どうもAllegrettoは、良いという人と悪いという人とが極端なイメージ。
京セラとかリコーとかフジフィルムのOEMらしいモデルも結構あるし、良い人が良いといってそうなAllegrettoというと、まあ東芝が自分で作ったっぽいM4あたりを見るのがいいかな、と。
Sora T10を以前使ったけれど、あれは、なんか微妙にいまいちなタッチパネルインターフェースと、単焦点なのに妙に起動が遅いとか、良いイメージが造られるカメラとは感じらなかったけれど。
M4は1999年モデルの単焦点200万画素機で、競合するのはどのへんだろう。
オリンパスC-21はもうちょっと格上に思えるし、ニコンCOOLPIX 700とか三洋DSC-SX150とかフジFinePix 2700とかあたりかな。
適当に。
撮ってて疑問だったんだけど、露出補正どうすればいいのかわからない。
今触っていてもわからない。十字キー左右は無反応、メニューにもない。
電源スイッチはモードダイヤルが兼ねてる形。
カメラマークに合わせると起動するが、となりにMがついたカメラマークがある。
で、昔のFinePixのようにオートモードとマニュアルモードがあるタイプかと思えば、どうもオートモードとマニュアルモードに動作の違いが見られない。
東芝のプレスリリースでは、マニュアルモードで露出補正やらAFエリア選択やらできるとある。もしかしたら、ダイヤルが壊れていてマニュアルモードに入れていない?
四天王寺の庚申堂。
ちょっと空が入ってると素直にちょいアンダーになって、色乗りが良くなる気がする。
ラティチュードが広い感じではないか。まあこんなの大抵のコンパクトデジカメじゃ辛いけれど。
庚申堂と四天王寺の間にある超願寺という真宗の寺に、浄瑠璃中興の祖・竹本義太夫の墓がある。
超願寺自体も聖徳太子の建立というから、相当な歴史はあるようだ。
近隣で火災が連発して、太子の下さった経論・仏舎利を納める三重塔が燃えそうで不安だからと土で塗り込めてしまい、それがもとで寺の山号は土塔山になり、このあたりの村の名前も土塔村になったそう。
道を渡ればすぐ四天王寺の南大門。
たまに古本市をやるので、その時に来たことはあるのだけど。なにもないときに来るのは久しぶり。
四天王寺は日本で始めての仏教寺院であるので、ほかの寺のように真宗だ天台宗だとは名乗らずに、日本の仏教の総本山として「和宗」となっている。
まあそうなったのは戦後で、その前は天台宗だったようだけれども。
それから難波方面に歩いて行くと、途中で清水寺という寺にぶつかった。
これも和宗の寺で、別にシミズ寺と読んだりもせず、京都と同じく清水寺。あの舞台作りを真似て建てたそう。
大阪市内唯一の、天然の滝がある。玉出の滝というそう。
ちょろちょろ垂れてる程度の水量ではあるけれど、大阪市では最大水量を誇る滝といっていい。
Allegretto M4は、発売時点でのウリは、2秒の起動と、撮影間隔1秒という速さだったよう。
確かに、使ってるとかなり軽快に撮影はできた。20世紀のカメラは、起動6秒・撮影後の記録時間5秒とか、そういうのも結構あったもんで。
画質は、ふつう。
ちょっと地味な色ではあるけれど、そんなにおかしな露出弾くわけでもないし、ホワイトバランスも意外とまとも。電器メーカーのカメラって、露出とAWBは酷いの多いものだけれど。
際立ってレンズの良いカメラほどじゃないけれど、単焦点ということもあってか、悪い感じではない。開放だと四隅がやや甘いのと、換算40mmでF3.2と抑え目のスペックではあるけれど。
本体天面にモノクロサブ液晶があり、電源オフ時は時計が出る。
スイッチを入れると、電池インジケーター・残り撮影枚数・ストロボモード・画質モード・セルフタイマー・マクロモードの表示がある。なんとバックライトもある。
そこまで贅沢をしているなら、いっそ光学ファインダーでの撮影をメインにしてくれてもいいと思うが、起動すると液晶オンで固定のようだ。
アルミダイキャストのボディといい、高い値段をつけても許された時代らしいお金の掛かり方はしている。各部の質感も上等だ。
電池はフジのNP-60と同じもので、まあ、ゴロゴロ手に入るようなブツ。
スマートメディアなのが難で、64MBにはファームアップが必要。最高画質で一枚900KBくらいになるので、32MBだとちょっと不安がある。
発売当時に、スナップ用カメラとして使うなら、かなり良いチョイスではあったかも。
オリンパスC-21は、ストロボモードが記憶されないでオートに戻る難点があったし。その代わり画質良かったけれど。
三洋DSC-SX150は、超高速連写とか芸はあるけど電池が持たない。
マニュアルモードで「十字キー」の真ん中を押すと、メニューが出ます。そこで露出補正を選んで調整できます。
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