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2014年10月12日日曜日

Android再々々々挑戦記 (ASUS MeMO Pad HD 7)

今更一年落ちの、ごく平凡なタブレットのレビューなんか世の役にはあんまり立たないと思うけれども、スマホを持たないせいで流行にのれてない人の失敗記も書いておくので、同じ轍を踏まぬよう。


昔から私は、Androidと不思議に縁遠い。

いきなり、初代XPERIA発売の1ヶ月ほど前にガラケーを壊して機種変を余儀なくされたところから、すれちがいが始まる。
その2年縛りが過ぎた2011年末頃には、周りはしょぼいおじさんまでタッチパネルつついている。しかしまだ端末のクオリティはひどくて、あらゆる機種で不具合の嵐。
しかもガラケー最後のあがきのような変態携帯花盛りの時代で、デジカメケータイやプロジェクターケータイを横目に、変態の極北・Windows 7ケータイF-07Cを選んだ。

そして今に至ってしまい、デジタルに強い人と周囲に思われている割に、頑なにガラケーを引っ張る側の人になってしまった。



過去のAndroid端末選択ミス歴

(有益なこと書いてないので、MeMO Pad HD7について検索してきた方などは飛ばしてください)

そんなガラケー派の私だが、世間がこれだけスマホばっかり使っているのでは、Android端末のひとつくらい持ってないと、できないことがあって不都合が生じる。そういうわけで、何度かAndroidタブレットを買ってみたりしてきた。

私はまだKindleの国内販売がなかった頃からの電子ブックリーダー愛用者で、6~7型程度のサイズは、片手で持てて、しかも見やすい画面サイズになるという認識があった。
10型のでかいタブレット持つならノートPC持ちだすし、私は身体も手も巨大だから、スマホサイズじゃちと小さすぎる感がある。(これは最近のうすらでかいスマホならよさそうだけど)
ここはずっとブレず、7型以下くらいのタブレットばかり選んでいる。

あまり最新・高級モデルを買う気もないので、最初の一台は1万円以下で投げ売りしていたNECの無印LifeTouch
2010年末くらいに出たもので、Android 2.2までしか上がらないから、使えないアプリが多い。
しばらくキャッシュを食わせたgoogleマップを使っていたが、これもマップアプリがどんどん重くなって使うに耐えなくなっていった。
液晶の視野角も狭すぎて、縦持ちだと左右で違う色に見えて恐ろしく見づらい。シングルコアCortex-A8 ・メモリー384MB・内蔵ストレージ1GBと、さすがに古すぎるスペック。

十字キーがあったり、感圧式タッチパネルだからスタイラスで正確に操作できるところは気に入っていたものの、さすがに遅くて使ってられなくなって死蔵。
タブレットにTN液晶は論外、メモリーの少ないのAndroidは止まりまくる、バージョンはせめて2.3でないとつまらん、と学習した。


次に、一回り小さく液晶がきれいで、Androidも2.3になるSHARP GALAPAGOS EB-W51GJを買ってみた。これも投げ売りで一万円弱。
しかし、買う前からわかっていたとはいえ、GPSがないから地図端末にならない。ついでにカメラもない。
Android 2.2から2.3になって、アプリの幅が広がるかと思ったら、思ったほどでもなかった。スペック低くてすぐ止まるところも変わらない。
電子ブックリーダーとして使うにも、当時SONY Readerを持っていて、比べると重いし目が疲れる。

結局、うまい使い方を見いだせないまま、弟が「なんでもいいからタブレットほしい」というのでくれてやった。
Android 2.3でもやっぱりつまらん、GPS必須、スペックももっと余裕を見よう、と学習した。
静電容量式タッチパネルが私の好みじゃないこともわかったが、これはもうどうにもならんな。


3代目には、またイロモノ選びたい病気が出て、SONY Tablet PのWiFiモデル。例によってモデル末期の投げ売りで15000円くらい。
これはメインメモリーが1GBあるおかげか、動作も安定していた。
Androidのバージョンも4.0.3でアプリにNGといわれることもなく、画面も十分きれい。
折りたためるとはイロモノだけど、実際この画面サイズをポケットに突っ込めるのは嬉しい。

