最近、電子ブックリーダーの旧機種が投げ売りされているので、買いたくなる人もいるかと思う。
私はかれこれ3年半に渡って、主力機だけで3機種4台使ってきたので、その間に得た知見をここにメモしておく。
私はかれこれ3年半に渡って、主力機だけで3機種4台使ってきたので、その間に得た知見をここにメモしておく。
電子ペーパーについて
電子書籍リーダーには、普通にカラー液晶を使ったものと、E Inkとか電子ペーパーとかいわれるモノクロのパネルを使ったものがある。「本を読む」ということをちゃんとしたいのなら、液晶ではなく電子ペーパー推奨。
読書家が、「読もうと思ったら電池切れ」なんて許容できるわけがないけど、電子ペーパーならほぼ電池切れは発生しない。バッテリーライフのスパンが日や週じゃなくて月に届く。
また、発光していないから見た目がかなり紙に近く、目が疲れにくい。
暗いと見えないが、紙が読める明かりがあれば読める。
電子ペーパー機は軽い機種が多いので、片手持ちで読むのも楽。
紙と違って大量に持ち歩いても重さが変わらないのも大きい。
また、「軽い」「電池持つ」「疲れない」という特性はもうかなり前から完成しているので、端末がモデルチェンジしてもそれほど大きな性能・機能差がない。
だから、投げ売りの旧機種でも不足は感じにくいと思う。不足なら新機種にしても解決しない。
短所として、モノクロかつ応答時間が非常に長いので、動画はおろかブラウジングすら苦しい。
WiFiとブラウザがある機種は多いけど、結局読書以外のことには使うのが困難。やっぱり読書しない、となるともう他に使い道なし。
また、大判の電子ブックを拡大&スクロールで見る、というのも辛い。
雑誌とか読むなら、10型くらいのAndroidタブレットでも調達する方がいい。
各ストアについて
電子ブックストアもいろいろあるが、2014年に至って、ここまで売れ行きに差がついてるそうな。特にKindleユーザーにだけ売れる本とは思えないので、利用者の差がそれくらいあるんだろうなあ。
KoboにせよReaderにせよ、ストアが潰れる事態は十分ありえる。
特に北米のReader Storeは撤退したので、日本も時間の問題かも。
自炊するならストアなんてなくてもいいけど、自炊しないで使い続けるならKindleにせざるを得ない。
Reader Store
2年以上利用しているけど、別にラインナップが壊滅的に悪いとか、そういうことはない。今でもちゃんと新刊は追加され続けている。「新着リスト」のページがあって、それに週一で目を通せる程度の数ではあるんだけど。
ただ、紙とほぼ同時に発売するようなものは少ない。
また、講談社学術文庫とかちくま学芸文庫とか、そういう方面のレーベルはだいぶ弱い。読書の方向性にもよるだろうけど、読書家の要求を満たしきれないかも。
最大の難点は、買った本をPCで見る手段がないこと。
Android用のアプリが出てるので、スマホやタブレットは可。PlayStation Vitaでも行けるが、これは書籍の側が対応しないといけないので、何でもいけるわけではない。
……と思ってたら、近々PCで読むのにも対応するようだ。
割引も時々あって、ポイントバック増量とか、続き物の1巻だけ期間限定で無料とか、そういうのが多い。
Rakuten Koboストア
端末を買って間がないので、Koboのストアはまだ使い込んでないからほぼ第一印象。聞いた話だと、かなり割引が激しいとか。
とりあえず、購入・登録翌日に1冊無料クーポンが来た。まあ1冊めサービスはReaderにもあった気がするから、とりあえずこれは標準的なところか。
その無料クーポンを使うべくアクセスしたのだけど、なんかカテゴリー分けが無茶苦茶。
「『資本論』を読む」という本が語学学習カテゴリーで、その語学学習カテゴリーのその他サブカテゴリーに、ディズニー本からブルーバックスからスピリチュアル本から何でも入っている。
