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2012年4月1日日曜日

南海本線和歌山大学前駅開業 w/ Easyshare Mini

今日、46年ぶりの南海本線新駅が開業ということで、珍しいことだから見物にいってきた。

ちょっと早めに、しかし早すぎない10時前くらいを狙おう、と思って行ったら、10時から開業セレモニーをやるとかで、鉄道ファンが大勢。
とはいえ、別に身動きできないほどの人ごみとか、そんなわけではない。開業より廃業のほうが混むのだろうか。
記念入場券は売り切れていた。残念。




和歌山大学、かつては受験を考えたこともあったところだが、どうにも通いづらい場所にある。
そんなわけで、昭和59年からずっと駅の請願があったのだけども、山の谷間を蛇行してるような線形などもあって難しいと、なかなか設置に至らなかった。

しかしこの近くに学園城郭都市・ふじと台というラノベみたいなニュータウンが開発された。
そのニュータウンの開発会社と、国と、和歌山県・和歌山市がそれぞれ1/3くらいずつ出しあって、新駅設置費用30億円を用立てて新設と相成ったとのこと。(Wikipediaより)

学園城郭都市、城郭のように出入りできる場所を制限し、今のところ国道26号線からの1ヶ所、駅からの1ヶ所しか出入りするところがないみたい。(歩行者なら和歌山大学を通り抜けて南に抜けることもできるだろうけれど)
しかしなんだ……語弊があるかもしれないが、アメリカなんかの治安が悪い所では、余所者を入れないように街自体を塀で囲うようなことをしてたりするそうだけど、そういうコンセプトの街なんだろうか。
日本の監視社会化は着々と進む。


東口から線路のある方

東口はタクシー乗り場と和大行きバスのりばなど
東側には駅ビル開発中。結構賑やかにモールを作るようだ。
東口を見る。右手の山は削ってるところだが、何か造るのだろうか。
西口。
西口を外から。バスターミナルや駐車場などがある。
なんとりんくうタウンまで路線バスが設定されていた。

ここから、せっかくなので紀ノ川駅までぶらぶら散歩してきたが、ノープランだったので通った場所がイマイチ良くなかったか、あんまりこれというものには遭遇せず。


栄谷諏訪神社、という、鳥居もない小さな神社があった。
鳥居はないけど由緒書きはしっかりあって、かつてこの近く、栄谷宮ノ前というところに諏訪大社から勧進してきた分社の諏訪神社があった。
しかし明治43年に、西の方にある大年神社に合祀されて廃絶になった。
昭和57年、篤志家が再建を発願して、私財を投じて神域を整備、社殿を建てた。そして諏訪大社から再び勧請を受けて、再建を果たした。