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2013年8月8日木曜日

艦隊これくしょん 移動式鎮守府計画

ちまたで話題の艦隊これくしょん。
実は私もすでに提督でした。もうLv.72です。

チュートリアルで初めて建造して生まれた那珂ちゃんを贔屓にし続けていたら、今もうLv.84。
那珂ちゃんのレベルがもっと高い提督は他にも大勢いるはずですが、うちの場合は那珂ちゃんが突出して高く、次は神通のLv.70。川内・古鷹・加古・青葉とLv.60台後半で続きます。
激戦海域に挑むべき戦艦は伊勢のLv.50を筆頭に他は30~20台、正規空母は赤城のLv.60を筆頭に他は30台。
実戦に支障をきたしてまで那珂ちゃん偏重の艦隊運営。こんな忠実な那珂ちゃんファンはさすがに多くないはず。
多くの提督はことあるごとに「那珂ちゃんのファンやめます」と言ってるみたいなので、そろそろ那珂ちゃんのファンは私くらいしか残っていないことでしょう。



現在、艦これはPC用ゲームであって、スマートフォンなどからは遊べない。
あれこれするとAndroidなどからでも動いてしまうという話もあるのだけれど、あまり快適でないとも聞くし、運営からはサーバーへの負荷が上がるからやめてほしいとの話。

しかし、PCの小型軽量化も進んだ現在、艦これをプレイできるPC環境を外に持ち出すことも、特に難しくはない。
PC端末および通信端末、両面からモバイル艦これを実践してみた。


【成功例】 Lavie ZとL-02C・OCNモバイルエントリーd LTE 980


先日買ったばかりのVersaPro UltraLite Type-VG(面倒なので同等品のLavie Zと表記)に、docomoのXiデータ通信端末L-02Cを挿して、回線はOCNモバイルエントリーd LTE 980を利用する、という形。
ブラウザはchrome。Flashプラグインは内蔵のもの。

結論からいえば、これは全然問題なく、十分快適にプレイできた。
通信回線が200kbps制限になっている状態でも、やや起動時の読み込みが長くなる程度。
装備変更や遠征などはもちろん、出撃しても平気。


PCの方は最新のCore i7搭載PCだから、スペック不足はない。
バッテリーライフを重視した動作モードになっていたため、Flashのアニメーションがややゆっくり流れる程度。(これは電源を挿すか動作モードを変えると普通の速度になる)

ただ、かなり電池は減る。かなりCPU負荷が上がるから当然。
残り使用可能時間の表示が、艦これ起動中には待機中の半分くらいになってしまう。2倍くらいの消費電力になってしまっているよう。


回線のほうがボトルネックになるだろうか、と思ったが、LTEで通信できている間はもちろん快適。(OCNモバイルエントリーd LTE 980は、一日30MBまではLTEまたはFOMAハイスピードで通信でき、それ以上は200kbpsの速度制限)
200kbpsでも、前述のとおり大丈夫。

艦これのページを開いてGAME STARTをクリックし、ログインして操作できるようになるまで、通信量は約1.6MBだった。L-02Cの接続ソフトの通信量表示より。
200kbpsなら、(1.6*1024)/(200/8)で66秒ほど掛かる計算。体感的にも、待てないほど長い待ち時間ではなかった。
あくまでキャッシュにデータがあるときで、アップデート直後の長読み込みでははるかに通信量が増えるはずだけど、普段は大丈夫。アップデート後は自宅のLANで一度キャッシュを食っておこう。

操作ごとに通信はしているが、1回1回はごく少ない通信量。
戦闘などでも、メガバイト単位の通信は起こらない。

まったくもって、思ったより快適。


なお、OCNの速度制限時200kbpsは、低料金MVNOとしては速い部類。
また、制限かかってる状態でベンチマーク走らせたら、なぜか600kbpsくらい出ていた。
本当に制限以上出てしまっているか、あるいはできるだけ圧縮通信するようになっているとか、何かあるかもしれない。

他のMVNOの100kbpsなどでは、どうなるかわからない。
単に待ち時間が伸びるだけかもしれないし、読み込み時間がかかりすぎて通信タイムアウトになるかもしれない。


データ通信端末のL-02Cは、直接USBに挿すタイプ。
L-02Cは通販で3000円ちょっとで買えるので、たくさん機器を使いたいのでなければ安上がり。
なお、L-02CのSIMカードは標準サイズ。PS Vitaと同じ。


【失敗例】 Windows 7ケータイ F-07C


Windows 7が動くPCとしては最も小さいものであろう、富士通F-07C。
最も小さいだけにスペックも極めて低く、Atom Z650 (1.2GHzを600MHzに制限)、メモリー1GB。
これで艦これが動けば、最も小さい公式艦これ動作環境ということになるのだが。

この超低スペックでは、そもそも起動することができなかった。
艦これのページにアクセスしても、Flashを読み込もうとしているらしいCPU使用率の増加は見られたものの、真っ白のまま。
ある方法でクロック600MHz制限を外し、1.2GHzまで上げてみたのだけど、状況は特に変わらず。
CPUも遅ければメモリーも足りない、SSDも遅いもの……と、正直どこがボトルネックかもよくわからない。

もしかすると何らかの起動方法があったかもしれないが、私は諦めてしまった。
起動してしまえば、FOMAハイスピードでの通信はできるから、回線側の不足はなかったと思うんだけど。
ちなみに、SIMカードはOCNモバイルでも通信可能。


【参考例】 ネットブック程度の環境でのプレイ (VIA Nano L2200)


艦これは、たかだかブラウザゲームといっても、なんでも動くというほど軽いものではないようだ。
少し前に流行した、Atom搭載のネットブックなどではかなり苦しい、と聞く。

ネットブックは持ち合わせていないが、ちょうど我が家のファイルサーバは、CPUがVIA Nano L2200と、初期のネットブック用Atom (N270とか)とあまり変わらないくらいのものを積んでいる。
これで試しに艦これを起動してみると、まあ起動はするのだが、動作はかなりガクガクしていて操作レスポンスも悪く、快適とはとても言えない。


まとめ

通信回線には、それほどシビアではなさそう。
不安定なのはまずいが、速度はそれほど問題でない。
多分スマホのテザリングとかでも足りるかと思う。WiMAXまで持ち出せば万全と思う。

一方、ノートPCのマシンパワーにはある程度余裕が欲しい。
Core 2 Duo世代なら十分と思う。Pentium Mまで遡るとつらそうな気がする。
Atomは、最新型のZ2760とかでなければ、ちと辛いかもしれない。

Surface RTで動くという話だけど、快適に動くのかな。
快適だったら、今外で艦これをやるためには安くて手軽な端末ということになるけれど。

また、電池の減りはかなり激しくなる。
電源のある所でプレイするのでなければ、バッテリーライフが十分あるPCが好ましい。

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