「科学・医学・技術」というカテゴリーがあるのに、そこにブルーバックスじゃなくてスピリチュアル本とかエセ科学健康本とかが入っている。
また、「紙をスキャンしただけのものだから、文字サイズ変更とか辞書引いたりとかできません」と書いてある書籍も、ブルーバックスに多数あった。
この手抜きをされると、Kobo Touchじゃもう事実上読むのが無理に近い。文字が小さくなりすぎる。
そういえばReaderでブルーバックスを買った時もそんなのがあったけど、講談社がそうしてるのだろうか。
書籍管理ソフトウェアについて
KoboにせよReaderにせよ、書籍の購入は、WiFiから端末側で直接行うか、ネットに繋がったPCで購入して専用のソフトウェアで転送するか、どちらかになる。Readerの転送ソフト「eBook Transfer for Reader」が、どうも結構ポンコツ。
- フォルダにあるPDFファイルをeBook Transfer経由でReaderに移動しようとして、何らかの理由で失敗すると、移動できていないのに移動元ファイルが削除される。ゴミ箱に入ってるからまだしも、いささか非常識な動作。
- 先に転送先の本体またはSDカードを一度開いてファイルリストを読み込ませておかないと、転送失敗になるみたい。
- たまに、eBook TransferのタスクがCPUを1コア使いきった状態でハングアップしていることがある。多分ネットワーク回線が切れた時に起こってると思う。ノートPCを外で使ってる時に起こると、バッテリーがどんどん食われる。気付いても正規の対処法があるでもなく、タスクマネージャーで殺すしかない。
- Reader端末側には「ダウンロードした本をSDカードに保存する」という設定があるが、おそらくReader自体でWiFi経由でストアに行って購入する場合のみ有効。PCで書籍を購入してeBook Transfer経由でReaderに落とすと、無視して本体側に行く。コミックを多めに行くと本体メモリーは案外すぐ埋まるので、結構困る。
と、かなり非常識な動作が見られる。
転送とファームウェアアップデートくらいしか機能がないシンプルなもののはずなのに、どうも色々変なところがある。
「Reader Storeからの購入は本体で直接やる」「自炊本はエクスプローラーで直接コピーする」という運用でeBook Transferを使わないこともできる。
ただ、Reader Storeを使うのはPCの方がはるかに使いやすい。
自炊のみで使うなら、eBook Transferは切ってしまうのがいいと思う。ファームウェアアップデートは単独のアップデーターも配布されてるので。
転送とファームウェアアップデートくらいしか機能がないシンプルなもののはずなのに、どうも色々変なところがある。
「Reader Storeからの購入は本体で直接やる」「自炊本はエクスプローラーで直接コピーする」という運用でeBook Transferを使わないこともできる。
ただ、Reader Storeを使うのはPCの方がはるかに使いやすい。
自炊のみで使うなら、eBook Transferは切ってしまうのがいいと思う。ファームウェアアップデートは単独のアップデーターも配布されてるので。
端末メモ
故障するまで使ったものは、どんな状態で故障したかも記載する。
1年ちょっとで壊れるケースが多いけど、私はもう毎日使わない日はなく使用時間も長く、いちいちケースをつけたりとかもせず、しばしば風呂に持ち込んだり、時には落としたりと、かなり酷使している。
一応、E Ink端末の本体は軽量なので、落下一発で即死したようなケースはない。その点ではスマホなんかより強いと思う。落下以外にはあまり強くなさそうでもあるけれど。
amazon Kindle 3
2010年12月、北米amazonから購入。2012年5月ごろに壊れるまで使用。
使っているうちに内部でネジが脱落し、それがショートしてハングアップする事態が発生。