ところがこれを、買ってまだ3ヶ月もしないうちに、落として壊すという失態。自損だから保証も効かない。
考えてみれば、私けっこうモノを落とす。ガラケーは頑丈だから耐えていたが、自重があるタブレットではちょっと無理だ。ストラップを付けて使うべきだったと学習した。
あとはまあ、さしあたりスペックはこの程度でも足りるかなと。内蔵ストレージ4GBはちょっとさびしいくらいで。


そして4台目に至って、やっと普通のモノというか、ASUSのMeMO Pad HD7 (ME173X)を見つけてきた。
多分新古品の中古扱い、8640円税込み。元々廉価モデルの一年落ちとはいえ、この値段なら格安と思うけどな。日本橋のジョーシンテクノランドで10台くらいあった。


モノ自体レビュー

CPUはクアッドコア1.2GHz、メインメモリーは1GB、液晶はIPSで1280x800、内蔵ストレージが16GB、さらにSDXCもいけるmicroSDスロットあり。
さすがに8000円前後では、中華タブレットの類でも液晶が800x480だったり、CPUもせいぜいデュアルコア、なんてものしか選べない。
まあ、スペックには文句ない。上を見ればキリはないにしても、さしあたり不足と感じたケースは少ない。

しかし、この機種は同時期のNexus 7と比較して、「スペック表に書かなければいけない部分はある程度贅沢に盛りつつ、書かなくていい部分は徹底してコストダウンし、割安感のあるモデルに」というようなコンセプトっぽい。
よって、スペックシート外がしょぼい可能性あり。

そう思いつつ意地悪に見れば、電源・ボリュームボタンに表示がない、USB・microSDスロットに蓋がない、一切のインジケーターランプが存在しない。
まあ、どれが何のボタンかわからんのも最初だけ、 microSDはともかくUSBの蓋はむしろないのが普通。
ただ、充電中を表示するインジケーターくらいは欲しかったかな。

筐体も高級感はないけど、表面処理もしてある。
手で軽くひねっただけで曲がりそうになるようなヤワさはないので、まあ思ったよりは良い感じ。
普通そんなヤワなはずがないのだけど、amazon Kindle 3は恐ろしくヤワで、手で曲げたらしなってはめ殺しのはずの裏蓋が外れるような、結構とんでもない代物で、実際それが原因で中のネジ飛んだりして結局一年半で死んだ。
ただし、SONY Tablet Pの犠牲によって学習したストラップについては、ストラップホールがなくて取り付けが難しい。なんかアイディアグッズ的なものがあるかもしれないが……
ストラップがあると、家でも吊るして保持できるのも便利なんだけどな。パイプベッドの柱にかけておくと、使ってそのまま枕元に置いて寝て、起きたら落下してたなんて事故を防止できる。

カメラが背面で若干出っ張っていて、平面に置いても安定しない。
大抵の場合で問題にならないと思うけれど、これって「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」をやるときに支障あるよね。ゲーム自体は快適に動くものの、ラブライバーは注意だ。

重さ300gちょっと。多分7型タブレットとしては標準的。
文庫本2冊くらいの重さで、仰向けに寝転がって持ち上げて使う、となるとちと重い。
読書とかにもしんどそうだ。普段使っているSONY Reader PRS-T3Sが160gで、読書ツールとしてはこれくらいでないと、長時間片手で使ってはいられない。
よってSONYのReader端末撤退には必死で反対したいのだけど、でもまあ、どう見ても売れてないもんな……みんな本なんか読まないんだよ……。

バッテリーライフも、半日使い倒しても十分もちそうだから、とりあえず不満なし。
スマホみたいに毎日持つなら、一日しか持たないなら一回充電忘れてアウトだから困るけど、タブレットなら別に、朝から夜まで持てばよし。
ただ読書端末としては、Readerは事実上バッテリー残量を気にする必要がないレベルで、全く比較にならない。

