラマ館に入場。
横山光輝三国志・水滸伝の展示解説があり、レッドクリフがらみのエリアでは撮影で実際に使われた武器(このへんお金はかかってそうではある)があり、中国にある武候祠の紹介があり、それから長大なジオラマがくる。
ジオラマは……なんかちょっと、全体として見れば大きいのだが、100シーン以上を詰め込んでしまったというだけあってどうにも散漫で、全体として何のジオラマだかわからない感があったかな。部隊が槍を合わせてるすぐ横で、食事を配給してる人らがいるようなことになってる。
ごく横長なスペースだったと踏まえても、赤壁とか長坂橋とか、関羽の脱出行やら絵になるところを5つ前後くらいにしたくらいのほうがいいような。



さらに横山三国志のぼりを追って歩いて行くと、どんどん生活感あふれる商店街になっていく。
まあ、こういう空きスペース埋め丸出しのものも現れてくる。
しかしこういうのは結構嫌いでない。

魏の五大将、というけど名前がひとり抜けている。于禁かな、と思ったら于禁だった。
私が読んでた頃の三国志じゃ、劉備の五虎大将軍ならなんぼでも出てきたけど、あんまり魏の五大将なんて言ってた記憶ないのだけどな。どこから出たのだろう。
あと、私のやってた頃の光栄三国志では、楽進と于禁は妙に扱いが悪いもんだから、当時小学生の私に于禁や楽進が大物だと思わせなかったな。

ちなみに横山三国志のぼり、諸葛孔明のが出てくるのはかなりうらぶれたエリアに入ってから。


そんなこんなで一回りして、こんどは地下鉄の海岸線へ。
これは特に地上に出たりもせず、ひたすら地下を走って、他路線の三宮駅より少しだけ南にある三宮花時計前駅に到着。
そこから帰路へ。