筐体の隙間に細いものを突っ込むと隙間を作れてしまうので、そこからネジを落とし出して対処。
しかし異常動作が出始め、だましだまし使い続けたら突然、E Ink画面の更新が一切行えなくなって処置なしの状態に。
○
- ページ送りボタンが本体左右にあり。
- 物理フルキーボードつきで、ストアに直接アクセスしたりすると便利。
- 内蔵メモリがReaderより多く4GB、ユーザー空間3GB。
- 入っているMP3ファイルを順に再生するだけのシンプルさながら、音楽再生アリ。
- メッキとか塗装金属パーツとかがないフル樹脂なので、見た目が劣化しにくかった。
×
- 筐体がプラスチックで剛性が低く、ちょっとひねるとよじれる。ジーンズのポケットに突っ込んで座ったりすると、筐体が開くべきでないところから開いたりする。ネジが落ちたのも最終的に壊れたのも、剛性不足が原因なような。
- ページ送りボタンが側面ではなく前面から押す形で、手が大きくないと使いにくいかも。私は、「6インチタブレットを片手でわしづかみ」をごく自然にやってしまう手のサイズなので、私が平気でも参考にならん。
- WiFi周りが変な感じで、なぜか設定がうまく行かずつながらないこと多々。
- microSDカード入れられない。
- そもそもこれの旧機種を安く買える機会あるだろうか。
SONY Reader PRS-T1
2012年5月、ソニーストア直販で購入。これは1年半ほど使って壊れなかったが、友人に譲った。
バッグに入れていたら何か画面に硬いものを強く押し付けてしまったのか、常時黒にしかならない大きな点がついてしまっていた。
また、ボタン類の銀メッキが剥げてきていた。
○
- 後のモデルより元値が高いだけあって、筐体がかっちりしている。使い方は変えてないのにこれは壊れなかったから、やはり他のものよりタフだと思われる。
- ボタンのメッキが剥げたといっても、1年近く使ってからのこと。私はKindle 3からの習慣で、タッチじゃなくボタンでページ送りをしていたから、何万回と押されていた。十分タフなメッキと思う。
- 音楽再生機能ありで、プレイヤーがAndroidのあれ。Kindle 3のあまりにもオマケすぎる機能よりはまとも。
- microSDカードを挿せるので、大量の漫画を一気に持ち歩いたりも可能。
- 2011年のモデルとしてはページの書き換えが速い。
- プロテクター入りポーチとかスタイラスも付属していて、後継機より豪華。後継機やPRS-350はUSBケーブルだけ。
×
- 2万円で買う→2ヶ月後にKobo Touch発売7980円→対抗して14800円に値引き→さらに2ヶ月後にPRS-T2発売9980円という私の間の悪さ。
- ページ送りボタンの位置が正面下部で、片手持ちしてボタンを押すにはどう持てばいいかわからない。いや、私のでかい手なら、わしづかみにして親指が届くけれども……
- スリープしたら音楽再生が止まるまさかの仕様。読んでいる間のBGMにはなっても、音楽プレイヤーの代わりにはならない。
- どうも全般的に動作がもっさりしたところがあり、たまに悩んで数秒無反応になるようなことも。AndroidベースのReaderは全部そう。
- ボタンのメッキがはげるとカッコ悪い。引っかき傷とかついたらそこから広がるから注意。
- PRS-T3Sの768x1024画面を見てからだと、600x800の画面ではやや荒い。ストアで購入したコミックは特に、リサンプルのせいもあってか、ジャギーが目立つ場合あり。
- 2011年時点でKoboよりページ書き換えが早かったが、後に出たKobo(多分glo)がずいぶん高速化していて驚いたことが。
- 別にT1に限ったことじゃないけれど、読む本を選ぶ本棚ページのインターフェースがあんまり良くなくて、大量の本が入ってると選ぶのが大変すぎる。一覧性も選択性も悪い。せいぜい50冊くらいにしないと……
- プロテクターポーチ、寸法が本当にギリギリだから出し入れしづらくって使えない。