液晶画面もきれいではあるのだけど、なんかちょっと疲れる感じあり。
印象論だけど、PS Vitaの有機ELのほうが目が楽な気がする。
重量、液晶、バッテリーライフの3点で、Readerを抑えて読書ツールになることはできない。
また照度計もついてなくて、画面の明るさの自動調整もできない。うーん。

内蔵スピーカーは意外と音よし。
ヘッドホンにも、ホワイトノイズが聞こえるほど乗ってるなんてことはなかった。

ほんとにストラップホールだけは欲しかったけど、他はおおむね、期待したより上等。
廉価品だけあって細かい製造不良も多い機種らしいけど、とりあえずネットでいわれているような症状はなかった。

microSDカードは、内蔵だけでも16GBあって余裕あるけど、一応SANDISKの30MB/s 16GBが920円だったので、買って入れておいた。
つい習慣でこまめにSDカードにアプリを移しちゃったけど、よく考えると必要ないし、SDカード外せなくなるから本体に戻した。

内蔵アプリなど

いろいろインストールされているが、とりあえず私が使うようなものはKindleアプリくらいか。
入ってること自体が気に入らないようなものは特になし。
バッテリー管理などシステム系のアプリもあれこれあるようだけど、迷惑でもないのでそのまま。

タスクキラー機能のある「ASUS Task Manager」のウィジェットは、便利かと思ったものの、タスクを殺すとスタート画面右上の時計が止まるようだ。
ネット情報では殺してはいけないタスクがあるとのこと。Super Toolboxを以前から使っていたし、これなら特定のタスクだけ殺す対象から外せる。
しかしこのアプリ、無視リストに入れたが最後、どこで無視リストを確認するかわからず、そのタスクがなんというタスクだったか確認できない……

音声のボリュームがやたら大きいのは、「Audio Wizard」で省電力モードにすればいいとのこと。
音量が適正になって、バッテリー持ちもよくなるなら文句はないかな。
ただ、音が止まった時にアンプの電源が切れるような、かすかなポップノイズが聞こえる。PCのサウンドカードでこういう省電力がきいていると、えてして音の鳴り始めが切れるか遅延するかしがち。影響ある場合もあるのかも。

Android全般で通じることらしいけど、「設定」→「タブレット情報」→「ビルド番号」を7回タップすると開発者オプションが表示され、アニメーションの停止や速度アップができる。
Windowsでも無駄なアニメーション嫌いなので、とりあえず全部アニメなしにしちゃった。キビキビした気になって満足。


データ通信カード(L-02C)が使えるかの検討

前から、OCNモバイルONEのMVNO SIMを一枚持っている。
PS Vitaが少しの検索とtwitterくらいなら使えるのと、旅行にPCを持ち出す時にも、データ通信カードのL-02Cと合わせて使えば、無線LANが使えるかどうかを基準に宿を選ぶ必要がなくなる。

で、L-02Cを使えないだろうか、と検索してみると、どうやらPPP Widgetというアプリを使えばいけるような話が見える。
これを使うにはいくつか条件があるわけだが、まずroot権限。これはしかるべきアプリを入れたらすぐとれた。

しかし難渋したのが、L-02CをMeMO Padに繋ぐところだった。
MeMO PadはUSBホスト非対応、だったのだけど、最近のファームで対応するようになった、というネット情報。

On the Goケーブルを使って、L-02Cを繋ぐ。うんともすんともいわん。
ハブを経由すりゃいいと聞いて試す。うんともすんともいわん。
供給電力の問題になってる場合もあるらしいので、ハブをセルフパワーのものにする。うんともすんともいわん。
さらにネットで検索すると、セルフパワーの電源を使うのではなく、ハブのどれかのポートに標準A-標準Aの変なケーブル(偶然にもUSB-HDDケースのケーブルがA-Aだった)を使って電源を供給し、さらに別のポートにデバイスを挿せばいいという。
これらをひと通り接続した状態で、最後にOTGケーブルをMeMO Padに繋ぐ。おっと、ハブのデバイス認識インジケーターが付いて、MeMO Pad側はシステムは何も表示しないものの、PPP WidgetからNTT Docomoのデバイスが見えている。

