新blogできています

このblogは、現在更新を停止しています。 新しい記事は新blogに追加されます。

2014年12月27日土曜日

SOURSとフェットチーネグミのジン漬け

さて、前回の記事の続き。

hariboグミをウィスキーに漬け込むと美味い、という噂を実行したら、ほんとに美味かった。
しかし、hariboは少し入手性に難があるので(よく見たらファミリーマートで売ってたけど)、何か国産のグミで代用できないか、と思った。
そこで、すぐ手に入ったところのハード系国産グミである、SOURS・ミックスジュース味(ノーベル製菓)フェットチーネグミ・イタリアンレモンライム味(ブルボン)を、ドイツジン(シュタインヘーガー・シュリヒテ)に漬け込んでみた。

漬けてすぐ風邪で寝込んで、約一週間ほど酒のんでもまったく美味くない状態が続いていたのだが、ようやく回復してきて、漬物を取り出してみた。





で、仕上がりはというと。
hariboでやると、元々ほぼ不透明で固いグミが、きれいな透明のぷるぷるしたソフトグミになる、という見た目のインパクトがあったのだが、こいつらはそれほどでもない。透明にはならなかった。

SOURSとフェットチーネを区別しづらいが、手前の不規則にちぎれているのがフェットチーネ、奥のきれいな直方体を保っているのがSOURS。

まずSOURSの方はというと、やや酒の吸い具合がよくないようだ。
hariboだと四日でほぼ完全に吸いきっていたようだが、SOURSは一週間でもなお奥まで吸いきれないようで、芯が残るような仕上がり。
しかしながら、グミっぽい食感を残しつつそれなりに酒を吸ってもいる、と思えば、結構悪くない。元のSOURSの味もかなり残るので、強い酒が苦手でも食べやすいかも。

一方、フェットチーネの方は逆に、吸い過ぎるくらい酒を吸う。
写真ではあまりわからないが、見た目もかなり透明度が上がっている。hariboほどきれいな透明にならないのは、表面につけられている酸味パウダーが溶けつつも表面に残っているせいだと思う。
元々あれだけ固いグミなのに、自重で千切れるくらいやわらかくなっている。
食べるとやはり、かなり蒸留酒の強いあたりがある。アルコール感がガツンとくるので、普段からウィスキーをロックでやるような人でないと、苦手に感じるかも。
フェットチーネグミはレモン味で、これはそのまま食べるとかなり酸っぱいのだが、酸味はかなり飛んでしまっていた。ジンに甘酸っぱさが足されるくらいの味。

どっちもそれなりに面白い食べ物になっていたけど、一応今回は、SOURSが良かったように思えた。
フェットチーネで一週間は漬けすぎっぽい。もっと浅漬でよかった。


今回は使った酒がジンだったのだけど、ジンは元々かなり薬臭いものなので、甘いグミキャンディーと合わせるのはあまり良くなかったかも。ちょっと、ジン特有の苦いような辛いような味がくる感じがあった。
ハリボーで使ったハイニッカのような甘いウィスキーか、あるいはラム酒あたりがいいかなあ……