SONY Reader PRS-350
2013年11月ごろ、1980円で投げ売りしてたのを購入。
しかし大して使わないうちに水没事故を起こした。
○
- この世代はAndroidベースじゃないのだけど、少なくとも操作への反応は後のAndroidモデルより機敏だった印象。
- 一回り小さい5型の画面も、解像度は600x800でPRS-T1と同じだし、漫画以外ではそれほど苦にならない。むしろ持ちやすいか。
- 本体にスタイラスペンを内蔵できる。手書きメモとかで嬉しい。
- 古いから心配したページ書き換え速度も、T1よりは遅いが不便なほどとは思わなかった。
- これも廉価モデルとはいえ元値が高いので、筐体はしっかりしている。見た目もなかなか洒落ているように思えた。
×
- eBook Transfer for Readerで認識させると、中にある書籍の確認がやけに遅かった。
- 漫画を読むときには、ちょっと画面が小さくて見づらい。
- ボタンの位置が悪いのも同じ。
- WiFiがないのでブラウザなども当然なく、PCから本を転送してそれを読む以外には使えない。
- メモリーカードも入らない。
SONY Reader PRS-T3S
2013年12月に、PRS-T1の画面を傷つけてしまったのが気になって、ソニーストア直販で購入。
新品買うなら実売価格に大差ないし、3年ワイド保証がキャンペーンでついたので。
ワイド保証だと、水没や落下などの故障も対象になる。使用頻度高いほど起こってしまう事故だから、付けておいたほうがいいと思う。
修理について
2013年4月ごろから不調に陥って、6月に耐えかねて修理に。
出先で読むに耐えないほど不調が悪化し、たまたま梅田近くを通っていたから本体ひとつ持ってソニーストアの窓口に行った。
今保証書持ってないけど直販で買ったものだし、保証情報を確認できるかと聞いてみたら、シリアルナンバーから可とのこと。
そもそもPRS-T3Sは3年保証だったから、まだ保証切れの個体は存在しないんだけど、私のはワイド保証に入っていることも見てくれた。
それからワイド保証なら消耗品以外だいたい何でも大丈夫、といった説明を受けて、データは消えても良いという確認書にサインして、その場で預けてきた。
10日くらいは見込んでほしい、症状確認できなかったら連絡するかも、といった話もあったが、実際は二日で確認され、新品交換で対応となった。
修理に出す時気づいたが、本体裏面側カドに大きなアタリがあったから、多分どこかぶつけるか落としたかしたかも。
手元での症状は、電源が不規則にON/OFFしたり、フリーズしてOSから再起動の頻発。
ソニー側で確認した症状は、ホームボタンに反応しないことがある、処理待ちの頻発、PC接続時すぐに切断される、などとあった。
特に打撃が原因というような話はなく、通常保証の対象かワイド保証の対象かも不明。
サービスの対応は上の通りで、まったく良かった。
ただ一点だけ、交換対応だから本体のシリアルナンバーが変わってるんだけど、Reader Storeでのアカウントと旧本体との機器認証が解除されずに残ってしまった。
自分では認証解除できず、結局サポートに連絡し、認証IDを伝えて解除してくれと依頼する必要があった。これだけは修理時にやっておいてほしかったな。
○
- 画面が高解像度化されている。初めて見た時は大差なく思えたけど、たまに旧機種を触るとずいぶん荒く見える。
- PRS-T2から導入されていたEvernote連携、使うと便利らしい。私は使ってないけど。
- WiFiあり、microSD対応。
- 大差ではないけどT1より小型軽量になっていて、久しぶりにT1を持つと枠が大きく感じる。
- T1についてたプロテクターポーチを流用すると、やや小型化しているおかげで使いやすい。
×
- どうもT1に比べるとヤワな筐体になった印象。値段が半分になってるとはいえ。
- 少なくともボタン類のメッキはやたらと弱くて、3ヶ月と使わないうちにハゲた。