で、結局L-02Cは、接続すると最初はドライバの入ったCD-ROMドライブとして認識され、一旦アンマウントすることでモデムとして認識される、という変な仕様に阻まれた。
なにしろシステム側がちゃんと認識してないっぽいから、一度アンマウントする術がない。
やっぱりこれは、USBホストにはちゃんと対応してないままなんじゃないかなあ。まあ、Androidの扱いがちゃんとわかってない私だから、ミスってるだけかもしれないけど。

どっちにしても、OTGケーブル、ハブ、A-Aケーブル、モバイルバッテリー、L-02Cと大量の物品を持ち歩いてまで、通信したいかといわれると。
モバイルルーター買ったほうがマシだな。


ちなみにまあ、USBモデムを接続することでWAN側を3G回線にできるモバイルWiFiルーター、というものを買ってみたのだけど、肝心のUSBモデムがL-02Cじゃダメで。あの一度アンマウントせにゃならん変態仕様が。

追加したアプリなど

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル

とりあえず興味あるゲームといえばこれだった。

音ゲーなのでタイミングのズレが気になったが、調整機能があって納得いくタイミングになった。私には-25が適正値に見える。
判定は正しいけど、タップして鳴るタンバリンの音がどうもズレる感じで気になるので、SE音量はゼロにしてプレイ中。
稀に他アプリの割り込みが掛かって邪魔されたりはするけど、おおむねタップを無視されるとか、フレームレートが低すぎるといった問題はなさそう。

タブレットでは少々画面が大きすぎて、画面全体を見通しにくい。左右に散らしつつややこしいタイミングでノートがくると判断が難しい。まあ、これはこういうもんか。

実はラブライブ!はアニメ1期を観ただけであまり噛んでないので、キャラの名前すら怪しいのだけど、 まあ楽しいゲームではある。元々音ゲー好きだし。

root取ってると起動しないプロテクトがかかっていて、PPP Widgetとは併用できない。まあしかたないなあ。

アイドルマスターシンデレラガールズ

サービスイン直後くらいからアカウントはあるのにほとんど放置してたので、久しぶりに。
ところが標準ブラウザでは演出が重くてやってられない。これはFlashかHTML5か……?
chromeにすると多少マシらしいのでそっちにしたものの、やはりかなり重いことには変わりない。

重くなってること自体は、以前LifeTouchで試した時に気付いてはいたんだけど、 MeMO Padでも解決しないほどの重さとは思わんかったな。何かやり方があるんだろうか。
「モバマス 重い」でぐぐると、主に「愛が重い」という話ばかりヒットする。佐久間まゆのことかと思ったら和久井留美のことだった。話についていけてないな……。

Ingress

面白そうだなと思ったが、外でも通信できないとプレイできなかった。
そのうちモバイルルーターを調達しよう。

OruxMaps

オフラインに地図を保存しておける地図アプリ。
オンライン地図として使えるのがOpenStreetMapなので、大阪の環状線内とか神戸三宮近辺など、ほんとに市街地でないと詳細な地図がないんだけど、まあ文句はいえまい。
OpenStreetMapはWiki的に有志が編集して作っていく地図らしく、明らかに変な編集がされてるけど気付かれずに放置されているようなのもある。まあ、気づいたなら私が直せよ、というモノだけど。

