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2013年3月29日金曜日

住吉公園の桜 (COOLPIX S8)

少しは桜くらい見ようか、でも混みすぎるところは嫌だなあ、ということで、住吉公園に。





まあ何度も行ってるところなので、桜ばかり。
しかしCOOLPIX S8、思ったより寄れなくて困った。
マクロモードでズーム中域なら4cmから……というのだけど、実際はどうあれ奥ピン乱発。画面真ん中に花を置いてるつもりでも外してること多々。

ただ、気づかなかったけどちょっとレンズにズレがあるのかして、画面右側に顕な乱れがある。マクロ怪しいのもこのせいだったろうか。


住吉公園から住之江公園まで歩いてみた。
ちなみに住吉川北岸の遊歩道を歩いていると、姫松橋で渡らないと次は新なにわ筋まで渡るところがない。


公園に隣接して、大阪府護国神社がある。
石垣をふと見たら、大鵬と柏戸の名前があった。
関東では「巨人大鵬卵焼き」というが、関西では「阪神柏戸お好み焼き」なんて言うたそう。


桜と拝殿。貴様と俺とは同期の桜。
あ、指写り込んでら。


COOLPIX S8は、うーん。
私が初めて屈曲光学系のレンズを持ったデジカメを使ったのは、SANYO Xacti J1だったのだけど、あれはカメラとしては悪くないけどいかんせん画質が辛かった。ひどく逆光に弱くて……
ニコンならきっとなんとかしてくれる、とちょっと期待したけど、うーん。

まあ、さすがにレンズエレメントにズレがあるっぽい、と思われるような絵を吐いてる個体だけど、歪曲収差は大きいし、周辺光量も落ちるし……と、どうも頼りない感じ。
ピントがどこいくかわからん感じで、なんか思わぬピンぼけ写真が多かった。Xacti J1やJ4もAFが頼りないカメラだったけど、屈曲光学系なのと関係あるのかな。
屈曲光学系だと、例えばシンプルに全群繰り出しでピントを合わせるわけにもいかんだろうから、単なるピント合わせ動作がややっこしい動きになる、とかはあるかもしれない。

曇り空だったからある程度しかたないけれど、それにしでも随分アンダーで随分地味な絵作りにも思える。
(今回の写真はもう全部標準露出で撮って後から直した。なので、今回の写真の露出がバラバラなのは私の補正が雑でバラバラなだけ。ただ、すべてのカットをオーバーに補正してはいる)
いや、それならそれでいいんだけど、露出補正がメニューの中にあったりする初心者仕様。
なんか噛み合ってない気がする。初心者向けの絵ではないような気がする。晴天で撮れば違うだろうか。

また、マクロモード切り替えるべく十字キー下を押したら、いちいち「ON/OFF」の選択メニューが出る。そしてもう一度下を押してONを選択し、OKボタンを押して確定しないと切り替わらない。
なんというか、基本的に頭の良い人しか相手にしていなかった秀才が、急に「誰でもわかるように親切にしろ」と言われて、よくよく考えて必要以上に丁寧にやったみたいな……

その十字キーもまた、OKボタンの周りにロータリースイッチ、その外周の薄い枠のような部分が上下左右ボタン、となっている。
薄い枠だけ押すのは押しづらい。ロータリースイッチごと押せばいいようになっている(ロータリースイッチは傾くけどそれ自体は反応しない)けど、気持ちが悪い。
なんでこんな、安上がりでもなさそうなもん使うんだろう。ロータリースイッチを使う機会なんかさっぱり見えんかったのに。

で、指が写り込む。
私はいわゆるライカ持ちに近い、左人差し指の上にカメラを載せて、親指でカメラ上左端を押さえる、という持ち方をするもので、広角側だと指が入ってしまう。
左上隅に人差し指を掛けるような持ち方をしても当然写り込むだろう。
結構レンズが正面から見て右上隅にあるのは多いけれど、どうなんだろう?


そんなこんなで、どうにもしっくりこないカメラだった感じ。
多分、ふつうの人向けのカメラなんだろうと思う。好きな人が一眼レフのサブに持つとか、そういうもんじゃないんだろう。
どうも時代によってやり方は違うけど、ニコンはふつうのひと向けと決めたモデルは、ある程度分かる人の感覚は遠慮なく無視するようなイメージがあるなあ。
COOLPIX S01なんて、ストロボモードがいちいちオートに戻るなんて仕様でなければ、出てすぐにでも買ってたのに。

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