- ボタンの形が<とか>とかなのは、ちょっと指が痛い。位置が悪いのも変わらずで、場所的に爪を引っ掛けるみたいに押してしまい、そしてますますメッキが剥げる。
- Androidがどうも鈍いのは同じ。本棚のページ送りとか、もうすこし早くならんものか。
- PRS-T1にあった音楽再生機能はカットされた。(T2にもない)
- 画面以外はPRS-T2から大きな向上がない。そもそもT2がT1に比べて機能を削ったもので、T2のマイナーチェンジがT3。機能・性能・品質とも一番力が入ってたのはT1じゃないかな。
Kobo Touch
2014年6月に、1480円と投げ売りだったから買ってみた。ちょうどPRS-T3Sの修理中で、自炊を読めるE Ink端末ならなんでもいいから予備機がほしい、と思って。
まだあんまり使ってないので少しだけ。
○
- 内蔵ソフトウェアに、例えば一晩中読書してたら解除されるとか、Xbox 360の「実績」みたいな機能がある。些細な事だけど遊び心が嬉しい。
- 自炊を表示する時、パネルの600x800ピクセルをフルに使って表示できる。ChainLPで.cbz形式を使うとそうなる。
他の機種だと、ページ数とか情報表示のために画面の一部が予約されて、そして表示域が小さくなりがち。些細だけど大きなアドバンテージ。
なお、PDFだとKoboもページ数表示で下50ピクセル分予約される。 - ページ書き換えは、かつて店頭展示を見た時は酷く遅く感じたが、ファームウェアアップデートか何かである程度高速化されたようだ。
- WiFi, microSDスロットあり。
×
- Readerより重い。
- カバーのないmicroSDスロットが本体側面に口を開けている。
- USBコネクターがなぜか裏返し。
- ページ送りボタンなし。タッチによるページ送りも、画面右側・左側をタップするか、左右へのスワイプどちらでも行えるようになってるせいで、誤認識されて逆に行くことがある。
- やり方によるかもしれないが、.cbz形式の自炊ファイルは横書き扱いで読み込まれ、ページ送りが感覚と逆になってしまう。
- ストアから買うと違うかもしれないが、自炊本はなんだか表示品質が悪い。少なくとも、カラー画像から16階調グレースケールに落とす処理は確実に悪くて、マンガのカラーページとかがダメ。
SHARP GALAPAGOS EB-W51GJ
2013年に8000円くらいで売ってたので、Androidタブレット欲しかったので購入。これは液晶端末で、E Inkではない。
○
- アップデートでAndroid化できるので、本を読まなくなっても大丈夫。
- アプリを入れればReaderでもKindleでも好きなストアの本が読める。もちろんカラーだから、ReaderやPaperwhiteでは見られないカラー書籍もOK。E Ink主力の電子ブックユーザーでも、カラー対応のAndroid端末はひとつ欲しい。
- 今は異常にでかいスマホがあるが、当時は片手で読書ができる6型前後のAndroid端末はあまり多くはなかったはず。
×
- いかなSHARPといえど液晶でじっくり本を読むのは辛い。Readerアプリからカラー版ToLoveるダークネスをネタで買って笑って終わってしまった。
- まあAndroid 2.3じゃ古くさいので、いまさら探して買うようなものではない。
- 私だけの話だけど、そもそもAndroidのGoogleアカウント認証で躓き、さらにタッチパネルがいかに思ったことをちゃんと実行しないかを痛感させられ、スマホなんて買わないと決心させてくれた。
- Readerよりは重い。電池切れる。
まあ、現在なら「たまにカラーの書籍だけ読みたい」というならスマホにアプリ入れればよいから、ことさら6型タブレットを買い足す必要もない。
「カラーかつ大判の雑誌も読みたい」となると、6型じゃなく10型くらいのタブレットでないと読んでられない。