Amazon Kindle

タブレットを電子書籍リーダーの主力機にするつもりはまったくないけど、なにせ配信数が抜群に多いので、どうしても見たいものが出てくるので。

SONY Reader

こっちはすでに利用実績多数で、PRS-T3Sではモノクロでしか見れないカラーコンテンツを見るために。

絶版マンガ図書館

無料系のコミック配信アプリは多数あるけど、おっさんとしてはやはりJ-Comiが一番ヒットするよね。

ComicWalker

これは以前からPCで読んでる作品がいくつもあるので。角川系だけあって内容がいい。

SmartNews

ニュース取りまとめアプリは複数試したけど、オフライン運用に強くて操作性もいいのはこれ。

神社が好き

まさかの神社データベースアプリ。私みたいに神社を徘徊するのが好きな人間には必携。データベースは事前にダウンロードしてオフライン利用できるのも嬉しい。

Twonky Beam

BDレコーダー(Panasonic DIGA BMR-BRT230)に録画した地デジを見れれば便利だな、と思い。

とりあえずDIGA側のネットワーク設定をして、タブレットのTwonky Beamから「ホームネットワーク上のコンテンツを再生」でDIGA内の録画済み番組リストの取得ができた。
ここから再生するには、アプリ内購入でDTCP-IPプラグインが必要というので購入。
これで再生できんのかな、と思いきや、再生開始しても「再生できません。サポートされていないメディア化、無効なメディアです」とくる。
DR録画のものはダメ、と断りはあったんだけど、DRなんてひとつもないんだけどな。

では「外部機器コンテンツを持ち出し」から一旦タブレットにダウンロードしようとしても、すべての番組が「このコンテンツは持ち出しに対応しておりません。」とくる。
これはコピープロテクトがらみかな、と思って、DIGA側で持ち出し番組を作成するも、Twonky Beamの番組リストの「持ち出し番組」ページはコンテンツがないと主張する。
DIGAで持ち出し番組をSDカードに落として、それをMeMO Padに持ってきても、やはりコンテンツを見つけられない。

私は地デジにもAndroidにも理解がたりないので、何か見落としてるかもしれないけれど、何が悪いかさっぱりわからん状態。
有料アプリならストアで返金がきくのに、アプリ内購入だからどうにもならないな。

まだ未購入だけど、Media Link Playerのほうが良かったかな。
ただ、こちらでもDIGAのローエンド系では「ストリーミング再生はDIGA側で事前に作成した持ち出し番組だけ」という制限がかかっているようなので、Twonky Beamで再生できないのも、DIGA側のスペックか機能の問題かもしれない。
作成済み持ち出し番組がリストすら拾えないのは、Twonky Beamが怪しい気もするけれども。

アクセサリーなど

あまり色々取り付ける方ではないけど、保護フィルムくらいは貼ってもいいかと思い、しかしなくてもよいかと思ってるようなものなので安上がりに、ダイソーの「for iPad mini 防指紋画面保護フィルム」を貼ってみた。
MeMO Pad HD7には若干大きいので、貼り付けてからアートナイフではみ出しを落とした。ちょっと傷つけたけど別に中古で売る気とかないので気にしない。インカメラは元々入ってる切り欠きがちょうどフィットする。
貼ってみると、マット仕上げだから顔の映り込みなんかは気になりにくくなった。しかしマット仕上げなので、画面の解像度が下がったような見え方になってしまう。白が分光して虹色に見えもする。
まあ値段を思えばよく作ってるんじゃないかな。

充電ケーブルの問題


前々から、100円ショップなんかで買えるUSBケーブル見ながら「こんな雑なケーブルに5V-2Aとか通して大丈夫か」とよく思っていた。
とはいえ、せいぜい1Aでしか充電しないデバイスしか手元になく、とりあえずケーブルの抵抗が大きくて充電時間が伸びまくった、なんて問題は顕在化せず。

そこで、USB電圧/電流計を安く見つけて、ひとつ購入してみた。

MeMO Padの純正AC-USBアダプタは、5.2V-1.35A出力と本体に記載がある。
付属のUSBケーブルに、電流電圧計を挟んでみると、大体5V-1.2A程度の出力になっていた。

しかし、Kindle 3に付属していた、2mくらいあるながーいケーブルだと、0.8A程度しか出ない。
1mのやつも、フェライトコアまで入ったしっかりした感じの造りのやつでも、1.0Aとか。
50cm程度の短いケーブルだと大体よくて、1.2A出る。ほとんど長さ依存かもしれないなあ。
細いケーブルをリールに巻き取れるなんて乱暴なものは当然ダメで0.7A。たしか100円ショップもの。
充電専用にして、データ線をオミットした分太くてしっかりした銅線使ったようなものを使えば、ある程度長いケーブルでも充電が安定するかも。