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2013年5月18日土曜日

「フォトカノKiss」写真学習室 (雑記その4)

もはやゲーム内容よりフォトセッションのやり方ばっかり追い求めているので、記事タイトルを少し変更。
私が試行錯誤しながら撮影の手口を学習している話である。別に他人に学習してもらうほど私が上手いわけではない。



軛からの解放

ようやくBeautiful・Erotic・Duck評価総計の報酬が全部アンロックされたので、フォトセッションモードで数字目当てに撮影しなくてよくなった。
まあ、特に数字取りに行かなくても、全キャラ本編のLかHどっちかだけ見る程度で、すべてひと通り得られると思うけれど。(私は本編Lルート全キャラ終了時で、Eroticだけちょっと足りなかった)

そういうわけで、上品ぶったアート気取り写真を気兼ねなく撮りまくれるのだ。
必要はないにしても、足りない数字があるとついつい取りにいっちゃうからね。


ななめ構図

私は、どうもななめ構図が苦手。
理論というたら大層だけど、ななめにしちゃうと縦とか横とは常識が変わっちゃって、よくわからなくなる。

そんなわけで今回は、実原・舞衣ちゃん・室戸先輩の3人を写真部ルートで同時進行しつつ、ななめ構図の撮り方を考えてみた。



こんなん、単に傾いてるだけだよなあ。傾けて生じる効果がさっぱり見えない。


座りポーズを横から撮る時は、尻を下に持ってくることで安定感が出るかも。
こういう構図だけは前からたまに撮ってたな。太もものラインを水平にする、よりももう少しだけ倒すくらい。太もも水平でもいいかもしれない。


実原・花壇・ポールの影とで三角形をつくる。
ちょっと傾け足りなかったけど、三角形の頂点が写真のエッジを指してればよかったかも。


一点透視っぽい構図にして、消失点を画面隅近辺に持ってくると良さそう。
ただ、考えてみれば傾けなくてもできる構図ではあるなあ。傾けた方が遠近感強調される気がするけれど……


左上透視だとだいぶ違う感じ。
前の写真よりカメラを引いたけど、バックが天井・教室壁面・廊下の3分割になって、その分かれ方がいまひとつ曖昧かな。
一枚前は、2分割かつ下側が大きめで安定感がある。
こっちは、長辺を占めているのが上側だからか、かなり不安定感が出てるよう。


こんなのも、窓からの光が差し込んでる明るい部分が、三角形に画面下辺を支えつつ半分ちょっとを占めてる構図……と考えればいいかなあ。


校舎裏はどうにも背景が使いづらいが、こんな使い方はどうだろう。
全体で乙型になってるからか、あるいは短い線で本来の水平線を示せるからか、わりに好ましい傾け方になってる気がする。


これも校舎裏。縞模様のラインを角から角にしてみた。


これはそんなにおかしくないと思うけれど、どういう理屈をつけたらおかしくない理由がつくだろうか。(こんな撮り方したら大柄に見えるから嫌がられる、というのはさておき)
実原のシルエットを大まかに三角形と捉えて、下の辺が長めにとれていることと、三角形自体が倒れそうなところまでは傾いてないこと……くらいのもんかな。


あれこれ試してみたつもりが、ほとんど右上がりの傾きで人が右向きになってしまっていた。手癖やなあ。
実原ばっかりになったのは偶然。


意図しない傾き

実際のカメラでもしょっちゅうやらかすのだけど、まっすぐ撮ってるつもりが、少し傾いたまま撮影してしまうことがある。
撮ってる間にファインダーで見ててもわからんのに、後から見ると一発でわかるからたまらん。
いわゆる「水平を外す」というやつ。水平が水平になってない、垂直が垂直になってない。


こういう垂直の柱が連続しているような、幾何学的で整然としているところは、少しの傾きで不安定さが出てしまう。
そしてまた、こういうシーンは、部分に幻惑されて全体を外してしまいやすい。

このカットでは、室戸先輩の背中の後ろ、画面右端の柱を垂直に写している。
しかし、カメラが若干うつむき加減になっていた。よって、下が広くて上が狭くなるようにパースがついている。
なのに、右端の柱を垂直にしちゃってるということは、全体的に傾いていることになる。

垂直のハズのものを目印にするのはいい手ではあるけれど、カメラがうつ向き・仰向き方向に傾いていないことが条件になる。
しかし、微妙なうつ向き・仰向きに気づくのは困難。カンで水平・垂直を取るほうがまだ簡単なくらい。


こっちのカットは、ほぼ垂直が出ている。
カメラは若干仰向きになっていて、上が狭くなるようにパースがついている。
しかし、画面左右方向の中心部であれば、カメラが仰向けだろうがうつ向けだろうが、垂直なものが垂直に写る。
画面真ん中の垂直物は、目印にできる。
もっとも、ど真ん中に電柱があるとか、目印自体が不細工になってちゃ元も子もないけれど。

同じ理屈で、画面上下方向の中心部に、水平線とか水平なはずのものを入れて水平を取る、ということもできる。
画面上下端近くでは、あてにできない。本物の水平線や地平線であれば画面上下端でもいいのだけど、大抵の場合は建物とかの線になる。その場合、その建物に対してまっすぐに正対している時でないとだめ。
ただ、画面どまんなかを水平線が横切るのは、垂直線を横切らすよりも難しいと思う。


で、垂直だけ・水平だけ撮れていればいい場合も多いのだけど、こういうカットだと、水平も垂直もばっちり取れてないと不細工。
壁に対して、うつ向き・仰向き方向にも、右向き・左向き方向にも、一切ズレることなく完全にまっすぐ向いていないといけない。
それさえできれば、垂直と水平は画面端でも真ん中でも、見たまんま合わせればいいんだけど、それができないからなあ。

「壁にもたれて」のポーズは、引きで撮ろうとすると水平・垂直地獄に陥りやすい。
当たり前だ。壁に正対しなければならないのだから。


頑張ればまあ、かなり合わせ込むことはできるんだけど……。
運とカン以外にどうやりゃいいのかな。実物のカメラだったら水平器というものがあるけれど。


まあ、少々傾いても気になりにくいカットも多いんだけれど。
このカット、ちょっと左に傾いてるけど別にあんまり気にならない。


魅惑のサッカーゴール

たまたま気付いたけれど、サッカーゴールは背景材としてなかなか優秀かも。


パースきかせてよし。


パースを殺して規則的な模様として使ってもよし。


影も使えちゃう。

しかしほんとに実原ばっかりだな。偶然なんだけど……
舞衣ちゃんとはどうしても体育館での遭遇が増えちゃうけど、体育館は結構撮影が難しくて、どうにもいい絵が作りにくい。
半端な広さ、窓がないのに置いてるものは場所・大きさ・形ともよくなくて壁際が絵になりにくい、床に走る絵的に半端なライン、どうもこうも。

舞衣ちゃんとその他の小技


いや、撮ってはいるのだ。



「壁にもたれて」は基本的に難しいけれど、1年教室夕方は、黒板に当たる光が良い感じ。


校庭のベンチは、まっすぐ狙うとやけに粗いテクスチャの壁紙が背景に大写しになって格好が悪い。
夕方なら、ベンチ自体とその影を使う感じで。
夕方+サンセットカラーフィルタで色もいじってみる。


最初のポケモンってこんな感じの戦闘画面だったと思う。

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